和風ファンタジー 小説一覧
241
黄昏が私の生きる場所
幽世と呼ばれる妖の住まう世界に一人の娘が住んでいた。その娘の名は涼音と言う。代々続いた名のある祓い屋の末裔でありながら、妖と共に生きる稀有な人間である涼音は、両親を同じ祓い屋である人間に殺され、一族に代々仕えていた式神に育てられた。妖と共に生きるも人を捨てられず、妖にもなれず。曖昧な場所で曖昧な己自信と向き合い生きていく者の物語。
不定期更新
242
明治あやかし夫婦の政略結婚
旧題:明治あやかし戀草紙 槿花は狐に抱かれ夢綴る
動乱を経て世は変わり、時代は明治。
眞宮子爵の令嬢である奏子は、人々に淑やかで美しい理想の令嬢と言われながらもある秘密を抱えていた。
それは、巷で流行する恋愛小説の作者『槿花』であると言う事。
名家の令嬢が作家をしている事がわかれば騒動どころではない。それ故に必死に綴る情熱と滾る妄想を抑え、令嬢らしからぬ素に特大の猫を被っていた。
何れ婿を迎える為に、何時か書けなくなる時が来るのを諦めながら居たある日のこと。
夜会にて出会う憧れの美男美女が、ある出来事から千年を生きる天狐の姉弟であると知ってしまう。
姉は奏子の小説のファンであると言い、奏子が何れ執筆できなくなる日が来ることを知ると、何と弟を婿として差し出すと言う。
弟は嫌がっているし冗談と思っていたものの、気が付けば祝言の日を迎える事になっていた……。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。
243
青隠しと筆
祖父同士の約束で、許婚だった高藤青眞と、雫は祝言の日に初めて顔を合わせた。翌日から青眞の家で暮らしはじめると、家は雑多な物と――アヤカシで溢れていた。幼少時から視える雫は、どこかヘラヘラとしている青眞と、個性豊かなアヤカシと共に暮らし始める。どうやら青眞の仕事は、文章を書く事のようだが、雫はまだ、詳しいことを知らない。※都合良く異国から文明の利器が流入しています。不定期更新です。
244
『月が綺麗ですね』——世界を壊した極悪人と、何万回生まれ変わっても俺を探すと言った女神の話
紹介文
「月が綺麗ですね」
——その一言に辿り着くまでの、これは世界一悪い男と、世界一健気な女神の物語。
時は江戸。盗み、騙し、斬り捨て御免。極悪人・世一(よいち)は、燃え盛る屋敷で一匹の白い蜘蛛を助け、あっけなく死んだ。
目を覚ました先は、死者を裁く「裁きの間」。そこにいたのは、ガチガチに緊張した天界の姫。
千年もの間、「金をくれ」「力をくれ」と願われ続け、誰にも"自分自身"を見てもらえなかった女神だった。
「私、ずっと……貴方様を見ていました」
あの白い蜘蛛の正体は、彼女。
自由に生きる極悪人に焦がれ、こっそり下界に降りては、彼を見つめ続けていた——。
下された裁定は、明朝、魂の消滅。
だが男は煙を吐いて笑う。
「ちょうどいい。退屈してたとこだ」
神に喧嘩を売った極悪人は、たった一人の女神のために、世界の全部を壊しにいく。
※最終話まで完結保証。最後のページで、タイトルの意味が分かります。
245
水神の琴
その社には水神が祀られている。彼女は風のない日に、湖から現れて御神体の琴を鳴らすという。それは湖を挟んだ向かいにある、寂れた社にいる夫の神に聞かせるためだと言われているが……(表題作)。
※なんかもっとキラキラしたファンタジー竪琴を書きたかったのでもう一本追加しました。
246
いぼ石の河童
須川の河童・京助は、川の見回りをしていると界橋の上に川木拾いの小僧がいるのを見つける。川木拾いの小僧は「川の者への土産」と叫びながら、須川へ何かを流す。
川を汚そうとしていると思った京助は、小僧を始末することを決めるが……
*
群馬県の中之条町にあった旧六合村(クニムラ)をモチーフに構想した物語です。(いぼ石の河童)
247
芦原の時辰儀、琥珀の鮭
川の中に、何かが落ちていることに気が付いた。
そこでネジレメという風変わりな青年とであった。
人ではない何かの世界を垣間見る、疲れた青年の月並綺譚。
248
花妻さまの香草茶館~鬼に娶られた鬼狩りの娘は愛を知って花笑む~
妖刀に捧げられるはずだった生贄娘は宿敵の鬼に攫われて自ら運命を選ぶ
鬼を退治する鬼狩り一族として人々の間で名を馳せる、狩谷(かりや)一族。
一族の血を引く娘でありながらも、桃花(とうか)は狩谷一族の父が女中に手を付けて生まれた不義の子として使用人同然の扱いを受け、父や義母たちから虐げられていた。
そんな桃花にようやく下された初めての鬼狩りの任務は、800年前に狩谷家が妖刀「落椿(おちつばき)」を用いて封印した鬼の元頭目である香雪(こうせつ)の退治と再封印。
しかしそれは表向きの目的であり、本当の目的は妖刀が持つ鬼狩りの力を増幅させるために、桃花を妖刀の生贄に捧げることだった。
父と義母の企みを知って自棄を起こした桃花は香雪を倒して自ら生贄になろうとするが、強い力を持つ香雪に返り討ちに遭う。
狩谷家に憎悪を抱く香雪に殺されかけるが、妖刀「落椿」に宿る桃花の唯一の友達であり、香雪の妹である海石榴(つばき)に命を救われる。
お互いに憎しみ合うのではなく、愛し合うように海石榴に諭された香雪は、桃花が置かれた狩谷家の現状を知って激怒すると、半ば強引に嫁入りを勧めて、桃花を救うと宣言。
そんな香雪を信じた桃花も嫁ぐ決意を固めると、海石榴も合わせた3人で鬼の世界で暮らし始める。
香雪は弟の鈴振(すずふり)の協力を得て、海石榴の夢だった香草茶館を開いており、香草茶を淹れる才能を見出された桃花も一緒に働くことになる。
開店休業状態の香草茶館の宣伝のため、桃花は香雪と共に骨董市で宣伝活動をするが、そこで香雪、鈴振、海石榴の衝撃的な過去を知ることになるーー。
初めての環境と香雪からの愛。
桃花は戸惑いつつも、新しい環境で秘められた才能を開花させる。
※他サイトにも掲載中
※約4万文字の作品です
249
あけぬ帳の、アヤカシ帖
ここは人間と妖が存在する世界。
俺は高槻朔夜(たかつきさくや)。多くの妖が跋扈する龍藍帝国の帝都、楓樂都(ふうがくと)の軍に呼び付けられた。
俺は妖研究をしていたから妖討伐を任務とする妖討伐軍の手伝いだろうと思ったいた。
しかし、蓋を開ければ妖討伐軍の零番隊と言う聞いたこともない部隊の隊長になり、隊員である狂人男、千羽織鶴(せんばおりづる)と共に妖関係の事件を追う羽目になった。
なぁ、神様がいるなら教えてくれ…。俺が一体何をしたと言うのだ?
250
あやかし娘とはぐれ龍
天明八年の江戸。神田松永町の両替商「秋野屋」が盗賊に襲われた上に火をつけられて全焼した。一人娘のゆみは運良く生き残ったのだが、その時にはゆみの小さな身体には不思議な能力が備わって、いた。
一方、婿入り先から追い出され実家からも勘当されている旗本の末子、本庄龍之介は、やくざ者から追われている途中にゆみと出会う。二人は一騒動の末に仮の親子として共に過ごしながら、ゆみの家を襲った凶悪犯を追って江戸を走ることになる。
浪人男と家無し娘、二人の刃は神田、本所界隈の悪を裂き、それはやがて二人の家族へと繋がる戦いになるのだった。
251
鬼の花嫁は役行者に隷属契約されました~
鬼の血を引くというだけで、生まれ故郷の村で爪弾きにされ、孤独に生きてきた少女、朱音(あかね)。ある日、村を訪れた美しい呪術師――若き日の役小角(えんのおづぬ)と、彼が従える美貌の鬼に出会う。「お前のその力、俺のために使え。今日からお前は俺の奴隷だ」尊大な態度で告げられ、朱音は半ば強引に彼らに連れ去られてしまう。冷たく「奴隷」と呼ばれながらも、妖(あやかし)退治の旅に同行するうち、時折見せる役小角の不器用な優しさや、寡黙な配下の鬼の気遣いに、朱音の心は戸惑いながらも惹かれていく。これは、虐げられてきた鬼の少女が、未来の大呪術師とその配下によって、本当の居場所と愛を見つけるまでの物語。「奴隷」という名の、甘く切ない隷属契約が今、始まる――。
252
あやかし王とあやかくし ~応急処置の婚約ですが、もふもふの溺愛と友情を手に入れて孤独と無縁になりました~
孤独な人生を歩んでいた依織は、足を踏み入れてはならないとされている神社に立ち入る。
そこは、あやかしによる神隠し――妖隠しが起こるとされている場所だった。
妖隠しに遭った依織は、見知らぬ世界であやかしの王・白緑に出会う。
利害の一致から仮の婚約者となった依織は、そこで様々なあやかしと出会い、思わぬ争いに巻き込まれていく。
※コンテンツ大賞へ応募用に加筆修正しました。
253
椿落ちる頃
___どうやら自分は、神様を拾ったらしい。
何の変哲もない人生を送っていた社畜の椿カンナ(つばき・かんな)はある夜、仕事帰りに奇妙な格好をした美しい青年を拾った。
自信過剰で高飛車なその青年は記憶喪失ながら自らを「なんかすごい神だった気がする」とし、一宿の恩義を返すとして椿の生活に転がり込んだ。
「よし、とりあえずお前の勤め先を燃やす!」
「……なんて?」
自称神のトンチキな青年に振り回されながら、椿の細波も立たない人生が奇天烈な驚きにねじれていく。
そしてそのねじれはいつしか、固く縛り付けられていたある”秘密”を暴いていくことになる。
254
鬼の棲む山に捨てられた娘、夜叉の旦那様に拾われて美しく咲き誇る
「俺がお前を、誰よりも美しく咲かせてやろう」
村の厄介者として虐げられながら生きてきた紬。虹色の瞳は「鬼を呼ぶ」とされ、村を救うための生贄として崖から突き落とされる。
そんな紬を救ったのは、誰もが恐れる夜叉の王・刹那。彼は紬の瞳を見た瞬間、その美しさに息を呑み、彼女を屋敷へと連れ帰る。彼は紬に着物と極上の食事を与えるようになった。
贅沢な暮らしに戸惑う紬だが、刹那の強引ながらも過保護な優しさに触れ、凍てついていた心が溶け始める。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
255
花月堂夜想譚
カクヨムコンテスト11ライト文芸部門・中間審査通過作 改稿版。
夜の路地にひっそりと暖簾を掲げる「花月堂」は、心に傷を抱えた人だけが辿り着ける甘味処。
謎めいた店主・神楽木花月が差し出すのは、客が過去の深い傷と向き合うための、その人だけの甘味だった。
だが、客を救い続ける花月自身は、千年前の傷に囚われたまま。
ショットバー「Abyss」を営む篁壮一郎は、花月堂では救えない「怨み」を抱えた客を迎え入れる。
彼もまた、花月を見守りながら、決して語ることのできない千年前の真相を抱え続けている。
甘味で人を救う男と、呪いで人の怨みを晴らす男。
幽玄な二つの店を舞台に、人ならざる二人の千年越しの誤解と、そこへ招かれる人々の人生が交差する、和風ゴシック幻想譚。
256
災厄を喰らう蛇神αさまに生贄花嫁Ωとして嫁ぎました〜子を成すための婚姻なのに蛇神αさまは優しすぎて手を出してくれません〜
冷酷無慈悲と畏れられている蛇神αさま×生贄として嫁いだ美形花嫁Ω
古くから災厄を退けてきた蛇神一族。
その加護によって守られている山間の集落では、代々“蛇神α”へ人間の“花嫁Ω”を嫁がせる風習があった。
十八歳になったΩの青年・景久(かげひさ)は、幼い頃に命を救ってくれた蛇神αのもとへ嫁ぐことになる。
天を突き抜けるほどの高さの白蓮山脈の大屋敷で始まった新婚生活。
村人から冷酷無慈悲と噂され、冷徹で恐ろしい存在かと思っていた蛇神αは、景久と一定の距離を取り、必要以上に踏み込んでこない。しまいには婚約して1ヶ月経っても景久に指一本触れてこようとしない。
けれど、本来は“子を成すため”の婚姻であるはずなのに、蛇神αはなぜか景久に手を出そうとしない。
景久は自分に魅力が無いからでは?
と悩み落ち込む。
「今は子作りよりも、お前との穏やかな日々を大切にしたい」
蛇神αの不器用な優しさに溶かされ、戸惑いながらも惹かれていく花嫁Ωと、永い孤独を抱えた蛇神α。
甘くとろける溺愛婚奇譚。
257
身分を隠して嫁いだ夫に捨てられましたが、政略結婚の相手が優しすぎて困っています
「離縁してくれ」
名前を呼んでくれた人が、わたしを捨てた。
柊木志乃、十九歳。退魔の名家に生まれながら「力を持たぬ娘」として捨て置かれ、家名を隠して下町の呉服屋で女中として働いていた。ある雨の日、店を訪れた商家の跡取り・東雲誠一郎に見初められ、身分を伏せたまま祝言を挙げる。ささやかな、けれど確かな幸福だった。
それは、夫が財のある娘に心を移すまでのことだった。
着の身着のまま放り出され、実家に連れ戻された志乃を待っていたのは、霧島侯爵家への輿入れ。「氷の侯爵」と呼ばれる寡黙な男・霧島廉。政略で結ばれたその人は――誰よりも優しかった。
名を呼ばれ、意思を問われ、対等に扱われる。生まれて初めての日々のなかで、志乃は自分の内に眠っていたものと、本当の幸福を知っていく。
そして数年後。落ちぶれた元夫が、彼女の前に現れる。
※「ざまぁ」で終わらせません。逆転したその先の幸福な日々を、全二十八話の四割をかけて描きます。毎日十二時更新。
258
その牙っ娘にエサを与えないでください
ある日、リュリュナは気がついた。
自分のなかに、貧しい村の暮らしで知るはずのない美味しいものたちの記憶があることに。
「みんなにおいしいものを食べさせたい!」
そんな思いを胸に村を出て出稼ぎに行った街で、リュリュナはこの世界にはないと思っていた甘味の存在を知り、目を輝かせる。
けれど村のみんなに食べさせるために! とがまんして働くリュリュナのくちに、おいしいものを放り込む男が現れた。
「あなたの食べている姿で、胸がいっぱいです」
ちっちゃな牙っ娘と、彼女に餌付けしたい男の物語。
小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。
259
死に別れた縁と私と異界の繋
好きになってお互い思いが通じあったのに彼は白血病で亡くなった。
「俺が、生まれ変わっても····」
また好きになってくれる?
彼女の返事を聞かずして彼は空へと度だった。
「会いたい」
ぽっかり空いた心の埋め方なんて分からないまま彼を探すように彼との思い出の場所を歩いていると
····こんな祠あったけ?
公園の隅にあった古びた祠に触れた彼女は不思議な世界に巻き込まれる。
「----ここ····どこ?」
知ってるようで知らない世界。
「何で人間がこんな所にいるんだ?」
知ってるようで見た事がない目の前の人ならぬもの達の世界に紛れ込んだ彼女が見たのは
「····美味そうじゃん」
死んだ彼と瓜二つの人外だった。
260
青生り ~ハルナリ~
瑞樹と咲良は双子の兄妹として生まれた。
その直後、戦によって国は滅ぼされ、二人は青生王家の最後の生き残りとなった。
勾玉を巡って繰り広げられる戦い。
二人が手を離すときに起きる奇跡とは。
※エブリスタに過去置いてあったものの転載です
261
花衣ー皇国の皇姫ー
【花衣シリーズ第1弾】
時代を跨いで紡ぐ絆
時は戦乱の世、国は分かれて争う戦国時代。
辺境の村に生まれた少女瑞穂は、その身に宿す強大な呪力に悩まされ、人との接触を断って暮らしていた。天涯孤独、そう思っていた彼女の前に現れたのは、同じ境遇の少年御剣だった。二人は戦乱を終結させ、世に平和をもたらすことを誓い、主従関係を結ぶ。
時は過ぎ、村長となった瑞穂は、御剣を従者として村を豊かにさせ、災厄から村を守っていた。そんな平和な村にも、戦乱の風が容赦なく吹き付ける。
領主からの重税により、村民たちの反発が強まる中、瑞穂の育て親でもある前村長の墨染が殺害される。怒りを解放した瑞穂は僅かな手勢を率いて領主を襲撃、そして指導者を倒し、遂には国を打ち崩し新たな国である皇国を建国する。
平和を望む彼女に何らかの作為が働いているのかの如く、彼女や皇国に次々と戦の火の粉が降りかかる。
豊葦原瑞穂皇国初代皇帝、瑞穂之命、通称『瑞穂帝』と、彼女に忠義を貫いた従者、御剣の物語。
イラスト作成の絵師様
Naoko様(表紙・立ち絵)
猫ペンギン様(宣伝イラスト等)
琴水さやは様(挿絵・立ち絵)
黒杞よるの様(宣伝イラスト)
その他(AIイラスト生成)
262
泡沫の花嫁は、鬼の王に愛される
人魚の血を引く人と鬼の血を引く人が共存する世界。
人魚島の長と妾の子として生まれた月詠(つくよ)は、赤が斑に混じった黒髪と、首元から下にある赤と白の模様のせいで「人魚の面汚し」と蔑まれ、奴隷のように扱われていた。そんな彼女を救ったのは、青い髪と赤い瞳、褐色の肌を持つ屈強な鬼の青年、冬鬼(とうき)。彼は、人魚島の娘を女性として見ることができず、義務的な結婚に反発していたが、偶然出会った月詠の神秘的な姿と歌声に心を奪われる。
「一年だけ、俺の妻になってくれないか」
これは、愛を知らない二人の「契約」から始まる物語。
263
風KAZABANA花
それは、幼い雪に椿の花が散ったときから始まった……。
少女は忌むべき者として、隠されるように育てられた。幼い雪が降り積もる夜に、運命的な出逢いを果たす。その出逢いが少女の止まっていた時間が動き出す。
全八話完結済みです。毎週土曜日に更新予定です。
E☆にて公開していましたが、今は非公開です。
264
弱小流派の陰陽姫【完】
神崎月音、十五歳。今日も白桜様と百合緋様を推して参ります!!
++
陰陽師としては弱小流派の神崎流当主の娘・神崎月音。
同じ学校で陰陽師大家(たいか)の当主・白桜とその幼馴染の百合緋を推しとして推し活にいそしむ日々。
たまたま助けたクラスメイトの小田切煌が何かと構ってくる中、月音の推し活を邪魔する存在が現れる。
それは最強の陰陽師と呼ばれる男だった――。
+++
神崎月音
Kanzaki Tsukine
斎陵学園一年生。弱小流派の陰陽師の家系の娘。推し活のために学校に通っている。
小田切煌
Odagiri Kira
月音のクラスメイト。人当たりのいい好青年。霊媒体質。
神崎碧人
Kanzaki Aoto
月音の父。神崎流当主。
月御門白桜
Tukimikado Hakuou
陰陽師の大家、御門流当主。
影小路黒藤
Kagenokouji Kuroto
斎陵学園二年の転校生。小路流次代当主。
水旧百合緋
Minamoto Yurihi
白桜の幼馴染。
2023.2.10~3.10
Satsuki presents
265
蓮の呼び声
霊感のある添花(てんか)は、助けを求める霊の声を聞き未練を晴らし、成仏を助けている。旅はあてどなく続き、霊を忌み嫌う故郷を離れて暮らしていた。
女ひとり旅でも危ないと思ったことはない。幼少から通った道場で鍛えた腕には自信がある。突如として現れた「悪霊みたいなやつ」、霖(りん)に付き纏われてもそれは変わらない。
幼馴染との再会や数々の霊との関わりを経て、添花の旅はやがて故郷に向かう。自分に霊魂が見える意味を求める道は、どんな区切りを迎えるのだろう。
266
桃太郎かな?
桃太郎の話をベースに、色々と変えてみたお話です。
桃太郎が最終的に鬼ヶ島へ行くのは同じですが、鬼が純粋な悪ではなかったり、元の話からだいぶ変更をしています。
267
鬼と契りて 桃華は桜鬼に囚われる
幕府を倒した新政府のもとで鬼の討伐を任される家に生まれた桃矢は、お家断絶を避けるため男として育てられた。しかししばらくして弟が生まれ、桃矢は家から必要とされないばかりか、むしろ、邪魔な存在となってしまう。今更、女にも戻れず、父母に疎まれていることを知りながら必死に生きる桃矢の支えは、彼女の「使鬼」である咲良だけ。桃矢は咲良を少女だと思っているが、咲良は実は桃矢を密かに熱愛する男で――実父によって死地へ追いやられていく桃矢を、唯一護り助けるようになり!?
268
赤い瞳を持つ私は不吉と言われ、姉の代わりに冷酷無情な若当主へ嫁ぐことになりました
赤い瞳を持ち生まれた桔梗家次女、桔梗美月。
母と姉に虐げられていた美月は、ひょんなことから冷酷無情と呼ばれ、恐怖の的となっている鬼神家の若当主、鬼神雅に嫁ぐこととなった。
無礼を働けば切り捨てられる。
そう思い、緊張の面持ちで鬼神家へ行く美月。
だが、待ち受けていたのは、思ってもいない溺愛される日々。
口数が少ない雅との、溺愛ストーリー!!
※カクヨム&エブリスタで公開中
※ ※がタイトルにある話は挿絵あり
※挿絵は、清見こうじさん
269
陰陽師の溺愛花嫁
京の都を守るのは、安倍晴明の直系の子孫であり「陰陽少将」の位を戴く若き陰陽師・安倍明隆。
ワケあって通う相手もなく独身を貫く明隆だったが、帝から直々に「結婚して子を成せ」とのお言葉が下される。
相手に選ばれたのは、帝の異母弟・中務郷の宮の姫君。世間では「わがまま姫」と名高い姫のはずが、実際に明隆の元にやってきたのは、ガリガリに痩せ、間に合わせの衣装を身につけた少女・沙映だった。
継母に虐げられ、諦めと共に生きてきた少女が、ワケあり陰陽師に愛されて幸せになる物語。
◇◇◇他サイトでは別名義で投稿しています◇◇◇
270
ばらがき辰の祓い道
私、戌井 夜留子(いぬい よるこ)はごく普通の女子大生。
だがあるとき大学の屋上から落下してしまい、気付いたときには異世界に。
昔の日本といった様子の世界で出会ったのは、ばらがき(不良)のイケメン・辰之助(たつのすけ)。
この世界で過ごすことになるが、どうやらこの世界には妖魔(ようま)と呼ばれる不穏な存在がいるようで……。
不良ながら、人情に厚く心優しい辰之助についていくうちに、私はこの世界の抗争に巻き込まれていくことになる。
バトルあり、胸キュンありのドタバタが繰り広げられる、和風ファンタジー!
271
哀―アイ―
昔々のお話―。
そこでは鬼と、人、二つの種族があった。
これは人を恐れさす鬼。
その長である大江山の酒呑童子と、その腹心である茨木童子のお話。
そして、茨木童子には酒呑童子へ隠し立てして居ることがあった。
儚くも美しい人ならざる者同士の哀しき物語。
272
鬼狩り
雲をも貫く巨大な断崖――〈黄泉の断崖〉に見下ろされるそこでは、日夜、戦が絶えない。
人間に死をもたらす異形〈鬼〉との。
刀を佩き銃を負い、死と隣り合わせながら息を吐く。〈鬼〉を狩るべく鍛え上げられ、以て〈鬼狩り〉と呼ばれる彼らの見据える先に待つのは、ひたすらに無情な死か、命賭す者の矜持か。
死地に住まう〈鬼狩り〉と、彼らを取り巻く人々の悲哀や成長を描いた、和風ファンタジー。
※本作はカクヨム、マグネット、noteでも掲載中です。
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眠りの巫女と野良狐
キャラ文芸大賞にて奨励賞を受賞しました!ありがとうございます♪
幼い頃に癒枕寺神社(ゆまでらじんじゃ)の僧侶、業華に眠りの巫女として迎えられた夢穂は、ある朝目覚めて隣で寝ている妖狐にびっくり!
突然できた空間の亀裂からやって来たという影雪に戸惑う夢穂だが、どうやら空間の歪みと眠りは深く関わっているようで――?
わちゃわちゃあやかしたちと絡みつつ、たどり着いた真実は。
過酷な宿命を背負うしっかり者の巫女と、頼りになるのかならないのかよくわからない脱力系妖狐の眠りを巡るファンタジー。
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【完結】召しませ神様おむすび処〜メニューは一択。思い出の味のみ〜
【第6回ほっこり・じんわり大賞にて奨励賞を受賞いたしました🌸】
応援いただいた皆様、お読みいただいた皆様、本当にありがとうございました!
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疲れた時は神様のおにぎり処に足を運んで。店主の豊穣の神が握るおにぎりが貴方を癒してくれる。
ここは人もあやかしも神も訪れるおむすび処。メニューは一択。店主にとっての思い出の味のみ――。
大学進学を機に田舎から都会に上京した伊勢山莉亜は、都会に馴染めず、居場所のなさを感じていた。
とある夕方、花見で立ち寄った公園で人のいない場所を探していると、キジ白の猫である神使のハルに導かれて、名前を忘れた豊穣の神・蓬が営むおむすび処に辿り着く。
自分が使役する神使のハルが迷惑を掛けたお詫びとして、おむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりをご馳走してくれる蓬。おにぎりを食べた莉亜は心を解きほぐされ、今まで溜めこんでいた感情を吐露して泣き出してしまうのだった。
店に通うようになった莉亜は、蓬が料理人として致命的なある物を失っていることを知ってしまう。そして、それを失っている蓬は近い内に消滅してしまうとも。
それでも蓬は自身が消える時までおにぎりを握り続け、店を開けるという。
そこにはおむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりと、かつて蓬を信仰していた人間・セイとの間にあった優しい思い出と大切な借り物、そして蓬が犯した取り返しのつかない罪が深く関わっていたのだった。
「これも俺の運命だ。アイツが現れるまで、ここでアイツから借りたものを守り続けること。それが俺に出来る、唯一の贖罪だ」
蓬を助けるには、豊穣の神としての蓬の名前とセイとの思い出の味という塩おにぎりが必要だという。
莉亜は蓬とセイのために、蓬の名前とセイとの思い出の味を見つけると決意するがーー。
蓬がセイに犯した罪とは、そして蓬は名前と思い出の味を思い出せるのかーー。
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※ノベマに掲載していた短編作品を加筆、修正した長編作品になります。
※ほっこり・じんわり大賞の応募について、運営様より許可をいただいております。
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赤松天翔物語 ~転生したら最弱の戦国大名だった!?~
内戦で崩壊した日本を、元に戻したい――。
戦国大名の末裔である女子高生・赤松桜は、神社での祈りをきっかけに戦国時代へとタイムスリップする。
そこに広がっていたのは、歴史で学んだ戦国とは違う世界。
魔法のような技術「念術」が飛び交い、妖怪が人々を脅かしていた。
人を惹きつける桜の不思議な力と、戦国屈指の軍師・黒田官兵衛の知略。
二つの力が交わるとき、戦国は誰も知らない未来へと動き出す――。
ドラマティック戦国ファンタジー、ここに開幕。
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冷徹な天才陰陽師様に撫でられたらケモミミが生えて詰みました。
最強の陰陽師様は、冷徹なふりをした「極度のモフモフ狂」でした!?
毛先が1ミリ焦げただけで敵が一瞬で消滅する、圧倒的ストレスフリーな和風溺愛ラブコメディ!
─あらすじ─
「こんな親が決めた茶番、時間の無駄だ」
冷酷無比と恐れられる天才陰陽師・冷泉晴明とのお見合いの席。
ただの商家の娘であるマコは、彼から徹底的な無関心を向けられ、「これで破談になる」と安堵していた。
……立ち去り際、彼が気まぐれにマコの頭を撫でるまでは。
「ピョコンッ」
晴明の手に触れた瞬間、マコにかけられていた隠蔽の術が弾け飛び、隠されていた【黄金の狐耳】が飛び出してしまった!
己が人間ではないという事実に驚愕するマコだったが……
「何という奇跡だ……! 結婚しよう、今すぐにだ。お前の耳から尻尾の先まで、私が生涯完璧に管理(ブラッシング)してやる」
さっきまでの冷徹さはどこへやら。天才陰陽師様は、黄金の毛並みを前にして底知れぬ欲望を燃やす「極度のモフモフ狂」へと変貌を遂げてしまった!?
さらに、マコが人間として育てられたのは、両親と義父が「余計な妖力を使わせて極上の毛並みを傷ませないため」という狂った理由だったことも発覚し、マコの逃げ道は完全封鎖。
「私の至宝の毛先を数ミリ焦がしたな? 塵すら残さず消えろ」
マコを狙う刺客が現れても、毛が焦げたことに本気で大号泣してガチギレした旦那様によって、一瞬で塵も残さず消滅させられる始末。
これは、自分の正体が妖狐だと知らなかった少女が、愛(という名のブラッシング)が重すぎる最強陰陽師に生涯逃げ場なく溺愛される、最高に笑えてキュンとする和風もふもふラブコメディ!
277
狐火の市 姉ちゃんの嫁入り編
夏から秋にかけての新月の晩、お山に狐火が三つ灯ったら、それが市の立つ合図です。
作法は三つ。面をかぶって素顔を晒さないこと。提灯を持って歩いてゆくこと。そして、決して声を出さないこと。
守らなかったらどうなるかって?
行き着くことが出来ないか? 帰ることが出来ないか?
それとも……。
※不思議な物を売っている、あやかしたちの『狐火の市』を題材とした短編集です。
夏の夜にぴったりの、昭和レトロとノスタルジックをどうぞ。
《お品書き》
・僕と婆ちゃん編 京都弁の少年太一と、大好きなばぁちゃんと狐火の市のお話
・姉妹編 広島弁の少女ミサキが行方不明の妹を探すために、狐火の市を目指すお話
・猫又ニア編 新米猫又のニアが、妊娠中の飼い主ハルカのために、ひたすら頑張るお話
・姉ちゃんの嫁入り編 博多弁の少年イツキと、歳の離れた姉ちゃんのお話
278
神を喰らい、君を隠す
生まれながらに神気という力を宿す者たち――神子。
かつて人々に崇められ、祝福とともに生きていた彼らは、“神子暴走事件”をきっかけに運命を変えられた。
彼らは「神憑き」と呼ばれ、国が出した神縛令によって“処分される存在”となった。
故郷を失い、隠れ里で生き延びていた青年・水澄はある日、神憑きを狩る“焔狩”――そして、かつて兄のように慕っていた男と再会する。
「選べ、水澄。神縛令に従って処刑されるか。それとも――俺のものになるか」
「神憑きではなく、ただの人間として生き延びる方法。それを、今からお前に教える」
※執着、無理矢理要素あり。暗めです。
完結済みですがサイドストーリー追加予定です。
279
筋肉乙女は、恋がしたい! ~平安強力「恋」絵巻~
今は昔。美濃国、国司の娘に、菫野といふ幼き姫ありけり。
野に在りて、罠にかかりし狐を助けたまふ。狐、姫の優しき心に感じ入り、その恩義に報いんと、妖しの技を持って、姫に強力を授けん。
――それから数年後。
かつて菫野の母がお仕えしていた桐壺更衣。その更衣の遺児である女二の宮、桜花内親王にお仕えしてみないかという誘いが菫野にかかる。
女二の宮は、十四歳。同母の兄、安積親王と仲良く暮らしておられるが、やはり母を恋しがっておられるとのこと。
年の近い菫野なら、姉のように接することでお慰めできるのではないか――という期待。
「絶対、ぜったいに、何があっても強力のこと、知られてはなりませんよ」
そう、母に強く念を圧されたのに。
「あなたも、十六。素敵な公達に見初められて、幸せな人生を掴み取るのです!」
なんて言われてきたのに。そのために、豪華な衣装を用意してもらったのに。
初出仕の日。「心配だから」とついてきた、狐の狐太を追いかけて木に登ってしまった宮の愛猫。それを助けるためにウッカリ強力を披露してしまい?
その上、イケメン安積親王にバッチリ見られて、笑われて?
内裏で働く女房として、美しい絵巻物のような世界で、ときめく物語のような恋をくり広げるはずだったのに! もしかしたら、素敵な公達が付け文なんか贈ってよこしてくれるかもって期待してたのに!
初っ端から、期待も希望もベッキリ圧し折られた菫野。
こんな強力女房、誰が好きになってくれるっていうのよ。
「まあまあ、ドンマイ、ドンマイ」
次があるさと、孤太が心のこもらない慰めをくれるけど。
わたしは、ここで幸せな恋をしたいの! こんな強力なんていらないのよ!
華やかな宮中でくり広げられる、平安「剛力」恋愛物語。
280
終わらぬ小旅行 ――なんだかんだで妖怪やってます――
あらすじ
牧 広大(まき こうだい)は人生の大半のことに疲れているごく普通のシステムエンジニア。金曜の夜から車で近場で旅行する週末小旅行を楽しみにしている。そんな彼が深夜にあるトンネルを潜り抜けると、そこは百鬼夜行のど真ん中だった。彼はそこで『朧車』と勘違いされ、その奇妙なパレードについていく羽目になる。それが、終わらない小旅行の始まりだった。
卑屈主人公によるなんちゃって和風異世界転移、妖怪としてのセカンドライフのんびりストーリー。たまに戦います。