サスペンス 小説一覧
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【完結】北陸魔翔館事件 ~悪魔に魂をむさぼられる、そのときまで~
名探偵の息子・大神彰良は、ミステリ倶楽部の仲間たちと夏休みに福井県の心霊スポット〈魔翔館〉を訪れる。
しかし館で発見した九体のピエロ人形をきっかけに、彰良たちは“煉獄”と呼ばれる異空間へ囚われてしまった。
そこにはピエロ姿の“本物の悪魔”が存在し、元の世界へ帰るには〝生贄〟を捧げなければならないという。
彰良たちは転移直後に事故死した仲間を生贄に捧げ、帰還条件を満たした――はずだった。
翌日、施錠された密室で彰良の親友・川原雄大の刺殺体が発見される。
館を支配する悪魔認証システム。
絶対遵守の八つの館内ルール。
これは自殺か、殺人か。
嘘と異能力が入り乱れる“悪魔の密室”で、彰良は現実世界に戻れるタイムリミット内に親友を殺した犯人を推理によって暴こうとする。
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偽装申告のデッドライン〜巨大ファンドの罠を粉砕する甘く危険な情事〜
罠に嵌められたエリート税理士。絶体絶命の彼を救うのは、"ただの事務員"だった――。
地方都市で燻る若きエリート税理士・西山竜司 。退屈な日常を打破する大舞台を渇望していた彼は、美しき未亡人・沙也加からの相続税申告の依頼に飛びつく 。彼女の涙と極上の肉体に酔いしれ、己の知性を過信して完璧な節税スキームを組み上げる竜司 。しかしそれは、背後の巨大ファンドと悪徳不動産屋がインターチェンジ開発の利権を狙って仕掛けた、逃れられない脱税の罠だった !
社会的な抹殺と命の危機に怯え、完全にプライドを打ち砕かれた竜司 。そんな絶望のどん底で彼を抱きとめ、反撃の狼煙を上げたのは、普段は彼をからかってばかりいる44歳の有能な事務員・佐々木美沙だった 。彼女は圧倒的な色香を武器に敵の懐へと単身潜入し、逆転の鍵となる裏帳簿を奪い取る 。
税法の盲点を突く冷徹な「論理」と、男を狂わせる極上の「官能」 。巨悪の包囲網をくぐり抜け、トカゲの尻尾から反逆者となった二人が仕掛ける、痛快極まる大逆転劇 。予測不能なサスペンスと、大人の危険な情事が交差する、極上のリーガル・エンターテインメントが開幕する!
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夫は毎晩、若い秘書を抱いて「寒い」と震えていた。壁に埋められた私が、ずっと背中に張りついているとも知らずに
夫の若い秘書が、社内チャットに一枚の自撮り写真を誤って投稿した。本当は若手社員だけで作った私的なLINEグループに送るつもりだったのだろう。けれど彼女は、うっかり会社のLINE WORKSの雑談チャンネルに投稿してしまった。写真の背景は、私と怜司の寝室だった。彼女は私のシルクのナイトウェアを着て、私が使っていたドレッサーの前に立っている。胸元は大きく開いていた。
添えられていた言葉は、たった二行だった。
【怜司さんが、奥さんは今いないって】
【今夜、この寝室は私のもの】
チャンネルは数秒だけ静まり返り、それから既読の数が一気に増えていった。誰かが意味ありげなスタンプを送り、別の誰かが冗談めかして、とうとう奥さんの座に収まったのかと聞いた。彼女が着ているナイトウェアが高価なものだと気づき、もう高梨家の主寝室に入り込んだのかと茶化す者もいた。
桐谷莉奈は、すぐにもう一言付け加えた。
【怜司さん、今夜はずいぶん元気。でもずっと寒いって言ってて、私を抱いて離してくれない】
私は黙って、そのメッセージが一つずつ浮かび上がるのを見ていた。怜司が寒がるのは当然だった。だって、私はずっと彼の背中に張りついているのだから。私の遺体は、彼によって主寝室のウォークインクローゼットの奥に作られた壁の中へ封じ込められて、もう三ヶ月になる。
そこは、世田谷区にあるリフォーム済みの一戸建てだった。結婚後、怜司が購入した家だ。ここなら静かで、人目も少なく、私たちはやり直せる。そう言っていた。隣家とは塀と庭を挟んでいて、主寝室は二階にある。深夜の作業音も、水漏れの修繕だと言えば、誰も深くは聞かなかった。だから彼は私を殺したあと、ウォークインクローゼットの奥を石膏ボードで塞ぎ、継ぎ目をパテで埋め、その上から新しい壁紙を貼った。
壁紙の糊とパテの匂いは、まだ完全には抜けていない。壁の内側は冷たく、息苦しい。私は毎晩、彼の首筋にぴたりと貼りついて息を吹きかけていた。寒くないはずがなかった。
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40代(男)アバターで無双する少女
同年代の子達と放課後寄り道するよりも、VRMMOでおじさんになってるほうが幸せだ。オープンフィールドの狩りゲーで大剣使いをしているガルドこと佐野みずき。女子高生であることを完璧に隠しながら、親父どもが集まるギルドにいい感じに馴染んでいる…! ひたすらクエストをやりこみ、酒場で仲間と談笑しているおじさんの皮を被った17歳。しかし平穏だった非日常を、唐突なギルドのオフ会とログアウト不可能の文字が破壊する!
序盤はVRMMO+日常系、中盤から転移系の物語に移行していきます。
表紙は茶二三様から頂きました!ありがとうございます!!
校正を加え同人誌版を出しています!
https://00kanoyooo.booth.pm/
こちらにて通販しています。
更新は定期日程で毎月4回行います(2・9・17・23日です)
小説家になろうにも「40代(男)アバターで無双するJK」という名前で投稿しています。
この作品はフィクションです。作中における犯罪行為を真似すると犯罪になります。それらを認可・奨励するものではありません。
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今度はあなたと共に。
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実だった。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない"
そう決心して。
彼女の思いに応えるように、次に目を覚ますと、彼女は幼少期まで戻っていた。
※序章ー皇太子視点
本編ーリリア視点(皇太子視点有り)
番外編ーラミア視点
※なろう同時掲載
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芸能界にしがみつきたいギャル男は因果応報でバブリーなパパたちに手籠めにされて死ぬまで許されなくていい/試し読み
販売している4作と新作をあわせて5作収録したホラーBL短編集です。
どろどろ芸能界、ホラーゲーム転生、大学生失踪事件、サスペンス和風ホラーなど。
がっつり怖いのから、そうでないの、精神的にくるもの、かなりエログロなの、それぞれテイストがちがって恐怖度合いもちがいます。
ラストは基本、ハッピーエンド・・のように見せかけのもあり。
すでに販売している小説の内容は同じでも、ちょこちょこ修正あり。
それぞれおまけの挿絵つきです。
こちらは試し読みになります。
本編は電子書籍で販売中。
新作「芸能界にしがみつきたいギャル男は因果応報でバブリーなパパたちに手籠めにされて死ぬまで許されなくていい」は単体でも販売中。
詳細を知れるブログのリンクは↓にあります。
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DYING MEMORY 2
【警告】
この作品はR18指定となっております。
本作には強い暴力表現、いじめ、自殺、性的暴行、薬物投与を多く含みます。
これらの表現に不快感を感じる場合は、本作の閲読を推奨致しません。
また、表紙絵や挿絵はAIによる生成となっております。
世間では様々な話題が飛び交っている。
企業の情報漏洩、芸能人や政治家の不倫、戦争による物価高、そして詐欺被害……。
そんな中、特に注目を集めているのが「連続殺害事件」だ。
ただの無差別事件ではない。“過去に罪を犯した”とされる者だけが狙われているのだという。
そんな社会情勢とは無縁に、大学生・ルナは毎朝同じ時間に起き、朝食を作る。
──いつもと変わらぬ日々のはずだった。
だが、ある日、彼女のスマートフォンに届いた1通のLINEが、全てを揺るがす。
『迎えに来て』
送信者は不明。ただの悪戯かと思い、そのまま無視するルナ。
しかし、心の奥では何かが静かに、けれど確かに動き出していた。
──これは、“笑わなくなった女子大生”が、喪われた過去と向き合う物語。
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6番目の妃候補に捧ぐ最期の口づけ
「25歳までに皇帝に望まれなければ、この後宮から追い出される」
異族の血を引く漆黒の髪を持つ15歳のナタリー。
不思議な能力があると噂されながらも、その兆候すら見せない彼女は、周囲から蔑まれていた。
しかし、宮廷を血に染めた凄惨な内乱の日、彼女の中で「不完全な未来の記憶」が覚醒し始める――。
不条理な運命を欺き、後宮の謎に迫る壮絶な宮廷サスペンス!
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ヤクザと島
1995年、下甑島へ向かうフェリーが爆破された。
ヤクザの息子である上総を救ったのは、漁師の孫の悠代だった。
彼らは漂着した無人島でサバイバルを始める。
一方、広島では、フェリー爆破事件の黒幕を追う男がいた。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体などとは関係ありません。
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ガラスの檻〜美獣監禁
痺れた腕が疼いてふっと意識が戻る。
わたしは大きなガラスの箱の中で囚われていた。
両腕を金属のチェーンで吊られた状態で…。
足首にもチェーンが繋がれ、逃げることなど不可能。
なぜ。どうして…
忌まわしい記憶と本人さえ知らなかった哀しい生い立ち、そして男たちの昏い欲望が絡み合い、誰も予想しなかった結末へ雪崩れ込んでゆく。
◯主な登場人物
佐伯栞里(さえきしおり)
二十四歳 大手広告代理店勤務
通勤途中で拉致されガラスの部屋に囚われてしまう。
小島亜美(こじまあみ)
佐伯栞里の同僚
仕事で栞里と連絡を取る必要があり、御厨智(みくりやさとし)に相談する。
佐伯純也(さえきじゅんや)
栞里の弟
島田光一(しまだこういち)
栞里の義理の兄
御厨智(みくりやさとし)
佐伯栞里の恋人
白岡大輝(しらおかだいき)
東興大学附属病院長にして東興大学医学部学長
会員制倶楽部"Salon de Veronica persica" 総帥
"D"ディーと呼ばれている。
白岡愛里紗(しらおかえりさ)
故人
白岡大輝の妹
栞里の母
佐伯幹雄(さえきみきお)
故人
栞里の父
進藤誠一郎(しんどうせいいちろう)
東央学藝大学美術部教授
島田耕三(しまだこうぞう)
芸能プロダクション社長
島田光一の父
スイレン
サロン・ド・ヴェロニカペルシカのFrau
二十三歳
本名は神野優羽(じんのゆう)
Frauでない時は、医療機器輸入商社の海外営業部に勤務している。
工藤
Dの右腕
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さらば真友よ
ある日、警察は野口明彦という男を逮捕する。彼の容疑は、正当な理由なくスタンガンと手錠を持ち歩いていた軽犯罪法違反だ。しかし、警察の真の狙いは別にあった。二十日間の拘留中に証拠固めと自供を狙う警察と、別件逮捕を盾に逃げ切りを狙う野口の攻防……その合間に、ひとりの少年が怪物と化すまでの半生を描いた推理作品。
※物語の半ばから、グロいシーンが出る予定です。苦手な方は注意してください。
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7つの選択
主人公の女性『美琴(みこと)』は、小さい頃からいくつもの大きな選択をしてきた。1つ目は、小学校6年生の時の選択。それが、彼女の大きな選択の歴史の始まりだった……。
両親が離婚することとなり、父か母、どちらへついて行きたいかの選択を美琴は迫られた。まだ小さかった美琴は、母には経済力がないことを知っていたため、生きて行くために『父』を選んだ。
ここから彼女の人生の分岐、選択の人生が始まった……。
そして、最後の選択をした時、父の代わりに隣にいた男性……。
切なく、辛い彼女の人生がそこにあった。
人生は選択の連続の上に成り立っている……。
これは、全て彼女の決めた道……、彼女が決めた選択だ……。
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個人情報を漏洩されただけなのに 〜現時点で二次被害は確認されておりません〜
お詫びのメールは、最後まで読まなかった。漏れても、何も起きなかったからだ。
28歳の会社員・木村航のスマホが、夜中の2時14分に震え出す。メール、通販サイト、SNS、ネット銀行。パスワードが次々に書き換えられ、残高は0円になった。問い合わせ窓口のAIは繰り返す。「ご本人様確認のため」──確認コードは、もう彼の手元には届かない。
朝には頼んでもいない荷物が玄関に並び、会社に行けば、自分の免許証の画像を添えた殺害予告が待っていた。投稿者の名前は、木村航。
会社を追われ、警察には「書き込んでいないという証明もない」と言われ、アパートの前には配信者が立つ。
航はスマホを捨て、母が持たせてくれた1万円札だけを手に、5年帰っていない実家へ向かう。そこなら、自分を自分だと言ってくれる人がいるはずだった。
2026年秋。誰の身にも起こりうる、乗っ取りの悲劇。
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【本作について】
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「原石航路」に同時掲載しています。
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翡翠の歌姫は 後宮で声を隠す〜特殊な眼を持つ歌姫ですが、2人の皇子に追われてます
◯第9回キャラ文芸大賞 奨励賞受賞
『翡翠の瞳を持つ歌姫には、王家がひた隠しにしてきた秘密があった』
不吉を呼ぶ“特殊な眼”のせいで村を追放された少女・翠蓮(スイレン)。
「歌姫になりたい」という夢を追い宮廷音楽団の選抜試験を受けた彼女は、そこで二人の皇子と出会ってしまう。
危険な気配をまとった第一皇子。
優しく甘い微笑みのもう一人の皇子。
それをきっかけに、彼らの熾烈な皇位争いに巻き込まれていく。
試験中もあらぬ疑いを掛けられ、さらにライバル歌姫との競演後は、後宮最大の権力者である皇后にも目をつけられてしまう。
強大な陰謀に巻き込まれても「何にも縛られずに歌いたい」という純粋な願い。
しかしそれを嘲笑うように、翠蓮の"声"に関する禁忌の秘密が明かされる。
命を狙われる混乱の中、生死をさまよう翠蓮は、忘れていた記憶を取り戻す。
声を隠すか歌うのか。
運命に選ばれた少女が、最後に下す決断とは――
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鬼人たちの挽歌
山奥にひっそりと存在している小さな集落・鬼灯村に奇妙な男たちが集められる。『鬼灯親交会』なるイベントに参加するためだ。
都会から若い人たちを招き鬼灯村の良さを伝えるのが、イベント開催の表向きの理由であったが……本当の目的は違っていた。その上、参加者の中に最凶の怪物が混じっていたのだ。やがて怪物たちの殺し合いが始まり、山奥の小さな村は惨劇の舞台へと変わる
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マダミス廃人の完全犯罪 ~リアル・デスゲームの洋館で、私は最初の殺人犯(ジョーカー)を演じ切る~
山奥の豪奢な洋館に、美術品の鑑定人として招かれた一条紗夜。
しかし、彼女の真の目的は、自身の父を死に至らしめた洋館の主・灰原への「復讐」だった。
そしてもう一つ、彼女には隠された素顔があった。それは、数々の難事件を盤上で解決——あるいは犯人として暗躍してきた、生粋の「マーダーミステリー」ヘビーユーザーだということ。
嵐によって外界から完全に孤立した夜、紗夜は自身の持つミステリーの定石(セオリー)を総動員し、見事な完全犯罪で灰原を殺害。復讐を完遂する。
だが直後、何者かの手によって洋館の防犯システムが破壊され、残された欲深い人間たちによる極限の「リアル・デスゲーム」が幕を開けた。
吊るされる死体、偽装される密室、そして死んだはずの灰原が残した悪意のジオラマ。
この館に潜む、狂気のゲームマスター(第九の人間)は一体誰なのか?
なぜ犯人は、紗夜が灰原を殺した「第一の事件の真犯人」であることを知っているのか?
次々と起こる想定外の惨劇の中、紗夜はこれを「リアル・マダミス」の盤面と捉え、生き残りを賭けた頭脳戦に身を投じていく。
横領犯、愛人、遺産を狙う毒婦、そして復讐者。
全員が悪人で、全員が嘘つき。
見えざる敵の仕掛ける罠(シナリオ)を逆手に取り、マダミス廃人の悪女は完全犯罪と生還、そして莫大な闇財産を奪い去るための「最悪なエンディング(トゥルーエンド)」を自ら書き換えていく――!
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バーナーを追え ――キキ、高三の事件
2024年、春。
池袋、渋谷、恵比寿……。
山手線沿線の街で、正体不明の「火」が人々を襲っていた。
被害者は路上で突如火傷を負わされるが、どうやら人為的なものらしい。
だが犯人の姿を見た者はいない。
配信者として人気がでてきたところで、来年高校を卒業後に事務所デビューすることとなった、女子高生・キキは、知的なギャルとしての顔を持つ。
彼女はこの一連のできごとに巻きこまれてゆく。
事務所の社長はデビュー前にもかかわらず、キキにあれこれ言ってくる。
そのとき社長の弟が警視庁に勤務していると知って近づき、捜査に協力することになる。
しかしキキは気づけば、自らが標的になってゆく。
都会の喧騒に紛れる美しき狂気と、加速するデジタル世界の悪意。
「捻じくれた正義」を振るう犯人の正体とは。
リアルとネットが交錯するノンストップ都市型サスペンス。
あなたは、この「火」から逃げ切ることができるか。
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悪魔との取り引き
スマホも通じない山奥に存在している奇妙なコミュニティー・御手洗村。ここに住むのは、様々な問題を抱えた四つの家族。彼らの生活を手助けするのは、高木和馬という資産家と西野昭夫という青年である。皆は、世間と隔絶し閉ざされた世界の中で平和に暮らしていた。
そんな村に、奇妙な男が訪れる。彼は、強靭な肉体と全てを見通す目を持つ最凶最悪の怪物であった──
※残酷な描写、胸糞な展開があります。また、ハッピーエンドと呼べる終わり方ではありません。
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M・A・D
突然、不気味な怪物が見えるようになってしまったニート少年・牧村莉亜夢。自らの信じる正義のために、夜な夜な町の悪党を狩る高校生・有村朝夫。復讐のために町に放たれた最凶のヤクザ・伊達恭介。まったく別の人生を歩んでいた三人の若者の進む道は、知らず知らずのうちに交錯していき、やがて悪魔が微笑む……かなり残酷、かつ救いようのない展開となります。苦手な人は注意してください。
●牧村莉亜夢
不登校の少年。周囲の環境に複雑な思いを抱きながらも、自分を殺し生きていた。ある日、不気味な怪物の姿を見るようになり、次第に追い詰められていく。
●???
謎の怪物。ヘドロにガラス製の義眼を埋め込み、体に触手を数本付けたような形をしている。莉亜夢の前に姿を現し、彼を翻弄していく。
・・・・・
●有村朝夫
都内のマンションで、ひとり暮らしをしている高校生。夜な夜な悪党を狩るヤンキー狩りトリオのリーダー格。一見すると眼鏡をかけたひ弱そうな少年だが、秘めた正義感と闘争心は随一。
●立花欣也
朝夫の仲間。格闘技をやっており、暴力とセックスに対する欲求が異常に強い。三十近い成年に見られがちだが、実はまだ十七歳。
●清田隆平
朝夫の仲間。かつて剣道を習っており、闘いの際には警棒を使う。常に冷静な態度で正義感もあるが、金が絡むと……。
・・・・・
●伊達恭介
若きヤクザ。クールな頭脳と容赦ない暴力で、あっという間に内外でも知られた存在へとのし上がって行った。幼い頃に地獄を見た経験が、彼を突き動かしている。
●工藤憐
恭介に忠実に従う少年。怪物じみた身体能力の持ち主。
●井上和義
仁龍会の幹部。尾形派の中でも、トップクラスのキレ者。真幌市内に愛人がいる。
●関根智也
仁龍会の幹部。ぶっちぎりの武闘派であり、考えるより先に手が出るタイプ。恭介を仁龍会に引き入れた。
●尾形恵一
仁龍会の中でも、次期会長候補のひとりと目されている大物幹部。実績も人望も申し分ないが、娘の存在が大きなマイナス点となっている。
●尾形由美
恵一の娘。わがままに育ち、周囲に厄介事を振り撒く。幹部たちからは「バカ娘」として認知されている。
●青島
由美を傷つけ、仁龍会から追われている青年。青島と名乗っていたが、偽名だった。
60
白き疑似餌に耽溺す
不幸な生い立ちの青年に降って湧いた巨万な相続話。
莫大な資産に広大な土地、山々、森林、沼、家……。
これまでの苦労が嘘のように、青年の暮らしぶりは一変する。
ただし、遺産を相続するにあたってひとつだけ奇妙な条件を課せられる。
それは『家の裏山の社を祀ること』というものであった。
山間部の奥、陸の孤島のような場所にある一軒家。
心身ともに疲れ果てていた青年は、お世話になった弁護士の勧めもあって、
大学を休学し、世俗から距離を置き、受け継いだ家でのんびり過ごすことにする。
しかし、そんな青年の周りで次々と不可解な現象が起き始めた。
綺麗にリフォームされて快適なのに、どこかおかしい家の中、
周辺に蠢く何ものかの気配や痕跡、
そして蔵の中で見つけたアレ……。
さらには捨ててきたはずの因縁が追い縋り、青年を悩ませる。
精神的に追い詰められた青年は、ついに――
妄執と因習、人の業が複雑に絡み合う戦慄のサスペンスホラー。
ようこそ、狂人たちの楽園、毒花の園へ。
さぁ、ごいっしょにどこまでも堕ちていきましょう。
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毒を食らわば皿までと【完結】
🎉第9回ホラー・ミステリー小説大賞 奨励賞をいただきました!🥰
人気のライブハウスで一人の少年が殺された。
捜査一課の新人キャリア、皇樹穂隆(すめらぎほだか)は捜査員の一人として事件解決に向かう。だがそこで、ある容疑者に翻弄され…。
過去からの執着に囚われ続けてきた穂隆。謎めいたギタリストは果たして犯人なのか……。
※表紙絵はAIのよる作画です。
※この作品は別名義(緋櫻りゅう)での公募作品でした。作者は紫紺と同人物です。
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【R18】インテリ系貞淑美人妻の欲望
人間不信で人を愛せない妻は、不倫相手が見せる激しい『欲望』に身を委ねることで自らの生きる意味を探していた。その妻を愛しながらも、上手にそれを表現出来ない妻以外の素人童貞の夫は、博愛の風俗嬢のかりそめの愛に癒しを求めた。
すれ違う夫婦の情景を、妻目線のサイドMと夫目線のサイドKの両サイドから交互に描く。女と男、内と外、裏と表、静と動。そして、穴と棒。その全く違うはずのものが、すべて表裏一体であり一心同体であり、もともとひとつだったことに、この夫婦は気付くことが出来るだろうか。
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大晦日の夜、我が子が奇妙に消滅!狂いそうな私に夫が突きつけたのは『俺たちは10年もディンクスだろ』という絶望の嘘!
今日は大晦日だった。
東京では珍しく雪が降っていた。細かな白い粒が、港区の高層マンションの外に並ぶ街灯の下で、夜の底に薄い灰をかぶせたように舞っている。
遠くの寺から除夜の鐘が聞こえ始めたころ、陽翔はまだ窓辺に張りついていた。神社の参道の先に見える灯りを指さし、初詣の屋台を見に行きたいと何度もせがんでいた。
部屋の中は暖房がよく効いていて、年越しそばのつゆの匂いがまだ残っている。テレビでは年越し番組が流れ、芸人たちの笑い声が明るすぎるほど響いていた。
私は陽翔に赤いダウンジャケットを着せ、手編みの赤いニット帽をかぶせた。特撮ヒーロー柄のその帽子は、縁が少しだけ歪んでいる。それでも陽翔は、世界でいちばんかっこいい帽子だと言ってくれていた。
「ママ、甘酒飲みたい」
「子どもでも飲めるやつだけね。勝手に走っちゃだめ。パパの手、ちゃんとつないで」
蓮司は玄関で黒いダウンを羽織り、陽翔のマフラーを整えていた。顔を上げて私を見ると、目尻に少しだけ笑みを残した。
「大丈夫。温かいのを一杯買って、すぐ戻る」
「ママも待っててね!」
陽翔は小さな手を伸ばして、私とハイタッチをした。
私は笑って、父子がエレベーターへ向かうのを見送った。扉が閉まる直前、陽翔は隙間から手を振っていた。
鐘の音が、ひとつ、またひとつと夜に沈んでいく。
私は窓辺に寄り、下を見下ろした。神社へ向かう人の流れはそれほど多くない。雪のせいで、街全体が奇妙なほど静まり返っていた。
十分ほど経ったころだった。
コンビニ脇の路地から蓮司が出てくるのが見えた。
ひとりだった。
陽翔の手を引いていない。
蓮司は雪の中に立ち、うつむいて煙草に火をつけた。
心臓が、凍ったように縮んだ。
私はスリッパも履き替えず、コートだけつかんで部屋を飛び出した。エレベーターは氷づけにされたみたいに遅い。階数表示がひとつ下がるたび、手のひらから熱が抜けていった。
64
残り30分の作業療法
制限時間は、三十分。
対象者の本当の課題を見抜き、最も意味のある「行動変容」を起こした者が勝者となる。
全国の作業療法士たちが集められる特殊競技、通称「ケースバトル」。
訪問リハ出身の作業療法士・桐生透子は、失踪した恩師・榊原透の手がかりを追い、その舞台に立つ。
大学病院の理論派OT、精神科領域の観察者、短時間で人を動かすカリスマOT。
名だたる参加者たちが検査データや心理分析、巧みな声かけで対象者に迫る中、透子が見るのは、玄関の靴、袖口の汚れ、家族の沈黙、使われなくなった道具、そして「大丈夫です」という言葉の奥に隠された本音だった。
リハビリ拒否を続ける高齢男性。
退院直前なのに家に帰りたくない女性。
身体機能は改善しているのに食べることを拒む若年患者。
家族にすべてを代弁される初期認知症の女性。
言葉で思いを伝えられなくなった失語症の男性。
一つひとつのケースを読み解くたび、透子は恩師が残した謎へ近づいていく。
やがて浮かび上がるのは、記録から消された「Case 0」。
それは、本人も家族も「大丈夫です」と言い続けた、ある家の物語だった。
人を動かすことは、本当に支援なのか。
帰れる生活と、続けられる生活は同じなのか。
そして、作業療法士は何を見るべきなのか。
検査では見えないものが、生活には出る。
これは、無名の作業療法士が制限時間の中で人の暮らしに残されたサインを読み解く、医療ミステリー×頭脳バトル。
65
やさしい毒をひとくち飲んだら。
【本作には性的描写、死の描写を含みます】
孤独なコンビニアルバイト美緒と、家庭に疲れたスーパーバイザー透。嵐の夜を境に急接近した二人は、穏やかな日常のなかで静かに狂気の泥沼へと沈んでいく。ぬくもりの裏に潜む、あまりにも歪で切ない愛着の物語。
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ギフテッド
彼の絵を見た者はいずれ死に至るーーー
死や悲しみ、怒り――作品を通じて様々な影響を鑑賞者に与えてしまうアーティスト、またの名を〝ギフテッド〟。彼らの多くは、国家によって管理、秘匿されている。
そんな中、最も厄介な〝死のギフト〟の保持者である主人公、海江田漣(かいえだれん)は、そうとは知らないまま公共物の壁に落書きし、偶然目にした人々を死に追いやってしまう。
人命を奪ってしまったことを悔やみながら、それでもなお表現を諦められない漣。そんな漣のギフトを巡り、さまざまな人間、組織の思惑が交錯する。
おもな登場人物
海江田漣(かいえだれん) ギフト「死」
都内の医大に通う大学生。病院を経営する父親に医者への道を強制され、アーティストの夢を断たれる。その鬱憤を公共物への落書きで晴らしていたところ、それが〝死〟のギフトを発現、多くの人々を死に追いやってしまう。
自らの罪を悔やみつつも絵筆を捨てきれず、嶋野の勧めでギフテッドの保護施設へと隔離されるが、そこで彼を待っていたのはギフテッドを巡る人々の戦いだった。
嶋野凪(しまのなぎ) ギフト「権威」
ギフテッドの保護監視組織『藝術協会』所属のキュレーター。自らもギフテッドであり、ギフトを駆使し、未知のギフテッドの発見と保護に努める。協会では漣の心の支えとなるが、一方で協会の目を盗み、ある人物の理想のために暗躍する。
東雲瑠香(しののめるか) ギフト「克服」
藝術協会の施設内で漣が出会った女性。他者との関わりを何よりも重んじ、慣れない施設暮らしに戸惑う漣を助ける。普段は明るく振舞うが、実はギフトをめぐって悲しい過去を持つ。
67
私を殺すはずだった義弟と結婚した悪役令嬢ですが、彼の愛人に「あなたはもう不要だ」と毒を盛られました
気づいたら公爵令嬢のデボラになっていた私は、原作で彼女を殺す義弟と結婚した。
しかし五年後、彼の愛人に毒を盛られる。
この結婚は公爵の座を得るためで、地位が盤石になった今、私はもう不要なのだと。
薄れゆく意識の中、私は義弟との出会いを振り返る。
実の姉に捨てられ、デボラに心身を傷つけられた孤独な少年を、私はなんとかして救いたかった。
……けれど、私は失敗してしまった。
どうすれば彼を幸せにできたのか?
生まれたばかりの娘はどうなるのか?
いくつもの後悔とともに、私は泣きながら目を閉じる。
義弟との出会いから事件の夜に至るまでを描いたラブサスペンス。
※小説家になろうにも投稿しています。
※本作には主人公になる前の悪役令嬢による幼い頃の義弟の尊厳を踏みにじるような夜の出来事が背景としてあります。背徳的な過去を示唆しつつ、直接的な描写は避けていますが、ダークな設定が苦手な方はご注意ください。
68
【完結】純白のウェディングドレスは二度赤く染まる
初夏の日差しが強くなる頃、王都の書店では、ある一冊の本がずらりと並んでいた。
それは、半年前の雪の降る寒い季節に死刑となった一人の囚人の手記を本にまとめたものだった。
囚人の名は『イエニー・フラウ』
彼女は稀代の悪女として知らぬ者のいない程、有名になっていた。
その彼女の手記とあって、本は飛ぶように売れたのだ。
しかし、その内容はとても悪女のものではなかった。
人々は彼女に同情し、彼女が鉄槌を下した夫とその愛人こそが裁きを受けるべきだったと憤りを感じていた。
その手記の内容とは…
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屈辱と愛情
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
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ネバーランド ~希死の楽園~
――遊園地でのデスゲーム、ここに開幕――
大学生の山崎猛は、夏休み前日の帰り道で何者かに拉致されてしまう。
目覚めた先は、どこにあるかもわからない不気味な遊園地・ネバーランド。
ここから脱出するためには、同じく閉じ込められた他の参加者と協力しなくてはならない。
しかし、その中には脱出条件の異なる殺人鬼も紛れていて……。
疑心暗鬼の中でも信じ合い、無事に脱出することはできるのか?
※デスゲーム×ゆるいBLです。
人狼ゲームをモチーフにしてますが、こちらは自由行動できるルールです。
シリアス時々コメディ。
BL要素は少なめです。主人公の大学生と男子高校生の固定CPとなっています。
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血の底で解ける糸『母子の沼 —遠い絆、深き背徳—』
「母親」から「一人の女」へ、そして「専属女優」へと塗り替えられていく恐怖と背徳の日々。
歪んだ愛と狂気に侵食されていく家族の姿。
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秘められた薫り
エブリスタにて、トレンド#恋愛で最高位
55位を獲得した作品です。
「愛しているよ」という夫の言葉が、今の美咲には虚しい空気にしか聞こえない。
欠けていたのは、理性を焼き尽くすような衝動。
クライアントの慎吾と交わす視線。ビジネスという仮面の下で共有される、剥き出しの欲望。
指先が触れる。名前を呼ばれる。ただそれだけで、美咲の積み上げてきた「良き妻」としての世界は音を立てて崩れ去る。
完璧なアリバイ、塗り固めた嘘。
夫の隣で微笑みながら、心は別の男の指先を求めている。
一度知ってしまった濃厚な「薫り」は、もう彼女を元の場所へは戻してくれない。
守るべき家庭と、抗えない本能。
二つの世界の境界線で、美咲が選ぶ「最後の一線」とは――。
欲望の熱に浮かされた女の、美しくも残酷な堕落の記録。
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バナナの皮を剥くように ~薔薇色の少年~
母が死んだ。とんでもない死に方で。
茫然とする僕の前に、異母兄弟だという少年が現れる。
比良坂夜見(ひらさかよみ)と名乗る少年は、白蝋のような肌をしたアルビノだった。
夜見に導かれて僕は、15年前僕と母を捨てたという実の父で今は官能小説家として有名な、比良坂希京の家で暮らすことになる。
だが、その森の中にひっそりと佇む屋敷で僕を待ち受けていたのは、次々に起こる奇妙な出来事だった。
寡黙で異様な外観の父、希京の不気味な視線。
謎の地下室。
夜な夜な聞こえる奇怪な喘ぎ声。
書棚の隅で見つけたあり得ぬほど猥褻な写真集。
そしてそこに掲載されていた、一枚の衝撃的な写真ー。
不安と緊張に苛まれ、徐々に精神のバランスを崩していく僕は、次第に夜見に惹かれていくがー。
その先には、想像もつかない惨劇が待ち構えていた。
74
かわいい猛毒の子
看護師の伊織はハードな仕事と並行して、姉の子である姪っ子『カナちゃん』の世話を実家の母親と協力して行っていた。
伊織の姉は娘が赤ん坊の頃から殆ど面倒を見る事はなく、子育ては二人に任せっきり。
自由奔放に育てられた姉に比べて厳しく育てられた伊織は、反抗する術を持たず、姉と母親に従うしかなかった。
ある時、姉の同僚看護師が突然の自殺をしてしまう。
その後様子がおかしくなった姉は、精神科に入院したのだった。
一方、姪っ子の父親である新一は子育てに関心がなく、入院中は伊織が恋人の勇太と共にカナちゃんを預かる事になる。
伊織は姉の入院に違和感を覚え、理由を探る為、姉の勤めていた職場へ潜入する。
そこで知るおぞましい真実と、意外な結末は……?
75
異世界病棟 ~淫夢迷宮~
夜になると世界の”相”が遷移する黒十字病院で、昼間は見習い看護師、深夜は”漆黒の堕天使(ブラックナース)”として異界から湧き出る”淀滓”を駆除する伊能乙都と副士蓮月。二人の前に現れたオルガノイド由井颯太は果たして世界を破滅に導く災厄なのか、あるいは謎の疫病で不能に陥った人類最後の希望なのか。謎めいた病院を舞台に展開する究極の人体損壊エロチック・ホラーがここに貝幕。
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深淵を探る者たち 〜未解決事件を語るだけの配信だったはずが、事件はリアルタイムで動き出す〜
カリスマ配信者アンカールが主催する、一夜限りの特別な夜会。
今宵、集められたゲストたちが挑むのは十五年前に起きた忌わしき集団自殺事件と、それを発端とした「呪いの連鎖」としか思えぬ、いくつかの奇怪な事件。
ジャーナリストの謎の失踪。
政治家と支援者の、動機なき殺人。
そして、土中から掘り起こされ、廃墟に遺棄された白骨死体――。
果たしてこれらは、土地に染み付いた亡霊の呪いか。
それとも、人間の仕組んだ底知れぬ悪意か。
この深淵の謎に、個性豊かなゲストたちがそれぞれの視点から迫っていく。
論理の刃で事件を斬り、矛盾を喝破するミステリー作家、『栗栖あがさ』。
危険を顧みず、呪われた廃墟へリアルタイムで突入する、命知らずのコスプレ配信者コンビ、『ミティ』と『ルック』。
そして、登録者数十名。知識の浅さを揶-揄されながらも、時に議論の本質を突く質問を投げかける、謎多き新人Vtuber、『ピピル野ピピカ』。
語られるべきは、風化した過去の謎だったはずだ。
しかし、配信は誰も予測しなかった領域へと突入していく。
この配信の終着点で、あなたは何を目撃するのか。
一夜限りの悪夢へ、ようこそ。
【AI活用に関する注記】
本作品は、本文執筆にGeminiを活用し、最終的な調整・編集は筆者が行いました。
77
霧谷村事件簿 ~隠蔽された過去と未来への軌跡~
昭和25年、東北地方の霧に覆われた霧谷村で、中島家に双子が誕生した。村は古い風習や迷信が色濃く残る場所であり、この出来事は喜びと同時に複雑な感情をもたらした。産婦人科医の佐々木絵里の反応から、双子の誕生に関連するある秘密が示唆され、中島夫妻の喜びは深刻な表情へと変わった。この物語は、霧谷村の静けさに隠された秘密と、時を超えた運命の糸を辿る旅の始まりを告げる。中島家の子供たちの運命は複雑に絡み合い、未知の真実へと導かれることになる。そして、この夜は霧谷村の過去と未来を変える出来事の第一歩となる。
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告発のメヌエット ~ 貴族社会に挑む母と娘の物語 ~
愛する者の死は事故か、それとも陰謀か――。貴族社会の闇を暴き、真実を告発する壮麗なる復讐劇が今、始まる。
コレットは、帝都屈指の大商会・ハイマー商会の三女として生まれた。父の政略によって、没落寸前の地方貴族・ラタゴウ家に嫁ぎ、夫カミルとともに辺境の街エダマで新たな生活を築いていた。
エダマは国家事業として港が整備されることになり、急速に発展していく。代官として才覚を発揮するカミルと、商家の出身として財政管理を担うコレット。二人は協力し、街を活気づけていく。しかし、その成功はカミルの実家であるラタゴウ領主家の嫉妬を招き、領主である兄アルベルトは、財力を持ち始めた弟を疎み、エダマの繁栄を搾取しようと動き出す。
一方で、帝都で商家や貴族との交渉に奔走するカミルは、多忙を極め、次第に疲弊していく。やがて酒に溺れ、苛立ちを募らせるようになった彼は、ついにコレットに暴力を振るう。そして翌朝、一方的な離縁状を残して姿を消す。傷つきながらも、コレットは二人の子供とともに実家のハイマー商会へと戻り、新たな人生を歩もうと決意する。
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『琥珀色の記憶をほどいて ―時洲美波と真実の足跡―』
東京の下町に佇むアンティークショップ『時洲堂』。
若き店主・時洲美波は、持ち前の温かい眼差しと古物商としての観察眼で、今日も『迷子になったモノ』に宿る人々の想いを紐解いていく。
賑やかな三枝夫婦と共に冬の北海道・洞爺湖を巡る心温まる小旅行から始まり、エリート刑事・桐生が持ち込んだ巨大な汚職事件と偽装殺人のアリバイ崩し、近所の少年・健太と熱狂した球場で『忽然と姿を消したホームランボール』の行方探し、そして角膜と心臓を移植された青年を苦しめる『細胞記憶』の悲しき過去の解明など、此度も多彩なモノの記憶と人間ドラマが交差する。
しかし、穏やかな下町の日常は、ある男の失踪によって唐突に終わりを告げる。
猛吹雪の夜に時洲堂を訪れた、底知れない闇を纏う元刑事のフリーライター・牧村秋義。
彼が突如として消息を絶ち、後輩刑事の綾瀬に託されたのは、愛用の『銀のジッポライター』だった。
牧村が命懸けで遺した沈黙の道標を辿る美波は、やがて水濡れの手帳に刻まれた異常なまでの筆圧から、彼がたった一人で追い続けていた恐ろしい『過去の亡霊』の正体を知ることになる。
それは、美波自身が10年間信じ続けてきた『両親の死』の原因を根本から覆す、あまりにも残酷で巨大な闇への入り口だった――。
下町の人情溢れる謎解きから、息を呑むハードボイルドなサスペンスへ。
モノの声を聴く心優しき古物商が、ついに己の人生を揺るがす最大の核心へと足を踏み出す、激動と覚悟の第4弾!
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娘殺しの警備員
五十二歳の夜間警備員・黒瀬誠一は、別居中の娘・美月を殺した容疑で逮捕される。
現場は、誠一が警備を担当していた再開発予定の廃ビル。
凶器には誠一の指紋。床には誠一の作業靴の足跡。防犯カメラには、誠一らしき男の姿。さらに娘のスマホには「お父さんに会いに行く」という最後のメッセージが残されていた。
証拠はすべて、誠一を犯人だと示していた。
だが、誠一は娘を殺していない。
むしろ事件当日、十年ぶりに娘から連絡を受け、ようやく父親としてやり直せるかもしれないと思っていた。
保釈後、世間から「娘殺し」と罵られる誠一の前に、地方紙の契約記者・牧野沙耶が現れる。沙耶は、美月が生前、再開発事業をめぐる不正を追っていたことを知っていた。
廃ビル。
三年前の火災事故。
立ち退き問題。
消された音声データ。
そして、娘が父に会おうとした本当の理由。
犯人は、誠一の人生そのものを利用していた。
失敗した父親。社会的信用のない中年男。誰からも信じてもらえない警備員。
だからこそ、彼は犯人役に選ばれた。
これは、無実の罪を着せられたおっさんが、死んだ娘の残した真実を追う物語。
そして、父親失格だった男が、もう一度、娘の父親になろうとする物語である。