純愛小説一覧
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」
貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてきた。
そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。
厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。
これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」様にも短編という形で掲載しています。
文字数 44,611
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.23
俺には赤城美穂という幼馴染がいる。
彼女は無口無表情で愛想がない……というのが周りの奴らの印象だ。本当は悪戯好きで愉快な性格をしていて、そして何より繊細な女の子なのだと俺は知っている。
そんな美穂は成長していく度に美人になっていった。思春期を迎えた男子から告白されることが多くなり、俺は人知れず焦っていた。
告白しよう。そう決意した俺が行動を開始し、その結果が出るまで。これはそんなお話。
※他サイトでも掲載しています。
文字数 6,694
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
アナは世界的スーパーアイドルUnoのメンバー・ジョウキの大ファンでありオタク。恋愛や結婚よりもジョウキの為にお金を稼ぎ、グッズやライブで貢ぐのが何よりも幸せ。そんなアナはある日、親友のユナと深夜まで飲みに行き、二人仲良く歩いて帰宅していた途中、なにかに躓き転びそうなった。何に躓いたのかとふと、視線を向けるとなんとそこには人が倒れていて、アナとユナは驚きながらも助けようと倒れている人に声を掛ける。アナは暗闇のなか、恐る恐る倒れている人に声をかけると、なんと倒れていたのはアナの大好きなスーパーアイドルUnoのジョウキだった。アナの大好きな人が突然、目の前に現れユナは大興奮だが、何故かアナは落ち着いていて、自力で立ち上がったジョウキを見送る。そんなアナに僅かな興味を持つジョウキ。そんな二人はひょんな事からまた再会を果たすものの…アナはジョウキのファンを卒業することに決めていた。そんなアナの心の僅かな隙間に入ろうとする、ジョウキと同じグループのメンバー・トウヤ。そう、トウヤはアナに一目惚れしてしまったのです。少し意地悪なジョウキと優しく甘いトウヤ。アナは二人の王子様の間で揺れ動くものの…最後に涙を堪える決断をするのです。
文字数 269,358
最終更新日 2023.12.26
登録日 2023.12.12
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
文字数 102,610
最終更新日 2023.12.24
登録日 2022.04.04
「蓮……。抜き合い、しよっか」
一度でいい。もっと蓮にふれたい……。
恋人の真似ごとでもいいから、蓮を感じたい……。
役とは真逆の二人が話題のBLドラマ、W主演の蓮と秋人。
連日溺愛の表現を求められて、攻め役の蓮は毎回ドキドキし、受け役の秋人はそんな蓮をからかって楽しんでいた。
ドラマと同じニコイチのように仲のいい二人。
ところがキスシーンの撮影で、自分の高鳴る胸の鼓動に、秋人は蓮への気持ちを自覚して動揺する。
気持ちを知られたら、もう側にいられない……。
でも側にいたい。ふれていたい……。
〈ドラマ〉
蓮(男らしい)× 秋人(物静か)
〈現実〉
蓮(可愛いワンコ)× 秋人(男らしい)
二人の視点で、お話は進んでいきます。
ドラマの二人の視点もたまに出てきます。
ギャップを楽しんでいただけたら嬉しいです。
時々、番外編を更新します。
★京×榊
「セフレなんて嫌なんだ 〜変装した俺とマネージャーの恋愛方法〜」を連載中です。よろしくお願いします✿*゚
文字数 330,762
最終更新日 2023.12.22
登録日 2022.08.05
魔族に故郷の街を滅ぼされ、俺は全てを失った。仲間も、恋人も。
それからの俺は、憎い魔族を殺すだけの毎日だった。
やがて女神から加護を授かり俺は勇者となった。
飛躍的に強くなった俺は、単身で魔族領へと乗り込み、遂には魔王も討伐した。
「なぜ、俺の街をなぜ滅ぼした?」
「あれをやったのは我らではない……女神だ」
死に際の魔王はそう答えた。
あり得ない! 俺が勇者になれたのも女神の加護を授かったからだ。人族の味方の女神が、人族の街を滅ぼすはずがない!
だが、魔王の言うことは本当だった。
――心優しい女の子と、彼女の優しさに救われた勇者の男の子の純愛ストーリーです。タイトルがとっても暗いですが、安心のハッピーエンドです――
文字数 15,442
最終更新日 2023.12.22
登録日 2023.12.22
伯爵令嬢フェリシアの元には、毎年誕生日に、差出人不明の絵が届いていた。
それはもう、約十年近く続いていたのだが、今年は一週間も遅れて届けられた。
しかも、その絵は《守護天使》で、今の自分の状況を見透かされている気がした。
フェリシアは結婚を三月後に控えていたが、この所、婚約者と上手くいっていないのだ。
先月、婚約式を挙げるまでは、優しい人だったのだが、今は他の令嬢に心を奪われている様だった。
援助目的の縁談ではあるが、先行きが不安で仕方が無い。
思い悩むフェリシアに声を掛けてくれたのは、見知らぬ令嬢だった___
異世界恋愛:短編(プロローグ+11話)※視点はほぼフェリシアです。
※婚約者とは結ばれません。※魔法要素はありません。
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
文字数 38,949
最終更新日 2023.12.21
登録日 2023.12.10
親友と言える人しか大切な人がいない主人公は、理不尽な不満を持った者から親友を守るために死んでしまった。
1度死んでしまった主人公は、内容を殆ど知らないゲームの中に転生してしまったのだ。
だが、主人公はこのゲームの開発者でもある親友から裏情報を聞いていたのだ。
これは、親友から裏情報だけを聞いたゲームの中に転生した男の物語。
文字数 35,256
最終更新日 2023.12.19
登録日 2023.01.07
入社して3年目、デザイン設計会社で膨大な仕事に追われる金目杏里(かなめあんり)は今日も徹夜で図面を引いていた。共に徹夜で仕事をしていた現場監理の松山一成(まつやまひとなり)は、12歳年上の頼れる男性。直属の上司ではないが金目の入社当時からとても世話になっている。お互い「人として」の好感は持っているものの、あくまで普通の会社の仲間、という間柄だった。ところがある夏、金目の30歳の誕生日をきっかけに、だんだんと二人の距離が縮まってきて、、、。
・全18話、エピソードによってヒーローとヒロインの視点で書かれています。
文字数 35,797
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.12.12
スターライト株式会社の社長息子、星山翔。(ほしやまかける)
彼は、尋常ではない程の人嫌い。
言い寄ってくる女性、お金目当てで友達になろうとする男性、将来を期待してくる周りの大人。
その全てが大嫌いだった。
人生はつまらないなんて思っていた時に出会った、素朴な喫茶店バイトの西条美波(さいじょうみなみ)という女の子。
大学三年 × 高校二年
お金持ち × バイト店員
高身長 × 低身長
器用貧乏 × 不器用
全く違う世界で生きていた二人を結んだのは、たった一つのシフォンケーキ。
雨の中、初めて出会った日から
あなたのことが忘れられない。
甘酸っぱくて、ほろ苦くて。
苦しいけれど、幸せで。
あなたがいるだけで楽しくて、笑っちゃう。
初めて同士の二人の恋、見守ってみませんか……?
文字数 9,892
最終更新日 2023.12.15
登録日 2023.11.29
婚約者のエーミールにいつも放置され、蔑ろにされるベロニカ。
そんな彼の態度にウンザリし、婚約を破棄しようと行動をおこす。
今後、一度でもエーミールがベロニカ以外の女を優先することがあれば即座に婚約は破棄。
そういった契約を両家で交わすも、馬鹿なエーミールはよりにもよって夜会でやらかす。
もう呆れるしかないベロニカ。そしてそんな彼女に手を差し伸べた意外な人物。
ベロニカはこの人物に、人生で初の恋に落ちる…………。
文字数 116,736
最終更新日 2023.12.14
登録日 2023.11.17
【完結!海の匂いと汽笛の音がする島で繰り広げられる和洋折衷シンデレラファンタジー!】
純潔と癒しを司る神獣セレニティが住まう島国、クレセンティア。
三日月の形をしたその島には、人間を悪夢に閉じ込めて生命力を吸う黒い蝶・夢喰(むし)が生息する。
夢喰を祓うことができるのは、羽耳を持つセレニティの雛鳥たちの歌声だけ。
左の羽耳を失った雛鳥のオトは、過去のトラウマにより歌うことができない。
周囲に虐げられながら生きていた彼女が島で運命的に出会ったのは、友好国リュクスの新しい領事、ノア。
しがらみに囚われていたオトは、彼によって鳥籠の外へ放たれた。
足りないものを埋め合いながら徐々に惹かれ合う二人は、やがてクレセンティアに隠された秘密を紐解くことになる――。
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カクヨムにて開催中の「世界を変える運命の恋」中編コンテストの参加作品。
文字数の関係で、区切りの良いところで一旦完結になる予定です。
応援していただけると大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
表紙と挿絵は全てAIイラストです。
転載・自作発言はお控え下さい。
文字数 65,574
最終更新日 2023.12.13
登録日 2023.11.13
現実にリンクした恋愛物語✕呪い=「罪と純愛」 哀しき絆は感動の結末へ!
パンデミック禍のリアル社会を彷彿とさせる、激動のサスペンス恋愛ファンタジー。
恋人に「愛してる」が言えない。人から人へ連鎖する哀しき呪いの雪解けは叶うのか。
悲劇の罪を背負う男子大学生を中心に、置かれた環境に翻弄されてきた人々の愛の行く末を描く感動の物語。関係が拗れた彼らの隠された強い想いが、時を経て再び交錯し、全ての真相が暴かれる。
【あらすじ】
僕はいつの間にか誰かによって呪われていた。封印されてしまった君への愛情の言葉は、どうやって届けたらいいのだろうか……。
大学に通う薬学部の学生である廉斗は恋人である沙奈とのデート中に突如、自身の異変に気付く。廉斗は自分の意思とは反対に、沙奈に対して「愛してる」や「好き」といった愛の言葉を全く話せなくなってしまったのだ。自分ではどうすることもできず、代わりに行動で愛情を伝えるべく廉斗は奮闘する。沙奈はそんな廉斗に理解を示すも、自身の生い立ちのせいで内心では寂しさを感じていた。
そんなある日、世間を騒がせている未知の感染症が沙奈を襲う。感染症病棟に隔離されてしまった沙奈に廉斗は液晶画面越しで愛情を伝えようとするが、やはりどんな方法を使っても言葉にできない。さらに佐奈は病魔に心も身体も蝕まれていく。果たして、この悲劇的な運命から二人は解放されるのだろうか。そして、廉斗から愛の言葉を奪った呪いの正体とは──!?
※縦読み推奨。
※この物語はフィクションです。実在の人物や施設、団体、事件などとは関係ありません。
※この作品には公的データに基づく医学情報がありますが、素人による情報統合のため正確性に欠けています。ここでの医学情報は鵜呑みにせず、ご自分でもご検証くださいますと幸いです。
文字数 60,872
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.01.16
幼い頃、特別な薬を作れる聖女の魔力に目覚めた私――エリンは、無理やり城に連れていかれて、聖女にしか作れない特別な薬を作らされていた。
国王からは、病気で苦しむ民のために、薬を使ってほしいと言われた。
ほぼ軟禁状態で、様々な薬の勉強を寝ないでやらされた。家に帰りたい、お母さんに会いたいと言っても、当然聞き入れられなかった。
それから長い時が経ち、十九歳になった私は、聖女の力を持つ人間として、毎日山のような数の薬を作らされている。
休みなんて当然無い。大変でつらい仕事だけど、私の薬でたくさんの人が救われると思うと頑張れたし、誇りに思えた。
それに、国王の一人息子である王子様が私と婚約をしてくれて、一人だけど友人もできた。見守ってくれる人もできたわ。
でも、私はずっと前から既に裏切られていた――婚約者は友人と浮気をし、私が作った薬は民の元にはいかず、彼らの私服を肥やす、都合のいい商品にされていたことを、私は知ってしまう。
ずっと国と民のために尽くしてきたのに、私は利用されていただけだった……こんなことが許されるはずがない。私は急いで多くの人がいる社交場で、彼らの罪を告発した。
しかし、私はまだ知らなかった。そこにいた貴族は、全員が私の薬を購入していたことを。だから、全員が婚約者の味方をした。
それどころか、国家を陥れようとした罪人扱いをされてしまい、婚約破棄を言い渡された。
部屋に戻ってきた私は思った。こんなところにいても、私は利用され続けるだけだろう。そんなの嫌だ。私はこの薬を作る力で、多くの人を助けたい。そして、お母さんのいる故郷に帰りたい――そう思った私は、外に出る決意をする。
唯一の味方であった男性の人の助けもあり、なんとか国を出てることができたが、サバイバル能力なんて皆無なせいで、日に日に弱っていく中、私は野生動物に襲われてしまう。
そこに、薬草を探していた一人の騎士様が通りかかって……?
これは一人の聖女が薬師となり、新しい土地で出会った騎士と多くの問題を解決し、仲を紡ぎながら幸せになるまでの物語。
⭐︎完結まで執筆済み。ファンタジー色やや強めです。小説家になろう様にも投稿しております⭐︎
文字数 320,894
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.01
金木犀の香りがする頃、互いに惹かれ合うコウとトウマはお互いの気持ちを伝えることが出来ずにいた。そんな2人が待ち合わせするのは決まって大きな金木犀の木の下。そんなある日、いつものようにコウとトウマは金木犀の木の下で待ち合わせをしていたが、トウマは事故に巻き込まれて意識不明となってしまう。
コウは悲しみに暮れながらも、トウマの側に付き添い続けるがそんな日々が3年も続いたある日、コウの心が限界を迎えてある悲しい決断をしてしまうが……
文字数 6,315
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
ある春の日の放課後、雨が止むのを待っていた日原桂に傘を差し出したのは「無口で無愛想」「誰とも話さない」「笑ったところなんて見たことない」黒崎秀二だった。
誰もが羨む恵まれた家庭に生まれながら、優秀な兄を妬んでいるのだと陰口を叩かれる黒崎。そんな彼の笑った顔が見たいと望む桂は、やがて黒崎の抱える大きな秘密と償えない罪を知り……
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※一部に暴力的な内容を含みます。
※当作品は以前別のサイトで連載していたものです。
※作中の精神作用や病気についての描写は現実に基づくものではありません。
※当作品の表紙はAIによって出力した画像を細部(表情・目元)調整しタイトルを入れたものです。今後ガイドライン違反となった場合は差し替えます。
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文字数 163,357
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.04.28
特攻隊員の話です……
俺は特攻隊員として華々しく散った。愛する日本を守るため、愛する人を守るため、死の棺に乗り込んだ。俺と治郎は見事、空母に特攻した。そして、死んだ。
死んだ後、約束の場所である靖国神社に向かった。門をくぐると白衣を纏った老人に一つだけ願いを叶えてやろうと言われた俺は考えた末、未来の日本に連れて行ってくれとお願いした。
未来の日本へ来た俺は数々の衝撃を受ける……
※感想やお気に入りバシバシお願いします。皆様のご感想は大変ご貴重なものであり、執筆の参考にさしていただきたく思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
文字数 58,088
最終更新日 2023.12.02
登録日 2019.02.11
『好き』を知らない高校2年生の沖田春樹が、隣のクラスの“学年の王子”こと春野倫也とお付き合いする中で、本当の『好き』を知る話。春春の純愛物語。
※第2章『好きになってから』の連載を始めます。無事両思いになった春春のじれっともだっとしたお付き合いのお話。
文字数 43,615
最終更新日 2023.11.30
登録日 2022.06.20
★第9回ネット小説大賞(なろうコン)二次選考通過作
どこか遠くに本当にある場所。オフィーリアという国での群像劇です。
本編:王道(定番)の古典恋愛風ストーリー。ちょっぴりダークメルヘン。ラストはハッピーエンドです。
外伝:本編の登場人物達が織りなす連作短編。むしろこちらが本番です。
シリアス、コメディ、ホラーに文学、ヒューマンドラマなどなど、ジャンルごった煮混沌系。
■更新→外伝:別連載「劫波異相見聞録」と本作をあわせて年4回です。(2,5,8,11月末にどちらかを更新します)
■感想ページ閉じておりますが、下段のリンクからコメントできます。
検索用:そして二人でワルツを
※この作品は、他サイトにも投稿しています。
文字数 241,793
最終更新日 2023.11.30
登録日 2016.01.27
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
文字数 73,521
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.11.10
自称神だという女は自分のミスの償いに、異世界転生なんてふざけた事をしてくれた。
死にたくても死ねない。
死んでもすぐにこの世界に戻される。
俺はなにもしたくない。
もう眠りたいんだよ。
俺の気持ちを無視して、あの女はまた俺を生き返らせるのだ。
三年間この世界で生きたら、今度こそ永遠の眠りについてやる。
そんな思いを持ちながら、俺は盗賊から助けたキョーナと共に旅を始めた。
他サイトでかなり昔に執筆していた作品です。
文字数 419,109
最終更新日 2023.11.29
登録日 2021.08.30
オメガバース。
成瀬瑞稀《みずき》は、他の人とは違う容姿に、幼い頃からいじめられていた。
そんな瑞稀を助けてくれたのは、瑞稀の母親が住み込みで働いていたお屋敷の息子、晴人《はると》
瑞稀と晴人との出会いは、瑞稀が5歳、晴人が13歳の頃。
瑞稀は晴人に憧れと恋心をいただいていたが、女手一人、瑞稀を育てていた母親の再婚で晴人と離れ離れになってしまう。
そんな二人は運命のように再会を果たすも、再び別れが訪れ…。
お互いがお互いを想い、すれ違う二人。
二人の気持ちは一つになるのか…。一緒にいられる時間を大切にしていたが、晴人との別れの時が訪れ…。
運命の出会いと別れ、愛する人の幸せを願うがあまりにすれ違いを繰り返し、お互いを愛する気持ちが大きくなっていく。
瑞稀と晴人の出会いから、二人が愛を育み、すれ違いながらもお互いを想い合い…。
イケメン副社長秘書α×健気美人訳あり子連れ清掃派遣社員Ω
20年越しの愛を貫く、一途な純愛です。
二人の幸せを見守っていただけますと、嬉しいです。
そして皆様人気、あの人のスピンオフも書きました😊
よければあの人の幸せも見守ってやってくだい🥹❤️
また、こちらの作品は第11回BL小説大賞コンテストに応募しております。
もし少しでも興味を持っていただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
文字数 222,570
最終更新日 2023.11.29
登録日 2022.09.18
私は墓石を抱き締めた。
そして、過去を振り返る。
本日中に完結する、作者の思い付き突発作品です!
18時、20時、22時で完結です!
『初恋が叶いますように』から、分かりやすくタイトル変更しました(が、前のタイトルの方が好きです!)
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
文字数 10,591
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
――ねぇ、佐々。僕と出逢ってくれて、ありがとう。
生まれつき声を出せない青年。
柳瀬秋
彼はある日。クラスメイトの三人に目を付けられ……
⚠胸キュン注意報!!!
【とにかく一途な爽やか男子✕声を出せない大人しめ男子】
※性被害に関連する描写が作中に含まれます。苦手な方はお気を付けください。また、これらは小説上の演出となっており、犯罪・差別等を助長するものではございません。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ございません。
※表紙絵:ACサイト様より引用
文字数 27,582
最終更新日 2023.11.22
登録日 2023.09.13
警視庁捜査一課特殊事件捜査係通称SITの隊員と女性外科医が織りなす時々恋愛、時々ミステリーな小説です。
文字数 18,274
最終更新日 2023.11.20
登録日 2023.11.20
欲求の赴くまま、付き合い始めた主人公と彼氏だったが、やがて普通の恋人と同様に愛し合っていくようになる。
しかし、幸せ絶頂であった主人公は、彼の態度が、彼が幼馴染と再会した後変化していることに気づいてしまい、とうとう真実を知るようになる。
文字数 2,470
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.11.19
そいつのためなら、どんなことがあっても必ず味方でい続ける。
俺……氷室京水(ひむろきょうすい)には昔、そう思えるほどの親友がいた。
でもそいつは、小学2年生で転校してしまった。どうやら親の都合で、海外に引っ越してしまったらしい。
二度と会えないかもしれない。俺は小さいながらにそう思い、泣いたのを覚えている。
もう顔も朧気で、名前しか覚えていない。
火咲奏多(ひさきかなた)。
元気で、活発で、いたずら好き。誰とでもすぐに仲良くなれ、少し喧嘩っ早い。
あいつは今、外の国でも元気でやっているのだろうか。
「火咲奏多です。よろしくお願いします」
そんなあいつが、高校1年生の時に転校してきた。
──女物の、制服を着て。
「お前……女だったの!?」
「気付いてなかったの!?」
誰もが羨むほどの美貌を手にした奏多は、昔と同じように絡んでくる。
スキンシップは激しく、スカートでもぴょんぴょん跳ねまわり、俺の前でも平気で着替え……男女の距離感ではなく、『男友達』の距離感で接してきた。
こんなん、好きになっちゃうでしょうが!?!?
文字数 23,202
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.14
ラーズヘルム王国の王弟リューウェイクは親兄弟から放任され、自らの力で第三騎士団の副団長まで上り詰めた。
王家や城の中枢から軽んじられながらも、騎士や国の民と信頼を築きながら日々を過ごしている。
国王は在位11年目を迎える前に、自身の治世が加護者である女神に護られていると安心を得るため、古くから伝承のある聖女を求め、異世界からの召喚を決行した。
異世界人の召喚をずっと反対していたリューウェイクは遠征に出たあと伝令が届き、慌てて帰還するが時すでに遅く召喚が終わっていた。
召喚陣の上に現れたのは男女――兄妹2人だった。
皆、女性を聖女と崇め男性を蔑ろに扱うが、リューウェイクは女神が二人を選んだことに意味があると、聖者である雪兎を手厚く歓迎する。
威風堂々とした雪兎は為政者の風格があるものの、根っこの部分は好奇心旺盛で世話焼きでもあり、不遇なリューウェイクを気にかけいたわってくれる。
なぜ今回の召喚されし者が二人だったのか、その理由を知ったリューウェイクは苦悩の選択に迫られる。
召喚されたスパダリ×生真面目な不憫男前
全38話
こちらは個人サイトにも掲載されています。
文字数 142,276
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.10.31
ウイル・ダウェル伯爵子息は、十二歳の時に事故に遭い、足を引き摺る様になった。
それと共に、前世を思い出し、自分がゲイであり、隠して生きてきた事を知る。
転生してもやはり同性が好きで、好みも変わっていなかった。
令息たちに揶揄われた際、庇ってくれたオースティンに一目惚れしてしまう。
以降、何とか彼とお近付きになりたいウイルだったが、前世からのトラウマで積極的になれなかった。
時は流れ、祖父の遺産で悠々自適に暮らしていたウイルの元に、
オースティンが金策に奔走しているという話が聞こえてきた。
ウイルは取引を持ち掛ける事に。それは、援助と引き換えに、オースティンを自分の使用人にする事だった___
異世界転生:恋愛:BL(両視点あり) 全17話+エピローグ
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
文字数 63,474
最終更新日 2023.11.17
登録日 2023.10.31
沖縄に旅行しに来た美津は、ビーチで左武という美しい女性と出会った。
沖縄の海のような透明な瞳を持つ左武の美しさに魅了された美津は、彼女との交流を始めた。
美津は左武に恋心を抱き、彼女に思いを伝えたいと思っていた。
美津の淡い恋心が叶うのだろうか?
文字数 914
最終更新日 2023.11.17
登録日 2023.11.17
文字数 212,423
最終更新日 2023.11.16
登録日 2022.11.22
『あらすじ』
とある依頼により地方の山奥にやってきた祓い師の御屋敷晴明。
仕事中に見知らぬ男が現れ、共に調査をすることに……。
男は浮世離れした姿をしており、結界や瘴気にも平気な顔をしていることから普通の人間ではないことを早々に見抜く。
隠すつもりがないのか妖だろうと問うても男は動じず、親し気に晴明に話しかけてくる。
「……相も変わらず律儀だな」
「今何て……?」
「いや、こちらのことだ」
男は何かを隠している。
それでも悪い妖ではないのだろうと信じた晴明は男の名を聞く。
「――雨月」
そう名乗った男は何か目的をもって動いているようだ。
遥か昔の因縁を断つため、晴明の運命が大きく動き出す――。
文字数 37,670
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.08.26
※『庭園』シリーズの『はじめに』は、すべて同じ内容なので他の作で読んでいれば読む必要はありません。
※あらすじ
『真朝の庭園』にやってきた新しい住人。立花リキ、一八歳の探索者。
見た目は美形のくせに口が悪い、態度がでかい、とにかく、生意気な嫌なやつ。真朝は腹が立って仕方がない。しかし、リキのそんな態度には理由があって……。
一〇年の時が紡ぐ純愛物語。
※『アルファポリス』、『カクヨム』にて公開。
文字数 15,930
最終更新日 2023.11.15
登録日 2023.11.15
勝気な第一王女のモニカには、初恋の人がいた。公爵家のクラウスだ。七歳の時の思い出が、モニカの初恋となった。クラウスはモニカよりも十三歳上。当時二十歳のクラウスにとって、モニカは当然恋愛の対象ではない。大人になったモニカとクラウスの間に縁談が持ちあがる。その返事の為にクラウスが王宮を訪れる日。人生で初めての緊張にモニカは動揺する。※『わたしのことがお嫌いなら、離縁してください』に出てくる王女のその後のお話です。
文字数 10,038
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.14
会社から電車に揺られ約二十分。駅を出て徒歩三分という立地に、その店はあった。
一見こじんまりとした店舗は、しかし綺麗に整えられていて、ガラス越しから覗く店内からは、華やかな花々が窺えた。
見舞いなのだから花は必須だろう。
そんな安直な考えで足を踏み入れた店内の、その奥にいた一人の店員。その男に声をかけたことにより、俺の人生は一変する。
「いらっしゃいませ、どんなご用事でしょうか」
その、まるで融けた蜂蜜のような黄金色の瞳を向けられたその時。俺は、生まれて初めて恋に落ちるという感覚を味わったのだった。
これは、仕事一辺倒だった社畜の鑑、紫葉宗一と小さな花屋の店主、一ノ瀬葵による、三十路前にもなって抱いた初恋に振り回される、もだもだな恋のお話。
文字数 65,759
最終更新日 2023.11.09
登録日 2023.10.01