サスペンス 小説一覧
241
仕合わせの標本
――彼女は、私の幸せそのものでありました。
私の心の中では、常に彼女が光り輝いていたのです。
彼女が幸せであれば、それで良い。
彼女が倖せであれば、それで好い。
彼女が仕合せであれば、それで善い。
シアワセであれば、ソレで――
彼女を永遠に幸せにするため、私の手でシアワセを再生させようと。
彼女が私に与えてくれたすべてを、私も彼女に返すべきだと感じた。
だって、彼女は私の世界そのもの。
それを作り直すことで、私たちの幸せが続くのだと信じていた。
彼女の笑顔で私は救われるのだから……
242
善人スコア
善行が数値化された世界。
「いいこと」をすればするほど、暮らしは豊かになる。
けれど……
それは本当に“善”なのだろうか。
243
隣人が有名ゲーム実況者なんだけど、最近様子がおかしい ~ネット配信者にガチ恋した少女の末路~
柊木美玖は、隣人である諸麦春斗がストーカー被害に悩まされているのを目の当たりにしながらも、なかなか声をかけられず歯がゆい思いをしていた。
ある日、美玖は今を時めく人気ゲーム実況者・むぎはるの正体が春斗であることを知ってしまう。
そのうえ、配信中の彼の背後に怪しい人影を見てしまった。美玖は春斗を助けるためにコンタクトを取ろうと決意する。
だが、どうも美玖の行動はストーカーに筒抜けらしく、春斗を助けようとすると犯人と思しき少女・MiraiのSNSアカウントに釘を刺すようなツイートが投稿されるのだった。
平穏な生活を送っていた美玖は、知らず知らずのうちにSNSと現実が交差する奇妙な事件に巻き込まれていく──。
244
【悲報】夫が雪だるまになっちゃっちゃ……
若妻は夫の安否を神に祈ることしかできない。雪に埋もれた夫の命は絶望的であったのだ……。
245
スキンウォーカー ― もう誰も、信じてはいけない ―
「奴らは静かに紛れ込む。」
いつの間にか、世界は変わっていた。
誰が敵で、誰が味方なのか。
それすら、もう分からない——。
これは、人類が気づかぬうちに侵略されていた世界の、ある一幕の話。
246
バベルの塔の上で
一条大和は、『あらゆる言語が母国語である日本語として聞こえ、あらゆる言語を日本語として話せる』という特殊能力を持っていた。その能力を活かし、オーストラリアで通訳として働いていた大和の元に、旧い友人から助けを求めるメールが届く。
友人の名は真澄。幼少期に大和と真澄が暮らした村はダムの底に沈んでしまったが、いまだにその近くの集落に住む彼の元に、何語かもわからない言語を話す、長い白髪を持つ謎の男が現れたのだという。
その謎の男とも、自分ならば話せるだろうという確信を持った大和は、真澄の求めに応じて、日本へと帰国する——。
247
黒沢ゆいなと森原みらいと女神をめぐる三角関係の内角の和
目の前で恋人である女性を拉致された黒沢ゆいなが恋人奪還に奔走するうちに
イエス・キリストの復活に関わる人類史上類のない壮大な陰謀に巻きこまれていることに気づく。
248
からみ糸 ―深川つみびと物語―
◇2026/06/24完結◇
―負け犬達の咆哮は凄烈なり―
大江戸サスペンスの幕が上がる!
時に天保十三年。
老中水野忠邦が押し進める大改革が江戸の町に濃い影を落とす中、ひとりの男が悲嘆に泣く。
その声を聞く数人の男女。
男に代わり復讐を始めた浪人に触発され、それぞれが世間に牙を剥く。
寿命いくばくもない老人、行き場がなく主の妾にあまんじる女、周囲から侮られ昇進できない男、悔恨にさいなまれる下っ引、足を洗いたい巾着切り、冴えない料理人⋯⋯。
苦衷の中で生きる者達の小さな罪業は、やがて水野忠邦の心胆を寒からしめることになる。
巷間を騒がす者たち。それを追う同心。興奮必至のクライムスリラー!
249
アンケート ― 選ばないという選択 ―
アンケート事件からしばらく後。
三枝美佳は、選択に縛られないはずの日常の中で、些細な決断さえ迷う自分に気づいていた。
停止したはずのシステム〈LAPIS〉は、水面下でなお人々の“選択の痕跡”を集め続けており、美佳は今度は被験者ではなく「次期アンケート設計者候補」として目をつけられる。
同時に、強制ではないが「答えないと不安になる」新たなアンケート文化が広がり始めていた。
世界を変える力を持つ問いを作れるのは、美佳しかいない――そう信じる者たちと、再び誰かを選ばせてしまうことへの恐怖の間で、美佳は揺れる。
そして彼女が選んだのは、問いに答えることでも、問いを作ることでもなかった。
250
幻の背《せな》
ちょっぴりビターな味わいのラブサスペンスBLです!刺青にまつわる殺人事件を背景に、薄幸な青年撫川と新米刑事の久我、そしてその他の個性的な面々が織りなす少し胸に沁みるスリリングな物語を目指しました。
251
【完結】探さないでください
ある日、母親が、『探さないでください』と書き置きをして家出した。
3ヶ月後帰ってきた母親は、何かが少しだけ変わっていた。
その変化が、当たり前になった頃、事件が起きる。
252
眠りの森
ちょこっとサスペンスです💦
思い付きで書いてるので矛盾点などあるかもしれませんがご容赦ください😅
253
有栖と奉日本『千両役者のワンカラ―』
有栖と奉日本シリーズ最終話
積み上げてきた時間
信じて歩んできた道
振り返ればそこにある過去
たどり着いた現在
そして――未来へ
254
もう、苦しまなくてもいいんだよ
君のことを苦しめるもの、悩ませるものは全部私がなんとかしてあげる。だからね、もう、苦しまなくてもいいんだよ。
255
死神少女と魂の天秤
「突然ですが、あなたには死んでもらいます」
裏社会を生き抜いた戦闘のプロ、桐生蓮。
両親を惨殺した仇、神代浩二への復讐だけを糧に生きてきた男の前に、その夜、一人の少女が現れた。
彼女の名は月詠。人の魂を刈り取る死神。
「死ぬのは構わない。だが、あの男を殺すまで待ってくれ」
死の宣告に対し、蓮が突きつけたのは『死の猶予』であり、目的を果たした後、命を差し出す契約。
「貴方の願い、聞き届けましょう」
何か思惑があるのか、それとも死神の気まぐれか。
蓮の願いは受け入れられ、死神との奇妙な共闘がはじまる。
しかし、運命は非情だった。
復讐の対象である神代が、仕掛けた大規模テロを決行する。
それにより町は地獄と化す。
そんな中、いつしか月詠は蓮の揺るぎない魂に惹きつけられていく。
死神としての使命か、芽生え始めた愛か。
復讐の完遂か、彼女と共に生きたいと願う生への渇望か。
相反する二つの想いが、極限の状況下で【魂の天秤】を揺らし始める。
これは死と隣り合わせの天秤が刻む、命を懸けた恋の物語である。
256
こちら、ときわ探偵事務所~人生をやり直したいサラリーマンと、人生を取り返したい女探偵の事件ファイル~
「あなたを救いたいのです。人生をやり直したい……そう思いませんか?」
会社を辞め、途方に暮れる元サラリーマン、金谷律也。人生をやり直したいと思っていた彼の目の前にNPO団体「ホワイトリップル研究所」と名乗る白装束を纏った二人組が現れる
リツのこれまでの行動を把握しているかのごとく、巧みな話術で謎の薬“人生をやり直せる薬”を売りつけようとした。
リツは自分の不幸を呪っていた。
苛烈なノルマに四六時中の監視。勤めていた会社は碌なもんじゃない。
人生のどん底に突き落とされ、這い上がる気力すら残っていない。
もう今の人生からおさらばして、新しい人生を歩みたい。
そんなリツに、選択肢は残されていなかった。
――買います。一つください
白装束が去った直後、ホームズのような衣装をまとい、探偵となった幼なじみ神原椿と、なぜか小学生の姿になった妹の神原紅葉が部屋に乱入。
―― この薬、絶対飲んじゃ駄目よ。飲んだら最後、あなたは……消されるかもしれない
なぜ薬を飲んではいけないのか。そして、なぜ消されるのか。
白装束の奴らは何者で、その目的とは。
消えた人はどこに行くのか。
陰謀渦巻くサスペンス・ミステリーが始まる……!
※10月より毎週土曜夜6時30分公開予定
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👨👩二人用声劇台本「タクシーの行先」
一流企業の課長が主人公。帰宅する為に乗ったタクシーの中で、高校時代に戻った夢を見る。夏向けの台本。
所要時間:15分前後
男一人、女一人
坂井(男性):低音で課長クラスのサラリーマン&中~高音で高校生
女性:低音で20代後半以上のタクシー運転手&中~高音で高校のテニス部のマネージャー
※最後に選択肢がございます
◆こちらは声劇用台本になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
※こちらの作品は男女入れ替え禁止です。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
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悔やんでも君は還らない
十年以上前頒布したボカロ同人誌(芸能界パロ)の劇中劇を小説にしてみました。
二時間サスペンス的な何かです。
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怪奇小説『サナトリウムに』
町おこしとしてリゾート化の計画が進む中部地方の田舎町・雨里。
現地調査のために雨里に滞在することになったリゾート開発会社の社員である宇野は、観光資源となるものを探すなかで、詳細不明の人魚伝説と、大正時代に発生した迷宮入り殺人事件の存在を知る。
雨里のような山奥の町に、なぜ人魚伝説が伝えられているのか?
謎めいた神秘を感じた宇野は、雨里の山中にある「名前の無い湖」へと向かった。
そこで宇野が見たものとは・・・?
※この作品は「津々木徹也のnote」で2023年8月に公開した作品を転載したものです。
260
世界をとめて
天涯孤独な人生を過ごしていた金田麻百合の元に突如現れた金髪ヤンキーの男、柳。
彼に強引に連れ出され、麻百合は二卵性双子児の妹、浅田花梨と対面する。
自分とは似ても似つかない儚げな少女、花梨。彼女の奴隷だと言って、何でも言うことを聞く柳。戸惑いながらも、麻百合はふたりと同居することになった。
最初で最後の奇妙な同居生活、そこに忍び寄る黒い影。彼らの世界はどう変わっていくのか。
サブタイトルにはパチンコ用語が使われております。
今のところNolaノベルにも掲載しています。
261
「君はだれ?」
僕が同時に恋心を抱けるのは、世界で五人まで。もしも六人目を愛してしまったら、これまでの五人のうち一人がランダムに僕の記憶から消え失せ、一週間以内に不審な死を遂げる。そんな残酷な「ルール」に縛られながらも、僕は愛する恋人たちとの平穏を保とうとしていた。忘却されて死んでいく元恋人たちの思い出。残された者が抱く、楽しかった記憶への未練。他者を忘れることは、彼らを物理的に殺すこと。僕の精神を守るために繰り返される、血塗られた関係の断捨離。しかし、それは本当に「逃れられないルール」なのだろうか?最後に明かされるのは、あまりにも身勝手で、あまりにも純粋な、僕の「選択」の記録。「ごめんね。六人目ができたら、君は消えるんだ」人間の心に潜む、他者を都合よく消費し忘却するエゴを暴き出す、衝撃のディストピア・ダークサスペンス。
262
インディアンサマー
小春日和の深夜、遅くなったミニスカートの典子は、三人の暴漢に襲われる。
263
図書館と象
小説
264
コーアーション特集
コーアーション=グラビタスとは
3塔の内の1塔で、威圧と支配によって人を沈黙させる力を持つ。
収録内容↓
アディシェスとコーアーション
ガシャバとコーアーション
シェリダーとコーアーション
本来はノベマに掲載しようとしましたが、事故でアルファポリスに入れる羽目になりました。
265
未完成のクリード
ある日、掲示板に貼られた一枚の写真。
それは沢藤 健吾のクラスメイト、絵羽 沙苗の援交現場を押さえた写真だった!
誰がそんなことをしたのか。
沢藤が属する新聞部は事件の犯人を追うことに。
そして待っていた真相は______
挿絵はいすみんさん(Twitter⇒https://twitter.com/isumin3939)提供
266
シラスの王
長編のフォース=エセラーを、短編で出すよ。 読みやすいよ。 第3弾は、シラスの王だ。 凸凹コンビ。カールとソフィアとアラゴーの旅。 今度の冒険の舞台は冒険者の国ダデムだ。 ぜひ、読んでみてね。^_^
267
ワイルドハント~屍者たちを先導する者~
元空挺隊員のリアム・ディアスは、頭部に怪我を負ってから妖精や不可解な存在を目にようになってしまう。ある夜、パブでひとりの女に声をかけられ或る物を探して欲しいと頼まれる。それはリアムが、不可思議な世界へ入り込むきっかけに過ぎなかった。
同じ頃、ロンドンでは謎の死亡事件が多発していた。
場所は関係なく、死因は全て心臓麻痺。現場を映した監視カメラには謎の影が映り込んでいる。
そして現場はある地点を中心にして、まるで包囲するかのように広がっていたのだった。
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映画感想 六月
サスペンス・ホラー特集!
怖いのは苦手なので、本格ホラーやスプラッタはありません。
269
<完結>伯爵家嫡男は2度殺される
二男マンデーは、兄(伯爵家嫡男)の遺体を首吊り自殺に見せかけようとしていた。しかし、吊り上げた直後、死んだはずの兄が息を吹き返してしまう。
助けるか、助けないか、マンデーは、迷った末にその手で再び兄の命を奪う決断を下すのだが・・・
270
とある訳あり物件についての記録
<地方に念願の広い家を買ったんです。でもこの町、どこか奇妙なんです––––>
怪談師である僕、「幽玄」は毎月第二火曜の夜、音声SNSを使って実話怪談会を開いている。事前応募された中から面白い実話怪談を選び、紹介してくれた一般リスナーに当日話してもらう形式で、僕は基本的に聞き役に徹している。
これはある日の音声スペース内で聞いた、とある町に住む主婦の話。
––––時には幽霊なんかより、ずっと怖いものがある。僕はそう、思っている。
271
東京都大田区蒲田
東京は大田区蒲田で起きる猟奇事件。居酒屋で出会った若い男と実父から性的虐待を受け続けた少女は、売れないライター渡辺透に協力を求める。
世界で唯一の統合失調症小説!
実話を元にしたフィクションです。
改題しました。
272
我久囚 —ガクシュウ—
絶海の孤島に無人の学園。そこへ招かれた生徒たち。
彼らはなぜ招待されたのか。そして何が起こるのか。
スマホに届いた怪しい通知——すべてはそこから始まった。
◆こちらは2025年8月22日〜2025年8月30日までカクヨムにて連載していた完結済みの長編です。
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刑事殺し・トラブル・ 抗争の渦
俺は、宇宙から来た者(?)に寄生されてしまった。どうなるのか、まるでわからない? だが、それを心配ばかりしては、いられない。俺は刑事、片倉洋(かたくら よう)。警察の仕事はもっと大変なんだ。仕事のために、わからない謎を解かなければならない。そして、また殺されてしまった!
なお、俺がなぜ寄生されたのかは、別作の「刑事殺し」に書いている。もし、よろしければ、そちらも、ぜひお読みください。
274
希望の光
あらすじ
奏介はある日目を覚ますと見覚えのない校舎のグラウンドに寝そべっていた。目の前には自分の様子を窺うように友人の海と見知らぬ人々の姿が。ある教室へと連れて行かれた彼に現状を説明する面々。この学校に隠された謎をときあかさないとここから出られないらしいが……。
275
ピースアー 繕われた真実
死者の衣を洗う店〈ピースアー〉。――香りが戻るたび、真実がほどけていく。
タイ語で蝶を意味する「ผีเสื้อ(ピースアー)」は、直訳すれば「幽霊の衣」。
死者が羽衣をまとうように、もういちどこの世を舞う――という信仰がある。
大きな事故で夫を失った高瀬梨紗は、〈ピースアー〉という古いクリーニング店の店内で、亡き夫の衣を洗い直す提案を受ける。
店主・飛木祐奈が手に取った布には、失われた時間の温度がまだ残っていた。
香りの記録を辿るように、梨紗はかつて夫と交わした言葉を思い出していく。
青い光の蝶が舞うその瞬間、封印された“真実”が少しずつ浮かび上がっていく――。
〈ピースアー〉は、愛した人をもう一度この世に留めるための、最初で最後の洗い直しの物語である。
――真実は、洗われても跡を残す。
276
木野友則の悪意
世界観を同じくする連作の十話目。これ単独でも楽しめると思います。
災害により、学校の敷地内に閉じ込められた生徒達。その中で起きたのは、殺人事件だった。
芦田風太郎先生が顧問を務める、演劇部の生徒達の登場編。
この作品は、他サイトでも公開しています。
277
深淵の幼なじみ
気になる幼なじみが視える男子だった俺の日常譚…
こんな事があるのは日常です。
でも、一緒にいたい…
人✕人✕幽霊の三角関係…
どうしても離れる事の許されない…
離れられない3人の男子の、純真で恐ろしい三角関係と、彼らの周りで起こる不気味な奇事件譚
至(いたる)は、高校一年生。
高校生になって初めての夏休みが終盤に近づいて来た時、思わぬ形で、疎遠になっていた美貌の同級男子幼馴染の葵と再会した。
しかし、あんなに仲の良かった葵は、至に冷たくて、どこか謎が多かった。
基本BLですがちょっとだけホラーな部分があります
BL、ホラー、サスペンスな部分があります。
278
【毎日20時更新】アンメリー・オデッセイ
からくり職人のドルトン氏が、何者かに殺害された。ドルトン氏の弟子のエドワードは、親方が生前大切にしていた本棚からとある本を見つける。表紙を宝石で飾り立てて中は手書きという、なにやらいわくありげなその本には、著名な作家アンソニー・ティリパットがドルトン氏とエドワードの父に宛てた中書きが記されていた。
【時と歯車の誠実な友、ウィリアム・ドルトンとアルフレッド・コーディに。 A・T】
なぜこんな本が店に置いてあったのか? 不思議に思うエドワードだったが、彼はすでにおかしな本とふたつの時計台を巡る危険な陰謀と冒険に巻き込まれていた……。
【登場人物】
エドワード・コーディ・・・・からくり職人見習い。十五歳。両親はすでに亡く、親方のドルトン氏とともに暮らしていた。ドルトン氏の死と不思議な本との関わりを探るうちに、とある陰謀の渦中に巻き込まれて町を出ることに。
ドルトン氏・・・・・・・・・エドワードの親方。優れた職人だったが、職人組合の会合に出かけた帰りに何者かによって射殺されてしまう。
マードック船長・・・・・・・商船〈アンメリー号〉の船長。町から逃げ出したエドワードを船にかくまい、船員として雇う。
アーシア・リンドローブ・・・マードック船長の親戚の少女。古書店を開くという夢を持っており、謎の本を持て余していたエドワードを助ける。
アンソニー・ティリパット・・著名な作家。エドワードが見つけた『セオとブラン・ダムのおはなし』の作者。実は、地方領主を務めてきたレイクフィールド家の元当主。故人。
クレイハー氏・・・・・・・・ティリパット氏の甥。とある目的のため、『セオとブラン・ダムのおはなし』を探している。
279
早く解いてよ名探偵!召喚されたら被害者でした
(いつも殺人に遭う探偵と同じ宿なんて、まさに悪夢だ)
とあるアドベンチャーゲームの中に召喚された私は、悲惨な殺され方をするキャラだった。
舞台はあつらえたような吹雪の舞うコテージ。
犯人が誰かを言えない。逃げられない。特殊な能力もない。
あるのは、このゲームの知識だけ。
果たして、自分が殺されるまでに、探偵に事件を解いてもらえるか?!
280
人身御供
優秀な双子の兄にコンプレックスを抱く”俺”は、ある日兄の車を勝手に運転しひき逃げ事故を起こしてしまう。
動転した”俺”は兄に救いを求めたところ、「何とかする」という思いがけない返事をされた。
兄に指定された場所に車で向かうと、兄は”俺”が予想だにしなかった行動に出て……!?
※本作は小説家になろう様、ノベルアッププラス様にも投稿しております。
※本作はノベプラの「イヤミス短編小説コンテスト」に応募した作品です。