恋愛 婚約破棄小説一覧
アルミラ・レイドック侯爵令嬢には伯爵家の次男のオズック・エルモードという婚約者がいた。
わたしと彼は、現在、遠距離恋愛中だった。
サプライズでオズック様に会いに出かけたわたしは彼がわたしの親友と寄り添っているところを見てしまう。
「アルミラはオレにとっては都合のいい女でしかない」
レイドック侯爵家にはわたししか子供がいない。
オズック様は侯爵という爵位が目的で婿養子になり、彼がレイドック侯爵になれば、わたしを捨てるつもりなのだという。
親友と恋人の会話を聞いたわたしは彼らに制裁を加えることにした。
※独特の異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
文字数 98,521
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.03.03
婚約破棄ものショートショート
少しコメディよりです。
文字数 2,549
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.06.14
侯爵家の令嬢エレナ・トワインは王太子殿下の婚約者……のはずなのに、正式に発表されないまま月日が過ぎている。
王太子殿下も通う王立学園に入学して数日たったある日、階段から転げ落ちたエレナは、オタク女子高生だった恵玲奈の記憶を思い出す。
『えっ? もしかしてわたし転生してる?』
でも肝心の転生先の作品もヒロインなのか悪役なのかモブなのかもわからない。エレナの記憶も恵玲奈の記憶も曖昧で、エレナの王太子殿下に対する一方的な恋心だけしか手がかりがない。
王太子殿下の発表されていない婚約者って、やっぱり悪役令嬢だから殿下の婚約者として正式に発表されてないの? このまま婚約者の座に固執して、断罪されたりしたらどうしよう!
『婚約者から妹としか思われてないと思い込んで悪役令嬢になる前に身をひこうとしている侯爵令嬢(転生者)』と『婚約者から兄としか思われていないと思い込んで自制している王太子様』の勘違いからすれ違いしたり、謀略に巻き込まれてすれ違いしたりするラブコメです。
長編の予定ですが、一話一話はさっくり読めるように短めです。
以前公開していた小説を手直しして載せています。
『小説家になろう』『カクヨム』にも投稿しています。
文字数 346,664
最終更新日 2024.04.26
登録日 2023.06.28
婚約者を愛していた侯爵令嬢。しかし、結婚できないと婚約を白紙にされてしまう。
無気力になってしまった彼女は消えた。
婚約者だった伯爵令息は、新たな愛を見付けたとされるが、それは新たな愛なのか?
文字数 5,931
最終更新日 2023.10.05
登録日 2023.10.05
子爵令嬢であるアイーシャは、義母と義父、そして義妹によって子爵家で肩身の狭い毎日を送っていた。
辛い日々も、学園に入学するまで、婚約者のベルトルトと結婚するまで、と自分に言い聞かせていたある日。
義妹であるエリシャの部屋から楽しげに笑う自分の婚約者、ベルトルトの声が聞こえてきた。
【誤字報告を頂きありがとうございます!💦この場を借りてお礼申し上げます】
文字数 325,090
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.07.08
公爵令嬢アズールサは隣国の男爵令嬢による嘘のイジメ被害告発のせいで、婚約者の王太子から婚約破棄を告げられる。
「どうぞご自由に。私なら傲慢な殿下にも王太子妃の地位にも未練はございませんので」
しかし愛のない政略結婚でこれまで冷遇されてきたアズールサは二つ返事で了承し、晴れて邪魔な婚約者を男爵令嬢に押し付けることに成功する。
「――ああそうそう、殿下が入れ込んでいるそちらの彼女って実は〇〇ですよ? まあ独り言ですが」
嘘つき男爵令嬢に騙された王太子は取り返しのつかない最期を迎えることになり……。
※この作品は過去に公開したことのある作品に修正を加えたものです。
またこの作品とは別に、他サイトでも本作を元にしたリメイク作を別のペンネー厶で公開していますがそのことをあらかじめご了承ください。
文字数 14,761
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.23
王家主催の夜会にて、大きなダンジョンを抱えるバーデンベルグ領の領主の娘、フローリア・バーデンベルグ男爵令嬢は婚約者であるリカルド・エール辺境伯令息から婚約破棄(白紙)を宣言される。
しおらしく受け入れ、父と共に会場を後にした彼女は―― 馬車の中で父と共に大喜びしていた。
もともと、リカルド本人とエール辺境伯家の横暴もあり婚約を解消したかった相手だ。
フローリアが「お姉さま」と呼んでいるジャネット・グェンジャー侯爵令嬢が助力してくれたお陰で、解消できた。
助力してくれたお礼は男爵家ではなく、フローリアができる範囲のこと。
何を言われてもやり遂げる覚悟を決めていたフローリアに、ジャネットはにっこりと笑う。
「明日、とある方とデートしてきてちょうだい」
「分かりま……はい?」
近衛隊所属の辺境伯家嫡子の騎士 ✕ 「アクセサリー=武具」の感覚で興味がある男爵令嬢が婚約するまでの話。
※ 拙作「彼女が幸せを掴むまで〜モブ令嬢は悪役令嬢を応援しています〜」と同じ世界観ですが、読まなくても大丈夫です
※ お姉さまとその婚約者の過去話「そんなの、恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」が出たので宜しければご覧ください
※ 10/13に、カクヨムで泡沫の華々たちシリーズをひとつにまとめて投稿を開始しました。その中に当話も含まれています。
文字数 21,290
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.18
婚約者のエーミールにいつも放置され、蔑ろにされるベロニカ。
そんな彼の態度にウンザリし、婚約を破棄しようと行動をおこす。
今後、一度でもエーミールがベロニカ以外の女を優先することがあれば即座に婚約は破棄。
そういった契約を両家で交わすも、馬鹿なエーミールはよりにもよって夜会でやらかす。
もう呆れるしかないベロニカ。そしてそんな彼女に手を差し伸べた意外な人物。
ベロニカはこの人物に、人生で初の恋に落ちる…………。
文字数 116,736
最終更新日 2023.12.14
登録日 2023.11.17
第3王子アーサーの婚約者だったベル伯爵令嬢メリル。
「お前は私の最愛のエリザを虐め、物を隠し、取り巻きを使って貶めた。よってこの婚約を破棄する」
学期最終のパーティでの出来事だった。
文字数 21,736
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.14
侯爵令嬢のサーラは、婚約者で王太子のエイダンから冷遇されていた。さらに王太子はなぜか令嬢たちから人気が高かった事から、エイダンに嫌われているサーラは令嬢たちからも距離を置かれている。
そんなサーラの唯一の友人は、男爵令息のオーフェンだ。彼と話している時だけが、サーラが唯一幸せを感じられる時間だった。
そんなある日、エイダンが
「サーラと婚約破棄をしたいが、その話をするとサーラがヒステリックに泣き叫ぶから困っている」
と、嘘の話を令嬢にしているのを聞き、サーラはさらにショックを受ける。
そもそも私はエイダン様なんか好きではない!お父様に無理やり婚約させられたのだ。それなのに、そんな事を言うなんて!
よし、決めた!そこまで言うなら、何が何でも婚約破棄してもらおうじゃない!そしてこんな理不尽な貴族社会なんて、こっちから願い下げよ!私は平民になって、自由に生きるわ!
ついに立ち上がったサーラは、無事王太子と婚約破棄し、平民になる事はできるのか?
文字数 57,273
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.09.17
公爵令嬢のアドリアーナは血筋だけは国一番であるが平凡な令嬢だった。
魔力はなく、スキルは縫合という地味な物だった。
優しい父に優しい兄がいて幸せだった。
ただ一つの悩みごとは婚約者には愛する人がいることを知らされる。
世間では二人のロマンスが涙を誘い、アドリア―ナは悪役令嬢として噂を流されてしまう。
婚約者で幼馴染でもあるエイミールには友人以上の感情はないので潔く身を引く事を宣言するも激怒した第一皇女が王宮に召し上げ傍付きに命じるようになる。
公爵令嬢が侍女をするなど前代未聞と思いきや、アドリア―ナにとっては楽園だった。
幼い頃から皇女殿下の侍女になるのが夢だったからだ。
皇女殿下の紹介で素敵な友人を紹介され幸せな日々を送る最中、婚約者のエイミールが乗り込んで来るのだったが…。
文字数 192,512
最終更新日 2021.11.16
登録日 2021.07.11
婚約破棄に国外追放、聖女である姉に全てを奪われた令嬢セチアが、魔王と出会って変わるお話。
※他サイトでも掲載中。
文字数 16,518
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
父のいない時を見計らって娘に当たり散らす最低母は……。
文字数 1,564
最終更新日 2023.06.26
登録日 2023.06.26
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
ネーヴェを気に入った天使様が裏で動いていることに気づかず、趣味の掃除洗濯のために奔走した結果、いつの間にか色々な問題が解決してしまうお話です。
文字数 46,540
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.03.30
聖女イリーナ、聖女エレーネ。
二人の双子の姉妹は王都を守護する聖女として仕えてきた。
しかし王都に厄災が降り注ぎ、守りの大魔方陣を使わなくてはいけないことに。
この大魔方陣を使えば自身の魔力は尽きてしまう。
そのため、もう二度と聖女には戻れない。
その役割に選ばれたのは妹のエレーネだった。
ただエレーネは魔力こそ多いものの体が弱く、とても耐えられないと姉に懇願する。
するとイリーナは妹を不憫に思い、自らが変わり出る。
力のないイリーナは厄災の前線で傷つきながらもその力を発動する。
ボロボロになったイリーナを見下げ、ただエレーネは微笑んだ。
自ら滅びてくれてありがとうと――
この物語はフィクションであり、ご都合主義な場合がございます。
完結マークがついているものは、完結済ですので安心してお読みください。
また、高評価いただけましたら長編に切り替える場合もございます。
その際は本編追加等にて、告知させていただきますのでその際はよろしくお願いいたします。
文字数 13,233
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.05.17
浮気だと誤解した婚約者が悪評を広めた。
問題はその噂の内容に王子の名誉を貶めるものが含まれていたことだった。
王子を敵に回した婚約者は悪事を暴かれ断罪された。
そして私は婚約破棄を告げるのだった。
文字数 13,036
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.17
婚約者から突如心当たりのないことを言われ責められてしまい、さらには婚約破棄までされました。
しかしその夜……。
文字数 970
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.28
宝石鑑定士として働く私には、母親の決めた婚約者がいた。
荷物持ちや支払いを強要してくる最低の男だったが、地味な自分には他に相手がいないからと、その婚約を受け入れていた。
ある日、実家に帰ると、妹が私の婚約者と浮気をして妊娠していた。
さらに「浮気して、何が悪い?」と開き直り、母も「お姉ちゃんなんだから、妹の浮気くらい我慢しなさい」と理不尽なことを要求する始末。
さらに婚約者の借金まで押し付けられそうになった私は、家族と縁を切って、一人で生きていくことを決意する。金蔓を失った家族は、抱えた莫大な借金に絶望する。一方で、私は後宮の宮女として輝かしい人生を歩んでいくのだった。
文字数 91,930
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.03.13
「私が本当に愛しているのは、君だけだよ」
伯爵家の嫡男であるニックが誰もいない校舎の裏でそう囁いたのは、婚約者であるラナではなく、ラナの親友のレズリーだった。
「でもごめんね。家のためには、公爵家の長女であるラナと結婚するしかないんだ」
ラナは涙した。両思いだと信じていた。いつだって優しかったあなた。愛していると何度も言われた。なのに──。
最初は哀しかった。胸が張り裂けそうなほど。でも。
「ラナと結婚するのは、お金のためだけだよ。信じて」
泣きじゃくるレズリーを、ニックが必死に慰める。ラナのせいで。ラナがニックを好きにならなければと、陰口を言い合いながら。
ラナはふと、胸の奥の何かがぷつんと弾けた気がした。
──ならば、お望み通りに。
文字数 28,071
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.05
一つ下の妹のキャンディは愛嬌は良く可愛い妹だった。
「私ね、お姉様が大好きです!」
「私もよ」
私に懐く彼女を嫌いなわけがない。
公爵家の長女の私は、常に成績トップを維持し、皆の見本になるようにしていた。
だけど……どんなに努力をしていても、成績をよくしていても
私の努力の結果は《当たり前》
来月私と結婚を控えている愛しい婚約者のアッサム様……
幼馴染であり、婚約者。とても優しい彼に惹かれ愛していた。
なのに……結婚式当日
「……今なんと?」
「……こ、子供が出来たんだ。キャンディとの」
「お、お姉様……ごめんなさい…わ、私…でも、ずっと前からアッサム様が好きだったの!お姉様を傷つけたくなくて……!」
頭が真っ白になった私はそのまま外へと飛びだして馬車に引かれてしまった。
私が血だらけで倒れていても、アッサム様は身籠もっているキャンディの方を心配している。
あぁ……貴方はキャンディの方へ行くのね…
真っ白なドレスが真っ赤に染まる。
最悪の結婚式だわ。
好きな人と想い合いながらの晴れ舞台……
今まで長女だからと厳しいレッスンも勉強も頑張っていたのに…誰も…誰も私の事など…
「リゼお嬢様!!!」
「……セイ…」
この声は我が家の専属の騎士……口も態度も生意気の奴。セイロンとはあまり話したことがない。もうセイロンの顔はよく見えないけれど……手は温かい……。
「俺はなんのために‥‥」
セイロンは‥‥冷たい男だと思っていたけど、唯一私の為に涙を流してくれるのね、
あぁ、雨が降ってきた。
目を瞑ると真っ暗な闇の中光が見え、
その瞬間、何故か前世の記憶を思い出す。
色々と混乱しつつも更に眩しい光が現れた。
その光の先へいくと……
目を覚ました瞬間‥‥
「リゼお姉様?どうしたんですか?」
「…え??」
何故16歳に戻っていた!?
婚約者になる前のアッサム様と妹の顔を見てプツンと何かが切れた。
もう、見て見ぬフリもしないわ。それに何故周りの目を気にして勉強などやらなければならいのかしら?!もう…疲れた!!好きな美味しいお菓子食べて、ぐーたら、したい!するわ!
よくわからないけれど……今世は好き勝手する!まずは、我慢していたイチゴケーキをホールで食べましょう!
文字数 79,967
最終更新日 2024.04.23
登録日 2023.06.30
乙女ゲーム内で、凶悪な令嬢として転生した霧島ゆり。
ゆりは、自身の転生した悪役令嬢ユリエラ・ソルナイン・S・ミラージュの数々の悪行を知り、罪悪感に圧し潰されそうになっていた。
婚約者である王太子アルヴィン・レイ・A・レクトニクスとの仲も、王太子が聖女に夢中で、完全に冷え切っている。
そんな追い詰められる霧島ゆりを助けてくれたのは、街のモブキャラたちの優しさ。
そして従者である、モブキャラの彼の眼差しだった。
悪役令嬢ユリエラの事を知らない一般のモブキャラたちは、ゆりに普通に接してくれて、その輪の中に入れてくれた。
そして凶悪な令嬢と知りながらも、従者であるモブキャラの彼は、手を差し伸べてくれた。
霧島ゆりは悪役令嬢ユリエラとして生きながら、モブキャラたちの優しさに心を震わせて立ち直っていく。
これは悪役キャラとしての破滅のストーリーを何とか回避して、霧島ゆりがハッピーエンドに、たどり着くまでのお話です。
文字数 177,750
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.02.11
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
レンタル有り私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
文字数 122,612
最終更新日 2024.03.28
登録日 2021.04.26
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))
文字数 62,509
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.09.03
ヤルス伯爵家の長女、セリアには商才があった。
であれば、ヤルス家の借金を見事に返済し、いよいよ婚礼を間近にする。
だが、
「セリア。君には悪いと思っているが、私は運命の人を見つけたのだよ」
婚約者であるはずのクワイフからそう告げられる。
そのクワイフの隣には、妹であるヨカが目を細めて笑っていた。
気がつけば、セリアは全てを失っていた。
今までの功績は何故か妹のものになり、婚約者もまた妹のものとなった。
さらには、あらぬ悪名を着せられ、屋敷から追放される憂き目にも会う。
失意のどん底に陥ることになる。
ただ、そんな時だった。
セリアの目の前に、かつての親友が現れた。
大国シュリナの雄。
ユーガルド公爵家が当主、ケネス・トルゴー。
彼が仏頂面で手を差し伸べてくれば、彼女の運命は大きく変化していく。
文字数 21,043
最終更新日 2021.09.15
登録日 2021.09.12
「お前とは婚約破棄させてもらう」そう私に告げたのは、伯爵令息のノア。どうやら私が彼の浮気相手をいじめたのが理由らしい。私には全く身に覚えのないことだが、ノアは更に衝撃的な言葉を放つ。「彼女……アリサは僕の子を妊娠している」それは私の親友の名前だった。
文字数 11,110
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.13
身勝手な理由で泣いて帰ってきた妹エセル。
でも、この子、私から婚約者を奪っておいて、どの面下げて帰ってきたのだろう。
誰も構ってくれない、慰めてくれないと泣き喚くエセル。
両親はひたすらに妹をスルー。
「お黙りなさい、エセル。今はヘレンの結婚準備で忙しいの!」
「お姉様なんかほっとけばいいじゃない!!」
無理よ。
だって私、大公様の妻になるんだもの。
大忙しよ。
文字数 11,032
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.03.28
カミーユは12歳で聖女となり、神殿にはいった。魔力が多いカミーユは自身の努力もあり治癒や浄化、結界までこなし、第三王子の婚約者となった。
だが、いまのカミーユは魔力が低くなり侍女として働いていた。第三王子とも婚約も解消されるだろうと噂されている。
カミーユが仕えているのはオリビア。16歳で聖女としての力が発現し神殿にやってきた。
今日も第三王子はオリビアとお茶を飲んでいた。
連絡を受けて挨拶に行ったカミーユはオリビア達から馬鹿にされ、王子も一緒に笑っていた。
そんなある夜、カミーユは獣人の子供を助けた。
文字数 27,177
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.03.20
あなたは特別らしいから
あなただけが知らない
それが
幸か不幸かは
知らないけれど
※カクヨムでも公開中
文字数 39,011
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.12
幼い頃に婚約した殿下が、私の初恋である。
しかし、殿下は殿下で『初恋の女の子』に夢中。婚約直後に高熱を出したせいで記憶があやふやではあるが、出会った女の子が忘れられないと語る。
『初恋の女の子』と比べて貶してくる殿下に、私の初恋はしぼみ、ついに『初恋の女の子』が隣国の王女だと突き止めた殿下は「婚約破棄」を突き付けた。もう私の初恋は終わったので、受け入れた。
そんな私の元に駆け付けた学園のクラスメイト、辺境伯令息が婚約を申し込む。
「僕は苦しみからも、君を連れ去るよ」
その後、無事、隣国の王女と婚約が成立して、祝いのパーティーの隅っこでお酒をたしなんでいた私は、ついうっかり「殿下が話している『初恋の女の子』は、かなり美化されているけれど、私のことよ」と友人達に口にしてしまった。
「元々、政略結婚は建前で、婚約も彼の気持ちが先走ってちょっと強引に結ばれたもの。そのあと高熱が出てすっかり忘れてしまったのよね」
嘘をついてまで嫁ぐ隣国の王女への怒り。それに騙されている初恋の王子への情けなさ。うっぷんを晴らすために酔いの勢いで明かしてしまったのだった。
文字数 18,654
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.04.01
自分を捨て、兄の妻になった元婚約者のミーシャを今もなお愛し続けているカルヴィンに舞い込んだ縁談。見合い相手のエリーゼは、既婚者の肩書さえあれば夫の愛など要らないという。
利害が一致した、かりそめの夫婦の結婚生活が始まった。世間体を繕うためだけの婚姻だったはずが、「新妻」との暮らしはことのほか快適で、エリーゼとの生活に居心地の良さを感じるようになっていく。
元婚約者=義姉への思慕を募らせて苦しむカルヴィンに、エリーゼは「私をお義姉様だと思って抱いてください」とミーシャの代わりになると申し出る。何度も肌を合わせるうちに、報われないミーシャへの恋から解放されていった。エリーゼへの愛情を感じ始めたカルヴィン。
しかし、過去の恋を忘れられないのはエリーゼも同じで……?
文字数 40,699
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.06
短編集置き場になりました。随時更新中◆◆◆◆◆◆表題『殿下、婚約破棄をする時は顔をしっかり確認してからお願いします!』→「ソフィア・ローリエンス!貴様との婚約を破棄する!!」そう宣言するこの国の第三王子となかなか王子の前に現れない婚約者。王子自ら婚約者の前まで歩いて行くも振り向かせた令嬢は婚約者ではなくて!?◆◆◆◆◆◆新作『みんなから諦められた王子』→
「殿下、もし他に気になる女性がいるのでしたら私達の婚約は解消して頂いてよろしいのですよ?」公爵令嬢のマーガレットは婚約者の第一王子が男爵令嬢と親しくしているのを見て身を引こうとしていた。第一王子の側近達も第一王子に苦言を申すが聞き入れてもらえず…恋に浮かれた王子とそれを冷静に見続けた周りの人達の話。
文字数 13,145
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.02.21
今まで書いた短編を集めました。
① 婚約者の浮気現場に遭遇致しました……勘違いなさっているようですがお別れですよ?
② ヤンデレ令嬢、大好きだった婚約者とサヨナラします!
③ 婚約破棄されてヤケ酒した令嬢が幸せを手にするまで
(電子書籍化が決定したので引き下げました)
④ 婚約破棄したい影の令嬢は
⑤ 元婚約者がよりを戻そうと押しかけて来ましたが……わたくし、もう結婚してますけど
⑥ 「申し訳ないんだが、婚約を解消してくれないか?」と言われたので「はい、分かりました。さようなら」 と答えました。
⑦ ふしぎの国の悪役令嬢はざまぁされたって構わない!〜超塩対応だった婚約者が溺愛してくるなんて聞いていませんけど!〜
⑧"全く興味がない"それだけだった
文字数 156,242
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.02.24
処刑エンドからだけど何とか楽しんでやるー!
レンタル有り侯爵令嬢ヴィクトリアに転生したのを思い出したのはいいけれど、既に断罪イベント終了済み! もうルート固定してて悪役令嬢なわたしは処刑が決定済み。牢獄に入れられた所からスタートです。完全に詰んでるじゃないですかやだもー! こうなったら処刑までの残り三十日間は何とか色々と楽しんでやるー! って割り切ってたらイケボ隣人とか男の娘監視とかマッチョマン神父等と知り合いました。どういう事?
※Season 1:書籍版のみ公開中。Season 2:連載中(単独でも読めます)
文字数 231,662
最終更新日 2024.04.26
登録日 2019.01.21
21.05.23完結
ーー
「ごめんなさい、姉が私の帰りを待っていますのでーー」
差し伸べられた手をするりとかわす。
これが、公爵家令嬢リトアの婚約者『でも』あるカストリアの決まり文句である。
決まり文句、というだけで、その言葉には嘘偽りはない。
彼の最愛の姉であるイデアは本当に彼の帰りを待っているし、婚約者の一人でもあるリトアとの甘い時間を終わらせたくないのも本当である。
だが、本当であるからこそ、余計にタチが悪い。
地位も名誉も権力も。
武力も知力も財力も。
全て、とは言わないにしろ、そのほとんどを所有しているこの男のことが。
月並みに好きな自分が、ただただみっともない。
けれど、それでも。
一緒にいられるならば。
婚約者という、その他大勢とは違う立場にいられるならば。
それだけで良かった。
少なくとも、その時は。
文字数 69,570
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.03.23
遅すぎたんだ・・・
何もかもが遅すぎた。
雨の中、数年ぶりに会った俺の大切な女の子は血を流しながら最後に『リュー・・・会い・・たかった』と微笑んで僕の腕の中で冷たくなっていった。
知らなかったんだ。
ずっと君は幸せなんだと思っていたんだ。
離れるべきではなかった。
傍でずっと見守っていればよかった。
あんな奴らに任せるべきではなかった。
だから今度こそ俺が守るよ。
もうあんな目には二度と合わせない。
せっかくやり直せたのだから・・・
※ 暴力表現や、残酷な描写があります。
苦手な方はご注意下さい。
文字数 104,076
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.08.10
エリス・ハワードは完璧な令嬢だ。
だが、唯一の欠点と言えることがある。それは、婚約者との関係。それは、世辞にも良いとは言えなかった。
今日、そんな婚約者から婚約破棄を言い渡された。見に覚えのない理由を聞かされるが、彼女は静かに微笑んで言った。
「あなたとの婚約は解消済みですわ」
長編版です。序盤の展開はほぼ同じですが、帝国に移動してからガラリと変わっています。
そして、エピローグの続きも書いています。
文字数 57,672
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.01.15
辺境伯爵の次女タニア・エンルーダ。目立たぬように学園を過ごして来たタニアは、学園の卒業舞踏会でウイルザード皇子に断罪をされ、牢へ入れられてしまう。
「、、ようやく悪役令嬢じゃない人生に転生したのに。
今度は上手く生きれるはずだったんじゃないの?何故なの?」
ウイルザード皇子から言い渡された罪は、彼の婚約者であるパメラ・ブルボンヌ公爵令嬢を幾度も害してきた為と言われるが、今世のタニアには覚えがない。
それよりも、牢への中で判明した事実にタニアは驚愕する。
「もしかして、子供が出来たの?たった、、1回で?殿下、の、、子、、が。」
自分を断罪した皇子の子供を妊娠したタニアは、牢の中で運命に抗う事を決意する。
タニア本人を断罪した皇子と、いかに逢瀬を遂げたのか?そして彼女が呟く言葉の意味は?
悪役令嬢のループから抜け出した令嬢タニアの運命は?!
文字数 28,631
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.19
「余計なことは考えないでください。俺が、全て解決しますので」――そう言われても、これは予想外すぎるんですけれど!?
婚約者である王太子に婚約の破棄を告げられた瞬間、侯爵令嬢カーティアは前世を思い出す。
どうやら、ここは前世でプレイしていたR18乙女ゲームの世界らしい。
そのうえで自分は悪役令嬢カーティア・ヴァイスに転生していた。
呆然とするカーティアを他所に、断罪は続く。
気が付いたときには、自身は娼館に落ちることに。
頭が付いていかないまま、初めての客を取ることになったカーティア。前世でも男性経験がない所為で、極度に緊張してしまう。
そんなカーティアのハジメテの客になったのは、ヴィクトル・アリーヴァという名の騎士。彼に、カーティアは覚えがあった。
なんといっても彼は――自身の元婚約者である王太子の側近なのだから。
「俺があなたを身請けします。今すぐ、娼館から出ていく準備をしてください」
挙句、そんなことを言われてしまって――……!?
初恋拗らせ騎士(27)×元悪役令嬢の娼婦(仮)(19)のぎこちなくも甘いラブえっちなお話です。
◇hotランキング 最高36位ありがとうございます♡
――
◇掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ
文字数 27,995
最終更新日 2024.04.24
登録日 2023.08.12
気が強く友達のいない令嬢クロエは、
幼馴染みでいつも優しく美麗な婚約者、アリオンに片想いしている。
クロエはアリオンを愛しすぎるあまり、平民出身の令嬢、セリーナを敵視している。
そんなクロエにとうとう愛想を尽かしてしまったアリオン。
「君との婚約を白紙に戻したい。。。」
最愛の人に別れを告げられた悪役令嬢の別れと再起の物語
文字数 57,879
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.06
「エリー、婚約は破棄させてもらう」愛する人の言葉は私の心にズキリと突き刺さりました。気弱な私は命乞いをするように彼にすがりつきました。しかし彼は私を乱暴に振り払うと、私を谷に突き落としました。そして私は生まれ変わりました……彼の浮気相手に。
文字数 11,147
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.13