和風 小説一覧
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傷のある娘と傷のある狼
幼い頃、暴漢に襲われたせいで顔に酷いけがを負い、母を失った美弥子。
醜くなった自分の顔を受け入れられず、鬱屈した日々を過ごしていたある日、彼女は傷だらけの一匹の狼と出会った。
162
お人形さんと、わたし。
お人形さん、お人形さん。
決して、名前をつけないで。
決して、名前を呼ばないで。
決して、決して。
そうで、ないと。
そんなお人形さんの夢を見始めた花。
たまたま、疲れているだけ。
……なんて、思っていた、のに。
ざり、ざり、ざり。
草履が地面を擦れる音が近づいてくる。
「花はいつ起きるの?」
「花は何を食べるの?」
「花はどこにいるの?」
「花は」
「花」
「ねぇ」
「花」
「わたしはだぁれ?」
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載させていただいています。
163
「異世界ファンタジーで15+1のお題」二
旅人・胡蝶がふらりと立ち寄ったある町には、どこか奇妙な喫茶店が建っていた。
そこから始まる摩訶不思議な物語。
164
小説・日本おかし話~鶴の恩返し~
有名な昔話『鶴の恩返し』をエロコメに仕上げました!(笑)
165
弱小流派の陰陽姫【完】
神崎月音、十五歳。今日も白桜様と百合緋様を推して参ります!!
++
陰陽師としては弱小流派の神崎流当主の娘・神崎月音。
同じ学校で陰陽師大家(たいか)の当主・白桜とその幼馴染の百合緋を推しとして推し活にいそしむ日々。
たまたま助けたクラスメイトの小田切煌が何かと構ってくる中、月音の推し活を邪魔する存在が現れる。
それは最強の陰陽師と呼ばれる男だった――。
+++
神崎月音
Kanzaki Tsukine
斎陵学園一年生。弱小流派の陰陽師の家系の娘。推し活のために学校に通っている。
小田切煌
Odagiri Kira
月音のクラスメイト。人当たりのいい好青年。霊媒体質。
神崎碧人
Kanzaki Aoto
月音の父。神崎流当主。
月御門白桜
Tukimikado Hakuou
陰陽師の大家、御門流当主。
影小路黒藤
Kagenokouji Kuroto
斎陵学園二年の転校生。小路流次代当主。
水旧百合緋
Minamoto Yurihi
白桜の幼馴染。
2023.2.10~3.10
Satsuki presents
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実りの神子と恋の花
どうやら自分は「乙女ゲーム」に力を失った「元・神子姫」と言う肩書で登場する悪役らしい。
大好きな彼と婚約出来ても、先は望めない。待ち受けているのは絶望だけとか勘弁してほしい。かといって、運命を変えるのも怖い。
これは、迷いながらも道を探す彼女と、彼女の成長を見守る彼と、気まぐれな天狐の物語。
――ところで、そろそろ乙女ゲームの時間軸になると思うんだけど、どうして私は未だに力を失ってないの?
【本編完結】
167
白兎は、赤い瞳で空を見るか。
町中で視線を感じたら、上を見上げてはいけないよ。
赤い格子の向こう側、白兎と目が合ってしまったら、取って喰われる--。
自分の名前さえ忘れてしまった『白兎』。
狭い部屋の中で外を眺めるうさぎは、ただそこで景色の移ろいを眺めていた。
知らないことを知りたがったうさぎの手を取ったのは、うさぎに魅了されてしまった『椿』。
赤と白は交わるのか?
何故彼は白兎と呼ばれるのか?
うさぎが真実を取り戻す時、其処にあるのは幸か不幸か--。
屋敷の奥座敷、たった一部屋の物語。
※18禁/なんちゃって時代物
※縦読み推奨
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ばらがき辰の祓い道
私、戌井 夜留子(いぬい よるこ)はごく普通の女子大生。
だがあるとき大学の屋上から落下してしまい、気付いたときには異世界に。
昔の日本といった様子の世界で出会ったのは、ばらがき(不良)のイケメン・辰之助(たつのすけ)。
この世界で過ごすことになるが、どうやらこの世界には妖魔(ようま)と呼ばれる不穏な存在がいるようで……。
不良ながら、人情に厚く心優しい辰之助についていくうちに、私はこの世界の抗争に巻き込まれていくことになる。
バトルあり、胸キュンありのドタバタが繰り広げられる、和風ファンタジー!
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二人羽織 妖狐と退治屋の恋
主人公、葛(かずら)は妖狐の家族に生まれ、両親の愛情を一身に受け育った少女だった。
しかし妖狐の家族は、固有妖術である『憑依』を持つが故に他の妖怪に恐れられ、迫害されていた。『憑依』という妖術は生物を意のままに操ることが出来るという恐るべき力であったからだ。
葛の家族は隠れ住んでいたが他の妖怪たちは、ついに憑依への対抗策を見出し大天狗、白峰が妖狐の粛清に現れる。
葛の両親は力を合わせるも白峰に殺されてしまう。葛は両親の尽力のおかげで生き延びることができて白峰への復讐を心に誓う。
忍(しのぶ)という退治屋の青年と交流をして、白峰が共通の仇であることを知り意気投合する。
しかし町で人と関わり世界を知り見聞を広げた葛は、次第に白峰を殺すだけでは妖狐の迫害を解消することができないと悟る。
葛が見出した復讐の先にあるものとは……。
二人羽織 妖狐と退治屋の恋はカクヨム、アルファポリス、小説家になろうで連載しています。
毎日20時更新予定
170
瓊音のつまごひ
とある神に守護された洲、玉垣にて。
十七歳の実緒は、山奥に溜まった障気を身をもって鎮める贄としてまさに捧げられていた。粛々と役目を果たそうとしていたところ、突然に現れた若者により、障気から助けられ求婚される。
贄になり損ねたと思う実緒は若者の申し出を断るが、彼の態度はかたくなであり、三か月だけでよいと言う。三か月が経ったときには障気の溜まり場へ連れて行くとも約され、実緒は若者の妻となる。
重いつとめを負う若者と、いのちに負い目のある少女。かりそめの夫婦となったふたりは、ささやかなふれあいの中、互いへの想いを深めていくが……。傷とふれあいと共鳴りの、古代和風幻想譚。
*瓊音のつまごひ(ぬなとのつまごい)
*カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
*全40話です。
*この話は空想の産物です。実在の人物、団体などとは一切関係がありません。
171
月下香の咲く夜に(誕生花が紡ぐ、366日の物語 ~9月2日~)
満月の夜、月下香が甘く濃密に香る島には、一つの言い伝えがあった。
花の香りを追って浜へ行けば、いちばん会いたい者の姿をした何かが現れ、白い舟で海の向こうへ誘うという。
兄を海難事故で失った十八歳の夏乃もまた、その夜、懐かしい声に導かれて浜へ向かう。
そこに立っていたのは、三年前と変わらぬ兄・朔一だった。
これは本当に帰ってきた兄なのか。
それとも、月下香が見せる甘い幻なのか。
「危険な楽しみ」「危険な快楽」「冒険」という花言葉をモチーフに、喪失を抱えた少女が誘惑と向き合い、自らの意志で未来を選び取る、幻想的な和風短編。
172
石喰いの花 ―Re:boot― ~亡国の将軍と石喰う疫病草(えやみぐさ)~
国を滅ぼされた将軍『カナン』は、落ち延びた森の中で石を喰う物の怪に命を救われる。
自らを『石喰い』と呼ぶ物の怪――『リンドウ』は、他人の痛みを石に変えて食べることで、傷をいやすことができるのだという。
カナンの抱える痛みを「美味しそう」と称し、ついていけばお腹が空くことはないとのたまったリンドウを道連れに、カナンの苦難の旅が幕を上げる。
すべては、自らを救い、いつくしんでくれた女王の最期の願いのため――。
「必ず生き残り、国を再興せよ。――カナン」
――これは、蓬莱島四季国(ほうらいとうしきこく)を舞台に、旅と別れ、約束の行く末をたどる物語。
※この作品は、他サイトにも転載しています※
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ここは奈落の凝り
お前もそろそろ嫁さんを貰ったほうがええじゃろう、と近所の婆さんに言われ、巽の元に女房が来ることとなった。
勝気な女だったが、切れ長の目が涼やかで、こざっぱりとした美人だった。
巽は物事に頓着しない性格で、一人で気ままに暮らすのが性分に合っていたらしく、女房なんざ面倒なだけだと常々言っていたものの、いざ女房が家に入るとさすがの巽もしっかりせねばという気になるらしい。巽は不精しがちだった仕事にも精を出し、一緒になってから一年後には子供も生まれた。
あるとき、仕事の合間に煙管を吸って休憩を取っていた巽に話しかけて来た人物がいた──。
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『心霊カンパニア』 ~神狢祇~
『浄霊』を起点に活動を行う「狭間の者」たちが居る。
超越する者や歪みズレる者など、感覚が常人ではないが故に様々な苦悩とカルマを持って生まれる。
そのうちの一人である
藤原 千鶴(ふじわら せんかく)
通称は千鶴(ちづる)
男の娘であり、正に性の狭間にまた悩む青年。
生まれつき霊視感能力「クレア・ボヤンス」の持ち主で、十六才の誕生日を機に能力が進化してしまう。
その進化した能力が原因で両親を亡くし、里子を余儀なくされるがその先でも不幸が付き纏う。
仮宿からも憔悴しながら逃亡したその行き着いた先には、幽世に近い『マヨヒガ(迷い家)屋敷』が待っていた。
そこの住人、梓(あずさ)や古杣(ふるそま)達に助けられ、千鶴と同じ『クレア能力者』の仲間と出会い、共に『浄霊』を手伝うことに。
仲間達は千鶴と同じく様々な『不運』の運命に翻弄されながらも、共に補い助け合いながら成長していくが、敵対する存在とも出会ってしまう。
それが
【烏枢 夢窓(うすさ むそう)】
梓との縁があり、しかしその思想は反する想いを胸に行動を決別した、また新たな能力者。
それは敵か、味方か……
175
目指せ 成仏
呪いに失敗し呪い鏡になってしまった下級貴族の女性
優しい尼僧達に救われ守り鏡に変わる
守り鏡の3つの力を使って
迷子保護から商人成敗
100の善行を積んで 目指せ成仏
176
凛として、気高く ―孤高の凱歌―
【完結】本作には、異世界もチートも登場しません。
和風の架空世界を舞台に、
心を試されるような選択の連続の中で──
それでも、誰かを想い、
歩み続ける二人の物語です。
孤独に生きてきた。
情熱、魂、
日常では感じた事もなかった二人。
偶然の出会いが、魂を揺さぶる事になるとは、思わなかった。
本当には
わかってはいないかもしれない。
ただ、感じたんだ。
……生きてるって
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フツメンのくせに生意気だ!
小5からの付き合いの腐れ縁の彼女は誰もが振り向く美人さん。そして私は目立たないその他大勢。私が好きになった人はみんな彼女に惹かれていく。
──君もそうなの? フツメンの逸見君。
【全8話】
◆◇◆
無断転載転用禁止。Do not repost.
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華と毒薬
【見た目だけ遊び人の活動弁士×女優のふりをしている謎の美青年の大正浪漫ミステリー風純愛物語】
大正九年、帝都浅草。
活動写真弁士の志千は帝都で名をあげるため、浅草にやってきた。
治安の悪い十二階下の下宿に住み始めるが、家主も隣人も怪しい人物ばかり。
ある夜、間違えて入った部屋でなぜか憧れの女優と出会う。
その正体は隣に住む不愛想な美青年、百夜だった。
最初は反発しあう二人だが、あるとき百夜に「十年前に失踪した女優を捜すのを手伝ってほしい」と頼まれ、徐々に絆を深めていく。
大女優失踪事件を追いながら、徐々に惹かれあっていく。
※成人向けBLです
※イラスト 碓氷 スズさま
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生贄巫女はあやかし旦那様を溺愛します
人身御供(ひとみごくう)は、人間を神への生贄とすること。
天魔神社の跡取り巫女の私、天魔華鈴(てんまかりん)は、今年の人身御供の生贄に選ばれた。
昔から続く儀式を、どうせ、いない神に対して行う。
私で最後、そうなるだろう。
親戚達も信じていない、神のために、私は命をささげる。
人身御供と言う口実で、厄介払いをされる。そのために。
親に捨てられ、親戚に捨てられて。
もう、誰も私を求めてはいない。
そう思っていたのに――……
『ぬし、一つ、我の願いを叶えてはくれぬか?』
『え、九尾の狐の、願い?』
『そうだ。ぬし、我の嫁となれ』
もう、全てを諦めた私目の前に現れたのは、顔を黒く、四角い布で顔を隠した、一人の九尾の狐でした。
※カクヨム・なろうでも公開中!
※表紙、挿絵:あニキさん
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海が攻めてくる〜神隠しにあった俺は、異世界日本の戦国時代で、海から這い出る『物の怪』達から異世界日本を護ります〜
ある日の帰り道、高校2年生の楠木隆之介は異世界日本に辿り着く。それはいわゆる神隠しというものだろう。
その世界の日本は海の脅威に晒されていた。海からは日々「物の怪」と呼ばれる化物どもが出現し、土地を食い荒らしていくのだ。物の怪どもに負けた土地は海に沈み、全てが奪われる。そのために人々は海岸に城や城壁、防塁を築きこれに対抗していた。
だが、上格と呼ばれる物の怪には侍や足軽では抵抗できず、それらを討伐するための特殊な力を持つ英雄達が存在した。彼らは神将と尊敬され、その最上位にいるのが十二神将と呼ばれる強者達だった。
神隠しによって異世界日本に来てしまった楠木は、同じく神隠しにあった仲間達ともに、元の世界に帰るため、愛する者を守るため、神将のみが持つ特殊な力を持って、この世界で物の怪達を討伐するのであった。
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遅咲き鬱金香(チューリップ)の花咲く日
巴 金香(ともえ このか)は寺子屋で教師手伝いをしている十九才。
母を早くに亡くし父親は仕事で留守であることが多く、家庭の愛情に恵まれずに育った。そのために自己評価の低いところがあり、また男性を少し苦手としている。そのため恋にも縁がなかった。
ある日、寺子屋に小説家の源清 麓乎(げんせい ろくや)が出張教師としてやってくる。
麓乎に小説家を目指さないかと誘われ、金香は内弟子として弟子入りすることに……。
【第一回 ビーズログ小説大賞】一次選考通過作品
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きつねのお宿
歴史上の人物をお招きする、不思議な不思議なきつねのお宿の物語
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夜鷹の光
「アタシを抱きたければ、百夜通いな」 時は明治、帝都にひっそりと隠れるように存在する陰間茶屋に「御百度姫」と呼ばれる陰間、夜鷹がいた。誰よりも美しく、誰よりも気高く、誰よりも誇り高い彼の元に資産家である周は毎晩通い続ける。 周の優しさと深い愛情に少しずつ心を開いていく夜鷹だが、二人にはある秘密があった。 全ての謎が明かされるのは、百夜後のこと。
☆こちら(https://estar.jp/novels/25971011)でも更新しています。
☆表紙は長月夜永さま(https://coconala.com/users/862230)です
素敵なイラストをありがとうございました!
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神と穢れの紙一重
雪を止めるための儀式を任された主人公だが、師匠である叔父や儀式自体に違和感を抱いていく。それでも儀式のために。儀式のために? 気づけば怪異の渦中。いつも思い出すのは、友人とあの鮮烈な紅椿だった。
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魔導士と巫女の罪と罰
世界を脅かす魔王に対抗するために異世界から勇者を召喚していた宮廷魔導士の少女ステラだが、予期せぬ魔法陣の異変によって自分が異世界に飛ばされた。魔法を失い、鬼に変化してしまった彼女は恐ろしい巫女の姉弟に保護されることになった。彼女たちと暮らすうちにステラは自分の行いの罪に気づいていく。
186
白蛇の花嫁
戦乱の世。領主の娘として生まれた睡蓮は、戦で瀕死の重傷を負った兄を助けるため、白蛇の嫁になると誓う。おかげで兄の命は助かったものの、睡蓮は異形の姿となってしまった。そんな睡蓮を家族は疎み、迫害する。唯一、睡蓮を変わらず可愛がっている兄は、彼女を心配して狼の妖を護りにつけてくれた。狼とひっそりと暮らす睡蓮だが、日照りが続いたある日、生贄に選ばれてしまう。兄と狼に説得されて逃げ出すが、次々と危険な目に遭い、その度に悲しい目をした狼鬼が現れ、彼女を助けてくれて……
187
明治時代にタイムスリップとか有り得ない!!
熱帯雨林のように蒸し暑い夏の日、昼寝から目覚めると、望月柚は思いもよらぬ明治時代にタイムスリップしていた。偶然にも死ニカエリと呼ばれる怪異に襲われそうになるが、内務省討伐課の警察官、入谷咲真と同僚の大山勇に救われる。彼らの提案で、衣食住を保障される代わりに、柚は死ニカエリの捜査に協力することに。予想外の冒険と奇妙な事件の数々を経て、柚は次第に勇に惹かれていく。 そんな時、元の時代に戻れる唯一のチャンスが迫って......!?
188
皆さんと看板娘
時は幕末。殺伐とした世の中に、一時の休息と甘味を提供する一軒の茶屋があった。
その店の看板娘にとっては、小難しい世の中の情勢なんて関係ない。
彼女はただ、店に来た客を甘いお団子と暖かいお茶、そして穏やかな笑みで癒すだけ。
幕末を舞台に、看板娘が新撰組やら攘夷志士と会話するほのぼの話。
一応恋愛もののつもりですが発展するのはいつになるやら……。
気まぐれ更新です。
189
東京百鬼パレード
東京の夜は、きらびやかで、騒がしい。
昼は人間の街。
でも夜は、少しだけ妖の街になる。
渋谷、浅草、上野——
どこにでもある風景の中に、
説明のつかないことが紛れている。
烏は、それを見逃さない。
噂は風に乗って、東へ、西へ。
そしてそれは、
だいたい彼女のところに来る。
これは、烏天狗アカリのお勤めの記録。
はじまり、はじまり。
※本作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
190
城下のインフルエンサー永遠姫の日常
永遠(とわ)姫は貴族・九条家に生まれたお姫様。大好きな父上と母上との楽しい日常を守るために小さな体で今日も奮闘中。
全5話。
191
影月の燈導—えいげつのともしるべ—
謎の猫に誘われ辿り着いた先は……魑魅魍魎たちがはびこる、“妖界”だった。
右も左もわからぬまま、憑かれ者となった朔は“怒縛屋”に身を置くことになる。
少女は何を知り、何を救い、何を導くのか。
すべては月明かりの照らすまにまに……失われた記憶を辿る、愛と憎の物語。
✿ ✿ ✿
本編で登場し、素性が明らかになったキャラは『うちの子まとめ』サイトでキャラ紹介ページを公開しています。
➡︎ https://www.uchinokomato.me/user/show/21677
自分の趣味範囲でゆるくマイペースに書きます。またリアル多忙につき更新も内容量もまちまちです。
絵を描くのがもともと好きなのと文章力がないので挿絵で補ってますが正直途中から追いついてません。まだ手探りなので生暖かい目で見てやってください。
192
静かな春
辿り着いたそこは静かで穏やかな場所でした。
193
新婚なのに妻が冷たい平安貴族が猫を拾う話
「猫がついてくる? そうか、牛車を止めて餌をおやりよ。ちょうどいい。私も家に帰るのを遅らせたいと思っていたのだ」
梅雨時の火灯し頃(夕方)、雨音がこもる牛車の内側で、男は手に持っていた筆を止めた。
束帯姿の男は新婚で、これから我が家に帰るところであった。
194
腐れ縁の鬼に捕まった退治人は愛でられ堕ちる
昔ある所に、人に悪さをする妖者を懲らしめる退治人という職があった。
退治人は国の皇たる天宮家に仕え、国に仕えている立派な人々。
しかし一人の退治人が、天宮家の一人に傷付けられた際に殺してしまった。
主家の一族を傷付けてしまった退治人は皇の怒りを買い処罰が決まるも、逃亡することに成功した。
追っ手として放たれたのは、その退治人と腐れ縁だと言う変わり者の鬼の男。
195
約束を想う。
ある森の奥深く、桜の老木が生えている。
今年も美しい花を咲かせ、見る者を魅了する桜のもとで、今日もアヤはひとり、桜越しの空を見上げていた。
ある日の夜、うたた寝をしていたアヤの耳に、懐かしい鈴の音が聞こえた。その音に揺り起こされるようにして目を覚ましたアヤのもとに、徳利を手にしたひとりの鬼の少女――ハクが訪れる。
「――やぁ。ひさしぶり」
にっ、と口の端から白い牙のような歯を覗かせながら笑う、友人の来訪に、アヤも頬をほころばせる。
彼女は手にした徳利を揺らしながら、
「覚えてるかな?」
と。
懐かしい〝約束〟を果たすため、思い出を肴に、春夜の桜の下で一夜限りの宴をはじめる。
注意!
若干の『百合』要素あり。
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
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風華鬼伝承
風で華ビラが舞い 星が流れる夜 二人は生まれた
時代時代に時折現れる、身体の何処にも鬼の紋様を持たない純白の角の鬼
ソレは〝かつての災厄〟から鬼達を結界で護り、鬼だけの世界を創った
彼らはソレを代々神と崇めていた
人間と鬼が分かたれる事となった今、鬼だけの世界で
歌姫にして武術に優れた乙女――夜亜芽(よつめ)、鬼としての角を持つ何者にも関心を持たない少年――現(うつつ)
二人が星を回す時、この世界に何が起こるのだろうか?
色によって階級が生まれたここで
人間に惨殺される〝かつての災厄〟から無くなった世界で
彼らの〝生きる物語〟が、今始まる――
風華鬼伝承(カザハナオニデンショウ)
ソレは夜亜芽と現(うつつ)が紡ぐ、華舞う伝承歌
二人は、知らなかった〝愛〟を知る――
197
転生させられたら国の化身でした
記憶のない主人公がおかしな空間で目を覚ます。
そんな彼女の前に現れた鏡の中に棲む少女。
その少女に導かれるまま扉の中に入って行くと、またおかしな空間に出てしまった。
そこで出会った女性ーー紅鏡のせいで異世界に転生させられた主人公。
そんな主人公に待ち受けている運命とはーー!!
198
大和国つまようじ物語
天下太平の世で、剣客の身分を辞して"箸職人"になった1人の男の物語。
究極の箸を作るため、素材を求め箸とひたすら向き合い続ける。
少し長くなりましたが、楽しく書けたのでぜひ読んでみてください。
ジャンルで悩みに悩みましたが、ヒューマンドラマとさせたいただきます。
『小説家になろう』にも掲載しています。
199
松書房、ハイセンス大衆雑誌編集者、林檎君の備忘録。
明治なのか大正なのか、そんな時代の平和な世界のミステリィ。
お耽美アリ、官能アリ、薔薇だ百合だ殺人事件に幽霊画。
エログロナンセンスなんのその、真実なのか虚構なのか、それが敢えて良いんじゃないか。
そんな雑誌の掲載を任された林檎 覚(さとる)は、お抱え作家先生の騒動も治めつつ、原稿を納めて貰う為。
今日も右往左往、四方八方へと足を進めます。
現在、予約投稿にて第18章、79話まで準備済み。
ちょいミス、ちょいホラーをお楽しみ下さい。
200
山神巡り
登山が趣味の三島奈由子(みしまなゆこ)は毎週休日に山に登っている。今回もいつも通り山頂でお弁当を食べ下山しようとすると山神と出会う。そこから始まる不思議な体験の物語。