幽霊小説一覧
僕は幽霊と話ができて、ある程度のトラブルを解決できる。ある日、同業の友人のタロウくんから、「君は何かに巻き込まれそうだ」という警告を受ける。
翌日秋の並木道、僕は美しい女性、カエデに会う。カエデはどう見ても幽霊だった。彼女はある「影」に捕まえられ、動けなくなっていた。
僕は「影」を消し、カエデを助けた。カエデはその後消えた。
「大村カエデ」は「大村センノスケ」という画家の妻だった。並木道で「影」に捕まっていたカエデは、「生き霊」だったのだ。
そして翌日、僕はタロウくんと共に「大村センノスケ展」という美術展に行く。
そこで僕らは、昨日の「影」に会う。「影」はまた僕らを襲おうとした。
「影」はある女性だった。僕は彼女の力を消し、影であった彼女の話を、タロウくんと共に聞くことになった。
僕はこの日、タロウくんと共に彼女と話を聞くことで、少し気持ちは落ち着いていた。
文字数 16,213
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.11.28
文字数 5,158
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.28
テーブルの上に鍵とバッグを置いた。
部屋の電気を消して部屋を出ると、後ろの方から気配がする。
恐る恐る後ろの方を振り向くと、ベッドの上に20代だろうか、兵隊の格好をした男が座っていた。
「わ、
文字数 463
最終更新日 2021.03.11
登録日 2021.03.11
【第7回キャラ文芸大賞エントリー作品】
あやかしカフェって何ですか?
就職戦線にて全敗を記録したまま大学を卒業した赤股摩子は求人広告で見掛けた“あやかしカフェ”なる店の求人に興味を惹かれ、電話をしてみると即採用。時給の良いアルバイトを見つけて気分良く職場に向かうと、名前と違って普通な印象のカフェだった。しかし中に入った摩子を待っていたのは、、、
あやかしよりも怪しげで畏ろしい店長やあやかし達に振り回されて、ワタシは今日もツッコミます!
文字数 18,756
最終更新日 2024.01.11
登録日 2023.12.31
こちらは幽霊祓いの外伝シリーズになります。過去の出来事が書かれたり、本編に続くような物語をこちらで展開していきます。
文字数 12,119
最終更新日 2024.04.06
登録日 2023.12.04
ある日ごはんを作っているとそのごはんから光が立ち上ったそうで、その光を見た神主さんにさらわれるように神社へと連れていかれました。私にはごはんが光って見えたりなんかしないんですけどね?まあ幽霊は見えるけど…。
そこで聞かされた話なんですが、なんでも光るごはんが作れる人=巫女らしいです。
うそでしょ…?元旦とかに神社行く時に見かける巫女さんはおみくじ売ってたりするだけって感じだったじゃないですかー!情に訴えかけられてしぶしぶ巫女をすることにしたけど…幽霊っぽい人やなんか角が生えてたり後光が激しい人が来たりで聞いてた話と違う!こんなの詐欺だーーっ
料理の手助けをしてくれる幽霊?のお兄さんや、ハゲ散らかした神主さんとその助手のクラスメイトの男子。それから次々にやってくる異形の者達。
そんな人達に囲まれながら三春ちゃんがごはんを作るお話。
文字数 1,283
最終更新日 2019.12.31
登録日 2019.12.31
吾輩は『たま』である。だけど、子猫の頃に去勢されたので、タマはもうない。
なんて、すごい文学作品の真似をしてみたけれど、僕には『たま』っていう名前があるし、同居人が変わってもこの名前は引き継がれているから、僕は一生『たま』なんだと思う。それに僕は吾輩というガラでもないし、哲学的な猫でもない。アレコレ難しく考えるよりも、目の前の出来事をあるがままに受け止める方が僕の性に合っているし、何より気楽で良い。(冒頭)
現在の同居人夫婦は、前に住んでいた家で外通いの生活をしていた僕のことを気遣ってくれて、寂しくないようにと玄関フードから外を眺められるように玄関のドアを開けっ放しにしてくれている。
そんな僕が地域のボス猫『海老蔵』とタッグを組んでニャン格を上げるために頑張るハートフルでスピリチュアルでちょっぴりファンタジーな不思議なお話。
文字数 56,945
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.05.24
「ううううっ」隣で寝ている夫の方から苦しそうな呻き声が聞こえてきた。
私は恐る恐る隣に目を向けると、仰向けになり、両目をガッと見開いた夫の姿が外から照らされる満月の明かりで見えた。
両手の指先
文字数 831
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
戦後、とある事件で命を落とした女性〝ヤキ〟。数十年彷徨い続けるも、ある時光明が。その存在故、他の並行世界における記憶維持が可能な彼女。そのせいで……
〝あの人はおっさん?〟シリーズ第四弾。前作〝あの人はアンジョー?〟で全て収まったかのように見えたが、まだ解せない問題も多々残っている。それの一つに幽霊〝ヤキ〟さんの行方。今回は彼女にスポットをあてたお話です。(あの人シリーズはカクヨム様にて掲載)
以上を踏まえて、『早咲きの向日葵と遅れた夏休み』を楽しんでいただけたらなと思います。
文字数 5,875
最終更新日 2018.08.04
登録日 2018.08.04
鬼ヶ島と呼ばれている地獄で、レストランを経営する甘菓子桃之介は調理師免許を取得していながら、唯一まともに作れるのが厚焼き玉子のみと言い切るなんちゃって調理師。
地獄を管理する鬼の少女に任せられたレストラン【オーガニック】だったが、作る料理は変な物ばかりな上、よく仕事中にサボって遊びに出掛けたりしている怠け者。
共に働いている妹のタルトには度々迷惑をかけているが、本人は全く気にしていない様子。
レストランの仕事をほっぽり出しては、鬼の少女(鬼子)に怒られてばかりの微笑ましい日々を過ごしていた。
文字数 150,129
最終更新日 2022.03.07
登録日 2019.07.02
生きている意味を見いだせず、死ぬ勇気もなくてただ働きながら必死に生きる毎日だった。
しかしとある少年を庇った事により事故で命を落とし、もう人生終わりだと思ったら幽霊になってしまった。
生まれ変わって人生をやり直せる事に(転生出来る)なると使者に宣告を受けるがそれを拒絶する主人公。
結局成仏しないまま浮遊霊として人間界を彷徨う事になるが、ひょんな事から幽霊が見える少年と出会う。
浮遊霊に成り果てた主人公はその少年と様々な人の死に直面する瞬間に立ち合う。
生きる事に全く執着のない主人公だが、少年と共にいる事でトラブルに巻き込まれる。
その少年は一体何者なのか。
そして幽霊となった主人公はこれから先どうなるのか?!
文字数 17,311
最終更新日 2023.09.09
登録日 2021.07.08
「あなたにとって一番大切なものをくれたら、あなたにとって一番必要なものをあげる」
あなたはこの取引に応じますか?
文字数 4,907
最終更新日 2018.05.16
登録日 2018.05.15
ある夏の日、少年は幽霊と出会った。
舞台となる地方都市では何ヶ月か前から自分を轢き逃げした赤い色の自動車を探す少女の幽霊が出没していた。
とある出来事がきっかけで3人の中学生の男女がこの奇妙な幽霊騒ぎに巻き込まれるのだがー。
果たして彼等はこの不可思議な事件に秘められた謎を解き明かすことができるのか?
恐怖と伝説に彩られた妖魔の夏が今始まる!!
真夏の夜の幽霊物語(ゴーストストーリー)。
是非、御一読下さい!
文字数 57,039
最終更新日 2020.12.11
登録日 2020.10.24
食事をして、後片付けをしていると家の電話が鳴った。
出ようとして、受話器に手を伸ばすと切れてしまった。
また食器を洗い出すと電話が鳴ったので、
文字数 1,300
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
[注意(これを書いておかないと、タイトル詐欺になりそうなので)]
この作品は、表面上ミステリーの皮を被ってはいますが、いろいろとデタラメで、推理モノと言えるような代物ではありません。なので、真面目に推理をすると、後々に馬鹿を見ることになるかと思いますので、ご注意ください。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
それにしても……と、フォークと口を動かしながら慎也は思う。
(こんなはずじゃ、なかったのにな……)
刑事を辞めて探偵事務所を開こうと決心した時、確かハードボイルドな探偵を目指していたはずなのに……。
テーブルの上には、チョコレートケーキ&ティーセットがあり。それを囲んでの、若者たちとのちょっと遅めの夕方のティータイム。
ああ、なんてアットホーム感のある光景なんだろう……。
ハードボイルド……。その響きとは、似ても似つかない。あまりにも掛け離れすぎている。
ハードボイルドは、どこへ行った?
やはり、煙草も吸えないような超甘党童顔男には、端からハードボイルドなど無理だったんだろうか。
(でも、まあ……これはこれでいいか)
結構楽しいし……。本当のところ、今ではもう、慎也の中にハードボイルドへの拘りはあまりなかったりする。
それどころか、幽霊の女の子までいる、一風変わったこの事務所の温かな家族的(アットホーム)な雰囲気を慎也はとても気に入っていた。
刑事だった頃にはなかった安らぎが、今の生活にはあった。
ハードボイルドの夢は破れたが、ユーモアミステリーの世界も悪くないものである。
ソファーに背をあずけ瞼を閉じると、半年前の出来事が脳裏に甦ってきた。
(──以上、「FILE・#1 神谷探偵事務所の諸事情」本文より抜粋)
(現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
文字数 139,030
最終更新日 2018.12.22
登録日 2018.11.24
幽霊なんているはずがないと思っている業界の中で「見る・話す・触れる」といった霊媒体質の販売員が故人の為に試行錯誤して接客を行う心温まるお話にしたいと思っています^^
文字数 2,549
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.12.13
〈あらすじ〉
谷口夏芽(28歳)は、大学からの親友美佳の結婚式の招待状を受け取っていた。
夏芽は今でもよく大学の頃を思い出す。なぜなら、その当時夏芽だけにしか見えない男の子がいたからだ。
大学生になって出会ったのは、同じ大学で共に学ぶはずだった男の子、橘翔だった。
翔は入学直前に交通事故でこの世を去ってしまった。
夏芽と翔は特別知り合いでもなく無関係なのに、なぜだか夏芽だけに翔が見えてしまう。
成仏できない理由はやり残した後悔が原因ではないのか、と夏芽は翔のやり残したことを手伝おうとする。
果たして翔は成仏できたのか。大人になった夏芽が大学時代を振り返るのはなぜか。
現在と過去が交差する、恋と友情のちょっと不思議な青春ファンタジー。
〈主要登場人物〉
谷口夏芽…一番の親友桃香を事故で亡くして以来、夏芽は親しい友達を作ろうとしなかった。不器用でなかなか素直になれない性格。
橘翔…大学入学を目前に、親友真一と羽目を外しすぎてしまいバイク事故に遭う。真一は助かり、翔だけがこの世を去ってしまう。
美佳…夏芽とは大学の頃からの友達。イケメン好きで大学の頃はころころ彼氏が変わっていた。
真一…翔の親友。事故で目を負傷し、ドナー登録していた翔から眼球を譲られる。翔を失ったショックから、大学では地味に過ごしていた。
桃香…夏芽の幼い頃からの親友。すべてが完璧で、夏芽はずっと桃香に嫉妬していた。中学のとき、信号無視の車とぶつかりこの世を去る。
文字数 114,134
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.18
住宅街のはずれにある少し大きめの公園。
公園のベンチに座っていたら、ものすごく人の気配を感じるんだ。
その気配は、なんだか遊んでほしいって感じの雰囲気を出しながら寄って来る。
だから、恐怖
文字数 1,022
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.05.21
時は昭和末期。夜中にドライブしていた四人の若者たちが体験した恐怖。
夜間にドライブする時は気を付けましょう。
文字数 3,425
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.02.07
文字数 15,693
最終更新日 2021.06.07
登録日 2021.05.18
母親が知人の女性から貰ったというワンピース。
とても美しく、きれいな柄のワンピースだったので、私はむしょうに欲しくなってしまった。
その気持ちを読み取ったお母さんは、
文字数 608
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
高校生の友沢 零《ともさわ れい》はある日、妙な話を耳にした。それは、この学校で転落事故が多発しているという事件についてだった。
一見すると学校の設備不良にも思える話だったが、この事件の奇妙な所は、転落した者の多くが階段で奇妙な人の姿を目撃している所。
そして、その目撃した幽霊によって笑いながら突き落とされた、という証言が必ず上がっていたという事だった。
この事件は警察沙汰になり、階段で目撃されたという『学ラン姿で眼鏡をかけた男性』といった特徴の奇妙な人が見つかることはなく、事件は闇に葬られようとしていた。
それにより、学内ではこの事件の犯人が人ではなく、幽霊の仕業だという話がまことしやかにささやかれるようになった。
不可思議で胡散臭いこの事件を知ったのをきっかけに、友沢零は徐々にこの不思議な事件に巻き込まれていくことになる。
文字数 147,271
最終更新日 2024.01.19
登録日 2022.12.04
日常に不意に起こる恐怖。
一話、一話とても短い話をちょこちょこと上げていくつもりです。
短編小説なのか、短編集なのか……どっちだ?
フィクションなので可笑しい所もあるかも、少し怖いなって思ってもらえたら幸いです。
不愉快に思われるところもあるかもしれませんので、ちょっとでも気分を害した方はお戻りください。
軽いですがR-18Gになるかもしれません。
文字数 13,322
最終更新日 2019.06.05
登録日 2019.06.04
世間的にブラック企業と呼ばれる会社に働いている「僕」は、同じくブラック企業で働き、過労死してしまった幽霊の楓さんと一緒に住んでいる。そんな中、あまりの激務に僕はヘロヘロな様子で帰宅するようで……
文字数 2,073
最終更新日 2023.04.13
登録日 2023.04.13
「幽霊」をテーマにした連作短編です。
怖い話はありませんし、各話は基本的に読み切りですので、どの話からでもお気軽にお読みください。
文字数 35,256
最終更新日 2021.04.17
登録日 2017.06.16
文字数 6,954
最終更新日 2021.04.21
登録日 2021.04.20
好き、好き、好き。
こんなにも人を愛したことはない。
それだけ私好みのあの人。
「ああ、神様。この気持ちをどうか届けて・・・」
私は近くにある神社に行って、心から願掛けをした。
文字数 426
最終更新日 2021.01.16
登録日 2021.01.16
私にはストーカーがいる。いや、いる気がする。
そして、同じクラスにストーカーにあってる人がいるらしい。相談してみるか……。
文字数 1,127
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
猫を介していろんな人たちと繋がるほっこりストーリー。
(*改稿版)
はじまりは777の数字。
小城梨花。二十五歳独身、ちょっとめんどくさがり屋のダメな女子。
仕事を辞めて数か月。
このままだと、家賃も光熱費も食費もままならない状況に陥ってしまうと、気が焦り仕事を探そうと思い始めた。
梨花は、状況打破しようと動き始めようとする。
そんなとき、一匹のサバトラ猫が現れて後を追う。行き着く先は、老夫婦の経営する花屋だった。
猫のおかげというべきか、その花屋で働くことに。しかも、その老夫婦は梨花の住むアパートの大家でもあった。そんな偶然ってあるのだろうか。梨花は感謝しつつも、花屋で頑張ることにする。
お金のためなら、いや、好きな人のためなら、いやいや、そうじゃない。
信頼してくれる老婦人のためなら仕事も頑張れる。その花屋で出会った素敵な男性のことも気にかかり妄想もしてしまう。
恋の予感?
それは勝手な思い込み?
もしかして、運気上昇している?
不思議な縁ってあるものだ。
梨花は、そこでいろんな人と出会い成長していく。
文字数 171,142
最終更新日 2022.01.19
登録日 2018.03.20
不慮の事故で突然死んでしまった主婦、本田しおり35歳。愛する夫と3人の子供たちを残してあっさり逝くことなんてできない!
幽霊になってしまったしおりと遺された家族のお話です。
文字数 4,342
最終更新日 2018.10.20
登録日 2018.10.16