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1
【完結】幼なじみを妻にしたいと仰るなら、どうぞ勅書をお読みください。婚約を命じられたのは侯爵家の嫡男と、私の名でございます
「王命のお相手を、彼女に替えていただけるよう陛下にお願いする」
幼なじみの手を取ったまま、婚約者はそう仰いました。父は「王命だ、我慢しろ」とだけ言い、母は目を伏せました。
ええ、構いません。泣いてすがるつもりも、陛下に申し上げることもございません。
ただ、あの勅書は、読めば分かるように書かれております。
婚約を命じられたのは、侯爵家と伯爵家ではございません。「侯爵家の嫡男」と——私の名です。
名で下された王命は、陛下にしか書き換えられません。そして陛下は、一度下した命を書き換えないお方です。
替えられるのは、私のほうではございませんでした。
今さら勅書を読み返しても、もう遅いのです。
感想数 189
文字数 84,445
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.21
2
愛を選んだのは貴方でしょう? なら、その代償も受け入れてください
「昔の恋人と結婚したい。悪いが、離縁してほしい」
ひと回り年上の夫アントンから何の前触れもなく離縁を告げられたクレア。
この結婚は政略結婚で、そんな理由で離縁などとんでもない。そう訴えるクレアだが、アントンは聞く耳を持たない。昔の恋人と、今度こそ添い遂げたい。その意思は固かった。
「……分かりました。どのような結果になろうとも、どうぞ受け入れてくださいませ」
呆れたクレアは離縁を受け入れる。
やっと昔の恋が成就するのだと浮かれるアントンは知らなかった。政略結婚を勝手に破棄すれば、どういう結果が待ち受けているのかを。
望んだ結果でなくとも――どうぞ、受け入れてください。『愛』を選んだのは貴方なのですから。
文字数 64,030
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.04
3
「離縁しても母の世話は続けてくれ」と夫に言われました。すると姑が旅行鞄を持って『では私も参ります』
伯爵夫人クラリスは、病弱な姑アデライドの療養を何年も支えてきた。
夫オズワルドとの仲は冷え切っていても、妻として家を守り、家族を支えることが自分の役目だと考えていた。
そんなある日、オズワルドから愛人フローラと再婚するために離縁したいと告げられる。
しかも夫は、離縁後もクラリスを屋敷へ残し、母親の世話だけは今までどおり続けさせるつもりだった。
「母は君に慣れている。君が残ってくれれば、皆が困らない」
姑を置いていくことへの迷いを抱えながらも、クラリスは結婚指輪を外す。
「離縁はお受けします。しかし、この家に残るつもりはありません」
その直後、玄関から杖の音が聞こえてきた。
外出用のドレスと旅用の外套をまとい、旅行鞄を持って立っていたのはアデライドだった。後ろには、すでにまとめられた荷物まで並んでいる。
「では私も参ります」
実の息子ではなく嫁を選んだ姑とともに、クラリスは伯爵家を出る。
新居で姑の世話を一人で抱え込まない暮らしを始め、自分の時間を少しずつ取り戻していくクラリス。姑の主治医レナードもまた、患者の家族としてではなく、クラリス本人へ目を向け始める。
一方、妻の座だけを愛人へ与え、元妻の献身は利用し続けようとしたオズワルドの計画は、母、愛人、そしてクラリス自身の選択によって崩れていく。
妻でも世話役でもなく、自分自身として暮らし始めたクラリスは、やがて新しい家族の形と、新しい恋を選んでいく。
文字数 13,025
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
4
アナタの大事な女性は許されるのに~わかってくれと言われ続けた令嬢は、もう誰も許さない
文字数 34,033
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
5
「この店は俺のものだ」と夫に言われたので、私は口を出すのをやめました
商人の家に生まれ育ったマルタは、結婚後、夫が父から継いだ小さな雑貨店を共に切り盛りしてきた。
仕入れを見直し、新しい商品を探し、客の声を拾う。
思うように売れない日は二人で頭を抱え、初めて大きな利益が出た日は、閉店後の店でささやかに祝った。
苦しい時期もあった。
それでも夫と一緒だから頑張れたし、二人で店を育てていくことが、マルタにとっては何より幸せだった。
夫婦で力を合わせて、ここまで来た。
ずっと、そう思っていた。
けれどある日、商売について意見を口にしたマルタに、夫は苛立ったように言う。
「勘違いするなよ。この店は俺のものだ。お前は手伝っているだけだろう」
その瞬間、マルタの中で何かが静かに切れた。
これまで一緒に積み上げてきたと思っていた時間も、苦労も、喜びも。
夫にとっては、同じものではなかったらしい。
そして不思議なほど、夫への気持ちまで冷えていった。
「……そうね。あなたのお店だもの」
ならば、もう口を出す必要はない。
マルタは夫の望みどおり、彼の店のことに口を出すのをやめることにした。
感想数 0
文字数 23,077
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.26
6
三年の契約が切れましたので離縁状を置いて消えて差し上げます
貧乏子爵家の娘ファウニアは、病弱な姉の身代わりとして名門フロレンツィオ侯爵に嫁いだ。だが結婚当日に言い渡されたのは「愛など一欠片も与えない。三年間の契約期間が過ぎたら追い出す」という冷酷な言葉だった。
夫フロレンツィオは幼馴染の令嬢コルネリアを屋敷へ引き入れ、ファウニアを「日陰の身代わり妻」として蔑み、義母エルメリンダと共に虐げ続ける。
だが彼らは知らなかった。傾きかけていた侯爵家の莫大な借金を返済し、領地経済を奇跡的に建て直していたのが、ファウニアの卓越した実務能力であったことを。
そして約束の三年が満ちた朝、ファウニアは署名済みの離縁状を机に残し、自ら静かに姿を消す。
有能な妻を失った侯爵家は瞬く間に破滅へ突き進み、焦り狂ったフロレンツィオは血眼で彼女を探し始める。だが、ようやく見つけ出したファウニアの隣には、かつて彼女の才覚と高潔さに心を奪われ、ずっと待ち続けていた隣国の冷徹大公シルヴェリオの姿があった。
文字数 83,195
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
7
愛する夫に裏切られたので復讐することにしました
ジェラルドは、実に誠実で控えめな青年だった。
病床の先代男爵の枕元に通い詰め、手料理や領地の報告を親身になって行い、先代男爵の最期を看取った。
そして、深く悲しむエレノアの肩を抱き、涙を拭いながらこう誓ってくれたのだ。
『エレノア、君の悲しみは俺がすべて背負う。ヴェルダン家の格式や財産のためじゃない。俺は……君という一人の女性を心から愛しているんだ。君のお父上から託されたこの家と、君の笑顔を、俺の命に代えても守り抜いてみせる』
その言葉に偽りはなかったと、当時のエレノアは信じて疑わなかった。
文字数 36,687
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
8
『条件のいい政略結婚のはずですが、旦那様が私を気に入りすぎている気がします』
「君が妻なら、私は仕事に集中できる」
そんな色気のない求婚をしてきた八歳年上の侯爵レオナルドと、政略結婚をすることになったセシリア。
家柄も、条件も悪くない。
昔から知っている相手で、何より信用できる。
きっと穏やかな結婚生活になるでしょう。
――そう思っていた。
ところが旦那様は、セシリアの好きなお茶も、本も、好みもよく覚えている。
疲れていれば休ませようとし、妻が褒められれば自分のことのように喜ぶ。
ほかの女性との結婚について尋ねてみれば、
「なぜ他の女性と結婚する。君がいたのに」
と、真顔で言う。
……それは本当に、“条件がいいから”なのでしょうか?
一度気に入ったものはずっと大切にする、恋心にだけ少々鈍い旦那様と、
そんな夫を少しずつ「可愛い」と思い始める妻。
これは、条件のいい政略結婚から始まった二人が、
気づけばお互いを「あなたでなければ」と思うようになるまでの、
穏やかで、少し可笑しくて、とても甘い夫婦のお話。
感想数 1
文字数 53,527
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
9
第二夫人に跡継ぎを産ませる、でもお前は今まで通り稼げと言う夫と離縁します。窯も職人も王室御用の看板も、わたしについてきますので
王室御用の祝いの席で、夫は第二夫人を発表した。「血筋の正しい母親に跡継ぎを産ませる。だがお前は今まで通り、窯で金を稼げ」……いいでしょう。なら教えて差し上げます。この窯の釉も、職人も、販路も、御用の看板さえ、伯爵家のものではないということを。わたくしが出ていく日、この家に何が残るのか。あなたはまだ、知らない。割られた形見の盃、口のきけない轆轤の天才少年、そして北の侯爵様。支えを静かに引き上げる離縁から始まる、ざまぁ&溺愛ハッピーエンド。元サヤなし。全七話。
感想数 0
文字数 12,470
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.24
10
自称サバサバ女の『男友達』に、幼なじみを追加してみた
親友エカテリーナの婚約者にベタベタする「自称サバサバ女」が現れた。
なんとかしてあげたいイリーナは、彼女を撃退するため、幼なじみのアレクセイにお願いした。
「あなたも彼女の『男友達になって』ほしいの」
作戦は見事に成功……のはずだった。
それなのにアレクセイが他の女と親しくするのを見ていると、イリーナの胸がモヤモヤする――
感想数 1
文字数 6,377
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
11
【完結】血のつながらない不治の病の妹を優先する旦那様。治療法は見つけましたので、私は離婚して領地で生きていきます。
マリナ・ロレンスは、結婚して五年になる侯爵夫人。
しかし夫のリュシオンは、不治の病《鋼心病》を患う、血のつながらない妹・レベッカを優先し、領地へほとんど帰ってこない。
結婚式さえ妹の発作で中止になったまま、マリナは一人で侯爵領を切り盛りしてきた。
そんなある日、マリナは《鋼心病》の原因につながる手がかりを発見する。
同じ病に苦しむ女性、七色に輝く《虹彩ダイヤモンド》、そして鉱山で亡くなった鉱夫たち――。
調査の末、ついに治療法へたどり着いたマリナ。
これでようやく夫婦としてやり直せると喜ぶ夫に、彼女は告げる。
「私の二十歳から二十五歳までだって、一度しかありませんでした」
夫が妹を大切にしたことを、間違いだったとは思わない。
それでも、失った五年間は戻らない。
妹さんの病気は治します。
あなたは妹さんを大切にしてください。
領地は任せてくださいね。――私はこれから、私の時間を生きていきます。
~追記~
*元鞘には戻りません。
*9/27 エピローグ付近を加筆しました。
*タイトルを変更しています。
旧タイトル「血のつながらない病弱な妹を溺愛する旦那様。治療法が見つかりましたので、妹とどこかでお幸せに。領地は私に任せてください。」
感想数 18
文字数 90,340
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.22
12
《完結》離婚したのに元義家族がまだ寄生してくるので、元夫と新しい奥様に相談します。
ライム・レインズは、夫フロストと離婚した。理由は単純だ。遠方で仕事をしていた夫が、別の女性との間に子供を作ったからである。
とはいえ、相手の女性フォーギーは、フロストが既婚者だとは知らなかった。
フロストも自分の非を認め、話し合いの末、離婚は比較的穏便に成立した。
これでアッシュヒース男爵家とも縁が切れた。
……はずだった。
「お義姉様、今月のお小遣いがまだなの」
「また仕事を辞めたんだけど、次を紹介してくれないか」
「夜会へ着ていくドレスが必要なの」
「次の試験料をお願いしたいんです」
「家族なのだから、少しくらいいいでしょう?」
二十五歳の元義妹。
二十七歳の元義弟。
二十二歳の元義妹。
三年間も本家に居候している二十九歳の元従弟。
そして、社交には忙しいのに家のことは何もしない元姑。
離婚したライムを追いかけ、今日も誰かが実家へやって来る。
さすがにおかしい。
そう思ったライムは列車に乗った。
向かった先は、離婚した元夫フロストと、彼の子供を身ごもっているフォーギーのところ。
「ねえ。何か最近、うちに虫が来るの」
「虫?」
「あなたの家の」
話を聞いたフォーギーは、しばらく考えたあと、お腹を撫でた。
「分かりました。でも今は少し動きにくいので……生まれてから、堂々と参りましょう」
やがてアッシュヒース男爵家へやって来た、新しい奥様。
彼女は元男爵令嬢で、実家の没落後は自分で働いてきた女性だった。
そしてライムより、ずっと容赦がなかった。
※初日以外は12時・22時の更新となります。
感想数 89
文字数 125,129
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.13
13
恋を忘れる薬を飲んだら、幼馴染だけが他人になりました
婚約破棄の痛みから逃れるため、「いちばん深く愛した人を忘れる薬」を飲んだ子爵令嬢セシル。
ところが翌朝、元婚約者のことは何ひとつ忘れていなかった。代わりに記憶から消えていたのは、幼い頃から隣にいた幼馴染ユリウス。
薬が消すのは「本当に恋した相手」だけ――つまり、彼こそが自分の大切な人だったらしい。記憶は二度と戻らない。それでもユリウスは「初めまして。君と仲よくなりたい」と笑う。
失った恋をなぞるのではなく、知らない彼ともう一度出会い直す。前の私ではなく、今の私として――。忘れてしまった初恋と、今ここから始まる二度目の恋の物語。
感想数 4
文字数 11,204
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
14
桜見荘302号室に関する怪異報告
旧題:隣人意識調査の結果について
「隣人意識調査を行います。ご協力お願いいたします」
隣人意識調査の結果が出ましたので、担当者はご確認ください。
一部、確認の必要な点がございます。
今後も引き続き、調査をお願いいたします。
伊佐鷺裏市役所 防犯推進課
※
・モキュメンタリー調を意識しています。
書体や口調が話によって異なる場合があります。
・この話は、別サイトでも公開しています。
※
【更新について】
既に完結済みのお話を、
・投稿初日は5話
・翌日から一週間毎日1話
・その後は二日に一回1話
の更新予定で進めていきます。
感想数 0
文字数 92,722
最終更新日 2026.09.25
登録日 2025.08.13
15
【完結】『恋に恋していた婚約は終わりました ~私はもう、あなたの理想を演じません~』
憧れたのは、彼ではなく、彼の恋でした。
『エーデルを見習え』 『エーデルなら、そうはしない』
憧れの人との縁談に胸を躍らせた令嬢ミュゼット。 しかし彼が想い続けていたのは、初恋の令嬢エーデルだった。
比べられ、理想を押し付けられ、それでも彼を想い続けたミュゼットは、自分を失い、やがて気づく。
――もう、誰かの理想を演じる必要はない。
文字数 148,991
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.07.29
16
婚約破棄されたので、「誰でもできる仕事」も辞めた結果・・・
「それくらいなら文官にもできる」
王太子レオルから婚約破棄を告げられた伯爵令嬢エリナ。
彼女が五年間続けてきたのは、各部署から届く報告書を読み、気になる数字に短い質問を返すことだった。
婚約者でなくなった以上、その仕事も今日で終わり。
エリナは読みかけの報告書を置き、王宮を去る。
誰にでもできる仕事なのだから、きっと何も問題はない。
――そのはずだった。
感想数 0
文字数 5,570
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.27
17
【完結】姉への対抗心で私と結婚した夫に、さようなら。
姉の駆け落ちで、代わりに姉の婚約者だった公爵子息と結婚した私。
五人の子供にも恵まれ、私は夫に愛されていると信じていた。
けれど、夫の書斎で見つけた一通の報告書が、八年間信じてきた幸せを覆していく。
※二章は本編の番外編で、ラブコメです。
感想数 7
文字数 23,591
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.22
18
「君を愛したことはない」と婚約破棄されたので、私もあなたを忘れます
「君を愛したことはない。だから、今日限りでこの婚約を破棄する」
王宮の大広間に、その言葉が響いた。
楽団の音が止まり、ざわめいていた貴族たちも息を潜める。
私はただ、目の前に立つ婚約者――レオンハルト王太子殿下を見つめていた。
彼の隣には、淡い桃色のドレスを着た令嬢が寄り添っている。
男爵令嬢のエミリア。
文字数 20,527
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.09.23
19
不老長呪にまつわる怪取材録
『人魚の肉を食べると不老長寿になる』――そんな伝説が残る地へ取材に訪れた、ホラー漫画家の舞。そこで出会った強い霊感を持つ青年は、幼少期から「許さない」と呟く女の霊に追われていた。誰の記憶にも残らない青い家、無人の弓道場で放たれた古い矢、男にしか見えない女の影…… 一見バラバラに見える心霊体験だが、取材を進めるうち、それらはすべて一族を縛る「おぞましい真実」へつながっていく。やがて不穏な影は第三者であるはずの舞にも忍び寄り……? 解き明かしたら、もう逃げられない。あなたの日常を静かに侵食する衝撃のホラー。
感想数 0
文字数 100,172
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
20
「鈴木さんだったよね? 後はお願いします」と言われ続けた私、気づけば本社に呼ばれていました
「鈴木さんだったよね? 後はお願いします」
いつも仕事を押しつけられる私。
断らないから、便利な人だと思われている。
そんな私が、なぜか突然、本社に呼ばれることになった。
――私の仕事を、ちゃんと見てくれていた人がいたらしい。
感想数 0
文字数 2,092
最終更新日 2026.09.24
登録日 2026.09.24
21
山が崩れたら、貧乏領地が交通の要衝になりました
異世界に転生して十六年。貧乏伯爵令嬢として暮らす少女の悩みは、領地に売れるものが何もないことだった。
そんなある日、三年前の崩落で山奥の地形が変わり、通れなかった谷が開いていると知る。
地図を広げて気づいたのは、その谷を通れば三日かかる王都と港を、わずか一日で結べること。
技師の調査でも街道建設は可能。けれど、貧乏伯爵家には肝心の建設費がない。
ならば、この道で一番儲かる人たちに出してもらえばいい。
少女は地図を手に、港の商人たちが集まる定例会へ向かった。
感想数 0
文字数 5,993
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
22
王妃なんて絶対に嫌です! ~前世で働きすぎた悪役令嬢は、今世こそぐーたら暮らしたい~
前世で働きすぎた末に、乙女ゲームの悪役令嬢アデライードへ転生。
今世こそ、無理せず、頑張りすぎず、美味しいものを食べてのんびり暮らしたい。
何より、忙しそうな王妃なんて絶対に嫌!
ところが婚約者の王太子ジェラールは、そんな彼女をなぜか気に入り始めて――。
頑張らない悪役令嬢と真面目すぎる王太子の、サクサク読める異世界ラブコメ。
全10話・予約投稿済
感想数 2
文字数 38,633
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.09.24
23
結局、私が愛されなかっただけ
ヴィオラ侯爵令嬢は、ある日、婚約者である王太子殿下アシュフォードから「本当に愛する人に会った」と言われ、婚約破棄されてしまう
その愛する人とは聖女セレフィーナ・アーデル
神殿から正式に認められた聖女。
文字数 12,516
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.27
24
失ってもなお恋焦がれる
ある日、本条さやかは見てしまった。
夫と息子と若い女性が並んで歩いているところを…。
さやかはすべてを悟った。
あの場所に私の居場所はないのだ。
ならば、あるべき姿を正しく築けるように私は去ってしまえばいい。
さやかは離婚届を机に置いて家を出ていった。
そして10年後
母親の消息を知った息子が突然やってくる。
「母さん、どうしてオレを捨てたんだ?」
しばらく新作の執筆はしないと宣言した作者ですが…。
最近流行りの
『不貞→離婚→海外逃亡』
作者が書いたらどうなるんだろうという発想から、この話を思いつきました。書き始めたら、えぇ…。思わぬ方向に着地しております。
本来、この手の小説にあるはずのザマァは、一切ございません。
作者らしいと言えば作者らしいのですが、ご了承くださいませ。
現在、前半まで執筆いたしました。後半は頑張って取りかかっております。またお待たせするかもしれません。申し訳ありません。
この物語を書き始めたきっかけなど
『自称作家と担当編集者クロ』
というタイトルでnoteにエッセイとして掲載しております。
もし、ご興味がございましたらお読みください。
※クロ→ Claudeです。
※ 文章・プロットなどは全て著者によるオリジナルですが、誤字脱字・文法チェックはAIを使用しております。
感想数 90
文字数 31,231
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.07
25
【完結】婚約破棄された私の新しい人生
婚約者ディミトリオスから、別の令嬢を愛していると婚約破棄を告げられたアリアドネ。
彼を支えてきた仕事も、その日を境にすべて手放すことに。だが彼女には、誰も知らない秘密があった。低位貴族の令嬢でありながら、ヴァレンティス家は王国屈指の資産家。そして自らの才覚で新たな商会を成功させた彼女の前に現れたのは、実務に長けた侯爵令息アレクシオスだった。彼女を失って初めて、その愛の重さに気づくディミトリオス。
すべてが遅すぎた元婚約者の後悔と、新しい人生を選んだ令嬢の物語。
☆淡々としたお話です
文字数 11,766
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
26
婚約破棄された転生悪役令息Ωですが、年上公爵の執着が重すぎて逃げられません
五歳のとき、前世の記憶を取り戻したリオネル。
ここは前世でプレイしたBLゲームの世界。そして自分は、王子に執着した末に破滅する悪役令息Ωだった。
ならば何もしなければいい。
誰も虐めず、陥れず、破滅フラグを徹底的に避けてきた――はずなのに。
「リオネル。君との婚約を解消したい」
何もしていないのに、なぜか原作通り婚約破棄。その日のうちに、会ったこともない相手への輿入れを命じられる。
四日かけて辿り着いた先で待っていたのは、幼い頃からリオネルを可愛がってきた年上の公爵、マティアス。
「もう、逃がすつもりはない」
甘やかされて、囲われて、気づけば屋敷から一歩も出してもらえない。
けれど、優しいだけではないような……?
破滅ルートから逃げたはずの悪役令息Ωが、長い年月をかけて外堀を埋めてきた執着公爵αに囲われる話。
文字数 141,647
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.20
27
「娘を婚姻条件書で口説くな!」と父が怒っています
伯爵令嬢リディアには、三件の縁談が来ていた。
その中には、密かに想いを寄せるアーヴィン侯爵の名もあった。しかし領地間の距離や持参金を考えれば、近隣の子爵家との婚姻のほうが伯爵家にとって有益。リディアもその判断を受け入れていた。
ところが八日後、侯爵家から二通目の婚姻条件書が届く。
持参金、販路、薬草園――指摘された不利を一つずつ潰し、条件書は届くたびに好条件になっていく。
そして四通目。
そこにはなぜか、三年前にリディアが好きだと言った蜂蜜菓子まで書かれていた。
感想数 0
文字数 5,441
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.27
28
君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません
「約束どおり、離縁してください」
結婚から、ちょうど三年。 エレナは夫アレクシスに離縁を申し出た。
政略結婚だった初夜、彼から告げられたのは、
「三年を目処に、この領地を立て直したい。その間、妻として力を貸してほしい。だが、君を愛することはない」という言葉だった。
だからエレナは三年間、伯爵夫人として領地を支え続けた。 いつか自分を見てもらえるかもしれない――そんな期待も、いつしか捨てて。
そして三年後。
領地の再建を終えたエレナは、妻としての役目も終わったのだと思っていた。
けれどアレクシスにとって、「三年」は結婚の期限ではなかった。
さらに、彼がかつて愛していた女性が未亡人となって戻ってきたことで、エレナは静かに決意する。
「私はもう、ここにいる必要はありません」
離縁し、実家へ戻ったエレナは、自分の名前で働き始める。 誰かの妻としてではなく、エレナ・アルヴェールとして。
一方、アレクシスは妻がいなくなって初めて気づいていく。
自分がどれほど彼女を頼り、彼女がいる未来を当然のように思っていたのか。
そして――自分が本当に愛していたのは誰だったのか。
けれど、気づいたときにはもう遅い。
「今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません」
愛されない妻だった女性が、自分自身の人生と幸せを選び直す、離縁から始まる恋愛物語。
7時と18時に投稿します😊
不定期で20時にも投稿します。
感想数 77
文字数 218,669
最終更新日 2026.09.24
登録日 2026.09.06
29
病気のお母さんの代わりに王国騎士団のお掃除係になりました!
病気で仕事に行けなくなった母のため、王国騎士団へ「お掃除のお仕事に来ました!」とやってきた幼いニーナ。
もちろん、騎士たちは大慌て。
子どもを働かせるわけにはいかないけれど、ニーナの気持ちも無下にはできない。
散らかし魔の騎士団長や世話焼きな副団長、ニーナを可愛がる騎士たちに囲まれながら、小さなお掃除係は少しずつ大切なことを学んでいく。
幼女×騎士団の、ほのぼのお掃除コメディ!
文字数 102,251
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.09.19
30
「君との婚約を破棄する」そうですか。では、王太子妃になるのは妹ではなく私のようですよ
「君との婚約を破棄する」
煌びやかな舞踏会場の中央で、アルベルト殿下はそう言った。
静まり返った広間に、その声だけが妙にはっきりと響く。
私は手にしていた扇を閉じた。
驚きはしなかった。
むしろ――ようやく、この日が来たのだと思った。
「理由をお聞かせいただけますか?」
文字数 20,164
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.27
31
第三王女の婚約事情
イサベルは、この国の第三王女である。
青い瞳は父譲りの王家の青(ロイヤルブルー)で、母に似たダークブロンドの髪は赤みが強い。
豊かな胸元も大きく張った腰もまた母譲りで、学生の彼女にとって、豊満な肢体は持て余すばかりの恥ずかしいものだった。
学園でイサベルは耳にする。
『あんな雌牛のような尻をして、さぞや多くの子を産むのだろうな』
その声は、同じ学年の男子生徒のものだった。
『随分と不敬なことを言うな』
そう答えたのは、イサベルのよく知る青年だった。言葉だけなら、学友の暴言を正したことになるだろう。
だがその声音は冷めた笑いを含んで、イサベルには、彼もまた男子生徒の言葉に乗っかり自分のことを嘲笑したように聞こえた。
彼にだけは、そうなふうに思ってほしくなかった。
❇こちらの作品は、カクヨム様でも公開致しております。
❇後半部分より戦闘シーンがございます。苦手な方は飛ばしてお読みくださいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
文字数 103,743
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.08.13
32
結婚式で置き去りにされた花嫁は、腹いせに隣国の王子と結婚する
文字数 36,869
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
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クールな義兄の愛が重すぎる ~有能なおにいさまに次期当主の座を譲ったら、求婚されてしまいました~
イェント公爵令息のリエル・シャイデンは、生まれたときから虚弱体質を抱えていた。
公爵家の当主を継ぐ日まで生きていられるか分からないと、どの医師も口を揃えて言うほどだった。
そのため、リエルの代わりに当主を継ぐべく、分家筋から養子をとることになった。そうしてリエルの前に表れたのがアウレールだった。
アウレールはリエルに献身的に寄り添い、懸命の看病にあたった。
その甲斐あって、リエルは奇跡の回復を果たした。
そして、リエルは、誰よりも自分の生存を諦めなかった義兄の虜になった。
義兄は容姿も能力も完全無欠で、公爵家の次期当主として文句のつけようがない逸材だった。
そんな義兄に憧れ、その後を追って、難関の王立学院に合格を果たしたリエルだったが、入学直前のある日、現公爵の父に「跡継ぎをアウレールからお前に戻す」と告げられ――――。
完璧な義兄×虚弱受け すれ違いラブロマンス
感想数 12
文字数 206,948
最終更新日 2026.09.26
登録日 2025.12.07
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調子に乗って散々私を煽った騎士サバ系略奪女と新婚約者の末路がこちら。
わたくしの名前はマグノリア。
今回は、わたくしが新しい婚約者と
初めて交流する日。
わたくしが待ち合わせのカフェに向かうと、
そこに居たのは婚約者と見知らぬ女性だった。
サバサバを免罪符に失礼発言を連発する女。
残念でしたわね?
わたくし、やられたらやり返す女ですの。
感想数 2
文字数 6,687
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.09.26
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時は戻ったけど、もう疲れたので全て傍観します。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したオリヴィア・ヴァーミリオン。
一度目の人生では破滅回避に奔走するも虚しく断罪された彼女は、時間が転生時点に戻った二度目の人生で、全てを諦めていた。
もう疲れた。どうせ無駄なら、せめて断罪の日まで穏やかに眠って過ごしたい──そう願い、積極的に引きこもり傍観を決め込むオリヴィア。
だが、一周目では冷淡だったはずの婚約者・セドリック王子が、なぜか彼女に献身的な優しさを見せ、「今度こそ、私が君を守る」と誓うのだ。
運命に抗う気力さえ失った令嬢が、思いがけない波乱に巻き込まれていく。全てを諦めたはずの人生で、彼女を待ち受ける未来とは──
感想数 4
文字数 23,166
最終更新日 2026.08.02
登録日 2026.08.02
36
――理不尽に追放された王女は魔力をもう隠すことはなかった。そして・・・
感想数 0
文字数 10,337
最終更新日 2026.09.22
登録日 2026.09.22
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ヒミツの週末パティシエール
お菓子作りが大好きな小学生の一花。 おばあちゃんと一緒にケーキを作るぞ! と 思っていたけど、とある事件で おばあちゃんがお菓子作りの記憶をなくしてしまう。 どうしよう……と思っていたら、 羊のクッキーから、妖精のモコが飛び出して!? あまーいお菓子とヒミツのレシピで 記憶を取り戻しちゃおう! 朝日小学生新聞で大人気作品、 4種のレシピとイラストを追加! いっしょにつくって、 いっしょに食べよう!
感想数 0
文字数 98,374
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
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破滅予定の悪女ですが、天使な双子の継母になったので心を込めて育てます!
「俺に近づかないでくれ」夫ディアンに拒絶された初夜、メリアーナは前世の記憶を取り戻す。メリアーナは小説『ロレンツ家の双子』の中に転生していた。それも義息子である双子の魔力の暴走によって、小説の冒頭であっさり死んでしまう悪役継母ポジションに。だが――この双子、天使みたいにかわいいんですけど! 惜しみなく愛情を注ぐうち、冷酷に見えた夫ディアンも実は家族想いであることに気づく。絆を深めていくロレンツ一家だが、その裏で物語はバッドエンドへ向かっていき――?
感想数 0
文字数 119,481
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
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結婚式の夜に愛人を連れてきたので、署名せずに帰ります
結婚式の夜、夫となったはずの侯爵さまが、披露宴の席に愛人を連れてまいりましたの。
「彼女も今日からこの屋敷に住む。君は正妻なのだから、寛大に受け入れるように」ですって。
義母は「騒げば恥をかくのはあなたよ」と微笑むし、お客さまたちは見て見ぬふり。まあ、皆さまそろって、なし崩しにするおつもりですのね。
けれど、おあいにくさま。この国の結婚は、式を挙げただけでは成立しませんのよ。婚姻誓約書に夫婦双方が署名し、三日以内に神殿へ納めて、はじめて夫婦。
――そしてわたくし、まだ署名しておりませんの。
既成事実は、事実ではございませんのよ。
感想数 8
文字数 2,859
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.08.01
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愛されない花嫁は初夜を一人で過ごす
「俺はお前を妻と思わないし愛する事もない」
夫となったバジルはそう言って部屋を出て行った。妻となったアルビナは、初夜を一人で過ごすこととなる。
後に夫から聞かされた衝撃の事実。
アルビナは夫への復讐に、静かに心を燃やすのだった。
※シリアスです。
※ざまあが行き過ぎ・過剰だといったご意見を頂戴しております。年齢制限は設定しておりませんが、お読みになる場合は自己責任でお願い致します。
感想数 1,013
文字数 135,595
最終更新日 2023.11.01
登録日 2022.01.18