鬼小説一覧
愛する妻を実験中の事故で失うと同時に、自らもこの世とあの世の境界に封じられた繋(ツナグ)。生きることも死ぬこともできず彷徨うが、冥界からの働きかけで現世を彷徨う怨霊の回収に臨むこととなる。だが、最凶最悪の怨霊として彼の前に立ちはだかるのは、世界のあらゆる電子ネットワークを支配する存在、電網怨霊となった妻だった――。
密かに結成された組織のもと、日本古来の霊たちと共闘する繋。腕に封じられた古代兵器、ヤマタノオロチが放つ弾丸は人類と霊界の存続をかけ、地上のすべてのいのちをのせて敵を砕く!
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はるか昔に書いたプロットの成仏のために ^^; クライマックスの戦闘だけ短編化。霊的バトルアクションです。戦闘シーンはB'zのZEROを背景にお読みいただけると伝わるかなと思います。続きよみたいな、となったら評価いただけると喜びます!
文字数 5,774
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.30
──入院患者天追カコミ、ここに死す。
天追カコミ。恐ろしく生意気な女子高校生の彼女は、同級生に階段から突き落とされ、全治三ヶ月の大怪我を負ってしまう。入院したのは良いものの、担当医は老けたジジイ、利き手利き足は粉砕骨折で、その心は折れかけていた。
そして入院三日目、迎えた夜。何故かカコミは廊下で寝ていて──?
死に続ける少女と、殺し続ける鬼の戦いが今始まる。新感覚の院内ミステリを貴方に。
文字数 8,426
最終更新日 2022.05.31
登録日 2022.03.06
鬼の少年・流(りゅう)は常に他の鬼に殺されそうになりながら戦って生きのびてきた。流は10歳くらいの子供らしい。
親はおらず、ずっと一人だった。流の腕には文字が書かれている。
襲ってくる鬼の中には流と同じように体に字が書かれている者がいた。
山の中で大ケガをして倒れた時、人間の少女に助けられた。
10歳くらいに見えるその少女・水緒は山奥の村で暮らしていた。
流は水緒の家で暮らし始める。
ある日、流の父に仕えている保科と名乗る鬼が現れ、流が狙われる理由を教えてくれた。
死ぬまで命を狙われ続けると聞かされ、一度は水緒の安全のためにと離れたものの、どうしても忘れることが出来なかった。
君想う。幾度も。君に恋焦がれ……。
カナ表記してますが「ぐる」は和語です。
>浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上「目代になる此の乳母はぐる也」
ネタも和語です(種の逆さ言葉)。
他のカナ表記も和語です。
アルファポリス、小説家になろうにも同じものを投稿しています。
アルファポリスとなろうは細切れ版です。
文字数 124,165
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.08.10
現代のお盆では先祖の墓参りは廃れた文化となりつつある。ではその時分地獄では?
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,715
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
高校2年生の天野颯(あまのはやて)は1歳下の妹の真菜(まな)に誘われて三輪山を登った際、その頂上にある日向御子神(ひむかのみこのかみ)を祀る社の前で落雷にあった。それと同時に聞こえた不気味な声に恐れをなした颯は、真菜の手を引いて下山を急ぐ。しかし、三輪山を下りたはずの二人の前に現れたのは、登山口の神社ではなかった。
三輪山ではないどこか。あてどなく彷徨う二人は彦五瀬命(ひこいつせのみこと)と出会い、そこが古代日本であることを知る。颯の知らない神話の時代。そこは現代の常識では考えられない理と化け物が存在する世界だった。
*今作は『小説家になろう』でも掲載しています。
文字数 110,675
最終更新日 2021.11.16
登録日 2021.08.16
帝国華羅に羅刹院という、羅刹士を束ねる特殊組織があった。
帝国公認でありながら干渉を受けず、官民問わない依頼と契約、その遂行を生業とする。
その依頼内容は鳥獣妖魔の討伐から要人警護、更には暗殺まで表裏問わず多岐に渡る。
ある日若手羅刹士の遼経が依頼を終えて拠点に戻ると、かつて妖魔が支配していた都市、煥緞が妖仙の兄弟によって陥落された事を知る。
妖仙の狙いはかつて煥緞に眠っていた古代霊術だった。
一度はその討伐参加を見送り、元担当院士の玉蓮と共に別なる古代霊術の探索に出発する。
かつて古代霊術が眠っている遺跡発掘の警護中に殉職した父。
古代霊術の権威であった大学院の教授の警護中に失踪した恋人。
因果は巡り、自身の出生の真実を知らされ、そして妖仙の兄弟と対峙する。
文字数 23,253
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.10.23
俺はどこにでもいる高校生だ。少し特徴があると言えばアニメが好きなくらいか。今時アニメ好きなんて珍らしくもないか。だとしたらぼっちなところだろうか。知り合いと呼ばれる変わり者の男はいるが、あいつのことは断じて友達など認めたくない。あんな中二病を友達だと認めたら俺まで中二病と判断される。それだけは嫌だ。
高校に入学して新しいクラスでも変わらずぼっちいる俺に家康は部活を作るぞと言って俺のてを引っ張った。また何かのアニメの影響を受けたなこいつ。俺はあきれながらも力では家康には敵わないのでおとなしく引っ張られる。するとある教室の前で止まった。文芸部か、はぁーテコとは涼宮ハルヒの憂鬱だな。リアルであの部活を作るのかよ。
「頼もうー」
嫌行きなりその掛け声で開けるって古すぎだろ。ほら中にいる人も驚いて、ないな。むしろ新しい部員が来ると思って目を輝かせてやがる。今からこいつは訳の分からない部活を作るつもりだぞ。
「今日からここをSOS団の部室とする。異論反論は認めん」
「おいまず部員の許可を取れ。それからだろう」
「恐らくその名前だと認められないから仮の名前で文芸部にしよう。それなら認めるよ」
こいつ涼宮ハルヒの憂鬱を知っているのか。あらゆるジャンルを読むタイプか。巻き込まれるのには慣れてるし、部費を踏んだ食ってそのお金で本を読むのも悪くはないな。どのみちすぐに飽きるだろうし。
こうして俺達オタクの青春が始まった。
文字数 112,976
最終更新日 2024.02.16
登録日 2022.12.03
逢神も血筋は鬼切の刀に憑りつかれている、たけるも例外ではなかったが鬼姫鈴鹿が一緒にいることになる。 たけると鈴鹿は今日も鬼を切り続ける。
文字数 92,355
最終更新日 2023.07.03
登録日 2023.04.09
都から遠く離れた所より更に遠くの辺鄙な町に一人の少女がいた。名は真澄。真澄にはとある秘密があった。それは怪我の治りが早いこと、鬼道が使えること。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
タイトルは【べにはっかのでんき】です。
ずっと読む専門だったのですが自分でもと思い書いてみました。誤字脱字などは気を付けていきますがそれでもありましたら暖かい目で見守ってくださるとありがたいです。
文字数 846
最終更新日 2018.11.24
登録日 2018.11.23
早朝に来た宅急便、いつものカラコンだと思ってつけたら、異世界に来ちゃいました。
文字数 6,309
最終更新日 2022.02.10
登録日 2022.02.10
鬼が掠った美女と織りなす不思議な建国譚
山深い科野の国に住み着いている鬼。
彼はある時、山道を行く一団を襲う。
圧倒的な鬼の力を前に護衛である武士達は逃げ出した。
そして、彼らが置いていった物を奪っていく。
だがその中には一人の美女がいた。
人質にして金を奪おうと鬼は連れ去るが、美女は素直に従い、それどころか献身的に鬼に尽くす。
二人の不思議な建国譚、此処に開幕。
カクヨムでも連載しています
文字数 31,302
最終更新日 2021.09.16
登録日 2021.08.20
短編を書いていきます。
ほんの少し何かを思うきっかけになるような、そんなお話が書きたいと思っています。
興味を持って頂けたお話から、お読みください。
・前世より誓いを立て、前世と邂逅する少女の話
・足を洗った泥棒が振り返る、泥棒の師匠の話
・戦場で言葉を交わし、それぞれの道へ進む兵士の話
・名を広めることで自分の存在を証明しようとした男の話
・人の心がわからないことが罪になる国の話
・名前も知らない人から人へ、受け継がれるものの話
・とある男女の愛の話
・落ちこぼれ博士が没頭する研究の話
・世界を創造した神様の話
・狩りをして生きるのが嫌になってしまった狼の話
・独身の自由を捨て、結婚した男の話
・夢と現の境目が曖昧になる話
・残り時間がわからないまま、ペースを考えて走る話
・月夜に出会った人と、後悔について語るお話
・幸せな滅亡か不幸な存続かの選択になるかもしれない話
・迷惑をかけることは悪だと思った青年の話
・お金を稼ぐことが趣味だという男についての話
・ただ独り、歌うことを目的としたカエルの話
・嘘と社交辞令で人生を塗り固める女の話
・平穏な暮らしを望んだ、人喰らう鬼の話
・意識を電波で転送して保存出来る世界の話
・全ての人の幸せを望んだ、王様の話
・競争の無くなった世界で、優劣をつけたい男の話
・恋愛に興味が持てない女と、触れ合いを求める同僚の話
・自分探しの旅をするロボットのお話
等々…
お楽しみ頂けたなら、幸いです!
2024/3/31、完結!
またお話を思いついた時には、短編集第二段として投稿するかもしれませんが、本作はこれにて完結といたします。
お読みくださった皆様、本当にありがとうございます!
※ノベルアップ+様でも、同じお話を投稿しています。
文字数 225,722
最終更新日 2024.03.31
登録日 2021.07.15
Twitter企画、#節分便乗2022人外小説・イラスト祭り
【天使の愛は鬼を喰らう】より、企画参加の為に書きました。
天使✕鬼のお話です。良かったら本編も読んでみてください。
この作品は、ムーンライトノベルズ、fujossyにも掲載しています。
文字数 1,379
最終更新日 2022.02.03
登録日 2022.02.03
全身にガトリング砲を搭載したガトリング鬼と全身が溶岩で出来た溶岩魔女は敵対していた。そんな状況の中、一匹のガトリング鬼と一体の溶岩魔女は愛し合っていた――。残酷描写ありは一応付けておきます。稲凪七衣名義でノクターンノベルズにも投稿しています。
文字数 1,412
最終更新日 2021.01.13
登録日 2021.01.13
違う世界同士の心が読めすぎる鬼の少年と掴みどころのないゲーマー少年の2人がこれまた違う世界に召喚された。
価値観も世界観も違う二人が紡ぐ異世界ファンタジ・・・ファンタジーなのか、これ?
文字数 16,179
最終更新日 2018.06.26
登録日 2018.02.22
文字数 3,493
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.08.30
アーシュは【失格者】だった。
ある日、彼は森の中で『鬼』と遭遇する。
それは彼の力が目覚めるきっかけとなる出来事だった。
文字数 3,255
最終更新日 2019.04.14
登録日 2019.04.14
とんがり山の頂上に赤鬼が住んでいます。
赤鬼は通行料として村人に食べ物を要求していました。
ある日、村人が崖崩れに巻き込まれます。
それを見た赤鬼は…。
文字数 7,419
最終更新日 2019.02.28
登録日 2019.02.28
王師(おうし)将軍の?綺(しょうき)によって、羽山(うざん)の山崩れから助けだされた奎羅(けいら)。
記憶がない奎羅は今、?綺の邸に居候中。
変人の?綺に振りまわされながら、街の書肆(ほんや)で働いている。
?綺の妹でありながら寒門(かんもん)であるがゆえに貧乏な姫・峯華(ほうか)は、父付きの薬師である羽葉(うよう)が好き。彼女に誘われて奎羅は卜筮(うらない)に出かけることに。
ところが宿にいた巫祝(ふしゅく)・礼寿(れいじゅ)に、どういうわけか付きまとわれはじめる。
そんな奎羅の様子に男の勘を働かせた?綺は、州師(しゅうし)副将軍の弼戈(ひつか)に彼女の身辺を探るよう依頼を。
その結果、奎羅と礼寿が日に日に親しくなっていることを知り大慌て。しかも礼寿が特別な家柄である戎(じゅう)家の出身ではないかと勘繰るようになる。
そんな折、父である董(とう)家当主・彪之(ひょうし)に呼ばれた?綺。
百年の昔、武王によって滅ぼされた麗(れい)家の姫に董家の宝・真珠の首飾りを贈り、董家の姫の替身(みがわり)として厲鬼(れいき)に差し出したことを聞かされる。
ちょうどその頃、羽葉によってさらわれてしまう峯華。
羽葉に脅された奎羅は、彼が鬼(き)ではないかと直感し、見鬼(けんき)の能力をもつ礼寿のもとへと走る。
紫媚(しび)と抱き合っている礼寿を目撃した奎羅は、自分の想いを自覚しつつ、峯華がさらわれたことを彼に相談する。
そこで礼寿は、奎羅とは記憶を失う前からの知り合いであったと告白するが――――
文字数 105,490
最終更新日 2018.02.05
登録日 2018.02.05
鬼──それは人の心の闇が作り出した、この世ならざる生命体だ。そして人が生きる場所に鬼がいるように、鬼がいる場所に祓い屋は存在する。
これから語られる一つの物語は心に闇を抱えた少女が、鬼を祓う祓い屋と出逢い成長する物語。
そして少女と出会い、いつもと違う<最強>の祓い屋の物語である。
※片方の章のみでもストーリーは完結します。
※少女編は失恋から立ち直る少女の成長を、祓い屋編は純粋にアヤカシとのバトル物として楽しめると思います。
■■■
[とある少女の二日間]
芦谷 千絵(あしたに ちえ)は毎日のように陸上に励む17歳の高校生だ。他の人より背が高いのと走るのに邪魔なので短くした髪のせいか、後輩の女の子にモテているのは少しだけ悩みの種である。
そんな千絵にはひそかに想い続けている人がいた。
──しかし、その想いは儚くもくだけ散る。
気分は沈み、心が闇に囚われそうな中、逃げるように帰路につく中で不思議な出来事に遭遇し……。
■■■
[とある祓い屋の二日間]
東雲 晴春(しののめ せいしゅん)は鬼を祓うことを生業としている東雲家の第84代目当主だ。今は因縁の鬼を追って関東を拠点に活動をしている。
そして弟子を育てながら、鬼を祓い続ける毎日を送っていた。
──しかし、その日はいつもと違う事が起きた。
弟子の蓮が連れてきた少女は鬼が見えて鬼に襲われたそうだ。
東雲は鬼を祓い、少女の心の闇をも祓う為に奮闘する。
文字数 26,840
最終更新日 2019.01.05
登録日 2018.11.30
文字数 9,734
最終更新日 2022.10.25
登録日 2020.12.14
文字数 42,193
最終更新日 2019.12.08
登録日 2019.10.15
鬼を見た。
とても、とても小さい。
鬼を見た。
あいつは、今でもずっと私を見ている。
私を。見て。
けらけらと。
楽しそうに
──嗤っている。
*できれば縦書きにして明朝体にして見てください。
文字数 5,473
最終更新日 2019.09.16
登録日 2019.09.09
神鬼と人がまだ同じ世界にいた頃のお話――。
叡智と音の神であり、また戦闘神としても崇められていた弁財天神には、彼女に仕える童子が十六人いた。
童子達は悪さをする鬼達を退治するのが生業だったのだが、弁財天神に関する悪い噂が立ち始める。
弁財天に祈りを捧げると、夫婦は別れ、女は嫉妬されると言う根も葉もない噂だったが、人々は信仰をやめ、弁財天神の存在自体が危ぶまれ出した。人を助けていた童子達まで追いやられることになり————。
愛してはならないものを愛する事は、罪なのか。この世の縛りは何のためにある———?
実在する「沈み鳥居」にインスパイアされて書いた昔々の物語。
あなたはこの結末を受け入れる事が出来ますか。
尚、この物語はフィクションであり史実とは異なります。
文字数 190,726
最終更新日 2021.11.23
登録日 2020.10.25
文字数 14,053
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.04.28
文字数 5,443
最終更新日 2020.12.01
登録日 2020.11.17