じんわり小説一覧
世の中の価値観の相違について
物語風にして文字で綴って言ってます。
超短編集みたいな感じにするつもりです。
文字数 454
最終更新日 2020.03.06
登録日 2020.03.06
物事を決めるのは、すべて蛙だった。周りは当たり前のようにそれに従う。蛙に意見をするものなど、この世界にはいなかった。蛙こそがこの世界の絶対だった。
けれど、蛙は知っていた。自分を王と崇める者たちが、裏でどんなふうに言っているのか。
「井の中の蛙、大海を知らず」
※小説家になろうサイトさまにも掲載しています。
文字数 3,427
最終更新日 2020.02.29
登録日 2020.02.29
文字数 7,700
最終更新日 2020.02.23
登録日 2020.02.21
八年間、ずっと母親から虐待を受けている(まつか)、その妹の(えまつ)…。
このままだと実母に殺されてしまう為、
逃げる決断をしたが……
遠くへ逃げるはずが、
神様の手違いにより、いきなりタイムスリップ…そしてついた場所は、
なんと550年前の過去の日本だった。
勘太郎「我々の城に侵入するとは何やつだ!」
まつか「……(あっ…終わった私の人生)」
果たして、彼女らの運命はいかに?
文字数 74,041
最終更新日 2020.02.09
登録日 2020.01.03
燃えるような赤い髪も。
綺麗な輝きを放つ翡翠色の瞳も。
全ては私の、憧れだった――
魔法と錬金術によって栄えている島トリエスト。
その西方地域にあるエストリア王国の港街に、カノンという名の少女が住んでいた。彼女の夢は、魔法使いになることだった。そう――過去形だ。
閉ざされた自身の夢は、代わりに親友で『あった』少女が叶えていた。
魔法使いとして成功した少女、コノハ。
魔法使いになる夢を半ばで諦めた少女、カノン。
二人の少女の運命は、一つの指輪を切っ掛けとして、再び交錯することになる。
※元々は、某ファンタジーTRPG用に書き下ろしたシナリオの小説化作品であり、最初期の作品の一つです。登場人物は大半が友人のプレイヤーキャラクターです。
そのままだと二次創作作品となってしまうため、世界観はオリジナルの物に差し替えています。
※表紙画像は、うしお様のフリーアイコンを使わせて頂きました。
文字数 30,736
最終更新日 2020.01.31
登録日 2019.06.29
お店をやっていると、様々なタイプのお客さんが来る。最近になってよく利用してくれるようになった男性は、見た目とは裏腹にうっかり屋さんなのか、短期間で二度も忘れ物をしていった。今度は眼鏡。その縁にはなぜか女性と思われる名前が刻まれていて。
文字数 30,375
最終更新日 2020.01.30
登録日 2019.07.27
『私』の他愛のない日々の物語。
カメラと共に、友達と共に、温かくふんわりとした『日常』のSS。
文字数 28,452
最終更新日 2020.01.30
登録日 2019.09.30
失恋を皮切りにショックな事が重なって落ち込んだ立夏は、気分を変えようと京の一人旅を思い付いた。京を満喫していた立夏だが、得も言われぬ美しい音色に惹かれ辿り着いた場所には天然石で出来ていると思われる館が立っていた。天然石が大好きだった為、惹かれるようにして扉を開けると……。
ハーブの香りが漂うその場所は、天然石アクセサリーや原石などを始めとしたヒーリング系のアイテムが置かれており、訪れた人に必要な癒しと活力を与えるスピリチュアルルームらしい。オーナーは小野篁、店長は紫式部、看板娘は小野小町と名乗っており、どうやらあの歴史上の人物らしい。本当のところはよく分からなかったが、不思議と意気投合した立夏は、得意の占いを生かしてそこで働いてみる事に……。
文字数 35,265
最終更新日 2020.01.27
登録日 2019.12.24
佐久間風子(さくまふうこ)は高校一年生。
学校では、いじめられっ子だ。
ある日、街でバッグを盗まれてしまう。
取り返してくれたのはサッカー選手を自称する男性。
そんな出会いをきっかけに、彼女はサッカーの試合を観に行くようになる。
相変わらず学校ではいじめられる毎日であるが、
そのサッカー観戦が、少しずつ彼女の心に変化を起こして行く。
文字数 150,929
最終更新日 2020.01.17
登録日 2020.01.17
自己中心的な主人公カズマが現代とは異なる時代に飛ばされます。
カズマは自己中に異世界で勇者として行動し、世界を救い、元の世界へ戻れるのか?
原始的な異世界で文明の利器を利用してのしあがれ!
文字数 166,968
最終更新日 2020.01.12
登録日 2019.07.22
不動産管理会社で働く千夏は、オフィスに浮遊霊として憑いていた元銀行マンの幽霊・元気となしくずし的に同居することになる。
クールイケメンな上司・晴高とともに三人で順調に幽霊物件の異常を解決していくが、そのうちに彼らは元気の本当の死因に気づいてしまう。
そんなオカルト恋愛ミステリー。
文字数 150,250
最終更新日 2020.01.10
登録日 2019.12.19
どこにでもいるOL、久賀舞加は、ある日一匹のネコを拾う。
その縁で、生まれて初めてネコを飼うことになった舞加と
舞加に拾われたネコのお話。
文字数 13,115
最終更新日 2020.01.07
登録日 2019.07.29
カルタの「あ」から「ん」そして濁音の「が」から「ぼ」までオリジナルのカルタの内容を考え投稿をする作品である
文字数 1,706
最終更新日 2020.01.03
登録日 2019.07.14
地方の伝説を勉強しており、気になりましたので、その地域に向かい、地図や地域の古い名称、伝説を調べたものです。
小千(おち)とは、伊予国朝倉(いよのくにあさくら)の小千郡(おちのこおり)……現在の愛媛県今治市朝倉(えひめけんいまばりしあさくら)。
この地域を治める一族は、苗字も小千(おち)、その後越智と名乗るようになります。
この越智の姓は子孫が別れていくうちに、大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の神職、大祝(おおほうり)家、伊予松山の河野家、村上水軍の村上家に分派していきます。
本格的にかければと思っています。
・・・・・・・・・・・・・
斉明天皇(さいめいてんのう)7年1月6日(西暦661年2月10日)……難波津(なにわづ)から船隊が出港した。
目的は、筑紫(ちくし)。
筑紫の朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)への長旅である。
途中、伊予の大山祇神社に現在国宝の禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう)を奉納し、伊予の熟田津に降り、石湯行宮(いわゆのかりみや)に滞在して伊予の湯に入ったとの伝承があります。
伊予からはいつ旅だったかの日付はないものの、3月25日現在の博多の近くの磐瀬行宮(いわせのかりみや)に入り、5月9日に朝倉橘広庭宮に入ったとありますが、その後、7月24日に崩御。
当時、斉明天皇……姫天皇(ひめのすめらみこと)は68歳。
老齢の姫天皇は寒い冬、船から海を見つめていた。
自分の命が尽きるのが早いのか、何故、遠い筑紫までこの老婆を連れて行く息子がいるのだろう……と。
しかし、姫天皇が途中立ち寄った伊予にも、朝倉宮と呼ばれた場所があり伝承が残っていた……。
通説ではなく、地方に残る伝説にて、斉明天皇の晩年を書ききろうと思っています。
伝説に残るお話が一粒の夢になりますように……。
文字数 29,146
最終更新日 2020.01.03
登録日 2017.05.20
家庭用ロボットと一緒に空のお散歩。
しかし楽しい時間が一瞬にして恐怖の時間に変わってしまう。
その時みんなはどうするのか。
文字数 1,534
最終更新日 2020.01.02
登録日 2020.01.02
文字数 25,603
最終更新日 2019.12.24
登録日 2018.07.28
※マッチ売りとは何も関係ありません
朝の訪れない暗い街。そんな暗い街で暮らす人々は心まで暗く閉ざしていました。
童話風の物語です。本編+続編の構成を考えております。あとの続編はこの物語の裏側とその続きを描きます。
文字数 3,143
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.12.15
輝かしい過去、いつも隣にいてくれた彼女。
未だ残像が残る新しい世界で始まる「私」、佐藤礼の夏。
現在大幅な修正作業のため更新を見合わせております。本当に申し訳ございません。
文字数 22,289
最終更新日 2019.12.15
登録日 2019.12.01
今の世の中、『いじめ』『仲間外れ』『弱い者いじめ』などが小学生、中学生、高校生、そして大人までもが、どの場所でも当たり前のように起きています。他にも日常の中ではいいこと楽しいこと、以上に嫌なこと、逃げたくなることの方が多いかもしれません。
高校一年生の山辺空は、中学の時のいじめがきっかけで友達を作ろうとせず、一人で学校生活を送っていたが、高校生になったある日、ある女の子と出会い、空の止まっていた時間がまた動き出す。
そして空達は日常の嫌な現実から逃げることなく、みんなで助け合って、向き合って成長していく。
文字数 22,111
最終更新日 2019.12.06
登録日 2019.07.16
ストレス太りに悩む東海林香恋(三十三歳独身)は、転職先で二歳年上の上司に一目惚れ。
この恋を、各々の理由で応援してくれる年下の同僚たちに、「彼を振り向かせられるように綺麗になりたい!」と言ったところ、発足したばかりの社内部活「運動部」に入部させられる。
会議室を改造した密室の部室で年下イケメン同僚に監督されてトレーニングでイジメられたり、プールやジムに出かけたり、異業種交流トレーニング会などがあるかもしれません。
朴念仁な上司に振り向いてもらうため、自分の理想の体形へのボディメイクを目指して、仕事に恋愛に運動に、時々飲み会でグチ。
※紹介しているトレーニングやストレッチなどは、あくまで一例です。トレーナーによっては、名称やフォーム、注意ポイントが異なる場合があります。更にはその部位を鍛えるのにもっと適した方法もありますし、受ける方の体型や病状によっては適さない場合もありますので、ご了承ください。
※筋トレを「有酸素運動」にする方法をご提案しております。
【読んで騙された、にならないための説明】
・「ダイエット中に筋トレしたら、筋肉が鍛えられ、代謝が上がって、脂肪が減る」という都合のいい展開はありません
・「ざまぁ」系ではありません
・「逆ハーレム」系ではないはずです
・「エロ展開」は期待しないでください
・セクシャルマイノリティーの登場人物がいます。ご注意ください
・主人公は、うまく痩せられず、毒づいたりします
・主人公は、健康的ではないダイエットをするかもしれませんが、危険ですのでマネをしないでください
・執筆当時のエビデンスに添っているため、最新のトレーニング論、ダイエット論とは異なる可能性があります
表紙は、IllustACからせいじん様の「空腹 女性」を使用させていただいております。
文字数 55,196
最終更新日 2019.12.05
登録日 2019.09.21
神さまのレストラン
レンタル有り【お知らせ】改題・改稿・加筆(というかほとんど加筆…)の上書籍化して頂くことになりました!つきましては今月28日に削除しますので、よろしくお願いします。
「ここは……どこなの?」
孤独な女ヒナが目覚めたところは、乳白色の霞のかかる見知らぬ場所だった。そして、不安に駆られひたすら歩いて行った先には、どこか懐かしい雰囲気のするレストランがあった。
思わず足を踏み入れたヒナにオーナーはこう告げる。
「ようこそ、あの世とこの世の間の死に神のレストランへ。今日あなたは死にました……。ちなみに、この店にメニューはありません。お客様のお召し上がりになりたいものをご注文ください」
あなたの心の思い出の一皿はなんですか?
死に神たちの運営するレストランと、死者の織りなすオムニバス・ハートフル・ストーリー。
ほっこり・じんわり大賞にエントリー中
※8/19ちょっとお話の順番を入れ替えたく、一旦第二話「パンケーキの好きな彼女」を非公開とさせていただきます。明日より新しい第二話を始めますのでよろしくお願いします。
文字数 157,275
最終更新日 2019.12.02
登録日 2018.07.28
ぼくのばあちゃんが、黄色いかさをさして歩いてる。
外は晴れているのに。
ばあちゃんはもう、ぼくのことがわからないんだ。
文字数 1,588
最終更新日 2019.11.30
登録日 2019.11.30
ブラックサンタクロースは、ドイツの伝承です。
クリスマスに悪い子のところに来る、黒いサンタクロースです。これがなかなか面白いのですよ。
背負った袋から、豚の内臓をぶち撒ける。悪い子を袋に入れて棒で叩く。挙句の果てには袋に入れて、連れ去ってしまう。
クリスマスに豚の内臓をぶち撒けられるなんて、考えただけで辛くなりますよね。
このお話しに出てくる『黒サンタくん』は、真っ黒い服を着た悪戯坊や。イブの夜サンタクロースのソリにぶら下がって、行く先々で、小さな悪戯を振りまいて歩きます。
悪い子ではなさそうなのに、なぜそんな事をしているのでしょう? それにちょっぴり寂しそう。
クリスマスにぴったりの短編小説です。
文字数 7,773
最終更新日 2019.11.29
登録日 2019.11.29
文字数 1,541
最終更新日 2019.11.29
登録日 2019.11.29
文字数 975
最終更新日 2019.11.28
登録日 2019.11.28
六十二円の郵便ハガキに故人の名前、食べたい物を書いてポストに投函すると、後日日時と場所が指定された招待状が届く。
招待状を受け取った者にしか訪れることのできない、一度だけその人と食事ができるという幻の完全予約制の屋台があるという。
逢えない人に会いたい時
逢えない人ともう一度だけでも会いたい時
河原に蜃気楼のように現れる、故人と残された者を繋ぐ完全予約制の「よみじや」という屋台があるという。
文字数 149,002
最終更新日 2019.11.18
登録日 2018.07.13
思春期から社会に馴染むまでの葛藤、苦悩や感じたことを率直に書いた作品。
どれだけ社会に溺れさせられても、純粋な気持ちを忘れたくない。そんな主人公がたどり着く最期とは?
文字数 2,349
最終更新日 2019.11.18
登録日 2019.10.24
捨てられた双子の片割れ。
寡夫と二人でひっそりと暮らすが、ある日庭の柿の木を一歩切れと行政から電話が入る。
二本の柿の木の一本を切られる事で己の命を切り捨てられた様な気になる主人公だが…。
文字数 1,950
最終更新日 2019.11.13
登録日 2019.11.13