鬼 小説一覧
361
【R18.BL】水光接天
前作の雪月花時最憶君からの続きになります。カプが前作は恭吾(人間)×蓮(妖)でしたが、今回は蓮の引き取った鬼子(天花)の話です。
そのため、恭吾達が共に過ごすようになってから数年ほど時間が経過しています。ご理解下さい。
蓮への想いを自覚してしまった天花。その天花の元に現れたのは天狗の里の華月だった。
華月もまた親から勝手に蓮と結婚すると言われ、そう思っていたので恭吾と蓮の結婚は思いもよらないものだった。
そんな時、天狗の里の色々な思惑で開催された修練に天花が参加することになった。
二人が少しずつ心を通わせ、その先に待っていたのは……。
しばらくはR指定ないですが、後半にR18しーんがあります。
R指定部分には*マークを付けます!
安定のハッピーエンドです。
連載しばらく続きますが、お付き合い頂ければ幸いです( ¨̮ )
362
【完結】煌花の花嫁
鬼族の落ちこぼれ、夜千与は借金のカタに売られる事になった。
363
幽世路のお繚
【この世】と【あの世】
もし何処かに、二つの世界を行き来する《通り路》があったとしたら……
そしてもし、現世の人間が何かしらでそこへ足を踏み入れてしまったら──
「ここは生者が居るべき場所ではありませんよ?」
二つの世界の狭間に迷い込んだら御用心。
“幽世路の番鬼”がアナタの元へ参ります。
364
能ある鬼は角を隠す
駿河敦彦(するがあつひこ)18歳は頭を抱え病んでいた。
「なぜ、どうして僕だけにはないんだよ?」
他の人には当たり前にある、あるものが敦彦にはない。
長い爪を立てて押さえる頭、額にあるもの。彼らの種族の象徴ともいえる大事なもの。
角。鬼の角だ。
敦彦も、他の皆も、この世界に存在するヒトの形をした種族は全員が鬼。
人間は絶滅した。
欲に溺れ狂う、他種族に害をなす人間は鬼によって滅ぼされた。
はずだった。
鬼が突然、人間のように欲に溺れ狂ってしまう病気”人化病”にかかると元に戻ることはない。
殺すしかない。
忌み嫌われる人間。そんな、人間のように角のない敦彦は。
幼なじみの女鬼、市之瀬和紗(いちのせかずさ)と父親に背中を押されある決意をする。
和紗が、父上が僕を鬼だと証明してくれる。なら僕は僕なりに生きよう。
和紗が幸せに生きていけるように支え、守ろう、と。
人間の居ない世界で、鬼は人間の復活と戦う。
365
AntinomiEーアンチノミーー
A:anathema(忌むべきもの) E:emancipate(解き放つ) 満月の夜。 町一番の美男子・嶽は、静かに酒を嗜む。 橋の上で出会った一人の娘。 柔らかな微笑み。 優しい声。 けれどその額には、月の下で朱色の角が芽吹く。 翌朝、娘は消えた。 町は騒ぎ、月は何も語らない。 嶽はただ、次の土地へと歩き出す。 美と怪異が交差する和風幻想譚。 それは、忌むべきものか。 それとも、解き放たれる者の物語か。
366
緋の契り
はるか昔、人を食いし鬼が闊歩する時代。
突如として生まれた、莫大な力を秘めた少年陰陽師。
鬼と対峙する力こそ強大なものの、その力故に人々から恐れられ、虐げられてきた。
5年生きた少年陰陽師はふと、式神を召喚した。その名前は”朧”。
なぜ召喚したか。それは、自分を殺してもらうためだった。
しかし朧は、少年の内に秘めた思いに気づき、その願いを却下する。
その思いとはーー。
367
闇に堕ち月に啼く
オリジナルBL小説。オメガバース設定・妊娠表現あり
「この蝶は、鬼にしか見えぬ蝶だ……」
衣音は、都の要と呼ばれる呪術師・六間に拾われ、育てられた。
ある夕闇の中、妖しい蝶を追ってたどり着いたのは六間の弟子の屋敷だった。
そこで、衣音はある美しい男に出会う。
衣音を鬼と呼び、無体を強いる男。玻璃王。
衣音は、玻璃王によって、思い知らされる。人間ではなかったのだと。
そして、知る。
快楽と、己の運命を。
368
闇の光―お雛様の章―
二人で一対の鬼の末裔葵日と椿は、互いに互いが気に食わないながらも、コンビを組むことが宿命づけられていた。
そんな二人は、修行の一環として、とある少女の護衛をすることになった。
369
御前は血臭がきつすぎる(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
在地の権力者の息子として足りないものを感じることなく生きていた藤原千方。だが、不仲になっていた叔父に父が殺されてしまう。その後、叔父が所領を自分が継ぐと言い出し、小競り合いになる。それから、千方は伯父の勧めで上京することにする。この時代の地方の者のあり方のひとつである、京で官職を得て威を高める選択肢を選んだ。上京の途につく。
京で首尾よく公卿の家人になる。ある日、御前試合の情報が千方のもとにもたらされる。公卿の前で命の奪い合いをする、というものだった。主である参議の命で、千方は参加することになる。
370
東遊鬼(とうゆうき)
巫祝(ふしゅく)とは、摩訶不思議の方術(ほうじゅつ)を駆使する者のこと。
隠形法(おんぎょうほう)や召鬼法(しょうきほう)などの術の執行者であり、本草学(ほんぞうがく)をはじめとする膨大な知識を蓄えている巫祝・羽張(はばり)龍一郎(りゅういちろう)は、これまでに祓ってきた多くの「鬼(き)」を役鬼(やくき)として使役している。
過去に財をきずいた龍一郎は現在、巫蠱呪(ふこじゅ)で使役しているウサギと仲よく同居中。
人語を解してしゃべるウサギと好物のたい焼を取り合ってケンカをし、鬼を制御するための水盤をひっくり返してしまった龍一郎は、逃げてしまった鬼を捕まえて劾鬼術(がいきじゅつ)をかけなおす日々をおくっている。
【第一話】自称・ライターの各務理科(かがみりか)がもたらした大学生・久多羅木紲(くたらぎきずな)の情報をもとに、雨のごとく金が降る幻を見せる鬼を追う。
【第二話】理科からペア宿泊券を譲り受けた龍一郎。旅先で、高校生・田井村鈴鹿(たいむらすずか)から女性が誘拐されて妊娠させられている話を聞き、苦手とする鬼・袁洪(えんこう)の仕業と見抜く。
【第三話】話は一年ほど遡る。大好物のたい焼をウサギと取り合った龍一郎は、鬼を制御するための水盤をひっくり返してしまう。たい焼がきっかけで、まだ大学生の理科と知り合いとなり、理科の先輩が巻き込まれた牡丹を巡るトラブルは花妖(かよう)が原因と判断する。
【第四話】温泉の一件で損害を被った龍一郎は、その補填をさせるべく袁洪を使役中。またも理科がもち込んできた話から、紫の絹を織る鮫人(こうじん)のしでかしたことと気づく。
【第五話】時は、龍一郎が字(あざな)を羽張(うちょう)と名乗り、大陸で暮らしていた頃までさかのぼる。自然と向き合い独学で修練を積んだ羽張は渡海に憧れている。本草学の知識を活かし不老長生薬を研究するようになる羽張は、貴族の依頼を受け、民を苦しめている龍の飼育人と相対することに。呼び出した袁洪を連れ、鬼の弾劾に向かう。
龍一郎は鬼を捕まえるたびに多くの情報をウサギに与えながら、まったりと生きていく。
371
そしてふたりは深海で
崖の下の洞穴に住んでいる不老不死の白鬼(しろおに)は、嵐の日に少女を救出する。彼女に恋した白鬼は、彼女の美しい声をもう一度聞きたいとお城に入り込むが……。
※人魚姫のパロディです。
※2025.6.20 『そして白鬼は王女と別れて』一部本文を修正しました。
372
戦う浪人生の育て方~20時間勉強と修行ができますか?~
大学入試に失敗した浪人生の仁はある日アルバイトに向かう途中で美女に話かけられる
「君には才能がある、うちでそれを生かしてみないか?」
話しかけてきたのは自称探偵のクール美人。
何のことやらわからなかったが、勉強との両立の為、高時給と色香に迷って誘いに乗ることにした
しかし、それが彼の人生の転機。うまい話には裏がある。
彼に秘められた力、それは超霊媒体質。どんな霊でもその身に宿すことが可能だが、悪い霊にも体を狙われている。
八百万の神様の力を借りて人に仇なす怪異を蹴散らす。
自分自身からも目をそらして生きてきた浪人生が、勉強に修行、命がけのバトル。まさに転がり落ちるがごとく巻き込まれていく非日常。
新機軸の日本史由来の異能バトル。
彼は生き残って、大学に合格することができるのか?
373
鬼猫来るーONI-NEKO KITARUー
謎めいた男の子。そして、犯罪者。何かが起ころうとしていた。
猫惨殺事件の犯人が逮捕された。
だが容疑者は意味不明な言動をしていた。
『鬼猫』との言葉だ。
その新聞記事を見た音場愛莉は鬼猫鎮神社へ駆け出す。
一方、加地大和はありえない光景を目にしていた。赤茶トラ猫を追うように巨漢の力士と小さな大黒様を見てしまう。幽霊が見える大和でも度肝を抜かれた。そんな中、大和のアパートの大家さんのところで子猫が産まれて癒される。
だが、その猫たちに悲劇が。
鬼猫を追って行動開始する愛莉。わけがわらないでいる大和。
はたして元凶は鬼なのか、それとも……。
374
「おまえが泣いて嫌がっても、自由にしてやらないぜ。」~雷の絆・炎の約束 弐~
「今まで一緒にいたのが間違いなんだよ。」雷火(らいか)の突然の豹変。火陽(かよう)を傷つけて、追い詰めて嗤う。「いい表情だな。もっと見せろよ。」体以上に、心が痛む火陽。(オレは、おまえさえいれば、他に何もいらないくらい、おまえのことが好きなのに。)二人を引き裂いたのは、雷火に仕掛けられた罠。「これは、私がおまえにかける呪い。けして解けない永遠の呪縛。」この話は、「おまえさえいれば、帰る場所なんかいらない。」~雷の絆・炎の約束~の続編ですので、先にそちらを読んでいただけるとありがたいです。京の陰陽師(見習い)だったが、鬼である雷火と共に生きるために、全てを捨てた少年、火陽。(12歳。)火陽に押し切られる形でそれを受け入れた雷火(13歳)。旅をする二人は、妖怪から村の子どもを助けたことから、その子どもの村にしばらくの間、滞在することになった。雷火との生活を無邪気に楽しむ火陽に対し、雷火は、火陽は京に帰るべきだと感じていた。火陽に優しくできない自分の苛立ちながら。それでも、表面上は平和だった日常に迫る魔の手。手の主は、残酷な愉悦の笑みとともにささやく。「やっとつかまえた。」「本当に目障り。私の雷火を誑(たぶら)かして。」雷火は、最後の理性で叫ぶ。「オレに近寄るな!今のオレは、おまえに何するかわからねえんだよ!!」雷火の悲痛な叫びは、現実になってしまうのかー。平安時代風異世界を舞台に、陰陽師の少年と鬼の少年の、戦いと絆を描いた和風ファンタジーです。
375
鬼の子育て
鬼である彼は、邪な心を胸に抱いていた。だが何のことはない、多くの人間を犠牲にする可能性はなく、自分の腹に、穴を空けようとしていたのだ。
376
クレタとカエルと騎士
幼馴染の理玖、太、ヒロトが落っこちた!
幼いころから喧嘩ばかりしていた理玖と太。それを止めに入るヒロト。
中学の時、理玖は太との喧嘩ばかりの日々に嫌気がさして転校する。それほど嫌っていた太と高校で再会。
そしてふとした小さなもめごとからケンカが始まり、中央階段のステンドグラスを割いて三階から飛んだ。
そのあと三人の目の前に現れたのは神様の受け付けまで案内してくれるクレタ。
さっきまで生きていたところに帰れるよう頼みに行くのだが、いろいろな試練が待ち受ける。しかも鬼が現れ、勇敢に闘い三人を守るはずが、超弱いただ生意気なだけの王子様だった。
377
節分豆撒
節分が近づくにつれ、角が生えたばかりの鬼・春太朗は憂鬱になっていった。
*
人×鬼の短編。
*
なんでも許容できる方向け。
*
他のサイトにも掲載しています。
378
春野一花は妖に容赦なし
会社を辞めたばかりの春野一花は、帰宅途中に古びた朱塗りの櫛を拾う。
ところがその夜、櫛が突然歩き出した。
逃げる櫛を追いかけた先で奇妙な歪みに巻き込まれ、一花は妖たちが暮らす世界へ迷い込んでしまう。
そこで出会うのは、皮肉屋の妖狐、世話焼きな白蛇、祭り好きの鬼、プライドの高い天狗、そして謎めいた土蜘蛛。
元ギャル女子×一癖も二癖もある妖たち。春野一花のちょっと不思議な日々が始まる――。
379
桜吹雪の後に
これは、終わった二人が「再生」する物語。
***
最初に目にしたのは桜吹雪だった。
気が付いたら知らない場所にいて、そのまま川に落ちた少年「葉月」は、綺麗な黒髪と、激しい焔(ほのお)のような黒い瞳の少女「桜」に助けられる。
一目でその瞳に惹かれた葉月だが、彼は知らなかった。
桜が、月国(つきのくに)の巫女である「夜長姫」を殺害して復讐を遂げたことを。
夜長姫が、国を守る巫女でありながら、生まれながらに鬼の心を持つ少女だったことを。
自分が、夜長姫と瓜二つの姿に変わっていたことを。
「その心を、激しい焔を、いつまでも持ち続けてちょうだい。今、お前が、私を殺したように――――」
葉月はなぜ、夜長姫と瓜二つの姿に変わったのか。
桜が見据える先に、道は続いているのか。
そして、美しく無垢な「鬼」の死は、二人に何を遺したのかーーーー。
生きる目的も希望もなかった少年、葉月。
復讐のためだけに生きてきた少女、桜。
異なる世界で、正反対の道を歩んだ末に終わった二人が新たに紡ぐ「再生」の和風ダークファンタジー。
※ノベルアップ+、小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、ネオページにも掲載中です。
380
千切れた心臓は扉を開く
「貴様を迎えに来た」――幼い頃「神隠し」にあった女子高生・美邑の前に突然現れたのは、鬼面の男だった。「君は鬼になる。もう、決まっていることなんだよ」切なくも愛しい、あやかし現代ファンタジー。
381
ご奉仕開始っ!(クソ低音ヴォイス)〜冥土喫茶で逝け逝けGO!GO!〜
自殺したサラリーマン仁は、気づいたら白装束を着て、河原に立っていた。そんな仁の目の前にあるのは『冥土喫茶〜ご奉仕するにゃん〜(賽の河原店)』
エロ可愛いメイド服を着たデカくて厳つくて怖い赤鬼に担がれて、仁は地獄へと入店した。
※♡喘ぎです。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
382
無能の少女は鬼神に愛され娶られる
人とあやかしが隣り合わせに暮らしていたいにしえの時代、人の中に、破妖の力を持つ人がいた。
その一族の娘・咲は、破妖の力を持たず、家族から無能と罵られてきた。
ある日、咲が華族の怒りを買い、あやかしの餌として差し出されたところを、美貌の青年が咲を救う。
青年はおにかみの一族の長だと言い、咲を里に連れて帰りーーーー?
383
異界アジアンゴシック奇譚「浅き眠りの夢見鬼」③~無限泡沫~
薬師としての歩みを重ねた朱華とあさきは、猫又の少女・アズキと共に、育ての親・榊の遺骨を納めるため、京都へと向かう。
榊がかつて「竜胆」として生きた旧家ゆかりの寺――嵐山の山奥にひっそりと佇む隠れ寺で、静かに儀式を終えた彼らは、榊の故郷である旧家を訪れる。
だが旧家に足を踏み入れた三人は、烙条家の者による罠にかかり、敵との激しい戦闘のさなか、アズキの咄嗟の術が発動する。
目を開けると、そこは二十数年前――榊が名を変えることとなった凄惨な事件の、七日前の世界だった。
己の「始まり」と向き合うことを強いられる朱華。
過去のあさきとの邂逅、未来への祈り、そして無言の別れ――
時を越え、繰り返される因果の中で、彼らが選び取る「未来」とは。
交錯する記憶と宿命の果てに、朱華とあさきが辿り着く、
静かなる永遠の一頁――。
闇を祓い、縁を結ぶ――
薬師たちの戦いは、いま終焉へと向かう。
原作:croe(黒絵屋)
croe氏は創作仲間で、世界観の原作者となります。
今作のキャラクターや設定、物語は狐花真凪による一次創作です。
◆本作は他媒体(書籍・Pixiv)でも公開しています。
本掲載分ではキスなどの身体的接触や暗転表現を含みますが、直接的な成人向け描写は含まれていません。
Pixivでは一部シーンをサンプルとして掲載しています。
書籍版には、加筆した成人向け描写を含みます。
384
鬼の蓉子さんの辛口相談室
鬼塚蓉子は一般企業に勤める事務OL──その正体は、人間社会に溶け込んで隠れ住む鬼だ。
そんな蓉子は、社内では相談役としてみんなから慕われていた。
しかし、蓉子には相談に乗る別の目的があるようで──?
善意の皮をかぶったブッた斬り相談室!
385
幽霊鬼ごっこ
このキズナ小学校には「幽霊鬼ごっこ」の噂がある
放課後になると学校のどこかで幽霊との鬼ごっこが始まって
それは他者には見えないらしい
そんな噂がまさか本当だったなんて!?
386
一樽イッキ
張り合い続けてきた種族である、鬼の若君と竜の姫君の結婚が決まった。
初顔合わせの宴の最中、互いに杯を差し出すタイミングが重なった。
「俺の酒が呑めぬというのか?」
「我の酒を呑まぬというのか?」
互いを責める言葉が同じように口からこぼれ出て、そして同時に「勝負だ!」と叫んだ。
「誰か樽を持てい! 先に飲み干したモノの勝ちだ」
「よかろう! 我が勝てば、そなたが先に我の杯を受けよ」
どちらが先に相手の酒を受け入れるかを決する、飲み比べが始まる…
別サイトにも同時掲載
387
ゆるされたい紫〈死〉
人は許されたい生き物だ。
自分のしてきたこと、自分の存在、世に人に許されること、
それがたぶん、明日を実感させている。
遭遇する不思議話に首をつっこんだり巻きこまれたりするうちに、
なにもかもから赦されたいと願っていることに気づく。
――古代中華奇話
《あらすじ》
「あたしね……もうずっと、何年も、明日になった感じがしなかった」
息苦しい今日を繰り返すだけの人生だった。
人を殺した罪ゆえに、
いつどこで野垂れ死んでもいいと投げやりだったそれなりの歳の女が、
行き場がなく途方に暮れている子供と暮らし、
地獄からの追っ手にしつこく絡まれているうちに、
自虐的な言動は周りの者を傷つけるのだと学んでいく。
迷える大人達がちょっとずつ成(助)長していく――かもしれないコンパクトな連作。
《登場人物》
莫扶霊(ばく・ふれい)
鬼憑き。その影響で双眸が年々、紫色に変色していく。紫眼のせいで両親に忌み嫌われて育った。現在は国都で凶宅と噂されている事故物件を購入し、庶人に読み書きを教えながらひっそりとスローライフ中。
虞宇月(ぐ・うげつ)
隙間時間の副業として地獄に仕えている。本業は別。頭が良すぎるために先が見えすぎてなにもしないタイプ。生きることをムダに感じている安っぽい虚無思想のもち主だったが、扶霊を追いかけているうちに、とんでもないコトを思いつく。
迅琳(じん・りん)
国都の邸で扶霊と暮らしている少女。おっとりした雰囲気で、見た目はとてもかわいらしい。
裴無恭(はい・むきょう)
迅琳の友人・豈華の、三番目の兄。禁軍付き軍吏。結婚していたが何事にも欲のないところを嫌われて夫人に捨てられた。まさに独身貴族。迅琳好きーのロリコン(なのか?)
魏斯義(ぎ・しぎ)
邸店の店主。えらい童顔で二十歳くらいにしか見えない。扶霊を許婚だと(勝手に)想ってがんばっている。打たれ強く心は折れない、逆境にあってこそ本領を発揮する男。
388
新説 桃太郎
山奥でお爺さんお婆さんに拾われた桃太郎。10年近く鬼退治の決意を胸に秘め、とうとう桃太郎は鬼退治へ旅立つ。人族とサル族と犬族とキジ族の仲間を連れて。
389
風華鬼伝承 もどかしい恋
恋心って、なかなか口にできないよね
でももしソレが、できたのならば…、と想うのです
390
桃太郎と雪女
むかし、むかし。山奥で桃太郎はおじいさんと、おばあさんと暮らしていました。おじいさんは桃太郎に剣術を教えるのですが、からっきしなので、雪子という高弟を呼びつけ一緒に稽古させようとしました。そして成り行きでそのまま結婚させてしまいました。麓の村を襲う鬼を退治してほしいと、村長さんにお願いされた、おじいさんは桃太郎と雪子を向かわせるのでした……
391
鬼の心臓は闇夜に疼く
闇夜を駆ける少年は、
永い時を生きていく…。
鬼を心臓に宿す小太郎。
人間の中の悪意を食べ、生きている。
そんな小太郎の元に、桃太郎の子孫が現れた。
彼は、先祖がせん滅しそこねた、生き残りの鬼を探しているという。
彼らと戦う中、自分の存在について、悩み苦しむ小太郎。
そんな小太郎に、子孫の青年が下した決断は…。
日本を舞台にしたファンタジーです。
鬼や妖怪の解釈について、作者独自の設定があります。
過去編と現在編で物語を進めて行きます。
※過去編には、カニバリズム的描写があるので、苦手な方はご注意下さい。
392
白河夜船
核戦争後の、生物がほとんど死滅した変わり果てた世界で目覚めた少年は、冷凍睡眠で眠らされていた男の子・銀河と共に、食料を探す旅に出る。
『さよならイクサ』の後のお話です。
単話でも読めますが、『白鬼のミタマ』『白物語』をお読みいただくと、より楽しめると思います。
393
冥府の花嫁
杷佳(わか)は、鬼子として虐げられていた。それは彼女が赤い髪を持ち、体に痣があるからだ。彼女の母親は室生家当主の娘として生まれたが、二十歳の時に神隠しにあい、一年後発見された時には行方不明の間の記憶を失くし、身籠っていた。それが杷佳だった。そして彼女は杷佳を生んですぐに亡くなった。祖父が生きている間は可愛がられていたが、祖父が亡くなり叔父が当主になったときから、彼女は納屋に押し込められ、使用人扱いされている。
そんな時、彼女に北辰家当主の息子との縁談が持ち上がった。
自分を嫌っている叔父が、良い縁談を持ってくるとは思わなかったが、従うしかなく、破格の結納金で彼女は北辰家に嫁いだ。
しかし婚姻相手の柊椰(とうや)には、ある秘密があった。
394
鬼哭龍乱
「俺、知ってるよ。あんた、俺を殺せなかったんじゃなくて、殺さなかったんだってこと」
それは、望の月の美しい夜のことだった。
時は、江戸の初め――。
親を失い山賊に身を落とした少年、竜巳は、ある夜、美しく鬼のように強い男に殺されかける。
一命を取り留めた竜巳は、斬りつけてきたくせに己の命を救った美丈夫、輝夜に弟子入りを願い出た。
「復讐したい男がいる」
そう語る竜巳の体を、輝夜は強引に暴いた。
盗賊だった少年と美形でナルシストで優男で細ゴリラの忍による和風な村を焼く系のメリバ。
ツンデレ少年と美形俺様攻めの和風絵巻。
395
哀しき鬼女のものがたり
白井友里は古墳の歴史を調査している最中雨宿りした民家で鬼の伝説を聞く。タミ子が話す悲しき鬼女の伝説を聞いた友里は翌日その場所を訪れるが意識を失い、気付くとそこは平安の時代だった。
出典:『ふるさとの伝え語り―二本松市史資料叢書-』(昭和51年 二本松市教育委員会)
396
鬼の城
時は江戸時代、鬼が住まう城「桃源城」(とうげんじょう)、そこに連れてこられた少女「お菊」の話であり、生活に困り、盗みへと入った盗人「燕太郎」の物語。
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起動兵器レイラ~永遠に君を愛する者~
不老不死として長い時を生きる「きさらぎ あさきゆめみし」は、街を歩いているとトップVSingerというジウの放送と出会う。
そしてVSingerというのに憧れを抱き、自身も新人VSingerになる。
それは不老不死として世界の破滅を幾度も見て来たきさらぎあさきゆめみしにとって、心からやりたいと想えるものだった。
しかしジウと出会い、ジウに誘われて所属した事務所は実は裏の面があり?
起動兵器「レイラ」通称Lナンバー機体に乗り、きさらぎは世界を護る為に「鬼」と戦うことになる。
しかしきさらぎ自身も、言えない秘密「鬼」と繋がりがあった。
世界を巻き込んで、歌に憧れて入った世界で予想もしていなかった方向へ運命は廻り出す。
ソノ先で出会った存在は──
398
ミサイル護衛艦が異世界転移!? しかも艦長が幼女になっちゃいましたけど?
うっかり女神の転生ミスで、異世界に転移したミサイル護衛艦フワデラ。この突然の出来事に、乗組員全員がパニックに陥った。そんな中、フワデラは未知の大陸を発見。大陸を調査するため、艦長と精鋭の水陸機動隊48名が選ばれ、未知の地へ上陸。そこで謎の爆風に巻き込まれ、彼ら全員が幼女となってしまった!
幼女艦長と249名のクルーたちの異世界サヴァイバルが始まる。
「ときに平野くん?」
「はい。なんでしょう艦長」
「幼女である私が君のおっぱいを揉んだとしても、これはセクハラにはならないのではないだろうか? だって幼女だし」
「そうでしょうか。そうかもしれません。帝国に戻った際に奥様に確認してみます」
「ごめんなさい」
※現代日本ではなく帝国と呼ばれる異世界日本から異世界へ転移したお話です。
※作者にはミリタリー知識はありません(大事)。ドタバタ人物劇です。
※音声読み上げ対応。無音を無くしてVOICEVOXでも止まらないように"努力"してます。
399
閻魔の庁
小野篁。
後世に伝わる彼の伝説は、生々しい。
昼は平安朝の貴族にして、夜は閻魔大王の片腕となる。その奇怪なる人物の目を通じて、人の世の因果を描く。閻魔の役人は現世をどう傍観するものか。因果応報……小野篁は冷ややかに世を見つめる。
400
桃から生まれた男の子が成長し、亜人の少女達と鬼退治に行くお話
桃から生まれた儀助と名付けられた少年は鬼退治の旅の途中、ある町で初めて動物の能力と外見的特徴を持つ『亜人』の存在を知る。そして鬼に家族を奪われた『狼の亜人の少女』月華と月華の為に戦うと誓った『猿の亜人の少女』楓、そして一族の名誉の為に鬼を退治したいと思う『雉の亜人の少女』美羽と出会い、一緒に鬼退治の旅をすることに……