江戸時代 小説一覧
201
大江戸あやかし絵巻 ~一寸先は黄泉の国~
サブとトクという二人の少年には、人並み外れた特技があった。めっぽう絵がうまいのである。
のんびり屋のサブは、見た者にあっと言わせる絵を描きたい。聡明なトクは、美しさを極めた絵を描きたい。
二人は子供ながらに、それぞれの夢を抱いていた。そんな彼らをあたたかく見守る浪人が一人。
彼の名は桐生希之介(まれのすけ)。あやかしと縁の深い男だった。
感想数 1
文字数 15,606
最終更新日 2020.04.11
登録日 2020.03.14
202
盆正月
お盆休みも終わりの日、もっと休みが欲しい茂吉と五郎は「盆正月」を実行するのだった。
こんな伝統行事があるんですよ(笑)
感想数 0
文字数 923
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.05
203
芦雪、覚醒!
感想数 3
文字数 2,686
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.12
204
大晦日はあはぬ算用(おおつごもりは合わぬ算用) ~「西鶴諸国ばなし」より
江戸時代の作家「井原西鶴」が、貞享2(1685)年に出版した「西鶴諸国ばなし」
笑い話から、不思議な話、ちょっと感動のストーリーまで、様々なお話が掲載されている非常に面白い本です。
その中から、武士の「義」と咄嗟の機転についてのお話をひとつ!
巻の一に収録されている「大晦日(おおつごもり)はあはぬ算用 江戸の品川にありし事」というお話です。
万年貧乏浪人の原田内助・・・この年も越せそうになく義兄に金の無心をすると、義兄からは十両の小判が届けられます。
思いがけない幸運に、昔からの親友の浪人仲間を招いて酒宴を催す内助でしたが、その席で小判が一両紛失してしまいます・・・。
事の顛末は・・・ちょっといい話です。
全二話、約4千文字。
感想数 0
文字数 4,832
最終更新日 2021.06.13
登録日 2021.06.12
205
浮世絵の女
感想数 1
文字数 5,367
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.11
206
つつじの残香
戦国の乱世が一つのクライマックスを迎えようとしていた時代。
甲斐の虎の異名で恐れられた武田信玄の次女・見性院がいた。
夫を失い、子を二度も失って、仏壇のまえで供養の経をあげるだけの毎日を送っていたが、慶長十六年のある日、奇妙な依頼が舞い込んだ。それはなんと、家康の孫を預かって欲しいというのである。
何もかもを諦めて死を待つだけだった時間の中で、封じ込めてあったはずの記憶と、ありのままの心が解き放たれる。
そして見性院は、ある決意をしたのだった――
会津松平家の家祖、会津中将保科正之を世に送りだしたのは、信玄の娘だった。
数奇な運命をたどった二人の物語。
感想数 0
文字数 104,867
最終更新日 2026.06.20
登録日 2026.05.13
207
女奉行 伊吹千寿
八代将軍徳川吉宗の治世において、女奉行所が設置される事になった。
享保の改革の一環として吉宗が大奥の人員を削減しようとした際、それに協力する代わりとして大奥を去る美女を中心として結成されたのだ。
どうせ何も出来ないだろうとたかをくくられていたのだが、逆に大した議論がされずに奉行が設置されることになった結果、女性の保護の任務に関しては他の奉行を圧倒する凄まじい権限が与えられる事になった。
そして奉行を務める美女、伊吹千寿の下には、〝熊殺しの女傑〟江沢せん、〝今板額〟城之内美湖、〝うらなり軍学者〟赤尾陣内等の一癖も二癖もある配下が集う。
権限こそあれど予算も人も乏しい彼女らであったが、江戸の町で女たちの生活を守るため、南北町奉行と時には反目、時には協力しながら事件に挑んでいくのであった。
感想数 4
文字数 139,611
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.05.29
208
巡り逢いて
鎌倉幕府第三代将軍源実朝は、江戸幕府第十代将軍徳川家治として再び愛する妻と巡り逢う……。ピクシブにも同じものをアップしています。生まれ変わり設定が入っているので、カテゴリーを恋愛にしておきました。
感想数 0
文字数 8,280
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.05.30
209
月陰の剣
三代将軍家光の時代―― 月ノ輪の元にやってきたのは、著名な禅師の沢庵と、隻眼の七郎という男だった…… 内裏に現れる魔性を相手に、七郎の剣が閃けば、そこには赤い雨が降る。
感想数 0
文字数 19,488
最終更新日 2024.07.23
登録日 2024.05.25
210
街道にて候
木曽川の付近に新しい奉行所が開かれて、侍たちは忙しく働いている。ある日、中山道の山間部にて旅人に迷惑をかける謎の集団がいるとの届けを受け、与力からの命令で三人の同心が動く。
感想数 0
文字数 11,204
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.10.03
211
秘めてはいるけど男が好きな真面目系お武家様が、美丈夫の陰間にとろとろにされちゃう話。
江戸は湯島天神。
宵の口、武家の跡取り養子の佐伯光之進(さえきこうこしん)は陰間茶屋「みなとせ」へと忍んで行った。陰間茶屋とは言いつつ、「みなとせ」は男を抱く場所ではなかった。男に抱かれたい者が来る場所である。
いつも通り馴染みの竜泉(りゅうせん)を指名し、座敷に通された光之進は、期待に高揚しながら男を待つ。
※作中に出てくるのは、あくまで「みなとせ」の作法あるいは光之進と竜泉のやり方です。
※なろうにも投稿している作品です。
感想数 1
文字数 11,815
最終更新日 2023.01.18
登録日 2023.01.18
212
偽男子吉五郎、仮男子宇吉、おとこおんなおかつ
天保三(1832)年刊、滝沢馬琴外編纂の「兎園小説 余録」より。
当時、巷で話題となった奇談や珍談を収集する会「兎園会」に寄せられた話を滝沢馬琴が編纂した「兎園小説」の続編。
そこからバイセクシャルに関するお話をチョイス。
短いです。
感想数 0
文字数 1,421
最終更新日 2020.05.07
登録日 2020.05.07
213
血の轍
江戸時代、罪人の首を刎ねる「御様御用」という宿命を背負った男がいた。彼の名は甚兵衛。代々続く処刑人の家系に生まれた彼は、物心ついた頃から血と死の匂いに囲まれて育った。しかし、甚兵衛は決して冷酷な男ではなかった。むしろ、繊細で感受性豊かな魂を持ち、斬り捨てた者たちの最期の顔が、夜な夜な悪夢となって彼を苛んだ。
処刑人として感情を殺し、ただ職務を全うすることだけを求められてきた甚兵衛。だが、ある日、飢えに苦しむ幼い子のため米を盗み、処刑される女おきぬと対峙する。その澄んだ瞳に宿る母の深い愛情と諦念は、甚兵兵の心を深く揺さぶり、彼の内に秘められた人間性を呼び覚ます。
甚兵衛の苦悩が深まる中、彼の前に、おきぬの兄と名乗る謎の浪人権蔵が現れる。妹の復讐に燃える権蔵の憎悪は、甚兵衛の心に決定的な問いを突きつける。「お前は人殺しだ。血に塗れた手で、何を語れるのか?」
己の「業」と、人間としての「正義」の間で激しく葛藤する甚兵衛。彼は、血塗られた宿命から逃れることができるのか? そして、この避けられない対決の先に、彼が見出すものとは――。
『血の轍』は、処刑人という極限の状況下で、人間の心の闇と光、そして命の尊厳を深く掘り下げる、魂の物語です。
感想数 0
文字数 18,713
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.23
214
生まれる時代を間違えなかった
木下静太郎(きのした せいたろう)は普通の人物。それなのに父親がさっさと隠居してしまい、20歳で家督を継いで国家老にされてしまった。
仕えるのは1万石の弱小大名で財政は厳しい。殿は静太郎の弟に執心で政治に無関心。殿の弟も形式ばったことが苦手で政治には不向き。江戸家老は政治よりも娘が大事。
気苦労の絶えない静太郎の日常。
感想数 0
文字数 12,516
最終更新日 2021.06.04
登録日 2021.05.28
215
転娘忍法帖
時は江戸、四代将軍家綱の頃。
小国に仕える忍の息子・巽丸(たつみまる)はある時、侵入した曲者を追った先で、老忍者に謎の秘術を受ける。
どうにか生還したものの、目覚めた時には女の体になっていた。
国に渦巻く陰謀と、師となった忍に預けられた書を狙う者との戦いに翻弄される、ひとりの若忍者の運命は――――
感想数 1
文字数 64,557
最終更新日 2020.05.26
登録日 2020.05.09
216
風を描く〜絵師・英一蝶異聞〜
これは、身分、性別、時代の壁に抗い、愛と芸術を武器に、残酷な運命に立ち向かう二人の物語。彼らは、吉原という闇の中で、光を見出し、世界を変えることができるのか——。
江戸時代前期、伊勢亀山の鈴鹿の里で出会った八歳の少年・多賀一郎(のちの英一蝶)と少女・胡蝶。侍医の息子である一郎は、村の童に虐められる胡蝶の姿に胸を衝かれ、声をかける。胡蝶は、関ヶ原で西軍に与して滅んだ岡本家の末裔であり、今は水呑みに身を落としていた。だが、彼女は一郎の絵を心から褒め、「絶対、絵師になれる!」と彼の夢を引き出す。しかし、一郎の父が胡蝶の秘密(両性具有であること)を知り、二人は引き裂かれる。別れの朝、一郎は丘の上に立つ胡蝶が、赤い衣をまとって舞う姿を目に焼き付ける。それは、彼の絵師人生の原風景となる。
十一年の時が流れ、一郎は江戸で狩野派の絵師・多賀朝湖として頭角を現す。一方、胡蝶は板倉重常の陰謀により、母を殺され、自身も陵辱された末、吉原の太夫となっていた。過酷な運命に耐えながら、胡蝶は板倉への復讐を誓う。吉原で再会する二人だが、胡蝶は一郎が自身を覗き見たと思い込み、一郎は胡蝶の置かれた地獄を知る。
◇歴史的史実
江戸時代の絵師・英一蝶(はなぶさ・いっちょう)は、伊勢亀山藩(三重県)の侍医の息子で、江戸で狩野派に入門し、伝統的な絵画のみならず、市井の人々を活写した独自の風俗画で人気の絵師となる。しかし人気絶頂の元禄11年 (1698)に47歳で三宅島への流罪になるという異色の経歴も持つ。時の将軍「犬公方」徳川綱吉の生類憐れみ令を批判したからとも、吉原に出入りし大奥の関係者に女郎の身請けをさせたからとも言われるが、理由は不明。宝永6年(1709)、綱吉が亡くなると、将軍代替わりの恩赦によって江戸に戻り、それまで名乗っていた「多賀朝湖」から、画名を「英一蝶」と改める。英は母親の実家の「花房」から、蝶は、島流しされて江戸に戻ることは望み薄だったことから「胡蝶の夢」の逸話から取ったーーとの説があるが、本当の理由は本人しか分からない。そんな英一蝶と、歴史には一切名の残らない「岡本胡蝶」の物語。
感想数 3
文字数 81,783
最終更新日 2026.01.17
登録日 2025.05.03
217
帯刀医師 田村政次郎
時は江戸。将軍家光の時代、上野に診療所を開く顔立ちが整った男は何故か刀を持っている。
何を隠そうこの男は、医師でありながら将軍家縁者であったのだ。
この作品はフィクションです
この作品は通常毎週土曜日更新です。
感想数 0
文字数 23,932
最終更新日 2021.06.30
登録日 2020.02.22
218
大奥の蒲公英
江戸時代、大奥は将軍の側室たちが住む場所であった。大奥に入ることができるのは、美しく優れた才能を持つ女性たちだけであった。
その中でも、最も美しく才能あふれる女性たちは「大奥の花」と呼ばれ、将軍や諸侯たちの目に止まり、最高の地位を得ることができた。
そんな中、江戸の町に住む貧しい家に生まれた少女・お千代は、美しく、歌や踊りの才能に長けていた。彼女の才能に目をつけた男たちは、大奥に入れるよう働きかけた。
しかし、お千代には大奥に入ることに対する疑念があった。そこで、彼女は大奥の中での暮らしを知るため、身分を隠して偽名で大奥に入ることを決めた。
お千代は、大奥の中で、厳しいしきたりや複雑な人間関係、そして、他の女性たちが抱える悲しみや苦悩に直面しながら成長していく。
そして、彼女は大奥の花たちの中で、最も美しく、才能あふれる女性となり、将軍の目に止まることになる。
しかし、その運命には様々な試練が待ち受けていた。大奥の中で、彼女が選んだ道とは?
感想数 0
文字数 29,299
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.05.14
219
江戸桜歌〔一期一会〕~アカシック・ギフト・ストーリー~
「アカシック・ギフト・ストーリー」シリーズ第2弾。
これは、実際の人の過去世(前世)を一つのストーリーとして綴った物語です。
時は江戸時代。
中級武士の三男の「大虎」は、町人たちに慕われつつ、気ままな日々を過ごしていた。
しかし、そんな生活も一転。
この国の殿様の嫡子と年格好が似ており、有事の際には若様の影武者になるように命じられてしまったのだった。
自由気ままな生活から一変してしまった窮屈な城の生活。
自分の容姿にそっくりな若様、彼を守る御庭番たち。
そこでの新たな「大虎」も生活が始まる。
感想数 0
文字数 10,705
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
220
【画像あり】大空武左衛門 ~江戸時代の優しい巨人~
曲亭馬琴が編纂した、江戸時代の珍談、奇談の類から様々な事件の記録等を集めた書
「兎園小説 余録」
その中から、身長2メートルを超える巨人「大空武左衛門」についての記録をご紹介します。
文政十(1827)年五月、熊本藩、細川候の参勤交代のお供として江戸に入った武左衛門は、キャラクターグッズや錦絵が出回る「超有名人」として一大ブームを巻き起こしたようです。
当時の人々にとっては、まさに空を突く「巨人」だったのでしょう・・・・。
非常に短い原典の現代語への翻訳です。
感想数 0
文字数 2,363
最終更新日 2020.06.06
登録日 2020.06.06
221
傘(からかさ)の御宣託 ~「西鶴諸国ばなし」より
江戸時代の作家「井原西鶴」が、貞享2(1685)年に出版した「西鶴諸国ばなし」
笑い話から、ちょっと感動のストーリーまで、様々なお話が掲載されている非常に面白い本です。
その中から、ちょっとエッチでコミカルな超短編を一つ!
巻の一に収録されている「傘(からかさ)の御託宣 紀州の掛作にありし事」というお話です。
「御宣託」というのは、「神様のお言葉」という意味。
う~ん、この当時から後家さん(未亡人)はエロエロ・・・というのがお約束だったのでしょうねぇ(笑)
超短編です。
感想数 0
文字数 1,729
最終更新日 2021.06.09
登録日 2021.06.09
222
大江戸ロミオ&ジュリエット
★第2回ベリーズカフェ恋愛ファンタジー小説大賞 最終選考作品★
公方(将軍)様のお膝元、江戸の町を守るのは犬猿の仲の「北町奉行所」と「南町奉行所」。
関係改善のため北町奉行所の「北町小町」志鶴と南町奉行所の「浮世絵与力」松波 多聞の縁組が御奉行様より命じられる。
だが、志鶴は父から「三年、辛抱せよ」と言われ、出戻れば胸に秘めた身分違いの恋しい人と夫婦になれると思い、意に添わぬ祝言を挙げる決意をしたのだった……
感想数 0
文字数 114,519
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.05.01
223
時雨太夫 東海道編 箱根の宿
江戸・吉原で起こった事件のけりをつける為に、東海道を元太夫の時雨が西に向かいに旅をする物語です。
感想数 0
文字数 48,803
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.05.26
224
【完結】『からくり長屋の事件帖 ~変わり発明家甚兵衛と江戸人情お助け娘お絹~』
江戸の長屋から、奇妙な事件を解き明かす! 発明家と世話焼き娘の、笑えて泣ける人情捕物帖!
江戸、とある長屋に暮らすは、風変わりな男。
名を平賀甚兵衛。元武士だが堅苦しさを嫌い、町の発明家として奇妙なからくり作りに没頭している。作る道具は役立たずでも、彼の頭脳と観察眼は超一流。人付き合いは苦手だが、困った人は放っておけない不器用な男だ。
そんな甚兵衛の世話を焼くのは、隣に住む快活娘のお絹。仕立て屋で働き、誰からも好かれる彼女は、甚兵衛の才能を信じ、持ち前の明るさと人脈で町の様々な情報を集めてくる。
この凸凹コンビが立ち向かうのは、岡っ引きも首をひねる不可思議な事件の数々。盗まれた品が奇妙に戻る、摩訶不思議な悪戯が横行する…。甚兵衛はからくり知識と観察眼で、お絹は人情と情報網で、難事件の謎を解き明かしていく!
これは、痛快な謎解きでありながら、不器用な二人や長屋の人々の温かい交流、そして甚兵衛の隠された過去が織りなす人間ドラマの物語。
時には、発明品が意外な鍵となることも…?
笑いあり、涙あり、そして江戸を揺るがす大事件の予感も――。
からくり長屋で巻き起こる、江戸情緒あふれる事件帖、開幕!
感想数 0
文字数 136,025
最終更新日 2025.05.08
登録日 2025.05.07
225
菓子侍
※本作品は、のちに書かれた『漱石先生たると考』のプロトタイプにあたります
伊予松山藩の藩主、松平定行は、長崎奉行としての職務のために乗り込んだポルトガルの船の上で、「たると」と呼ばれる南蛮菓子に出会い、これにいたく感銘を受けた。定行は何とか松山でこの味を再現した菓子を作れないかと考え、松山藩に仕える料理人、水野安左衛門に特命が下される。実物を見た事すらない菓子への挑戦という難行の末、見事安左衛門は大命を遂げ、以後、「たると」は松山の銘菓として定着するに至ったのであった。
感想数 1
文字数 17,990
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.05.30
226
桑の実のみのる頃に
誰かにつけられている………………
後ろから足音が近づいてくる。
おすみは早歩きになり、急いで家へと飛び込んだ。
すぐに、戸が叩かれ………………
―― おすみの家にふいに現れた二人の男、商人を装っているが、本当の正体は……………
江戸時代末期、甲州街道沿いの小さな宿場町犬目で巻き起こる痛快時代小説!!
文字数 36,155
最終更新日 2021.01.25
登録日 2021.01.25
227
大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜
★第9回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
「近頃、吉原にて次々と遊女の美髪を根元より切りたる『髪切り』現れり。狐か……はたまた、物の怪〈もののけ〉或いは、妖〈あやかし〉の仕業か——」
江戸の人々が行き交う天下の往来で、声高らかに触れ回る讀賣(瓦版)を、平生は鳶の火消しでありながら岡っ引きだった亡き祖父に憧れて、奉行所の「手先」の修行もしている与太は、我慢ならぬ顔で見ていた。
「是っ非とも、おいらがそいつの正体暴いてよ——お縄にしてやるぜ」
※「今宵は遣らずの雨」 「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」に関連したお話でネタバレを含みます。
感想数 1
文字数 131,396
最終更新日 2023.07.04
登録日 2023.05.28
228
尾張名古屋の夢をみる
天正十三年、日の本を突如襲った巨大地震によって、飛州白川帰雲城は山津波に呑まれ、大名内ヶ島家は一夜にして滅びた。家老山下時慶の子・半三郎氏勝は荻町城にあり難を逃れたが、主家金森家の裏切りによって父を殺され、自身も雪の中に姿を消す。
そして時は流れて天正十八年、半三郎の身は伊豆国・山中城、太閤秀吉による北条征伐の陣中にあった。心に乾いた風の吹き抜ける荒野を抱えたまま。おのれが何のために生きているのかもわからぬまま。その道行きの先に運命の出会いと、波乱に満ちた生涯が待ち受けていることなど露とも知らずに。
家康の九男・義直の傅役(もりやく)として辣腕を揮い、尾張徳川家二百六十年の礎を築き、また新府・名古屋建設を主導した男、山下大和守氏勝。歴史に埋もれた哀しき才人の、煌めくばかりに幸福な生涯を描く、長編歴史小説。
感想数 0
文字数 219,218
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.02.21
229
つきにむらくも
慶長から寛永、土倉と神宮寺が滅されゆく八幡と共に生きた時代。歴史の表では知ることのできない隠された物語。化野、鳴滝、統寺。それぞれの金貸し寺が朱印船時代を生き抜いてゆく。
「聚楽物語」には書かれなかった若君の母の名。お茶々の御方とは誰か。巻之下の入道、若君、墨染、十念の謎。当時の創作が作品に散りばめた記号を読み解き史実に近い答えを現代に導き出す。
大雲院が絡む浄土宗、そして法華宗と多数を占める宗派があてがわれる物語の内でなぜ禅と阿字をその人物だけにしたのか。ここに後世へ残したからくりがある。今際の際をより際立たせたのはなぜか。そこにある背景を改めて浮き彫りにしてゆく。
tsukinimurakumo
感想数 0
文字数 45,779
最終更新日 2026.06.29
登録日 2025.12.25
230
蜻蛉玉のかんざし
縁日で賑わう八幡様。
売れっ子女形・薄雪は、噂に聞く蜻蛉玉のかんざしを求め、顔を隠して参道を歩いていた。しかし人混みの中、口もとのほくろで正体がばれそうになる。騒ぎになりかけたところを助けてくれたのは、吉原の髪結い・宗次だった。
思いがけない出会いに心を揺らす宗次と薄雪。元女郎の八瀬姉さんも巻き込んで、ひとつのかんざしが結ぶ縁の物語、はじまりはじまり――
束の間のタイムトラベルを。江戸情緒あふれる短編です。(全三話)
感想数 0
文字数 8,461
最終更新日 2025.09.14
登録日 2025.09.12
231
『神遊び』
むかし。むか~し、とある町に、古ぼけた神社がありました。
町の外れの森の中。いつ建てられたのか、だれが建てたのかもわかりません。
そんな神社に、熱心にお参りする一人の少女がいました。
ある日、少女がいつものようにお祈りしていると、、、
そこに現れたのは、、、面白いことが大好きな神様でした。
感想数 1
文字数 19,811
最終更新日 2021.10.07
登録日 2021.08.23
232
玲瓏たる月の下、命懸けの恋を貴方と
時は江戸時代――15歳の少女、鈴珠は10歳を迎える間近に両親に売られ、現在は遊女として生計を立てている。階級こそ高くはないものの、可憐な容姿に明るい笑顔、そして人当たりの良い鈴珠には一定の人気があり、生きていくにあたり収入に困ることはなかった。それでも、何処か生きる理由を見出だせず日々を過ごしていた。
すると、そんなある日のこと。平時のように客からの指名を待つ彼女の前に現れたのは、この世のものとは思えないほどの端麗な男性で――
感想数 0
文字数 33,317
最終更新日 2025.06.15
登録日 2025.05.31
233
銀龍の筆
感想数 3
文字数 28,472
最終更新日 2021.09.12
登録日 2021.09.07
234
狐の媒人・狸のしくじり
江戸時代、下級武士から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
その「巻之五」と「巻之八」と掲載されているお話を原話として、軽く小説風にした二話の超短編小説です。
第一話が「狐婚媒を為す事」
第二話が「狸縊死の事」
が元ネタとなっています。
狐と狸が、それぞれ媒となって男女を結びつけるお話です。
感想数 0
文字数 7,465
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.04.04
235
スマホ岡っ引き -江戸の難事件帖-
現代の警察官・佐久間悠介が交通事故の衝撃で目を覚ますと、そこは江戸時代。
混乱する中、手には現代のスマートフォンが握られていた。
しかし、時代錯誤も構わず役立つこのスマホには、奇妙な法則があった。
スマホの充電は使うたびに少しずつ減っていく。
だが、事件を解決するたびに「ミッション、クリア」の文字が表示され、充電が回復するのだ。
充電が切れれば、スマホはただの“板切れ”になる。
悠介は、この謎の仕様とともに、江戸の町で次々と巻き起こる事件に挑むことになる。
盗難、騒動、陰謀。
江戸時代の知恵や人情と、未来の技術を融合させた悠介の捜査は、町人たちの信頼を得ていく。しかし、スマホの充電回復という仕組みの裏には、彼が江戸に転生した「本当の理由」が隠されていた…。
人情溢れる江戸の町で、現代の知識と謎のスマホが織りなす異色の時代劇ミステリー。
事件を解決するたびに深まる江戸の絆と、解けていくスマホの秘密――。
「充電ゼロ」が迫る中、悠介の運命はいかに?
新感覚エンターテインメント、ここに開幕!
感想数 0
文字数 152,926
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.01.07
236
いくよ一月あなたの許へ
感想数 0
文字数 11,470
最終更新日 2021.05.17
登録日 2021.05.17
237
橋の下の屋台
twitterで公開しておりましたお話のまとめ作品となります。
感想数 0
文字数 797
最終更新日 2019.02.03
登録日 2019.02.03
238
【受賞作】小売り酒屋鬼八 人情お品書き帖
幸せとちょっぴりの切なさを感じるお品書き帖です――
野州夜須藩の城下・蔵前町に、昼は小売り酒屋、夜は居酒屋を営む鬼八という店がある。父娘二人で切り盛りするその店に、六蔵という料理人が現れ――。
アルファポリス歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」、同最終候補「天暗の星」ともリンクする、「夜須藩もの」人情ストーリー。
感想数 2
文字数 46,063
最終更新日 2019.08.07
登録日 2019.07.28
239
半田村の久兵衛さん
時は江戸、尾州半田。ひょうきん者の久兵衛さんは、村ではあることでちょっとした有名人。
久兵衛さんの元には、今日も村人たちが、各々の恥ずかしい秘密を、打ち明けに来ていました。
感想数 0
文字数 2,595
最終更新日 2020.03.27
登録日 2020.03.27
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【受賞作】狼の贄~念真流寂滅抄~
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」
江戸の泰平も豊熟の極みに達し、組織からも人の心からも腐敗臭を放ちだした頃。
魔剣・念真流の次期宗家である平山清記は、夜須藩を守る刺客として、鬱々とした日々を過ごしていた。
念真流の奥義〔落鳳〕を武器に、無明の闇を遍歴する清記であったが、門閥・奥寺家の剣術指南役を命じられた事によって、執政・犬山梅岳と中老・奥寺大和との政争に容赦なく巻き込まれていく。
己の心のままに、狼として生きるか?
権力に媚びる、走狗として生きるか?
悲しき剣の宿命という、筑前筑後オリジンと呼べる主旨を真正面から描いたハードボイルド時代小説にして、アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に繋がる、念真流サーガのエピソード1。
――受け継がれるのは、愛か憎しみか――
※この作品は「天暗の星」を底本に、9万文字を25万文字へと一から作り直した作品です。現行の「狼の裔」とは設定が違う箇所がありますので注意。
感想数 5
文字数 260,131
最終更新日 2020.06.26
登録日 2020.01.26