小説一覧
幼馴染と一緒にトラックに撥ねられた主人公。転生した場所は神獣八体が治める神浄外という世界だった。
主人公は前世此処で生きていた事を思い出す。そして死ぬ前に温めていた卵、神獣麒麟の子供に一目会いたいと願う。
※獣人書きたいなぁ〜で書いてる話です。
お気に入り、しおり、エールを入れてくれた皆様、有難う御座います。
文字数 290,992
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.01.28
私に贈り物をする彼だが…私は、あなたの愛と引き換えに欲しい物など何もないの。
愛をくれないなら…もう婚約破棄して─?
文字数 1,713
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.09.27
「私と別れて下さい」
「嫌だ、君と別れる気はない」
誕生パーティー、結婚記念日、大切な約束の日まで……
彼の大切な幼馴染の「セレン」はいつも彼を連れ去ってしまう。
「ごめん、セレンが怪我をしたらしい」
「セレンが熱が出たと……」
そんなに大切ならば、彼女を妻にすれば良かったのでは?
ふと過ぎったその考えに私の妻としての限界に気付いた。
その日から始まる、私を愛さない夫と愛してるからこそ限界な妻の離婚攻防戦。
「あなた、お願いだから別れて頂戴」
「絶対に、別れない」
文字数 79,374
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.07.07
転売屋(テンバイヤー)が異世界に飛ばされたらチートスキルを手にしていた!
元の世界では疎まれていても、こっちの世界なら問題なし。
相場スキルを駆使して目指せ夢のマイショップ!
ふとしたことで異世界に飛ばされた中年が、青年となってお金儲けに走ります。
お金は全てを解決する、それはどの世界においても同じ事。
金金金の主人公が、授かった相場スキルで私利私欲の為に稼ぎまくります。
文字数 1,820,553
最終更新日 2024.05.18
登録日 2023.12.14
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))
文字数 62,509
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.09.03
Ω令息は、αの旦那様の溺愛をまだ知らない
レンタル有り旧題:ローゼンシュタイン伯爵夫人の王太子妃教育~不仲な夫と職場が同じになりました~
オメガの地位が著しく低い国、シュテルンリヒト王国。
その王国貴族として密やかに生活するオメガ、ユーリス・ヨルク・ローゼンシュタインはある日、新しく王太子の婚約者となった平民出身のオメガ、アデル・ヴァイツェンの教育係に任命される。
王家からの勅命を断ることも出来ず、王宮に出仕することなったユーリスだが、不仲と噂されるユーリスの夫兼番のギルベルトも騎士として仕えることになっており――。
不仲であるとは思わない。けれど、好かれているとも思えない。
顔を会わせるのは三か月に一度の発情期のときだけ。
そんな夫とともにユーリスはアデルを取り巻く陰謀に巻き込まれていく。
愛情表現が下手くそすぎる不器用な攻め(α)×健気で一途なだけれど自己評価が低い受け(Ω)のふたりが、未来の王太子妃の教育係に任命されたことをきっかけに距離を縮めていくお話です。
R-18シーンには*がつきます。
本編全77話。
完結しました。
11月24日より番外編を投稿いたします。
第10回BL小説大賞にて奨励賞をいただきました。
投票してくださった方々、本当にありがとうございました!
文字数 410,113
最終更新日 2024.04.15
登録日 2022.09.18
英雄のパーティ、『炎の竜牙』をリストラされたクルトは、実は戦闘以外は神の域に達している適正ランクSSSの持ち主だった。
そんなことを知らないクルトは、自分の実力がわからないまま周囲の人間を驚かせていく。
結果、多くの冒険者を纏める工房主(アトリエマイスター)となり、国や世界の危機を気付かないうちに救うことになる。
果たして、クルトは自分の実力を正確に把握して、勘違いを正すことができるのか?
「え? 山を適当に掘ったらミスリルが見つかるのってよくある話ですよね?」
……無理かもしれない。
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※令和元年12月より、コミカライズスタート(毎月第三火曜日更新)
※1~5巻好評発売中(コミカライズ1巻発売中)2020年11月時点
※第11回ファンタジー小説大賞受賞しました(2018年10月31日)
※お気に入り数1万件突破しました(2018年9月27日)
※週間小説ランキング1位をいただきました(2018年9月3日時点)
※24h小説ランキング1位をいただきました(2018年8月26日時点)
文字数 1,438,993
最終更新日 2024.03.20
登録日 2018.08.19
ササライ王国、シシリー公爵家の長女アデリーナ。彼女はオルステッド帝国の若き英雄カルセインの花嫁に選ばれ嫁ぐことになる。英雄、勇者と呼ばれたカルセイン。だが彼は女性に興味がなく、長きに渡る魔獣との戦争の戦後処理で忙しく、アデリーナのことなど全く頭になかったのだ。
アデリーナは、カルセインと一度も顔を合わせることなく結婚。屋敷にもほとんど帰らない夫に嫌気がさし、城下町で買った小さな喫茶店を隠れて経営することになる。お客の来ない喫茶店でのんびり過ごしていると、初めての客はなんと、顔も見たことがないカルセインだった。
喫茶店の女主人として、その店の常連として出会ったアデリーナとカルセイン。二人は恋に落ちるが……互いに既婚者であり、結ばれることはまずないと考えていた。そもそも、二人は夫婦なんですけど!!
これは、互いの顔を知らない夫婦が、全く別の場所で出会い、恋に落ちる物語。
文字数 36,939
最終更新日 2022.06.10
登録日 2022.06.05
「貴女は、真心からこの男子を夫とすることを願いますか」
神父様の問いに、新婦はハッキリと答える。
「いいえ、願いません!私は彼と妹が結婚することを望みます!」
妹と婚約者が恋仲だと気付いたので、妹大好きな姉は婚約者を結婚式で譲ることに!
100%善意の行動だが、妹と婚約者の反応はーーー。
文字数 8,818
最終更新日 2024.04.06
登録日 2024.04.01
お祈りメールの嵐にくじけそうになっている谷河内 新(やごうち あらた)は大学四年生。未だに内定を取れずに打ちひしがれていた。
ライトノベルの異世界物が好きでスローライフに憧れているが、新の生存確認にやってきたしっかり者の妹には、現実逃避をしていないでGWくらいは帰って来いと言われてしまう。
「スローライフに憧れているなら、まずはソロキャンプくらいは出来ないとね。それにお兄ちゃん、料理も出来ないし、大体畑仕事だってやった事がないでしょう? それに虫も嫌いじゃん」
いや、スローライフってそんなサバイバル的な感じじゃなくて……とそんな事を思っていたけれど、ハタと気付けばそこは見知らぬ森の中で、目の前にはお助け妖精と名乗るミニチュアの幼児がいた。
魔法があるという世界にほんのり浮かれてみたけれど、現実はほんとにサバイバル?
いえいえ、スローライフを希望したいんですけど。
そして、お助け妖精『コパン』とアラタの、スローライフを目指した旅が始まる。
文字数 73,287
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.04.25
ブラック企業でエンジニアをしていた主人公の青木錬は、ある日突然異世界で目覚めた。
転生した先は魔力至上主義がはびこる魔法の世界。
だが錬は魔力を持たず、力もなく、地位や財産どころか人権すらもない少年奴隷だった。
前世にも増して超絶ブラックな労働環境を現代知識で瞬く間に改善し、最強の賢者として異世界を無双する――!
※他の小説投稿サイトでも公開しています。
文字数 312,375
最終更新日 2023.04.04
登録日 2022.08.25
バーネット公爵家の長女セレリアは、ジャレット王太子の婚約者だった。しかしセレリアの妹フランシスとジャレット王太子が、恋仲になってしまう。
王太子の強い希望により、セレリアとの婚約は白紙となり、フランシスが王太子の婚約者となる。
泣いて詫びる妹を、大丈夫だと宥めるセレリア。
だが結婚式を目前に、フランシスは何者かによって毒殺されてしまう。
美しく愛らしい、誰をも魅了するフランシス。対して平凡な容姿で、両親からの期待も薄かったセレリア。確たる証拠もない中、皆がセレリアを疑いはじめる。その後、セレリアにフランシスの殺害は不可能だったと証明されるが、フランシスを失った苦しみから半狂乱になったジャレット王太子は、婚約破棄された腹いせに妹を殺したのだと思い込みセレリアを責め立てる。
「お前のせいでフランシスは死んだのだ!お前は呪われた公爵令嬢だ!」
王太子のこの言葉を皮切りに、皆がセレリアを呪われた公爵令嬢と噂するようになり──────
※この作品は小説家になろうにも投稿しています。
文字数 145,094
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.04.22
『内助って、こんな目立つの!??』
「これは政略結婚だ。君を愛するつもりはない」
どこぞの大衆娯楽小説で読んだ様な、オリジナリティの欠片も無い台詞から始まった結婚生活。
国有数の資産家である伯爵家の若き当主ユージーンと、下町育ちの公爵家の養女アナスタシアの、政略結婚から始まるちぐはぐストーリーは、ついに二人が結ばれた事で幕を閉じた……と思いきや!?
精霊が見えるアナスタシアの出生の秘密と失踪した両親の行方を追う二人は、否応なしに『かつて滅びた精霊の国』に纏わる継承問題に巻き込まれて行く。
隣国アウストブルクへ。フェイラー辺境伯領へ。
王都と領地を飛び出して、雑草魂の伯爵夫人、アナスタシアは今日も行く!
一方、まさかの旦那様にも不穏な魔の手が……!?
「夫婦の間に挟まろうとする人間は、精霊に蹴られても文句は言えません……よね?」
⚠️《注意》⚠️
このお話は、拙作『旦那様、ビジネスライクに行きましょう!〜下町育ちの伯爵夫人アナスタシアは自分の道を譲らない〜』の続編にあたります。
前作を読んでいないと話の繋がりが分からないかと思いますので、もしよろしければ是非、前作もお読み頂けると、作者至上の喜びです!
※この作品は、小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
表紙はAIイラストを使用しています。
文字数 132,479
最終更新日 2024.05.11
登録日 2023.12.30
浮気だと誤解した婚約者が悪評を広めた。
問題はその噂の内容に王子の名誉を貶めるものが含まれていたことだった。
王子を敵に回した婚約者は悪事を暴かれ断罪された。
そして私は婚約破棄を告げるのだった。
文字数 13,036
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.17
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)
文字数 147,275
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.03.01
伊山 洋一は幼馴染である男の悪友たち3人から「人数調整のために合コンに参加しろ」と言われ、合コンに参加した。
相手は全員同じ大学に所属している美人でレベルの高い女性4人。
小悪魔なあざとい後輩、若菜 琴莉。
エッチな肉食系の先輩、高宮 愛衣。
ボーイッシュな等身大の女子大生、七瀬 美緒。
ミステリアスなツンデレの同期生、神崎 礼奈。
合コンでは女性陣の前で悪友たちから散々バカにされ、ヤケになって酔いつぶれてしまった洋一。
しかし翌朝目を覚ますと、なぜか女性陣全員からデートの誘いが来ていた!?
どうせ悪友たちの罠だろうと思いながらも、自分が罠にかからなかったことで彼女たちが悪友たちからの腹いせを受けたら可哀想だからという理由で、洋一は全員とデートを行うことにする。
しかし実際には罠ではないどころか、女性陣全員が洋一に好意を持っている様子で……。
洋一は昔から幼馴染である悪友たちからバカにされてきたため全く自覚していないのだ――本当は自分がイケメンであることを。
一方で、洋一を散々バカにしていた悪友たちは、性格最悪な本性が露見して次々とざまぁされていく。
文字数 45,799
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.18
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)暦道を司る賀茂の裔として生まれ、暦を独自に研究していた勘解由小路在昌(かげゆこうじあきまさ)。彼は現在(いま)の暦に対し不満を抱き、新たな知識を求めて耶蘇教へ入信するなどしていた。だが、些細なことから法華宗門と諍いを起こし、京を出奔しなければならなくなる。この折、知己となっていた織田信長、彼に仕える透波に助けられた。その後、耶蘇教が根を張る豊後へと向かう――
文字数 106,395
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.10
文字数 789,541
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.01.07
セレーナは嫁いで三年が経ってもいまだに旦那様と使用人達に受け入れられないでいた。
そんな時頭をぶつけたことで前世の記憶を思い出し、家を出ていくことを決意する。
「…そうだ、この結婚はなかったことにしよう」
※ご都合主義、ふんわり設定です
※小説家になろう様にも掲載しています
文字数 50,877
最終更新日 2024.02.09
登録日 2024.01.27
金に女にだらしない男。終いには手を出す始末。
見た目と口八丁にだまされたマリエラは徐々に心を病んでいく。
だが、それではいけないと奮闘するのだが……
文字数 6,115
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.05.06
「お前を愛することはない!」
結婚初日、お決まりの台詞を吐かれ、別邸へと押し込まれた新妻ジュリエッタ。
だが彼女はそんな扱いに傷つくこともない。
なぜなら彼女は―――
文字数 74,550
最終更新日 2023.08.12
登録日 2023.07.23
伯爵令嬢クラウディア・マクラウドは長年の婚約者であるダミアン・ウィルコックス伯爵令息のことを大切に想っていた。結婚したら彼と二人で愛のある家庭を築きたいと夢見ていた。
ところが新婚初夜、ダミアンは言った。
「俺たちはまるっきり愛のない政略結婚をしたわけだ。まぁ仕方ない。あとは割り切って互いに自由に生きようじゃないか。」
そう言って愛人らとともに自由に過ごしはじめたダミアン。激しくショックを受けるクラウディアだったが、それでもひたむきにダミアンに尽くし、少しずつでも自分に振り向いて欲しいと願っていた。
しかしそんなクラウディアの思いをことごとく裏切り、鼻で笑うダミアン。
心が折れそうなクラウディアはそんな時、王国騎士団の騎士となった友人アーネスト・グレアム侯爵令息と再会する。
初恋の相手であるクラウディアの不幸せそうな様子を見て、どうにかダミアンから奪ってでも自分の手で幸せにしたいと考えるアーネスト。
そんなアーネストと次第に親密になり自分から心が離れていくクラウディアの様子を見て、急に焦り始めたダミアンは─────
(※※夫が酷い男なので序盤の数話は暗い話ですが、アーネストが出てきてからはわりとラブコメ風です。)(※※この物語の世界は作者独自の設定です。)
文字数 79,235
最終更新日 2023.03.27
登録日 2023.03.06
たまにはシリアスでドロついた物語を❣️
辺境伯の後継であるシモンと、再婚で義兄弟になった可愛い弟のアンドレの絡みついた運命の鎖の物語。
逞しさを尊重される辺境の地で、成長するに従って貴公子と特別視される美少年に成長したアンドレは、敬愛する兄が王都に行ってしまってから寂しさと疎外感を感じていた。たまに帰って来る兄上は、以前のように時間をとって話もしてくれない。
変わってしまった兄上の真意を盗み聞きしてしまったアンドレは絶望と悲嘆を味わってしまう。
一方美しいアンドレは、その成長で周囲の人間を惹きつけて離さない。
その欲望の渦巻く思惑に引き込まれてしまう美しいアンドレは、辺境を離れて兄シモンと王都で再会する。意図して離れていた兄シモンがアンドレの痴態を知った時、二人の関係は複雑に絡まったまま走り出してしまう。
二人が紡ぐのは禁断の愛なのか、欲望の果てなのか。
文字数 72,818
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.04.10
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
文字数 13,440
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.10
人間嫌いと言われた公爵様に嫁いで3年。最初こそどうなるかと思ったものの自分としては公爵の妻として努力してきたつもりだ。
男同士でも結婚できる時代とはいえ、その同性愛結婚の先駆けの1人にされた僕。なんてことを言いつつも、嫌々嫁いだわけじゃなくて僕は運良く好きになった人に嫁いだので政略結婚万歳と今でも思っている。
だけど相手は人嫌いの公爵様。初夜なんて必要なことを一方的に話されただけで、翌日にどころかその日にお仕事に行ってしまうような人だ。だから使用人にも舐められるし、割と肩身は狭かった。
いくら惚れた相手と結婚できてもこれが毎日では参ってしまう。だから自分から少しでも過ごしやすい日々を送るためにそんな夫に提案したのだ。
三年間白い結婚を続けたら必ず離婚するから、三年間仕事でどうしても時間が取れない日を除いて毎日公爵様と関わる時間がほしいと。
どんなに人嫌いでも約束は守ってくれる人だと知っていたからできた提案だ。この契約のおかげで毎日辛くても頑張れた。
しかし、そんな毎日も今日で終わり。これからは好きな人から離れた生活になるのは残念なものの、同時に使用人たちからの冷遇や公爵様が好きな令嬢たちの妬みからの辛い日々から解放されるので悪い事ばかりではない。
最近は関わる時間が増えて少しは心の距離が近づけたかなとは思ったりもしたけど、元々噂されるほどの人嫌いな公爵様だから、契約のせいで無駄な時間をとらされる邪魔な僕がいなくなって内心喜んでいるかもしれない。それでもたまにはあんな奴がいたなと思い出してくれたら嬉しいなあ、なんて思っていたのに……。
「何故離婚の手続きをした?何か不満でもあるのなら直す。だから離れていかないでくれ」
「え?」
なんだか公爵様の様子がおかしい?
「誰よりも愛している。願うなら私だけの檻に閉じ込めたい」
「ふぇっ!?」
あまりの態度の変わりように僕はもうどうすればいいかわかりません!!
文字数 72,358
最終更新日 2024.05.08
登録日 2023.12.23
異世界定食屋 八百万 -素人料理はじめましたー
八意斗真、田舎から便利な都会に出る人が多い中、都会の生活に疲れ、田舎の定食屋をほぼただ同然で借りて生活する。
田舎の中でも端っこにある、この店、来るのは定期的に食材を注文する配達員が来ること以外人はほとんど来ない、そのはずだった。
でかい厨房で自分のご飯を作っていると、店の外に人影が?こんな田舎に人影?まさか物の怪か?と思い開けてみると、そこには人が、しかもけもみみ、コスプレじゃなく本物っぽい!?
どういう原理か知らないが、異世界の何処かの国?の端っこに俺の店は繋がっているみたいだ。
だからどうしたと、俺は引きこもり、生活をしているのだが、料理を作ると、その匂いに釣られて人が一人二人とちらほら、しょうがないから、そいつらの分も作ってやっていると、いつの間にか、料理の店と勘違いされる事に、料理人でもないので大した料理は作れないのだが・・・。
そんな主人公が時には、異世界の食材を使い、めんどくさい時はインスタント食品までが飛び交う、そんな素人料理屋、八百万、異世界人に急かされ、渋々開店!?
文字数 526,055
最終更新日 2024.02.24
登録日 2022.04.03
フィオナは没落寸前のブルイエ家の長女。体調が悪く早めに眠ったら、目が覚めた時、夫のいる公爵夫人セレスティーヌになっていた。
しかし、夫のクラウディオは、妻に冷たく視線を合わせようともしない。
フィオナはセレスティーヌの体を乗っ取ったことをクラウディオに気付かれまいと会う回数を減らし、セレスティーヌの体に入ってしまった原因を探そうとするが、原因が分からぬままセレスティーヌの姉の子がやってきて世話をすることに。
クラウディオはいつもと違う様子のセレスティーヌが気になり始めて……。
ざまあ系ではありません。恋愛中心でもないです。事件中心軽く恋愛くらいです。
番外編は暗い話がありますので、苦手な方はお気を付けください。
ご感想ありがとうございます!!
誤字脱字等もお知らせくださりありがとうございます。順次修正させていただきます。
小説家になろう様に掲載済みです。
文字数 252,371
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.04.28
カペルル王国、アズライン伯爵家。
そこにはミルシュアとリズファンという仲のいい姉妹がいた。
しかし、伯爵家は酷いものだった。
愛人を邸で平気で囲う父親、こんな人と結婚するのではなかったと泣く母親。
姉妹は互いこそが唯一の理解者で、戦友だった。
姉が笑えば妹が笑い、妹が悲しめば姉も悲しむ。まるで同じように生きて来たのだ。
しかし、あの忌まわしい日が訪れてしまった。
全てだった存在を失って、一体彼女に何が残ったというのだろうか。
文字数 16,540
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.10.06
彼がかつて愛した人は私の知っている人だった。
髪色、瞳の色、そして後ろ姿は私にとても似ている。
いいえ違う…、似ているのは彼女ではなく私だ。望まれて嫁いだから愛されているのかと思っていたけれども、それは間違いだと知ってしまった。
『私はただの身代わりだったのね…』
彼は変わらない。
いつも優しい言葉を紡いでくれる。
でも真実を知ってしまった私にはそれが嘘だと分かっているから…。
文字数 40,947
最終更新日 2023.04.10
登録日 2021.09.09
王家主催の夜会にて宴もたけなわとなった頃、一騒動が起きた。「ボニート王女が倒られた」と大騒ぎになった。控室は騒ぎを聞きつけた貴族達が群がり、騎士達と犇めきあう。現場を荒らされた騎士隊長は激怒する。
ところが肝心の姫がいないことに気が付く……
一体王女は何処へ消えたのか。
文字数 12,968
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.29
努力の末「天才」の地位に君臨していた魔女オリビアは、連勝を誇る校内ホウキレース大会で突如転校してきた本物の天才魔法使いハヤトに圧倒的な力の差をつけられて敗北する。突然の事が受け入れられないオリビアは、事あるごとに彼へのライバル心をあらわにする。何度やっても変わらない結果にも関わらず再戦を繰り返し、そのしつこさにハヤトを疲弊させていった。
ある日、自らが希望した魔法の対決試合で、限界になったハヤトに完膚なきまでに叩きのめされた上に、大勢の生徒の前で敗北宣言させられる。絶望に沈むオリビアだが、周囲の評価は温かいものだった。これまでの行動を反省し、彼への異常なまでの挑戦をやめ、肩の力を抜いて学校生活を謳歌し始めるオリビア。そんな彼女の変化に動揺したのか、今度はハヤトが魔法の才能を使って自分への再挑戦を煽るのであった。そしてその執着は歪んだ愛情へと変わり、オリビアのそれとは比較にならない程、狂気をはらんだものになっていく───────。
バッドエンド一直線、絶対的な力を持つ男による恐怖の一方通行ヤンデレ物語。徐々に追い詰められていくかわいそうなオリビアをお楽しみください。甘さゼロ、ホラーテイスト寄りな上に両思いにもなりませんのでご注意。但しグロさや死を連想させる展開はありません。
また本作は「偽物の天才魔女は優しくて意地悪な本物の天才魔法使いに翻弄される」シリーズのifストーリー。本編でもハヤトは割と似たような事をしてオリビアを困らせまくっていますがあちらはハッピーエンド。両作品の違いも感じて頂けると嬉しいです。
文字数 9,250
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.16
王都の教会にラポワリー侯爵家の双子の姉妹が両親と共に訪れた。十二歳になった者が全員受けなくてはいけない神託の儀式のためだ。儀式を受けると平民でも特殊能力であるスキルを授かることもあるし、貴族なら神の加護を授かることもある。美しいと評判の妹フルールが授かったのは女神の加護。喜んだ両親はフルールだけを連れて帰ってしまう。残された姉のフェリシーは戸惑いながらも、両親からの愛をあきらめていた。
文字数 151,085
最終更新日 2023.12.22
登録日 2023.10.24
幼い頃に両親を亡くした伯爵令嬢のエルシーは、伯爵位と領地を国に返して修道院に行こうと思っていた
しかしそのタイミングで子持ちの公爵ディアンから、結婚の話を持ちかけられる
一人息子アスルの母親になってくれる女性を探していて、公爵夫人としての振る舞いは必要ない、自分への接触も必要最低限でいい
そんなディアンの言葉通りに結婚を受けいれたエルシーは自分の役割を果たし息子のアスルに全力の愛を注いでいく
「私の可愛い子。たった一人の私の家族、大好きよ」
「エルシー! 僕も大好きだよ!」
「彼女、私を避けすぎじゃないか?」
「公爵様が言ったことを忠実に守っているだけじゃないですか」
文字数 51,639
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.11.30
文字数 23,928
最終更新日 2017.10.19
登録日 2016.09.26
エイシャル=ベルベラットは優秀な両親をもつ貴族の令息。
父は暗黒騎士で国の騎士団の騎士長、母は死神の使いという職業。
エイシャルはどちらに転んでも超優秀なハズだった。
しかし、18歳の成人の日に開いたステータス画面の職業は、生産者…。
父と母の落胆は凄まじく、エイシャルは部屋から出るなと言われ2年間引きこもった。
そして、18歳になった弟のダルマスの職業が天雷の剣士である事が分かった。
両親は狂喜乱舞し、ダルマスを継承者に立てると、エイシャルは体良く辺境の屋敷に追い出された。
最悪な展開かと思いきや…
エイシャルは、ある事がきっかけで生産スキルの力を発揮し、ほのぼの生活を謳歌していく。
そんな、超ほのぼのしたオハナシ。
文字数 570,632
最終更新日 2024.02.21
登録日 2021.07.20
★第4回次世代ファンタジーカップ応募中★
大学生の枢木ヒナタ(20歳)は、ある日、神の気まぐれにより試験的に異世界に転移されてしまう。
――ヒナタが転移させられた異世界エデンは、楽園要素のないゴブリンが跋扈する殺伐とした世界だった!?
神より与えられたスキルは「言語理解」と「食材創造」。
ゴブ『――人間かと思ったが……。ゴブ語を話せるってことは、俺と同族なのか?』
ヒナタ「えっ……?(あれ……? もしかして、俺、ゴブリンに同族だと勘違いされてるー!?)」
神の気まぐれにより異世界に転移させられてしまった主人公、ヒナタと、大地創造の神、テールスの織り成す異世界転移系ファンタジーここに開幕!
本作は、一日一話朝7時投稿予定です。
第一章完結まで、30話ほどかかります。
文字数 132,469
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.25