初恋小説一覧

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伯爵令嬢のエリーは公爵令嬢である従姉のもとで侍女として働いている。
そんなエリーは、幼い頃からの想い人を忘れることができずに初恋を拗らせていた。
この想いが報われないことなど昔からわかっていたのに。
どんなに好きでも、叶わぬ恋は苦しいだけ。そんな思いから、エリーはついに初恋を手放す決心をした。
そんな矢先、離れて暮らす祖母が体調を崩したとの報せが届く。従姉からの後押しもあり、エリーは大好きな祖母のいる領地へと急いで向かった。
傷ついた心を癒しながらも、今は祖母と領地のために前に進もうと決意するが、長年持ち続けた想いはなかなか手放せるものではなくて......。
※【完結】『ルイーズの献身~世話焼き令嬢は婚約者に見切りをつけて完璧侍女を目指します!~』のスピンオフです。本編の女学院卒業後の話になります。
※単独でもご覧いただけるように書いています。
※他サイトでも公開しています。
文字数 74,196
最終更新日 2025.05.31
登録日 2024.12.26
伯爵家の令嬢・リシェルは、侯爵家のアルベルトに密かに想いを寄せていた。
けれど彼が選んだのはリシェルではなく、双子の姉・オリヴィアだった。
二人は夫婦となり、誰もが羨むような幸福な日々を過ごしていたが――それは五年ももたず、儚く終わりを迎えてしまう。
オリヴィアが心臓の病でこの世を去ったのだ。
その日を堺にアルベルトの心は壊れ、最愛の妻の幻を追い続けるようになる。
そんな彼を守るために。
そして侯爵家の未来と、両親の願いのために。
リシェルは自分を捨て、“姉のふり”をして生きる道を選ぶ。
けれど、どれほど傍にいても、どれほど尽くしても、彼の瞳に映るのはいつだって“オリヴィア”だった。
その現実が、彼女の心を静かに蝕んでゆく。
遂に限界を越えたリシェルは、自ら命を絶つことに決める。
短剣を手に、過去を振り返るリシェル。
そしていよいよ切っ先を突き刺そうとした、その瞬間――。
文字数 33,760
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.14
幼馴染みのカップル・萌と周は、小学生の頃に剣道教室で出逢った。
大柄で強い周だが萌に剣道で勝てたことがなく、萌は少し彼のことを侮っている。
ラブラブな空気の薄い二人だが、社会人になり結婚も考え出す年頃に。
夜もサラッとしている周へ、萌は思い切って深い話をしてみることに…。
(37話+9話)
*性描写あります。
*熊倉4兄弟の三男くんの話です。長男・猛『303号室の熊さん〜純情巨漢は私の救世主でした〜』が公開されてますが、こちら未読でも差し支えありません。
*キャラクター画像は、自作原画をAI出力し編集したものです。
文字数 1,859
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.31
夢を諦め、心を閉ざして不貞腐れて生きていた大学2年の春。大学で1番レベルのモサいモブ男の俺の前に現れたのは、九州の島育ちのアイツ。今年の1年生の中で1番の注目株だ。アイツの人違いで初対面だというのに、友達扱いされ、俺に対して恋愛感情があるのか?と周囲から思われる程に懐かれて…。気付けばあっという間に学内のヒエラルキーのトップ集団にいるアイツと学内最底辺の俺。
俺はひっそりと静かに大学生活を送りたいから、日本人なら俺の言動を見て感じ取れるであろう「関わるな」「放っといてくれ」オーラというかメッセージを醸しているのに、アイツには全く通じず。
え?何?九州って外国なのか⁇どうすれば伝わるの⁇
毎日ウンザリしつつも、学内底辺モブの俺に拒否権も人権もあるはずも無く…。
次第に大学の全員、学生も教授もスタッフまでが俺とアイツのBLネタで楽しみ、嗤い、応援したりする始末…
ブチ切れそうなのを堪えながら、全く俺の手に負えない、予測が出来ない、天真爛漫、ド天然のアイツとの日々…
漫研サークルの腐り散らかしてる連中…もとい、BL愛好家の方々が勝手に実況解説している通り、俺はアイツのピュアさに触れて生まれ変わって初恋を知る事になる?バカか!なる訳無えだろ⁈
ヒエラルキートップにいるアイドルの様なカワイイ系イケメンのアイツと学内1モサいモブ男の俺が恋に落ちる?ピュアな純愛で⁇あり得る訳無えだろ!アホか!!BL漫画じゃ無えんだよ人生は!
よ〜く見てろよ?絶対そうは、ならねぇからな⁈
こうして俺の自由と静寂と…何か諸々をアイツから取り返す日々が始まった。
良かったら俺の勝利を見届けて頂けたら幸いです。
…早速アイツが「先パ〜イ!」て呼んでる…無視しても無駄だ。大自然で鍛えた瞬足で飛びついてくるから…
ちなみにアイツの情報をもう一つ。減速するとかスピード殺して衝撃抑えるとか知らない。万年帰宅部の俺には理解不能。以上です。
文字数 143,038
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.25
迫田直純(14歳)は自分の母親が誘拐という重大な犯罪を犯し警察に捕まえられていくのを目の当たりにする。
そのことで日本での仕事が難しくなった父は中東で単身赴任という道を選んだ。
ひとりで日本に取り残されることになった僕は、その場に居合わせた磯山という弁護士さんの家にしばらくお世話になることになった。
そこでの生活は僕が今まで過ごしてきた毎日とは全く別物で、最初は戸惑いつつも次第にこれが幸せなのかと感じるようになった。
そんな時、磯山先生の甥っ子さんが一緒に暮らすようになって……。
母親に洗脳され抑圧的な生活をしてきた直純と、直純に好意を持つ高校生の昇との可愛らしい恋のお話です。
こちらは『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の中の脇カップルだったのですが、最近ものすごくこの2人の出番が増えてきて主人公カップルの話が進まないので、直純が磯山先生宅にお世話になるところから話を独立させることにしました。
とりあえずあちらの話を移動させて少しずつ繋がりを綺麗にしようと思っています。
年齢の都合もありR18までは少しかかりますが、その場面には※つけます。
文字数 957,732
最終更新日 2025.05.31
登録日 2024.02.21
十年前、初恋の幼なじみ・堂本遥は、何も告げずに春翔の前から突然姿を消した。
あれ以来、恋をすることもなく、淡々と生きてきた春翔。
――もう二度と会うこともないと思っていたのに。
大手広告代理店で働く春翔の前に、遥は今度は“役員”として現れる。
変わらぬ笑顔。けれど、彼の瞳は、かつてよりずっと強く、熱を帯びていた。
「逃がさないよ、春翔。今度こそ、お前の全部を手に入れるまで」
初恋、すれ違い、再会、そして執着。
“好き”だけでは乗り越えられなかった過去を乗り越えて、ふたりは本当の恋に辿り着けるのか――
すれ違い×再会×俺様攻め
十年越しに交錯する、切なくも甘い溺愛ラブストーリー、開幕。
文字数 21,447
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.17
失業で地に落ちた主人公を救ったのは、かつて助けたお坊ちゃまの少年だった――。逆転主従関係と、少年の独占欲が炸裂するドキドキストーリー。
文字数 2,748
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.28
私の妃にならないか?
侯爵令嬢であるローゼリアには、婚約者がいた。第一王子のライモンド。ある日、呼び出しを受け向かった先には、女性を膝に乗せ、仲睦まじい様子のライモンドがいた。
「何故呼ばれたか・・・わかるな?」
「何故・・・理由は存じませんが」
「毎日勉強ばかりしているのに頭が悪いのだな」
ローゼリアはライモンドから婚約破棄を言い渡される。
『私の妃にならないか?妻としての役割は求めない。少しばかり政務を手伝ってくれると助かるが、後は離宮でゆっくり過ごしてくれればいい』
愛し愛される関係。そんな幸せは夢物語と諦め、ローゼリアは離宮に隠されるお妃様となった。
文字数 73,458
最終更新日 2025.05.29
登録日 2024.01.01
ほのぼのとした物語を集めた、ショートショート集です。誰かの優しさは、他の誰かにもどんどん広がっていきます。
「バスは一期一会」
普段から利用する市内バス。そこで出会う名前もわからない人達。新米ママ麻衣が触れた優しさの話です。
「6月の花嫁」
お互い独身でいよう。そう約束した親友が結婚。ケンカした彩葵(さき)と夏菜。彩葵が泣きながらベンチに座っていると、男の子を連れた女性が声をかけてきて…。
「友情のカード」
友達から貰ったヒーローカード。
図書館で失くした事に気付き、中学生の健一は焦る。広大な場所で途方に暮れていたら、1人の女性が声をかけてきて…。
「初恋の人」
若き日、初恋の人にフラれた茂三郎。なぜ自分はフラれたのかわからず、50年という歳月が過ぎた。孫に背中を押され、やっと初恋の人に会いに行く決意をする。そこで知った彼女の本心とは…。
文字数 8,777
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.21
湯けむり漂う温泉街で、私たちだけの“ひみつ”が生まれた――。
都会から田舎の湯乃花町に引っ越してきた高校生の琴音は、クラスメイトの葵を通じて出会った小学5年生の陽太に、次第に惹かれていく。
最初はただの好奇心だった。けれど、陽太の真っ直ぐな優しさや純粋な笑顔に触れるうちに、琴音は自分でも気づかない感情を抱き始める。
一方、陽太もまた、琴音との出会いをきっかけに、自分でも理解できない感情や身体的な変化に戸惑いながらも、彼女への特別な思いを募らせていく。
だけど、この関係は普通じゃない――年齢差や周囲の目、そして“責任”という現実が二人を試す。
それでも二人は手を取り合い、小さな秘密を共有しながら成長していく。
「好き」って何だろう?
「大人になる」ってどういうこと?
これは、小さな温泉街で紡がれる、年齢差恋愛と成長の物語――。
*この小説は小説家になろうでも投稿されています。
文字数 54,177
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.04.05
文字数 16,017
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.14
セティは、ゾネ王国の第三側妃の連れ子だった。
王族と認められず、いつも王子たちに虐げられていた。
妹が誕生してからは、嫌がらせが悪化する。
そんなある時、生まれたばかりの妹の代わりに、野蛮な仮面族の大公のもとに人質として送られることになる。
(ああ! 絶対に処刑されるっ! だってどう頑張っても、僕は男なんだもの……)
首を刎ねられる覚悟だったセティ。
しかし、絶世の美丈夫であるレオルカがセティを歓迎してくれ、愛を教えてくれた。
冷遇されてきたセティは、あっという間に恋に落ちてしまう。
だが、レオルカにはセティの他に四人の美しい妻がいて――!?
☑︎女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
☑︎同性婚が可能な世界です。
☑︎残念ながら、男性が妊娠、出産はできません。
※はR-18になるかも……?
第一章は辛いシーンもあるので、楽しく読みたい方は第二章から読んでくださったら嬉しいです!(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
文字数 96,547
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.03.01
暗い過去を持つ藍沢 桜(あいざわ さくら)は養父から逃れる為、私立王凛学園に寮生として入学する。容姿端麗、おまけに学園初の外部生でありながら特待生・首席という事もあり入学後から数多の告白と妬みを受ける日々にうんざりしていた。平穏な学園生活を手に入れる為、学園の王と呼ばれる獅子王 暁(ししお あきら)に偽の恋人役を願い出るのだがー。
愛を知らない少女が愛を知る物語。
文字数 45,944
最終更新日 2025.05.22
登録日 2025.04.13
まどか💛「……君、宗助くんじゃない?」
宗助「あれ?君は……」
大学の構内、雪が降る中で、ふたりは思いがけず再会した。
宗助は知った。
「恋は、気づいたら募っているものだ」と──。
何にも夢中になれず、自堕落に生きる大学生・宗助。
一方、医師を目指してまっすぐに夢を追う少女・まどか💛。
出会いは偶然。
だけど、その一瞬が、宗助のすべてを変えていく。
宗助「まどか💛……今頃、何してるんだろうな」
まどか💛「宗助さん……頑張ってるのかな……」
名前のつけられない感情が心を満たすとき、
ふたりの物語が静かに、そして熱く、動き出す──。
夢と恋と青春。
身分も価値観も違うふたりの、
すれ違いと想いが交差する、切なくて眩しいラブストーリー。
文字数 11,004
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.05.18
国王と王妃が溺愛する王女が毒に倒れた。
第2王子カイエルの誕生パーティーでの王女毒殺未遂事件。カイエルは、激高する国王と王妃に冤罪をかけられ、過酷と有名な北塔に幽閉された。
度重なる牢番からの暴力と貧しい食事、誰も信じてくれない絶望に、カイエルの心は蝕まれていく。
1年後、無実が明らかになり、塔から解放されたカイエルは、すでに人としての感情を失っていた。
周囲が後悔に苛まれる中、カイエルは自分と同じくらい過酷な目に遭いながらも、明るく生きる令嬢と出会う。
文字数 44,089
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.04.17
アリエスは、一人の令嬢に婚約者を奪われる。
だが婚約者を奪われたのはアリエスだけでなかった。
将来王太子に仕えるだろう男性たちは皆婚約者がいながらも一人の令嬢に夢中になっていたのだ。
婚約者を蔑ろにする男なんていらない。浮気をするなら証拠を押さえて婚約を破棄してやる。
アリエスを初めとする令嬢たちの結末と、無事婚約破棄したアリエスの幼い頃の初恋の行方を綴りました。
短編として書いてましたが書いていくうちに長くなりそうなので、長編として投稿します。
まだ完結まで書き終えていないため、朝6時と夜17時の1日2話投稿しますが、完結まで書き終えたらもう少し1日に投稿する話数を増やします。
⇒5/10、やっと完結迄のお話を書き終えましたので、1日4話ほど投稿設定させていただきます!
完結までお付き合いいただけると嬉しいです。
文字数 173,722
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.04.12
のどかに甘々を読みたい方、ぜひ…♡
超モテまくりで遊んではいたけど好きって気持ちも執着も知らなかった攻めくんが、平凡だけど可愛らしい受けくんを好きになって執着も知って、これ以上ない位、猫可愛がりに可愛がるお話です(*´艸`*)♡
中の皆、ちょっとずつ色々成長もしているはず……(*'ω'*)
※ただただ、好きな幸せ世界を楽しく書いてます♡
ご一緒にほのぼの楽しんで頂けたら嬉しいです。
お気にいり登録&感想を頂けると更新気力upします(*'ω'*)♡
匿名がよろしければ、Twitterのマシュマロから♡ 頂けると嬉しいです♡
モロツヨシさまの「人間(男)メーカー(仮)」で、キャラのイメージを作らせて頂きました。
◇ ◇ ◇ ◇
あまもあもさま に描いて頂いた素敵な表紙を大賞期間だけ公開してます🩷
https://xfolio.jp/portfolio/amamoamo
またいつか、表紙として、お見せすることがあると思います🩷
文字数 1,400,342
最終更新日 2025.05.16
登録日 2021.06.14
クールで無口な少女・佐倉葵と、クラスの男子・君島蓮。
普段は交わらないはずのふたりが出会ったのは、立ち入り禁止の放課後の屋上だった。
「もし、私がいなくなったら──ちょっとは泣く?」
突然の一言から始まった、ふたりのすれ違いと、少しずつ近づいていく距離。
見えない痛み、言葉にできない想い。
“恋”と呼ぶには早すぎて、でも“好き”と言うにはもう遅い。
ゆっくりと、でも確かに変わっていく、世界とふたりの関係。
これは、誰もが一度は経験する、
「気づいた時には、もう戻れなかった」青春の記録。
文字数 6,785
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.05.10
【恋ひ初めの街】シリーズ
7月7日、輿から降りた織姫と彦星は、神社の境内で初めての出逢いを果たす。
七夕祭りのクライマックスであり、13歳の私に初恋が舞い降りた日でもある。
その日、私は彼と初めて出逢った。
だが、お互い名も告げぬまま、祭りの群衆の波に引き裂かれる。
6年の歳月が過ぎ、19歳、大学1年生となった私は親友に誘われてこの場所へ戻って来た。
再会を夢見た私の横を、あの日の少年の面影をたたえた男性が通り過ぎた……
初恋と、それを取り持つ友情の物語。
◆他サイトでも公開中
文字数 32,796
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.04.23
【恋ひ初めの街】シリーズ
榎本裕里子と風間陽子。
二人の前に突然現れ、その狭間を往き来する少年、三浦正樹。
不思議な時の流れに翻弄される少女たち。
“二つ”の魂が辿った運命の行方は……?
◆時を超えて繰り広げられる初恋ファンタジー◆
***
◆他サイトでも公開中
文字数 19,747
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.04.23
【恋ひ初めの街】シリーズ
たった一度きりの出逢いで恋に落ちた。
なのに・・・行ってしまった。
「十年後の今日、今のこの時間に、僕はここにいるよ。必ずいるよ!」
そう言い残して。
***
約束を交わしたこの場所で、一途に想い続けたあの人を待つ。
あの言葉を信じて。
***
「逢いたい」
この想い、叶いますように!
***
◆他サイトでも公開中です。
文字数 18,359
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.04.23
現代の日本。
山梨県のとある児童養護施設に育った中学3年生の相川愛美(あいかわまなみ)は、作家志望の女の子。卒業後は私立高校に進学したいと思っていた。でも、施設の経営状態は厳しく、進学するには施設を出なければならない。
そんな愛美に「進学費用を援助してもいい」と言ってくれる人物が現れる。
園長先生はその人物の名前を教えてくれないけれど、読書家の愛美には何となく自分の状況が『あしながおじさん』のヒロイン・ジュディと重なる。
春になり、横浜にある全寮制の名門女子高に入学した彼女は、自分を進学させてくれた施設の理事を「あしながおじさん」と呼び、その人物に宛てて手紙を出すようになる。
慣れない都会での生活・初めて持つスマートフォン・そして初恋……。
戸惑いながらも親友の牧村さやかや辺唐院珠莉(へんとういんじゅり)と助け合いながら、愛美は寮生活に慣れていく。
そして彼女は、幼い頃からの夢である小説家になるべく動き出すけれど――。
(原作:ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』)
文字数 323,757
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.01.18
【本編完結済みです】
――好きです、愛してます。
告げたくても、告げることができなかった言葉。
その代わりに、私は君にこの言葉を告げるわ。最高の笑顔でね。
「ありがとう」って。
心の中では、飲み込んだ言葉を告げながら。
ありきたりなことしか言えないけど、君に会えて、本当に私は幸せだった。
これは、最後まで君に嘘を突き通すことを選んだ、私の物語。
そして、私の嘘を知らずに、世間知らずの女の子に付き合ってくれた、心優しい君の物語。
文字数 103,752
最終更新日 2025.05.11
登録日 2024.07.07
一千年ぶりの稀な月蝕の夜、事故に巻き込まれた十五歳の風子は記憶を失う。名門アカデメイアの特待生だったはずが、あまりの不出来ゆえに落ちこぼれ校〈蓮華〉に転校させられた平凡な風子の周りに四人の異能者が集う。人嫌いでタダ飯大好きの天才科学者アイリ、悪ガキでナルシストの美少年オロ、余命幾ばくもない名家の御曹司シュウ、無表情で存在感のないリク。異能が暴発すると二つの月が交わり、世界が崩壊する。十五歳たちは、雲龍九孤忍術宗主のばあちゃんや天月仙門の最高異能者銀麗月カイから異能抑制法を学び、モフモフたちを連れて時空を駆け巡る。転生なし、剣なし、知恵ありの闘い。強大な秘密結社が立ちはだかる。
文字数 47,042
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.05.07
敬語のクラブオーナー×年下のやんちゃっ子。遊んでばかりいるSubの雪はある日ナイトクラブでDomの華藍を知ります。ちょっと暑くなってくる前に出会った二人の短編です。
🍸カンパリオレンジのカクテル言葉は初恋だそうです。素敵ですね。
※pixivにも同様の作品を掲載しています
文字数 17,650
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.05.07
梨華と瑞稀は幼馴染で、いつも一緒に過ごしてきた。大人になってもその距離は変わらず、二人は隣同士の部屋に住んでいる。
梨華は瑞稀のことをただの幼なじみだと思っていたが、次第に彼への想いが変わっていくことに気づく。
そんな中、瑞稀の元カノが突然現れ、二人の関係に波風が立つ。梨華は自分の気持ちに正直になりたいと思うが、瑞稀の心がどこに向かっているのか分からず、不安と葛藤の日々を過ごす。
二人はすれ違いながらも、運命の糸に導かれ、真実の愛を見つけることができるのか。
文字数 42,521
最終更新日 2025.05.05
登録日 2024.09.02
ロジャーとイリーナは和やかとはいえない雰囲気の中で話をしていた。結婚して子供もいる二人だが、学生時代にロジャーが恋をした『彼女』をいつまでも忘れていないことが、夫婦に亀裂を生んでいるのだ。その『彼女』はカメリア(椿)がよく似合う娘で、多くの男性の初恋の人だったが、なせが卒業式の後から行方不明になっているのだ。ロジャーにとっては不毛な会話が続くと思われたその時、イリーナが言った。「『彼女』が初恋だった人がまた一人いなくなった」と――。
※この作品は他サイト様にも掲載しています。
文字数 5,094
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.05.05
借金取りに連れていかれそうになったところを、見ず知らずの方が肩代わりをしてくださったのですが…
お礼を伝えたところ、その方に「ようやく恩返しができた」と言われました。
…どうやら、命の恩人の恩人は私だったようです。
文字数 23,336
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.01.31