貴族小説一覧

後妻というものがどんな存在なのかをクローディアは知っているつもりだった。
八歳の年に母を亡くして、喪が明けきらぬうちに迎えられた父の妻は、後妻という立場であった。
父が後妻の義母を得た十年後に、真逆、自分が後妻となって義母という立場になるのだとは思いもしなかった。
クローディアがローレンスに嫁いだのは、彼女が学園を卒業して直ぐのことだった。ローレンスにとっては二度目の妻で、彼には既に前妻との間に十歳の娘がいた。
夫のローレンスと出会う前、クローディアには婚約者がいた。それが同い年のクラウスだった。
❇こちらの作品は、他サイトへも別名義にて掲載しております。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 66,970
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.27
鉄柱が頭にぶつかって死んでしまった少年は神様からもう異世界へ転生させて貰う。
貴族の四男として生まれ変わった少年、ライルは属性魔法の適性が全くなかった。
貴族として生まれた子にとっては珍しいケースであり、ラガスは周りから憐みの目で見られる事が多かった。
ただ、ライルには属性魔法なんて比べものにならない魔法を持っていた。
「はぁーー・・・・・・属性魔法を持っている、それってそんなに凄い事なのか?」
基本気だるげなライルは基本目立ちたくはないが、売られた値段は良い値で買う男。
さてさて、プライドをへし折られる犠牲者はどれだけ出るのか・・・・・・
タイトルに書いてあるパートナーは序盤にはあまり出てきません。
文字数 1,676,024
最終更新日 2025.07.10
登録日 2019.06.30
姉エレノオールの容姿や評判を羨み妬んでいた妹マティルドの企みにより、マティルドと身体が入れ替わってしまったエレノオール。しかもマティルドは入れ替わる直前に使用人に対して殺人未遂の事件を起こしており、エレノオールはその罪を背負わされて別邸で軟禁されることになってしまいました。
――何度入れ替わりを訴えても、誰も信じてくれない――。
諦めかけていたエレノオールでしたが、そんな彼女の前に予想外の人物が現れるのでした。
「貴女は、マティルドではなくエレノオール様なのですよね? ご安心を、必ずやお救いします」
そう告げた人は、エレノオールを嫌っていたはずの婚約者・子爵令息ベンジャマンで――
文字数 8,486
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.08
俺や下の妹マリオンに甘い両親がやたら厳しく接するなど、双子の妹アリスへの扱いに対して昔から違和感を覚えていた。そこで成長した俺は秘密裏にアリスに関して調べ、その結果信じられない事実を知ることとなった。
アリスは双子の妹ではなく、父が浮気相手との間に設けた異母妹。浮気と出産を知った母は激怒して浮気相手を殺害し、その娘を苦しめるため我が子として育てていたのだった。
そんな母は復讐の仕上げとしてアリスを性欲旺盛な金持ちに売ろうとしていて、父は自ら迫ったくせに『あの女に惑わされた』と被害者のような振る舞いをして許された挙句に協力。2人は知らない間に醜悪な計画を進めていて、このままではまもなくアリスは最悪の人間へと売られてしまうのだった。
――なんの罪もないアリスが、そんな目に遭っていいはずがない――。
俺は彼女を救うため、家族と戦う決意をした。
文字数 14,592
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.29
(全80話)※前作よりは全然ゆるく「無血」を目指しているので、安心してください。
十五歳で心の声を聞く力に目覚めた少年ウサマは、姿を消した両親を探すため、聖地を旅立つ。
彼を待っていたのは、禁じられた思想と、王家の血に絡まる秘密だった。
一方、王子でありながら「王になりたくない」と願う青年、
自分の出生の意味を知らずに魔女に育てられた少女――
赤と白、炎と氷、ふたつに分かれた国で、
運命の火種が、静かに灯されていく。
継がれるのは、王の血か、それとも意志か。
これは、焔を継ぐ者たちの物語。
選ばれるのではなく、選びとるために旅立つ、若き者たちの叙事詩。
※『天国の扉』の子ども世代の物語です。こちらからでも読めるよう配慮しておりますが、前作をお読みいただいた方が【答え合わせ】を楽しんでいただけると思います。
前作→https://www.alphapolis.co.jp/novel/431092500/907200603
※本作には、架空の世界観に基づく信仰・出自・血統・思想・性別・階級等に関する差別・偏見・抑圧、ならびに魔女狩りや宗教的対立、戦争の記憶や政治的策略に関連する描写が含まれています。
また、一部には登場人物の葛藤や過去の暴力、心の声を通じた内面描写など、精神的に重たい場面も含まれます。
これらの表現は、物語上の背景や登場人物の価値観・選択を描くためのものであり、現実世界における差別や不当な扱いを肯定・容認・推奨する意図は一切ありません。
物語の主題と創作意図をご理解いただけますと幸いです。
文字数 62,011
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.10
俺の名はクリーブナス、略してクリスとでも呼んでくれ。
幼いころ両親を亡くした俺は、孤児として生きたが、ある日たまたま要人を救ったことから一変した。
といっても、俺のような孤児がそうやすやすと生きられる世界ではないようで地獄へ落とされた。
それからしばらくして、突如降臨する神様、そして使徒となる。
文字数 107,574
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.03.03
ブラック企業に勤めるOLだった私、田中花子は、乙女ゲームの悪役令嬢・イザベラに転生してしまった。前世の記憶通り、イザベラは傲慢な振る舞いで王子に婚約破棄され、最後は断罪される運命だ。なんとか破滅ルートを回避しようと地味に生きることを決意した私だったが、なぜか攻略対象外であるはずの冷酷無比な宰相・ルイスに目をつけられてしまう。
彼は私を監視し、なぜか異常なまでに執着を見せる。前世のイザベラが悪行を働いていたのは、実はルイスの陰謀によるものだったと知った私は、彼の真の目的を探り始める。しかし、その過程で、ルイスが私を深く、異常なほどに愛していることに気づいてしまう。彼の過保護なまでの溺愛に戸惑いながらも、前世では味わえなかった甘い感情に溺れていくイザベラ。果たして、私は破滅を回避し、この冷酷な宰相の愛から逃れることができるのか、それとも……?
文字数 2,334
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.10
婚約破棄された没落寸前の侯爵令嬢セシリアは、冷酷無慈悲と噂の公爵カイルと契約結婚することに。
「夫婦だからこそ、歩み寄るべきです!」と奮闘するも、カイルは氷のように冷たい。
しかし、彼を観察して気づいてしまった――
「この人、貴族としては完璧だけど、人間としては未熟では……?」
ならば、私が 「公爵様を人間らしくする計画」 を実行するしかない!
趣味を持たせたり、笑顔の練習をさせたり……少しずつ変わっていく彼に、私の心も揺れ始めて――?
「あれ……カイル様、少しずつデレていませんか?」
無自覚に甘くなっていく公爵と、彼を育てる(?)公爵夫人のラブコメストーリー!
文字数 373,411
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.04.02
ある国では神殿の聖者が儚くなると新しい聖者が御告げで知らされる。今回告げられたのは住む地域と父の名、その息子であることのみ。その家には前妻の長男フィン、後妻の次男グイドがいた。名誉ある聖者は自分の息子であるとして、義母に怪我を負わされ追放されたフィンは瀕死のところを隣国の辺境伯に保護された。グイドは神殿で聖者として崇められるが国には災いが起こるように…。無愛想だった辺境伯×虐げられた本物聖者 20時予約投稿します
文字数 7,018
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.07
マティアス・フックスは12歳の頃に3歳年上の優しそうなお兄さんラルフ・シュテルターと婚約した。
しかしラルフは2年後に戦争に行ってしまった。
それから手紙だけのやり取りを続けること5年、戦争は終わり彼は帰ってくることに。
優しい人だと思っていたが、そこに現れたのは鋭い目つきの男だった。
初夜だと思って待っていたらナイフを首に当てられたり、街に出かけるにもチェーンメイルを着て完全武装をして現れたり、戦場帰りのラルフ様に僕は振り回されることになった。
シリアス無し、コメディー要素多め。
R18シーンはタイトルに※つけています。
過保護な旦那様が帰ってきました。
一章で完結していましたが、家族として二章で新たなスタートをきります。
ラルフ様の過保護はエスカレートするのか、マティアスの気苦労はこれからも続くのか、お楽しみに(*^^*)
文字数 1,013,397
最終更新日 2025.07.09
登録日 2024.06.13
「トリシャ、おまえに縁談がきた」。万年貧乏で持参金も用意できず、行き遅れとなっていたトリシャ・ノーマン伯爵令嬢の元に突如として舞い込んだ縁談。お相手は、つい先日第三王子との身分差婚を果たしたクレア妃殿下の兄・ヘルマン・リドル子爵。下位貴族ながら王家と縁戚となったリドル家が、よからぬ企みを持つ家に取り込まれる前に、毒にも薬にもならぬ家と縁付けてしまおうという思惑から成り立った、王命による婚姻だった。双方断る立場になく、婚約期間ゼロで成り立ったスピード婚。結婚式の会場で初めて顔を合わせたヘルマンに少しだけときめきつつ、領地暮らしのリドル家に輿入れしてみれば。顔を合わせようとしない使用人たちに、主寝室を訪れることのない夫。食堂にすら呼ばれず部屋でひとり食事をとる毎日。挙げ句の果てに夫が苛立ちながら「まだ居座っているのか」と呟いているのを聞いた翌日、トリシャに対する嫌がらせまで始まった。どうやら夫は屋敷内に恋人を囲っているらしく、しかも彼女は妊娠しているようで——? 誤解に誤解を重ねたすれ違い夫婦が仲良し夫婦となるまでのあれやこれやの物語。
文字数 106,886
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.15
王宮付きの天才料理人・リオンは、ある日突然、婚約者である公爵家の三男エドワードにこう告げられた。
「お前のような下賤な料理人は必要ない」
料理を愛し、誰かの幸せのために作ってきた料理を、「下賤」と切り捨てられ、リオンは王宮から追放されてしまう。
心に深い傷を抱え、辿り着いたのは辺境の町。潰れかけの小さな食堂で、新たな人生を歩み始める。
そこで出会ったのは、寡黙で誠実なアレク。料理に込めた想いをまっすぐ受け取ってくれる彼の存在に、リオンの心は少しずつ癒されていく。
「君の料理は、想いが伝わってくる。……そんな料理は、初めてだ」
そして訪れる、王都最大の料理祭。
かつて自分を捨てた元婚約者と、料理の本質を問われる舞台。リオンはもう一度、包丁を握る。
――大切なのは、技術でも身分でもない。
心を込めて、誰かのために作ること。
料理人としての誇りを胸に、リオンは自分自身の味で、人生と愛を取り戻す──。
これは、すべてを失った青年が「心で味わう料理」で世界と繋がっていく、美味しくてあたたかい逆転の物語。
文字数 21,821
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.05
21世紀日本で、ヘドネという源氏名で娼婦業を営み、46歳で昇天…したと思ったら!!
なんと中世風異世界の、借金だらけ名ばかり貴族の貴族令嬢に転生した!!
第二の人生、フィリーという名を付けられた、実年齢16歳、精神年齢還暦越えのおばはん元娼婦は、せっかくなので異世界無双…なんて面倒くさいことはいたしません。
小金持ちのイイ男捕まえて、エッチスローライフを満喫するぞ~…と思っていたら!!
なぜか「救国の英雄」と呼ばれる公爵様に見初められ、求婚される…。
ハッキリ言って、イ・ヤ・だ!!
なんでかって?
だって嫉妬に狂った女どもが、わんさか湧いてくるんだもん!!
そんな女の相手なんざ、前世だけで十分だっての。
とは言え、この公爵様…顔と体が私・フィリーの好みとドンピシャ!!
一体どうしたら、いいの~。
一人で勝手にどうでもいい悩みを抱える、フィリーの運命やいかに…。
今回は…前回に引き続き、もう一つの血の絡みをお送りいたします。
文字数 73,227
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.06.20
ある日、勇者ザールは盗賊に襲われている貴族の母娘を助け出した。そして衝撃を受ける。なんと、娘のリザベットは、幼少の頃の想い人だったのだ。偶然の再会を機に急接近する2人。しかし、リザベットの母親フロラヴィは…
文字数 26,596
最終更新日 2025.07.08
登録日 2021.07.27
ただ今絶賛連載中の、ひとまず一回ヤりましょう、公爵様…。
21世紀の日本で46歳まで生きた、娼婦(源氏名:ヘドネ)が、中世風異世界に転生した?!
いつでもどこでもゆるっとエッチライフを満喫したいだけなのに、なぜか様々な困難に見舞われる。
国一番の金持ち公爵様に溺愛されつつ、他の女どもの嫉妬をうっせえよ、の一言でなぎ倒す。
こんな生活がしてぇんじゃねぇぇっ!!
と言いつつ、結局前世+今世でめでたく?還暦越えおばはんとなった元娼婦が、何だかやと
若い連中の世話焼きながら、過ごす物語。
※本編がとみに物語性が強くなった&長ったらしくなったので、エロと物語を分離することにいたしました。
本編共々楽しんでいただけたら幸いです。
文字数 48,603
最終更新日 2025.07.07
登録日 2024.06.25
冷淡姫、そうあだ名される貴族令嬢のイリアネと、平民の生まれだがその実力から貴族家の養子になったアリオスは縁あって婚約した。
そんな二人にアリオスと同じように才能を見込まれて貴族家の養子になったというマリアンナの存在が加わり、一見仲良く過ごす彼らだが次第に貴族たちの慣習や矜持に翻弄される。
我慢すれば済む、それは本当に?
貴族らしくある、そればかりに目を向けていない?
不器用な二人と、そんな二人を振り回す周囲の人々が織りなすなんでもない日常。
※カクヨム・小説家になろう・Talesにも載せています
文字数 40,817
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.02
家紋を持たず生まれたため、家族に疎まれて育った真人(まなと)。そんな真人の元に、貴梨家から側仕えの話がくる。自分を必要としてくれる存在に、真人は躊躇いながらも了承する。
貴梨家に着いた真人は、当主である貴梨隆成から思いがけない事実を知らされる。
「愛している」
と告白されな真人は、そのまま隆成にその身を委ねた。
第一話
「望まれる喜び」では、家族に冷たくされている真人が側仕えに選ばれるまでが描かれています。
第二話までは少し時間がかかる予定です
文字数 4,468
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.06
均衡者ーー「神」によって世界、国、地域を見守る存在
しかし、時に暴走する人間が現れる、それを諫めたり、その現象に介入するのも彼らの役割だった
だが、基本的に彼らは傍観者だった
そして、ある二人がとある世界に転生する
その世界は乙女ゲームに酷似した世界だったが、まったくの別物の世界だった
そして、少女、イザベラとして転生した少女は始まりの日に片割れの人物と再会する
再会した日から始まったあらゆる災難に彼女たちは巻き込まれる事になる
彼女たちは無事に均衡者として傍観者として徹する事ができるのか?
文字数 170,250
最終更新日 2025.07.06
登録日 2019.01.26
美貌の軍人であり貴族でもあるアレクサンダーは、順調に出世し、美しい婚約者との結婚が決まっていた。
だが、周囲の邪悪な姦計によって、結婚式の日に拉致され、異国の島の宮殿に幽閉される。
さらに彼を陥れた憎い男たちに手酷い調教を受け、〝女〟として身体を作り変えられ、やがて宮殿の主でもある異国の王子に凌辱される。
アレクサンダーの国によって祖国を滅ぼされた王子は、その憎しみをアレクサンダーにぶつけ、彼を徹底的に辱め、男娼に落とそうとする。
身体を変えられ、日々過酷な調教を受けながらも、誇りを失わないアレクサンダーだったが、やがて彼は秘められた真実を知る……。
※ この作品は(当然ながら)完全なフィクションで、歴史ファンタジーですが、作中の雰囲気を高めるために、現在では不適切な言葉も使用しています。抵抗がある方はご遠慮ください。
十八歳未満の方もご遠慮ください。
文字数 214,794
最終更新日 2025.07.05
登録日 2023.08.16
貴族社会において強い影響力をもち、教会や王家ともつながりのあるウィンチェスター家にまつわる、呪われた塔の物語。
『ウィンチェスター家は塔によって生かされ、繁栄をもたらされ、支配され、そして呪われている』──
ウィンチェスター家の若き当主であるアレクシスは、幼馴染であり異母兄でもあるノアに密かな恋心を抱いている。しかしアレクシスには当主である責任と重圧、そして塔の呪いを避けなければならない使命があった。
国は改革期にあり、貴族が支配する社会は終わりを告げようとしていた。変わりゆく社会の中で、古き貴族制度を象徴するウィンチェスター家の当主であるアレクシスはどのような選択をしていくのか。そして、ノアへの愛を守りながら呪いを回避することができるのか。
ウィンチェスター家の若き経済顧問であるレティシア、親類かつ軍人であるイーライ、そしてアレクシスの父と因縁のある司祭エゼキエルなど、周囲の人間を巻き込みながら物語は進んでいく。
(ムーンライトノベルズでも掲載しています。)
文字数 60,985
最終更新日 2025.07.04
登録日 2025.06.03
貴族令嬢のイリナは、幼い頃から周囲に“理想の花嫁”と信じ込まれていた。しかし無感情な婚約者・セラフィンに横恋慕される妹に代わる「仮面の婚約者代理」として利用されることに。ある日、手紙を介した交流で対等な対話が始まる。強気な態度の裏にある、本当の優しさ――。仮面のように冷たく戯れる彼の気持ちを見抜くうち、「本物の婚約者」を辞退し、自分らしく歩む決意が芽生えていく。
文字数 46,750
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.01
前作『裏の裏の裏の――』の加筆修正版です。
ぼーなすとらっくも包含しつつ、さらに3万字ほど追加したボリュームアップ版となります。
前作では書き切れなかったステファンの心情の変化や、くすっと笑える部分、裏の裏の裏を読むからこそのどんでん返しをお楽しみいただければ嬉しいです。
――――――以下、あらすじです。
ド田舎で育ったステファンは、父の陞爵を機に王都に上ることとなった。伯爵家となった家には様々な招待状が舞い込む。けれど、それは絶望の始まりだった。
上流階級の者たちの間で常々交わされる『貴族ことば』、それがさっぱり分からないのだ。裏に隠された真意を図りかねて、家族ともどもノックアウトされる日々。
悩まされたステファンはいつしか、裏の裏の裏を読むという悪癖を身に付けてしまった。
こんがらがる自身の思考、そして想像の斜め上から投げられるステファンからの返答にこんがらがる周囲。
孤立していた彼の元に、ひとりの公爵家令息が話しかけてきて——。
包容力貴公子攻めと小動物(ある意味)天然受けのお話です。
天然だから、ざまぁも自分でやる。
文字数 66,770
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.03
婚約が決まり、意気揚々とお仕事を辞めた私、パトリシアにとんでもない報せが舞い込んだ
どうやら私の婚約者は真実の愛に目覚めたらしく、伯爵家の娘と結婚するらしい
しかも相手は妊娠中…
相手の親には平謝りされ慰謝料を貰い、浮気相手のご両親にも謝り倒され慰謝料もらい、半年ほど遊び歩くことにした
だって、今さら仕事に戻れないもの
毎週末にはパーティーにいきやけ酒のみつついい相手はいないかと思っていた中、私は褐色の肌の貴族の青年、アルフォンソ様に出会う
どうやら彼も婚約破棄されたらしく、しかも妊娠中だとか…?
あれ、その話、どこかで聞いたと思ったら、お互いの元婚約者がくっついた、と知る
飲みすぎて彼に絡みまくった後、気が付いたら私はアルフォンソ様と裸でベッドの上にいた
え、どういうこと? 訳が分からずその場を逃げ出したら、翌日からアルフォンソ様がうちに来るようになったんだけど?
しかもアルフォンソ様、付き合ってほしいなんて言ってきた
婚約破棄された者同士がなんだかんだでくっつく話
他サイトにも投稿
※ネオページ様で先行公開になりました
文字数 87,199
最終更新日 2025.07.03
登録日 2024.06.26
ヴィクトリア朝英国を舞台にした、褐色肌の召使とセーラー服の坊ちゃんの、全年齢健全BLです。
庶子として冷遇されていた坊ちゃんと、言葉の通じない異国の召使。
二人は片隅で心を通わせ、それは召使ジャマルの献身と無償の愛に変わっていく。
※この作品は、pome村<@pomemura_>様がTwitter(X)で行った、イラストにSSをつける企画に参加した作品に加筆修正を行ったものです。
※以前あった「君はぼくの王子様〜You are my prince though marginalized〜」を、「坊ちゃん編」とし、今回「ジャマル編」として1つの作品としてアップし直したものです。
※「小説家になろう」(全年齢のほう)やpixivにもアップしています。
※その関係上、どえっちエロエロいちゃらぶな続きを書いたのになろうにはアップできないので、秋のJガーデンか何かで紙の同人誌にする予定です。
文字数 9,347
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.07.01
偶然なんて、こんなよく出来たことってある?
巷で話題の小説も、令嬢たちに人気の演劇も、秘めた話の現場はいつだって図書室と相場が決まってる。
今も視線の先には向かい合う男女。愛の告白の場面である。
けれど目の前で愛を囁かれてるのは、私の婚約者なのだけれど!
❇こちらの作品は、ショートショートとし掲載した過去作品「偶然なんてそんなもの」を加筆し極短めの短編としたものです。主人公たちの背景少しばかり変更あり。
他サイトでは別名義にて掲載致しております。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。お目汚し申し訳ございません。
「間を置いて二度美味しい」と何卒ご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被り若しくは酷似しております。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 28,490
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.19
顔が良い婚約者が好きだった。
けれどその言動が許せなくなった時、愛は憎しみに変わる。
だから内緒で、ある実験に付き合って貰ったのだ。
ちょっとした仕返しをするお話です。
主人公はハッピーエンドです。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 36,455
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.06.25
侯爵令嬢のエリスは、幼い頃に突然婚約破棄され、侯爵家から追放された。しかも婚約者の王子は冷酷な笑みを向けて去っていった――これで私の人生は終わったかと思った。
しかし、追放先の辺境領で出会ったのは――過去の「冷酷王子」とは違う、優しさと誠実さを兼ね備えた青年。だがその正体は、事故で婚約者を亡くしたことで心を閉ざしていた第二王子ユリアンだった。彼は、その婚約者を「完璧すぎた」理想とし、エリスにも冷たかったが、やがて彼女の明るさや心の強さに惹かれていく。
二人は再び王都へ戻る──今度は政略や陰謀が渦巻く中で、お互いを支え合いながら真実の愛を育んでいく。
文字数 53,948
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.06.25
誰もいない一人寝の寝台に横になりながら、サフィリアは、ほうと深く息を吐いた。一人切りになってようやく誰の目も気にせず溜め息がつける。
誰もいない宵闇の世界だけが、サフィリアにありのままの姿でいることを許してくれる。
サフィリアの夫、ルクスは出来た人だ。だから決して口には出さないが、心の中ではサフィリアよりも余程深い溜め息を吐いている筈だ。
夫はサフィリアに愛情を抱いている訳ではない。
彼は、仕方なくサフィリアを娶ったのだから。
❇こちらの作品は、他サイトに別名義にて短編掲載した作品を加筆・改編の上、長編として連載するものです。
他サイトではサクッと短編完結済み。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。お目汚し申し訳ございません。
「間を置いて二度美味しい」と何卒ご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りしております。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 101,101
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.06.05
ドワーフの国の姫メイル・プリガンダインはドワーフ国の姫である。低身長でちっぱいな金髪の縦ロール……どう見ても12歳そこらである童顔で子供であるその容姿は同年代の人間男子の恋愛の対象にはならなかった。しかし実際は20歳前半の恋愛盛りのメイルには酷な事情。そんな事情を他所にメイルは鍛冶技術の指導の為人間の国に来ていた。そこで出会うイケメン、イケ女な貴族達。メイルは彼ら彼女らに子供の様に愛でられる。特に惹かれたのが品性溢れる金髪のイケメン貴族エドガーだった。そしてエドガーはメイルに唐突に「添い寝の刑」を命じられる。最初は子供をあやすように添い寝していたエドガーだったが次第に本気になり……。これはエドガーとメイルとの「ベッドの中での」恋模様を描いた物語。
※別にベッドの中で致す物語ではございませぬ。
※それっぽい描写はぼかしてますのでご想像にお任せします。
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリスにて投稿してます。
※表紙はAIで本文は人力です。
文字数 7,039
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.06.24
侯爵家の長男として産まれたオリバー。母は産後の肥立ちが悪く儚くなってしまい、一人っ子だ。成長してオメガとわかったが代々引き継いでいた宰相職の成り手がいない。なまじ優秀で他に適任者がいなかったため建国以来初のオメガ宰相となってしまった。早く後任を見付け、また選り好みして妃を娶らない幼なじみの国王に結婚させ跡継ぎを作らせなければならない。自分は引退して領地に引っ込み、婿を取らねばならないのに。ところが発情期の後で体調不良になった。これはもしや妊娠?なぜ?相手は誰?発情の熱に浮かされている間に知らず妊娠したらしい。どうなる?オリバー。
文字数 10,380
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.06.23
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
文字数 114,551
最終更新日 2025.06.24
登録日 2022.12.19
妹の代わりに女装した公爵令息と兄の代わりに男装した公爵令嬢が国のために婚約したら、本当に結婚して全て丸く収まりました。
.
文字数 75,511
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.05.01
「この女は、ヒロインをいじめた悪役です!」
社交界で響いた断罪の声。公爵令嬢セリーナは、婚約者である王太子レイモンドによって婚約を破棄され、王宮を追われた。全ては乙女ゲームのような展開——だが、それは筋書きを歪めた“誰か”の企みだった。
国外追放され、魔道研究都市で静かに暮らし始めたセリーナは、そこで“魔力の再現”という偉業を成し遂げる。そして一年後、王国が未曾有の魔獣災害に襲われたとき、手を差し伸べに来たのは――あの王太子だった。
「……戻ってきてくれ、セリーナ。お前が必要だ」
「お断りですわ。あなたは私を信じなかった。それだけで十分です」
冷たく微笑みながらも、彼女の心はまだ……。これは、誤解と傲慢の果てに別れた二人が、再び交差する物語。
文字数 52,010
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.20
俺がゲイだと自覚したのは、高校生の時だった。中学生までは女性と付き合っていたのだが、高校生になると、「なんか違うな」と感じ始めた。ネットで調べた結果、自分がいわゆるゲイなのではないかとの結論に至った。同級生や友人のことを好きになるも、それを伝える勇気が出なかった。
そうこうしているうちに、俺にはカミングアウトをする勇気がなく、こうして三十歳までゲイであることを隠しながら独身のままである。周りからはなぜ結婚しないのかと聞かれるが、その追及を気持ちを押し殺しながら躱していく日々。俺は幸せになれるのだろうか………。
そんな日々の中、襲われている女性を助けようとして、腹部を刺されてしまった。そして、同性婚が認められる、そんな幸せな世界への転生を祈り静かに息を引き取った。
気が付くと、病弱だが高スペックな身体、アース・ジーマルの体に転生した。病弱が理由で思うような生活は送れなかった。しかし、それには理由があって………。
それから、偶然一人の少年の出会った。一目見た瞬間から恋に落ちてしまった。その少年は、この国王子でそして、俺は側近になることができて………。
魔法と剣、そして貴族院など王道ファンタジーの中にBL要素を詰め込んだ作品となっております。R指定は本当の最後に書く予定なので、純粋にファンタジーの世界のBL恋愛(両片思い)を楽しみたい方向けの作品となっております。この様な作品でよければ、少しだけでも目を通していただければ幸いです。
GW明けからは、週末に投稿予定です。よろしくお願いいたします。
文字数 397,813
最終更新日 2025.06.22
登録日 2023.04.30
公爵家の一人娘アメリアは我が儘で手に入らない物は無かった。披露宴で侯爵家のブライアン・ブロスに一目惚れをしてブライアンの意志も関係なく無理矢理結婚した。
夫ブライアンには許嫁がいたがアメリアにより引き裂かれブライアンは妻となったアメリアを憎むようになり夫婦仲は最悪になった。
更新は不定期で誤字脱字があります。
よろしくお願いします。
文字数 86,407
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.05.28
※6月12日本編完結。明日13日より、ファニーのその後を描く番外編が始まります。
ごめん。俺は人を好きになれないんだ――。
わたしマエリスの夫であるジョルロアさんは、幼い頃のトラウマによって『好き』という感情を失ってしまっていました。
恋愛感情の『好き』だけではなくて、LIKEの『好き』さえも抱けない。
そんなジョルロアさんですがいつも無理をしてくれていて、政略結婚で妻となったわたしや生まれてきた子どもに精一杯接してくれました。
そのおかげでわたしは、ありがたいことに幸せな日々を過ごせていたのですが――。ひょんなことから、衝撃の事実を知ってしまうのでした。
「……え? ジョルロアさんが、浮気をしている……!?」
文字数 45,602
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.05.12
伯爵令嬢リリアナは、王太子との政略結婚を控えていた——しかし突然の婚約破棄。傷心から領地へ戻った彼女を待つのは、隣国の英雄・将軍ガイゼルの派兵命令だった。
「君を領地の名誉代表に」という一言に従い、彼女は将軍付きの軍令嬢として辺境へ赴く。
冷酷と言われる彼の本当の顔は、戦場で民を思い、領民を大切にする“真の英雄”。リリアナは次第に彼の温かさに触れ、将軍は彼女の知性と優しさに惹かれていく。
婚約破棄された過去、悪者扱いされた人々、国の陰謀——全てを乗り越えた先にある、二人の愛と領地の再生。
「あなたの花嫁として、この地を守ります」と誓うリリアナと、愛の盾となるガイゼル。これは、辛酸を舐めた令嬢が“真の愛と使命”を得る物語。
文字数 51,764
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.15