どんでん返し 小説一覧
361
サイレンより早く
火災現場。炎がすべてを包み込み、煙が空を覆い尽くす。消防車のサイレンが響き、逃げ惑う人々の声が交錯する中、俺は命がけで現場に向かう。やがて見つけたのは、火傷を負いながらも必死に助けを求める一人の女性。
感想数 0
文字数 3,101
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.27
362
【僕は。シリーズ短編集】僕は〇〇です。
「僕は――〇〇ですか?」
自覚的狂人と無自覚狂人が対峙する短編集。
さて、狂っているのは誰でしょう……
僕でしょうか? あなたでしょうか? それとも……
※小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しています
※規約変更に伴い『僕は。シリーズ』を一つにまとめました。
感想数 0
文字数 21,178
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
363
No.14【ショートショート】悪魔の宿る椅子
とある喫茶店に置かれている一脚の椅子
その椅子に座った者は、五分と経たないうちに息を引き取る
果たして、悪魔は本当に存在するのか?
感想数 1
文字数 2,096
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.04.02
364
マイナスイオン溢れる旅館
マイナスイオンをキーワードに、旅館は一新された。
感想数 0
文字数 437
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.03
365
一人しかいなかった。
アルファポリス児童書大賞エントリー作品。
ダイチは同級生のリュウトらと共に、心霊ユーチューバーになることを目論み、地元の有名な心霊スポットである森を訪れる。森の中で動画を回していたところ、一人の不気味な男が現れて……。
感想数 1
文字数 5,006
最終更新日 2026.07.29
登録日 2026.07.29
366
夜警
感想数 0
文字数 2,664
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.27
367
食べる喜び噛み締めて
中学二年生のクラス替えの直後に、大木萌子の平和な日常は崩れ去った。
あいつらから酷い暴力を受けるようになったからだ。
この部屋から出られなくなって、もう五年になる。
ひとりぼっちの部屋で萌子は、いつものように悩んでいた。
夜中に食べたら太ってしまうだろうか?
分かりきった疑問に「太るに決まってんだろ!」と、声に出して自分にツッコむ。狭い室内に虚しく声が反響した。
ふと、姉の事を思い出す。
二年前まで一緒にこの部屋で過ごしていた姉は、体重が八十キロを超えた頃に出て行ってしまった。
部屋に鳴り響くノックの音と共に、意外な結末への扉が開かれた。
感想数 0
文字数 7,029
最終更新日 2023.05.22
登録日 2023.05.22
368
先生、それ、事件じゃありません
女子高生の夏巳(なつみ)が道で出会ったイケメン探偵、蒲生桂(がもう かつら)。
探偵として実績を上げないとクビになるという桂は、なんでもかんでも事件にしようとするが……。
長閑な萩の町で、桂と夏巳が日常の謎(?)を解決する。
ご当地ミステリー。
感想数 0
文字数 22,865
最終更新日 2023.05.12
登録日 2023.04.26
369
三か月間だけの幸福
この話は『あたし』と彼女の昔あったことです。
『あたし』達は今ウワサになっている占い師の元を訪れ、占いをしてもらいました。
『あたし』は平凡ながらも順調な生活を送ると言われました。
しかしもう彼女はとても幸せになれると言われました。
そう、これから三か月間は…。
感想数 0
文字数 3,328
最終更新日 2018.12.14
登録日 2018.12.13
370
死神姉妹の宿願
死神の姉妹、姉のイザベラと妹のキリエ。
キリエは日夜「死にたい」と口にする人間をすぐに殺そうと言っては、姉に小言を言われていた。
ある日、キリエは「死にたい」と口にした少年を、何故か殺したくなかった。
だが姉は「彼は殺す」と言う。
何故そこまで頑なに姉は彼を殺したいのか。
やがて少年のある行動が明らかになり、キリエは自分が死神になった理由も知ることになる。
感想数 0
文字数 7,223
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.04.01
371
断罪者たちはアノニマス
【完結済 第9回ホラー・ミステリー小説大賞 参加作品】
小説家志望の高校生、鬼頭守(きとう まもる)はクラスのアイドルである岡莉奈(おか りな)をモデルにした小説を書いてネットで連載していたが、クラスカーストのボスである鮫島賢司(さめじま けんじ)に連載中の小説を発見され、公開処刑の形で暴行を受ける。
鬼頭少年が恥辱と屈辱にまみれる中、煉獄のスケキヨを名乗る人物が接触を試みてくる。
彼が提案してきたのは、ネット上での私刑による報復だった。
感想数 0
文字数 99,854
最終更新日 2026.03.16
登録日 2026.02.09
372
読切短編 部長のいない花見
「俺は日本一早く春を見てきた男だ」
三十二年間、全国を飛び回り続けた営業部長の口癖だった。九州で桜が開く前に商談を終え、北海道で桜が咲く頃には次の得意先へ。桜前線の先頭を、ずっと走ってきたつもりだった。
定年退職パーティのスライドに映し出されたのは、表彰でも感謝状でもなかった。彼が出張に出るたびに、部下たちが密かに開いていた——三十二年分の花見の記録だった。
笑い話のつもりで用意されたそのスライドが、男に初めて気づかせる。先頭を走り続けた自分は、ずっと桜を見ていなかったのだと。
最後の一枚に書いてあった言葉が、静かに胸に刺さる。
感想数 0
文字数 886
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.05.05
373
「次元迷宮のレゾナンス」 超難解な推理小説
天才高校生、神藤葉羽(しんどう はね)は、幼馴染の望月彩由美と平穏な日常を送っていた。しかし、街で発生した奇妙な密室殺人事件を境に、彼の周囲は不可解な現象に包まれていく。事件の謎を追う葉羽は、現実と虚構の境界が曖昧な迷宮へと迷い込み、異次元の恐怖に直面する。多層虚構世界に隠された真実とは? 葉羽は迷宮から脱出し、事件の真相を解き明かすことができるのか? ホラーと本格推理が融合した、未体験の知的興奮が幕を開ける。
感想数 0
文字数 23,470
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.11.16
374
(いいね🧡 + リツイート🔁)× 1分しか生きられない呪い
――1日生き残る為に必要な数は1,440個。アナタは呪いから逃げ切れるか?
Twitterに潜むその『呪い』に罹った人間は、(いいね🧡 + リツイート🔁)× 1分までしか生きられない。
1日生き延びるのに必要ないいね🧡の数は、実に1,440個。
呪いに罹った※※高校2年4組の生徒たちが次々と悲惨な怪死を遂げていく中、主人公の少年・物部かるたは『呪い』から逃げ切れるのか?
承認欲求 = 生存欲求。いいね🧡の為なら何だってやる。
血迷った少年少女たちが繰り広げる、哀れで滑稽な悲劇をどうぞご覧あれ。
感想数 2
文字数 105,365
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.28
375
乙女ゲームの世界であることに、誰も気づいていない
エリーザは、婚約の顔合わせで第一王子との初顔合わせで、前世の記憶を思い出した。
どれだけ愛しても直接会うことの叶わなかった王子様が目の前に!
彼を幸せにするためなら何でもするわ!
そしてもちろん私の幸せのためにも。
どんでん返しを書きたかったもので。
感想数 2
文字数 8,143
最終更新日 2023.05.16
登録日 2023.05.16
376
『ノクトホロウの魔女に選ばれし復讐者──幻眼の乙女』
没落農家の娘として生まれたセリーヌ=クロフォードは、侯爵家に買われ下働きとなった。
だが待っていたのは夢でも憧れでもなく、第三王子レオンハルトや侯爵家三姉妹による辱めと拷問。水牢、焼鉄、鞭、嘲笑――その全てに心を壊され、ついに森へと捨てられた。
絶望の果て、彼女を拾ったのは数百年を生きる魔女ヴァルセリア。
《屍語の儀式》《血溜めの沐浴》《カルマの魔紋刻印》……幾度もの血塗られた儀式を経て、セリーヌは左眼に《ネクロサイト》──幻惑と屍を操る魔眼を宿す。
かつて踏みにじられた少女はもういない。
生まれ変わった彼女は“復讐者”として、隣国ヴァロワ王国へと潜入する。
狙うは、美貌と気品を備えながら心を閉ざす王女エミリア。王国を蝕み、滅亡へと導くために。
だが、潜入の先で待ち受けるのは単なる復讐ではなかった。
魔女の使い魔ニール、血塗られた過去を背負う近衛隊長ゴリアテ、そして未だ復讐を果たしていない侯爵家三姉妹との邂逅。
セリーヌは幻眼に映る“虚ろな未来”と、己が選んだ血の道の行き着く先に怯えながらも、復讐の炎を燃やし続ける。
──屍眼が映すのは、王国の滅亡か。それとも少女自身の破滅か。
感想数 0
文字数 183,719
最終更新日 2025.09.17
登録日 2025.08.29
377
ゲシュタルト僕、ドラマティック僕
『ゲシュタルト僕』数えきれないほどの"僕"が生まれて死んだ。『ドラマティック僕』僕にそっくりな男が、僕とは似ても似つかない表情で立っていた。
男は惚れた女に会うための口実として小説を書いた。ただの創作だったはずの小説。その裏には恐ろしい真相が隠されていた……。
※ノベルアッププラスにも掲載しています
感想数 0
文字数 13,399
最終更新日 2016.08.07
登録日 2016.08.07
378
砂の揺籠
ハーブロート公爵家の愛人の子、レイラ・ハーブロート公爵令嬢は、典型的な我儘令嬢でどうしようもないと噂される。
義母も相当な放蕩な女で、苦労している姉のシローヌ・ハーブロート公爵令嬢に同情の声が寄せられ、ハーブロート公爵の名声は地に落ちつつあった。
王太子妃の開いたお茶会でも暴れるレイラだが…?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
初の投稿です。
楽しんでいただければ幸いです。
感想数 2
文字数 8,373
最終更新日 2026.03.05
登録日 2026.03.05
379
読切短編 北を向く
2071年。温暖化により桜の開花パターンが崩壊し、「桜前線」という言葉が気象用語から消えて三十年が経つ。
民俗学の研究者である私は、かつて前線が通過した地域を鹿児島から北へ辿りながら、老人たちに話を聞いていた。質問はひとつだけ。「春になると、何か変わりますか」
三月になると空が気になる。北の方向が気になってしょうがない。毎年この頃になると落ち着かなくて困る——桜がなくなっても、その感覚だけが残っていた。
前線は消えた。でも人間の体の中で、それはまだ動いていた。
調査の最終地点、稚内で出会った九十二歳の元気象観測員。最後の桜前線を記録した人物。彼女もまた、桜のない窓の外を、北を向いて見ていた。
報告書を書き終えて、私は気づいた。自分もいつの間にか、北を向いていた。
感想数 0
文字数 1,125
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.05.07
380
「やめて!赤ちゃんだけは殺さないで!」【どんでん返しサイコホラー!】
私の集落は突然一人の男に襲撃された。私の夫が殺される。男は私を見つけ出した。私も殺すのだろう。まだ、私の赤ちゃんには気づいていない。待って私の赤ちゃんだけは、やめて。私の赤ちゃんだけは殺さないで!
※濃厚暴力描写、残虐描写。グログロ! 胸糞! ごみくず! 痛くしてごめんね!
どんでん返しサイコホラー! ジャンル分類不可能!
感想数 0
文字数 3,805
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.03.09
381
チリツモ貯金~ご利用は計画的に~
悪魔にもらった貯金箱。
あなたなら何を預けるーー……?
※この作品はエブリスタ、小説家になろうに掲載しています。
感想数 0
文字数 3,591
最終更新日 2022.12.27
登録日 2022.12.27
382
私と叔父は仲がよくない。
感想数 1
文字数 1,042
最終更新日 2024.03.08
登録日 2024.03.08
383
作家は死んだ〜転生先で、〜書いた小説の主人公に転生したら、NPCに殺された〜
投資銀行で働く蓮は、誰も読まない異世界小説を書き続ける兼業作家だった。
ある夜、玄関に置かれた一冊の小説と現金十万円。差出人は不明。読んでくれという依頼だけが残されていた。
蓮はその小説を書き直す。三ヶ月かけて、政治と裏切りと戦争が絡み合う傑作に仕立て上げる。
そして奥多摩湖で、依頼主と名乗る男──セイリュウ・ネクサスに撃たれて死んだ。
目を覚ますと、そこは自分が書いた小説の中だった。
蓮は、自分が書いた主人公セバスチャンとして生きている。
物語の展開を、すべて知っている。誰が裏切るか。誰が死ぬか。何が起きるか。
それでも、何も変えられない。
変えようとするたびに、体が拒否する。血を吐き、世界が巻き戻る。
そして気づいてしまう──小説の中に、自分が書いていない展開が増えていることに。
ドラゴン。人を喰う帝国。あの男が、まだこの物語に干渉している。
自分が書いた世界で、自分の知らない物語が進んでいく。
作家は、もう死んでいる。
それでも、物語は続く。
感想数 0
文字数 74,709
最終更新日 2026.08.17
登録日 2026.07.16
384
読切短編 助けてください
エレベーターに閉じ込められた男が、非常ボタンを押して助けを求める。ただそれだけの話のはずだった。
だが待つあいだに、男は気づいてしまう。「助けてください」という言葉が、どこを向いているのかを。エレベーターのことか。仕事のことか。実家に帰った妻のことか。三年会っていない両親のことか——。
密室は、男の内側を映す鏡になる。
やがて扉は開く。作業員は言う、「大丈夫でしたか?」
男は答える。「……わかりません」
脱出できたのに、何一つ解決しない。その静かな不条理が、読み終えたあとも長く残る。握りしめたコーヒー缶の温もりとともに。
感想数 1
文字数 974
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.04.25
385
スウィートカース(Ⅸ):ファイア・ホーリーナイト
地球外生命体VS地球産異能力者!!
夜空のUFOを拳銃一挺で撃ち落とすこの男。男の名はロック・フォーリング。普段は教会の神父をよそおっているが、彼こそは闇の政府機関〝ファイア〟のほこる人型電磁加速砲だ。
西暦2071年……異星人〝アーモンドアイ〟の攻撃により、史上五回めの氷河期をむかえた地球。絶滅へのタイムリミットをただ待つだけの人類に、アーモンドアイの侵略はさらなる追い討ちをかける。ただ、人類だってまだあきらめてはいない。そう。この惑星には彼らがいる。常識離れの戦闘能力を秘め、熱いハートを心に燃やすこいつらが!
「命乞いでもしたいとこだが……相手がいないな」
感想数 0
文字数 239,118
最終更新日 2023.04.02
登録日 2023.04.02
386
好奇心は人をも殺す
自覚的なストーカー、如月空白。彼は愛する高嶺華が我門秋良とデートするという情報を聞きつけ、いつものようにストーカー行為を繰り返していた。
一方の我門秋良はとある少女から、如月空白と高嶺華が付き合っていると聞き、愛する少女を魔の手から守るため、ナイフを握り締めていた。
はたしてどちらの情報が正しいのか? 謎の少女の正体と目的は? 愛と狂気に飢えた若者たちの悲劇が今幕を開ける!
※小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しています
感想数 0
文字数 6,059
最終更新日 2021.06.21
登録日 2021.06.21
387
同床異夢と韜晦(どうしょういむ と とうかい)
感想数 0
文字数 4,996
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.06.18
388
怪蒐
旧題: 怪蒐師
第8回ホラー•ミステリー大賞で優秀賞を受賞しました。ありがとうございました!
●あらすじ
『階段をのぼるだけで一万円』
大学二年生の間宮は、同じ学部にも関わらず一度も話したことすらない三ツ橋に怪しげなアルバイトを紹介される。
三ツ橋に連れて行かれたテナントビルの事務所で出迎えたのは、イスルギと名乗る男だった。
男は言った。
ーー君の「階段をのぼるという体験」を買いたいんだ。
ーーもちろん、ただの階段じゃない。
イスルギは怪異の体験を売り買いする奇妙な男だった。
《目次》
第一話「十三階段」
第二話「忌み地」
第三話「凶宅」
第四話「呪詛箱」
第五話「肉人さん」
第六話「悪夢」
最終話「触穢」
感想数 3
文字数 150,250
最終更新日 2026.03.27
登録日 2025.02.01
389
共有された終末:僕の予知夢と、親友の最適解
『共有された終末:僕の予知夢と、親友の最適解』
「なぜ僕だけが未来を知り、なぜ親友だけが正解を知っているのか。僕らが世界を救う鍵は、親友との『別れ』の先にある──。」
.
.
.
キィィィィィン――。
不意に、ごく微かな高周波音が脳に突き刺さった。
平和だった午後の授業。その穏やかな空気を引き裂くように、不快な音は少しずつ、確実に音量を増していく。
「な、なんだよこの音…」
「頭痛くなってきた…」
教室のあちこちで、そんな囁きが伝染していく。
僕だけじゃない。全員に、この音が聞こえている。
その事実に気づいた瞬間、安堵ではなく、得体の知れない恐怖が背筋を駆け上がった。
そして、唐突に。
全ての音が、消えた。
まるで世界から音が奪われたかのような、真空の沈黙。
次の瞬間。
ズグゥン…ゴゴォゴ…ゴ…ゴ…ゴゴゴゴォ…!
鼓膜を突き破るような轟音と共に、凄まじい衝撃が僕たちの体を叩きつけた。
舞い上がる粉塵、砕け散るガラス、生徒たちの絶叫が、阿鼻叫喚のオーケストラを奏でる。
やがて、粉塵がゆっくりと晴れていく。
僕が呆然と見つめる先、吹き飛んだ壁の向こうには、何度も夢に見た光景が広がっていた。
熟しすぎた果実のように、赤黒く染まった天。
そうだ。知っていた。
僕は、この光景を知っていた。《《夢じゃない》》。これは、現実だ。
遥か上空、渦を巻く雲の裂け目から、ゆっくりと「ソレ」は姿を現す。
一つの巨大な「眼球」。その中心にある底なしの瞳が、地上の僕らを、ゴミのように見下ろしていた。
絶望と、なぜかほんの少しの安堵が入り混じった、奇妙な感覚。
世界が終わることを、心のどこかで受け入れてしまっている自分がいた。
だが、僕の隣で、幼馴染の鈴木仁だけは天を見ていなかった。
彼は、床の瓦礫の影から染み出す、黒い液体のような「何か」を睨みつけていた。その「何か」が、近くで動けないでいる女子生徒に滑るように近づき、その体を躊躇なく引き裂く。
予知夢には、決して出てこなかった光景。
僕の思考は完全に停止し、手足の震えが止まらない。
「夢見てる場合か!今は《《生きることだけ》》考えろ!」
仁が、僕の腕を掴み、無理やり走り出させる。
その手は、驚くほど冷静で、力強かった。
なぜだ、仁。
なぜお前は、この地獄の中で、まるで『答え』を知っているかのように動けるんだ?
なぜ僕だけが、この世界の終わりを知っていたんだ?
僕の『予知夢』と、親友の『最適解』。
二つの秘密が重なる時、世界の本当の姿が牙を剥く。
これは、絶望的な世界を生き抜く、僕と彼の物語。
感想数 0
文字数 41,332
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.07.24
390
ズレてる僕とブレない彼女の謎解き活動報告
「付き合って下さい」「え?」。学校のアイドル藍沢陽菜に告白されたのはテキトーで怠惰の化身を自称する『僕』。文化祭実行委員として二人で活動していくうちに出会うのは日常の謎だった。学校の七不思議、他人だと言い張る友人、消えたファイルなど謎だらけ。この話は告白で始まり文化祭で終わる少し歪な青春と謎解きの物語。
ノベルアッププラスにても掲載しております。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
感想数 0
文字数 22,122
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.01.21
391
密室島の輪舞曲
夏休み、天才高校生の神藤葉羽は幼なじみの望月彩由美とともに、離島にある古い洋館「月影館」を訪れる。その洋館で連続して起きる不可解な密室殺人事件。被害者たちは、内側から完全に施錠された部屋で首吊り死体として発見される。しかし、葉羽は死体の状況に違和感を覚えていた。
洋館には、著名な実業家や学者たち12名が宿泊しており、彼らは謎めいた「月影会」というグループに所属していた。彼らの間で次々と起こる密室殺人。不可解な現象と怪奇的な出来事が重なり、洋館は恐怖の渦に包まれていく。
感想数 0
文字数 19,820
最終更新日 2024.11.11
登録日 2024.11.11
392
真実の境界線
洋館、殺人、クローズドサークル、名探偵。本格ミステリーの舞台は整った。(全四話)
【登場人物】
丸田寅之助:数々の難事件を解決し、名探偵と名高い。蝶ネクタイがトレードマーク。
青井夫婦:夫が製薬会社を退職したのを機に、各地を旅行している。
黒石:懸賞に当たり、友人と洋館を訪れた。
紺野:黒石と一緒にこの洋館へ。お酒に目がない。
横山:採石場で働いている。独身。貴重な休みに静かな場所へ旅行を。
白川:女子大生。試験休みを利用し、豊かな自然を求めてやってきた。
管理人夫婦:洋館ペンションの管理だけでなく、食事の世話などを行っている。
感想数 0
文字数 7,096
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.08.25
393
ラプソディーカフェの情景
感想数 0
文字数 1,735
最終更新日 2018.12.24
登録日 2018.12.24
394
ブラックなショートショート集
2500文字以下のショートショート集です。風刺・ブラック・どんでん返し・ユーモア・シュール・奇妙…作風は色々。
良く人が死んでて、オチがあります。世界観も現代からファンタジーまで様々です。
話が溜まったら追加更新しようと思っています。
人殺しは裏レストランで
元気な付喪神
異世界転生者収容所
令和の殺し屋
殺人現場清掃ロボット
処女偽装
殺人か食人か
凌辱目的の人身売買
スチームパンク・サレ妻
京都の呉服屋
国王毒殺未遂事件
獣害
私達はツインレイ
など収録
感想数 0
文字数 98,619
最終更新日 2026.05.10
登録日 2024.01.31
395
読切短編 視線
私の第六感は、外れたことがない。
入社初日、オフィスに足を踏み入れた瞬間——嫌な予感がした。
笑顔の裏を読み、声のトーンを測り、視線の動きを追う。問題はどこかに潜んでいる。隣の先輩か、愛想のいい課長か、目が泳いでいた同期か。十年磨いた直感が、必ず正解を教えてくれる。
昼休みあけ、給湯室からドア越しに声が漏れてきた。
「——感じ悪くない?」
予感は当たっていた。
ただ、矢印の向きだけが、違った。
感想数 0
文字数 909
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.20
396
最後の乗客たち
午後十一時四十五分。台風接近により、これが今夜最後のフライトだった。
羽田発札幌行き、JAL873便。出版社営業マンの桜井真一は、急ぎ東京に戻るため最終便に飛び乗った。だが、機内に乗客はわずか十人。異様に少ない乗客数に、漠然とした不安を感じる。
離陸直後、機内放送が緊急アナウンスを流した。
「この便に、爆弾が仕掛けられているという通報がありました。午前一時に爆発するとのことです」
あと五十五分。台風で羽田空港は閉鎖済み、引き返すことはできない。パニックに陥る乗客たち。そして追い打ちをかけるように、さらなる事実が告げられる——「犯人は、この機内にいる」
必死の捜索の末、後方トイレで発見された時限爆弾。だが、飛行中の機内からは投げ捨てることができない。残り時間は刻々と減っていく。
突然の停電。そして一人の乗客が姿を消した。照明が戻ると、黒いフードの人物がコックピット前に立っていた。手には拳銃。
「私の名前は安藤由美。七年前、この航空会社の客室乗務員でした」
彼女が語ったのは、七年前に起きた墜落事故の真実。整備不良が原因で百二十三名が死亡したが、会社は事故を隠蔽し、責任を現場のパイロットに押し付けた。
そして、この便に乗る十人の中に、当時の隠蔽工作に関わった人間たちがいるという。元整備部長、元広報部長、元社長夫妻——安藤は彼らを予約システムのハッキングによって、意図的にこの便に集めていた。
「全ての真実を告白すれば、爆弾を止める」
機内には隠しカメラが設置され、すべてが録画されている。告白するか、全員で死ぬか。究極の選択を迫られる乗客たち。
だが、機長が仲裁に入る。「こんな方法は間違っている。一緒に真実を明らかにしよう」安藤が銃を下ろしたその瞬間、元整備部長が襲いかかった。
銃声。
男は胸を撃たれて倒れた。
爆弾のタイマーは残り五分を切っていた。解除コードを入力するスマートフォンが見つからない。三分、二分、一分——残り三秒で、ようやく爆弾は停止した。
着陸後、安藤は逮捕される。だが、桜井は気づいていた。何かが、まだ終わっていない。
不自然な点があった。機長の反応、そして元整備部長の死の状況。銃口の角度が、物理的におかしい。
真実を追及した桜井が突き止めたのは、衝撃の事実だった。
元整備部長を撃ったのは安藤ではなく、機長本人。彼は安藤の復讐計画を利用し、七年前の隠蔽工作で親友を失った自分の復讐を遂げていた。復讐は、さらなる復讐を呼んでいた。
一万メートル上空の密室で繰り広げられる、恐怖と緊張の二時間。爆弾、銃、そして人間の憎悪が交錯する中、真実は次第に明らかになっていく。
生き残るのは誰か。そして、本当の犯人は——。
これは、最後の乗客たちが体験した、極限のサスペンス。
感想数 0
文字数 6,903
最終更新日 2026.01.04
登録日 2026.01.04
397
露悪家から、君へ。
優秀と天才が交わした約束、その果てに浮かび上がる可能性は。
企画:いろは小説(2011/7/29作)
※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・エブリスタ・アルファポリス・pixiv等に掲載しています。
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文字数 4,841
最終更新日 2019.08.21
登録日 2019.08.21
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時ヲ震ワス鐘 ~御嶽山大噴火~
妻の『桂花(ケイカ)』は毎年、夫の『紫苑(シオン)』と一緒に御嶽山に登山に出かけるのが楽しみだった。しかし、桂花が妊娠したことにより、今年は紫苑ひとりで登ることになった。
2014年9月27日。この日、御嶽山の大噴火が発生する。
紫苑は行方不明になり、桂花の元へは帰って来なかった……。しかし、紫苑のお墓で出会ったお坊さんから、不思議なことを言われる。
桂花は、果たして紫苑を救い出すことができたのか……?
あの御嶽山の大噴火から救い出せたのか……?
大どんでん返しの結末がそこに待っていた……。
愛し合う夫婦の思い出の場所を舞台にした『御嶽山大噴火』をめぐる恋愛タイムスリップ・サスペンス。
もし、あなたが過去に戻って、大好きな人を救い出せるとしたら、歴史が変わったとしても戻りますか……。
【登場人物:花の名前(花言葉)】
・桂花(ケイカ):キンモクセイ(初恋)
・紫苑(シオン):シオン(君を忘れない)
・秋桜(コスモ):コスモス(調和)
※全て9月の花
【表紙】
・表紙画像:anncapicturesさんご提供のフリー画像。ありがとうございます。
・文字入れ/装飾:miraii♪
私の祖父の家が、御嶽山の麓の長野県大滝村にあり、この噴火で家が壊れてしまいました。私自身もこの御嶽山には小さい頃に8回ほど登っていて、一度、濃い霧で道が全く見えなくなり、崖から落ちてキズだらけ、血だらけになり、服もビリビリに破れ、完全に登山ルートから外れてしまいました。道に完全に迷い、気や草を掻き分けてとにかく下へ降りて行くと、偶然にも日が落ちる少し前に登山ルートにぶつかり、登山客に助けられました経験があります。自然の恐ろしさをこの時、身を持って体験しました。
最後にこの御嶽の噴火災害で亡くなられた方、まだ行方不明の方、そして、そのご家族、ご親戚、ご友人の方におかれましては、心からお悔やみ申し上げます。
私たち日本人は、幾多の大災害にもめげずに、何度も立ち上がり、何度も助け合い、復興して来た歴史と、その絆を持つ素晴らしい血が流れています。今後、このようなことがないことを祈りつつ、語り継いで行ければと思います。(*ˊ˘ˋ*)
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文字数 8,233
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.02.21
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侵入者 誰が彼らを殺したのか?
恋人の有紗が失踪した。彼女の失踪には、大手製薬会社「藍田製薬」の元取締役である藍田勝治の手が及んでいることを知った若月孝司は、彼に話を聞くため、東京都S区にある藍田家に侵入する。そこで見つけたのは、目的の人物である藍田勝治の他殺体だった。
一方で、ここ最近S区では、殺害した人間の顔面を切断し持ち去る通り魔「顔剥ぎ」が出没しており、既に三人の被害者が出ていた。警察官の芳川尚哉は、三人目の被害者が昔叔父の経営する製薬会社「芳川薬品」の秘書をしていた人物であることを知る。調べを進めていくうちに、芳川薬品と三年前に業務提携をした藍田製薬もまた、事件に関係していることが分かるのだが…
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文字数 183,672
最終更新日 2022.09.15
登録日 2020.12.06
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裏切りの剣士は勇者に恋をする ~魔王の部下だけど勇者の少女に恋をしました!?~
魔王討伐を目指す勇者一行。
だが、剣士のカインは、勇者一行に潜り込んだ魔王の部下で、しかも勇者の少女・ロカに恋をしてしまう。
そして、来たる魔王討伐の日、まさかのどんでん返しが待ち受けていた……!?
これは、「2つの」決戦前夜を描いた物語……――
ゆるく読める、ラブコメ・ファンタジーです……♪
※ 表紙イラストは、親友の朝美智晴さまからいただきました♪
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文字数 8,713
最終更新日 2021.12.10
登録日 2021.12.09