感動 小説一覧
481
最初で最後のサヨナラを。
「お父さん。――貴方は幸せでしたか?」
父が亡くなって、一年が経つ。
一周忌を迎えた翌日、私、茅美代(ちがやみよ)は、父、乙瀬昭夫(おつせあきお)を名乗る男性に声をかけられた。
見た目は驚くほど生前の父に似て――父そのもの――であり、それでもあまりの怪しさに一度は突き放すも、次から次へと出てくる父しか知らないような話に、信じ始める私。
事故に遭いかけた男性を助けようとした幽霊の父は、善行のお陰かまさかのこの世に身体を持った。助けられた男性はそのお礼に、この世に現れた父に協力してくれることに。
そんな、馬鹿げた話。
でも。
死んだ筈の父が、今、生前の姿そのままで目の前にいる――。
どうせなら、しっかり母、姉、弟とも話をして欲しいと、私は夫や娘息子と一緒に、奔走し始める。
父親を失った家族と、死んだ筈の父親が紡ぐ、最初で最後の、サヨナラまでの時間。
※
この話は、他サイトでも公開しています。
※
【更新について】
・投稿初日は5話
・翌日から一週間は毎日1話
・10月いっぱい毎週月木1話
・11月から毎週月曜1話
の更新予定で、ブラッシュアップしながら最終回まで進めていきます。
482
精霊と歩む少女
主人公の名前はソファ。
冒険の一歩目は精霊との出会いから。
現れた精霊はまさかのポメラニアンに黒猫に狐!?
未熟な主人公の成長を描きながら
愉快な仲間とともに世界を旅する物語。
ただ後にこの出逢いが“古の理”を呼び覚ますなんて――。
多種多様な文化、異人種との交流を繰り広げる冒険劇。
笑い有り、感動有り、ちょびっと戦闘有り。
ストーリー進行はほどほどに
『こんな世界を旅してみたい』
『こんな仲間と旅してみたい』
そう思ってもらえるような物語です。
483
明日の君は俺を知らない。
幼なじみの蓮と悠人。
一緒に生きていくはずだったふたりの関係は、ある日突然崩れた。
病気、記憶喪失、そして──再会。
「俺を……置いていかないで」
切なくて、優しい。再び心をつなぐ、純愛BLストーリー。
ストックの方は完結済みです。
484
未来スコープ ―平凡女子高生に天使ギャルと悪魔スーツが天上界の運命を賭けてぶつかってくる件―
「はあああああ!?最も平凡選手権!?なにそれ、ふざけてるの!? 」
平凡な女子高生・星宮凛が偶然手にした謎の道具「未来スコープ」。
それは、未来を“見る”だけでなく、“選ばせる”装置だった。
選ばされた未来の中で、凛は「幸せとは何か」「感情とは何か」を問い続ける。
誰かに好かれること、何かを持つこと、完璧であること──
そのすべてが、心の空白を埋めるとは限らない。
やがて、凛の選択は、天使と悪魔の在り方すら揺るがしていく。
感情を持つことが禁じられた彼らが、凛の苦しみに触れたとき、
天上界の秩序は静かに、しかし確実に崩れ始める。
未来スコープが映し出すのは、甘いだけではない未来。
誰かを守りたい気持ち、誰かに託された想い、そして自分の感情を信じる覚悟。
この物語は、感情と倫理、選択と再生の狭間で揺れながら、
自分自身の軸を見つけていく少女たちの記録です。
感情が「乱れ」ではなく「力」になる世界を描くSFラブストーリー、シリーズ第4作。
読後、きっと「誰かの痛みに触れたとき、何を選ぶべきか」を考えたくなる一冊です。
485
不思議な恋のお話
高校1年生であるタカシは、彼女との初デートで浮かれていた。
自分は今、幸せの絶頂なんだ!そう感じてしまうほど楽しい時間を過ごしていたのだが、何か彼女の様子がおかしい...。
彼女が隠している秘密とは?
タカシの初デートの行方は??
高校生の淡い恋の物語をお楽しみください!
486
東大卒男と中退女~正反対な2人の恋愛譚~
高校を中退して、不動産会社で働く笹川舞。
東大を出て、一流商社で働く新田明。
静かで穏やかな雰囲気流れる山あいの田舎で、これまで正反対の人生を歩んできた二人はおよそ最悪の出会いを果たす。
はじめは相容れることのなかった二人だが、どちらも引っ越してきたばかりで友達がいなかったことから、二人は仮の友人となることに。
そしてそのうち、お互いに欠けたものを持つ二人は、互いに惹かれあい補い合っていく。
その出会いにより、変わらないと思っていた平坦な日常が変わっていく。
もうしないと思っていた恋をする。
希望なんてないと思っていた日常に光がさす。
何歳になっても、青春は訪れる。
ほろ苦くも最後に甘くなる、大人のための社会人恋愛小説。
涙間違いなしです。
ライト文芸賞参加作品です。応援よろしくお願いします。
完結保証
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命の針が止まるまで
家庭環境により声を失っていた高校二年生の文月コウタ。ある日、クラスの中心人物である花咲ユウに、“文化祭で弾き語りをしたいから練習を側で聞いていてほしい“と頼まれる。なぜ声が出ない自分を誘うのかとコウタは疑問に思いながらも、天真爛漫なユウの性格に惹かれていく。
文化祭準備期間を通じて二人は距離を縮めていくも、次第にユウが自分と同じ深い悩みを抱えていることにコウタは気付く。何か力になれることはないかと探っているうちにコウタは自分の声を取り戻し、ユウの弾き語りが最高の瞬間となるように協力したことで、ユウの悩みは解決できたと話を結んだ。
しかし文化祭後の休み明けにユウが突然転校してしまう。残された手紙にはこれまでの感謝の気持ちと三年後に再会しようと約束が結ばれていた。三年後、コウタはユウと再会する。そこには声を失っていた別人のようなユウがいて……。
他人の理想と期待を演じ続けた二人が、本当の自分を探して強く生きた物語――。
488
着ぐるみ若葉におまかせあれ! 〜がけっぷち商店街からはじまる、女子高生と着ぐるみの青春物語〜
仕事に、恋に、いつも全力投球の女子高生若葉が巻き起こす、笑って、泣ける青春ストーリー!
神崎若葉は、高校生になったばかりの十五歳。
中学生だった頃からの夢は、「アルバイトで青春をすること」。
優しい先輩におしゃれを教わったり。
そして、いつかは職場恋愛なんてことも……。
果てしなく妄想は膨らむばかりだ。
しかし彼女が依頼されたのは、地元の商店街のマスコットキャラクターで、知名度の低いゆるキャラ『りゅっしー』という『着ぐるみの中の人』であった。
はじめは「断固拒否」の姿勢を崩さなかった彼女だが、父親らの「商店街に活気を取り戻して!」という必死の説得に根負けして、しぶしぶ引き受けることになる。
持ち前の天真爛漫な性格と根性で、様々な困難に立ち向かっていく若葉。
周囲の人々にも助けられ、壁を乗り越えていくうちに気づかされた、本当に大切にしなくてはならないものとは何か?
そして行政主導の再開発の波は、さびれた商店街にも容赦なく襲いかかる。
果たして若葉とりゅっしーは、商店街最大のピンチを救うことができるのか?
※「小説家になろう」でも掲載中です
※この物語はフィクションです
489
大賢者ユノと弟子のリゼ 〜史上最も偉大な賢者と世界を統べる精霊たち〜
本作は師匠と弟子をテーマにした冒険譚です。魔法使いや剣士の師弟が登場します。旅をしながらそれぞれが成長していく話しとなっております。冒頭では子供の姿になってしまった先生を元に戻すため、魔法使いのリゼが旅に出ます。
——遥か昔、世界には『魔法』があった。
風・火・水・地を司る精霊たちが息づき、広大な大陸には国を治める王がいて、日々の営みを紡ぐ民がいて、そして、果てなき旅路を往く冒険者がいた。
いつの時代も、人は冒険へといざなわれるものである。
何かに導かれるように、あるいは何かを追い求めるように——
個人的には王道ファンタジーだと思ってます。普遍的なものを書きたかったので、恋愛も、バトルも、笑いも、感動も要素として入れてみました。シリアスな部分もなくはないのですが、基本的にギャグ路線です。
《章立て》
【序章】第1話〜第6話
【第1章:魔法学校編】第7話〜第28話
【第2章:流星の谷編】第29話〜第52話
【第3章:大陸横断編(前編)】第53話〜第84話
【過去編:王立天文台派遣任務】古代の遺跡①〜⑨、ファントム・ガレオン①〜⑫
【第4章:大陸横断編(後編)】第85話〜執筆中
大陸横断編と時の塔編のタイトルの記号の意味は以下のとおりです。
『★』…ユノが登場するエピソード
『☆』…リゼが登場するエピソード
『◇』…フィオナが登場するエピソード
『▲』…ルカが登場するエピソード
《主な登場人物》
ユノ:主人公/大賢者/もともと32歳(序章と第1章では8歳、第2章の途中から18歳)
リゼ:ユノの弟子/27歳
《ユノ大先生語録》
【第0100番】『創作とは、最も高尚な精神活動である』
【第0101番】『書き物は、誰かの思想の切り貼りでできている』
【第0102番】『完璧な文書は、存在しない』
※この物語はフィクションです。作中の名称や表現は架空のものであり、実在の人物・団体などとは一切関係がありません。
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宝石館カナカの守り人(一人読み台本用)
美しい宝石には物語がある。物語を消させないために、宝石館が存在する。
今日も「カナカ」には宝石(ものがたり)を持つ人が訪れる。
491
出版と小説投稿サイトに関する考察
出版される本って結局どういう本なんだろう?
自分は一所懸命書いていて魂を注いでいる今の作品、なんで出版されないの?結論として、下手からじゃないよ。むしろ、にゃたしにも読ませて欲しい!
492
村人A
皆さんは演劇と言うものをご存知ですか?
ご存知ですかと聞くのも失礼ですね。
興味のない人には、演劇などつまらないものに思えるかもしれません。
しかし、私はそう言う人に問いたいのです。本物の演劇と言うものに触れたことはありますか?と。
私は、演劇には人の心を動かす大きな力があると信じています。
喜び、怒り、哀しみ、楽しさ。
それら全てを演劇では感じ取れます。
このお話は、そんな"演劇"に憧れた1人の女の子の物語です。
493
【完結】サクラと僕~君がいた、あの夏~
*第8回ほっこり・じんわり大賞エントリー中です*中学2年の夏、不登校になった少年・賢(けん)は、心を閉ざしたまま祖母の住む山あいの村へと預けられる。
人の気配もまばらなその土地で、彼は一匹の白い猫と出会う。左耳に小さな欠けのあるその猫は、どこか人のような目をしていて、賢は「サクラ」と名付ける。
人と関わることを恐れていた賢は、言葉を持たないサクラとの静かな時間を通じて、少しずつ心をほぐしていく。
やがて村の少年・良二との出会いも、彼の閉ざされた世界に新しい風を吹き込んだ。
しかし、季節の終わりに訪れた台風の夜、良二が行方不明となる。
必死の捜索の中、サクラは命をかけて賢たちを守り、そして――姿を消した。
その夏、賢は「誰かとつながることの強さ」と「失うことの痛み」を知った。
そして、サクラが残してくれた温もりを胸に、再び自分の足で教室の扉を開ける決意をする。
ひとりぼっちだった少年が、猫と出会い、心を取り戻すまでの、やさしくて静かな再生の物語。
494
雪が溶けても永遠に
もし、何かが違っていたら。そう考えた事はあるだろうか。
並行世界。それは、この世界から何かが「ずれた」世界たちである。
また、それはときに、私たちが「ずれた」のかもしれない。もちろん視点によって異なるとも言える。
さて、私たちが今、息をし、食事を摂り、睡眠を摂る世界を仮に世界線aとすれば。
この物語ははるか遠くの幾千もの分岐先の一つであり、それはまた、すぐ近くにある世界線の、ひととせの物語だ。
______
この物語にはいくつかの「視点(世界線)」のようなものがあります。
a-⚪︎やx-⚪︎、y-⚪︎などで分けています。
aは必ず読むことをお勧めしますが、xだけ読んでからyを読む、公開順に読む、yだけを読んでからxを読む、などの読み方ができるものになっています。
連載ペースはあまり早くないので、x(y)だけを読んでから〜の方は少し難しいかもしれませんが、よければぜひお試しください。
xとyはセットで更新して行きます。
※現実の国家や宗教、人物に対する特定の意図はございません。
495
魔法使いの記憶
とある国の外れにある小さな小屋で暮らしている、とっても可愛らしい少女。
この少女、実は魔法使いなのです。
さて━━━━
この少女の記憶には、どんな物語があるのでしょうか。
496
死神の業務日報
他人への興味が持てない。。。そんなありきたりな悩みを抱えた主人公『遊佐蒼星』は、
ある日突然異世界エスカに転移することになり、
そこである特殊な職業に就くことになる。
様々な人たちとの出会い、別れを通して蒼星が出した答えとは。。。?
497
ELYSION シリアス短編集
メインで書いているELYSIONの短編集です。
※暗い、コメディなし、暴力と薬物の表現があります。
各自が抱える葛藤や、決断、譲れなかったものと信念の理由を描きます。
※本編の前のお話なので、鬱々としています。
読んでくださった方に、そのキャラクターの側面を見て、少しでも好きになっていただけたらいいなと思います⸜( ˶ ̇ᵕ ̇˶)⸝✨
498
【完結】悩める少女よ、ハチに訊け
中学でクラスのアイドルの高橋涼に告白をした藤田彩乃は、あっさりとフラれて自殺するために近所の川までやって来る。そこで喋る柴犬ハチと出会った彩乃は、シングルマザーの母親と折り合いが悪いことや恋愛の悩みを相談していく。
ハチの相談を受けた彩乃は、母親との関係を改善しようと努めたり、これまでになかった恋愛や試練を乗り越えることで人生が好転していくのを感じはじめる。
――家族愛や動物、青春も盛り込んだ感動作!!
499
ほしをおしえてくれたひと
絵本『ほしをおしえてくれたひと』
ひとりで暮らしていたシカくんは、
ある日森の奥で天文台をみつけました。
そこには、おじいさんがひとり静かに望遠鏡で星を見ていました。
おじいさんにすすめられて見上げた星の輝きに、シカくんの心は感動しました。
おじいさんにまた星を見においでと言われ、シカくんは胸をときめかせながら天文台へ向かいます。
けれど、そこにおじいさんの姿はなく、
まてども、まてども、
おじいさんはもう現れませんでした。
ただ、あの夜に見た星の光だけが、
シカくんの心にいつまでも残っていました。
子どもから大人まで楽しめる絵本となっておりますのでぜひご覧くださいませ。
500
何度でも!君を救うため巻き戻る(本気の青春ループ!) 悲しみを繰り返した果てには?
不慮の事故で亡くなってしまった透き通るような歌声を持つアオイ
アオイを想い時間を1ヶ月前に戻し続けるラーズ
「君が生きてる世界で生きたい」
「この一瞬に全てを懸けて歌おう!」
誰もが1度は願う。時間よ巻き戻れと!
それが叶ったとして、その結末や隠された真実は?
この物語は全ての人が平等に暮らす性別がない世界(ペディオン)での透き通るような愛と青春の物語
501
貴方の永遠が欲しかった
舞台はロボットが労働力として社会に普及した世界。ロボット開発を夢見た主人公はアルバイト漬けのどん底にいたが、、、。永遠に愛し合うと誓った2人、どんなに苦しくとも夫は妻の「最後は一緒が良い」という約束を果たすことが出来るのか。
「愛」とは何か、「人間の心」とは何か、近未来の純愛ストーリーをお楽しみください。
502
秘密基地とりっくんの名前
ある日秘密基地の夢をみたしゅう。そんな時なぞの転校生りっくんが来た。
しゅうの友達けんたとりっくんと神社へ遊びに行くことになったが、森に迷い込んでしまった。
徐々に明かされるりっくんの正体。
彼らは無事に帰ることが出来るのか…。
503
【短編012】 遺言の旅:最後の願いは、ありがとうを届けること
山田ハナの死後、介護支援AI・HM-7は一通の遺言を託される。
「会いに行ってほしい人たちがいます。ハルを連れて」
愛猫ハルと共に旅を始めたHM-7は、疎遠になった妹、幼馴染、義兄、そして親友を訪ねていく。
そこで語られるのは、自分の知らなかったハナの人生だった。
頑固だった少女。 誰よりも強く愛した妻。 そして、多くの人に想われ続けた一人の女性。
感情を理解できないはずのAIは、伝言を届ける旅の中で、人が誰かを想い続けるということの意味に少しずつ触れていく。
これは、一人の女性が遺した「ありがとう」を届けるための、猫とAIの小さな巡礼の物語。
504
ただいま
この世には知らないうちに失っているものがたくさんある。
失くして初めて、その大切さに気付くことが多い。
失って、気づいて、取り戻す。
そして再びそれを手にした時、その輝きはいっそう尊さを増しているだろう。
ーーあることをきっかけに僕は「今日」から抜け出せなくなる。
505
大嫌いなじいじに言われた3つの言葉
あなたと家族の思い出はなんですか? 高校3年の主人公蓮見蓮(はすみれん)と90歳を超える大嫌いなおじいちゃん蓮見嶺五郎(はすみれいごろう)との心のやり取りを描いた小説。蓮の心の変化はあなたにきっと刺さるはず。家族愛を全面に感じる物語。
506
未来スコープ ―キスした相手がわからないって、どういうこと!?―
「あのね、すごいもの見つけちゃったの!」
平凡な女子高生・月島彩奈が偶然手にした謎の道具「未来スコープ」。
それは、未来を“見る”だけでなく、“課題を通して導く”装置だった。
恋の予感、見知らぬ男子とのキス、そして次々に提示される不可解な課題──
彩奈は、未来スコープを通して、自分の運命に深く関わる人物と出会っていく。
未来スコープが映し出すのは、甘いだけではない未来。
誰かを想う気持ち、誰かに選ばれない痛み、そしてそれでも誰かを支えたいという願い。
夢と現実が交錯する中で、彩奈は「自分の気持ちを信じること」の意味を知っていく。
この物語は、恋と選択、そしてすれ違う想いの中で、自分の軸を見つけていく少女たちの記録です。
感情の揺らぎと、未来への確信が交錯するSFラブストーリー、シリーズ第2作。
読後、きっと「誰かを想うとはどういうことか」を考えたくなる一冊です。
507
ひまわり
住神島には、毎年ひとつだけ“奇跡”が起きる。
絵、歌、小説――芸術が人の運命を変える島。
高校二年生の葵は、
小説家志望の”夢”、音楽の才能を持つ”日向”と出会い、
三人で秋芸祭に挑むことになる。
しかし、三人の未来には“ある秘密”が隠されていた。
それは、彼女たちの人生を大きく揺るがすことになる――。
友情、芸術、そして運命。
三つの物語が交差するとき、
ひまわりの花が静かにその意味を語り始める
508
絶対不要の運命論
愛は無敵じゃない。だけど決して、無力でもないのだ。
短命の呪いがかけられた少女と、絶滅寸前のセイレーンの末裔。
ふたりが出会ってふたりのあいだに友情だとか執着だとか信仰心だとか、ごちゃごちゃの愛が生まれてなんだか俄然無敵の気分だけど、世界はそう甘くない。しかしそれが何だ。それが何だと言うのだ。いまどきの乙女というものは、運命の一つや二つ、変えるために戦うのである。
509
猫の私が過ごした、十四回の四季に
「私」は、捨てられた小さな黒猫だった。愛想もない野良猫だった私は、ある日、一人の人間の男と出会った。彼は雨が降る中で、小さく震えていた私を迎えに来て――共に暮らそうと家に連れて帰った。
それから私は、その家族の一員としてと、彼と、彼の妻と、そして「小さな娘」と過ごし始めた。何気ない日々を繰り返す中で愛おしさが生まれ、愛情を知り……けれど私は猫で、「最期の時」は、十四回の四季にやってくる。
※「小説家になろう」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
510
爆弾
僕は爆弾を抱えている。
誰もこの爆弾に気づいていないはずだった。
511
ロボ彼がしたい10のこと
恋人の死に沈んでいる星奈のもとに、ある日、怪しげな二人組が現れる。
その二人組はある人工知能およびロボット制御の研究員を名乗り、星奈に人型ロボットのモニターになってくれないかと言い出す。
人間の様々な感情や経験のサンプルを採らせるのがモニターの仕事で、謝礼は弾むという。
高額の謝礼と、その精巧な人形に見える人型ロボットが亡くなった恋人にどことなく似ていることに心惹かれ、星奈はモニターを引き受けることに。
モニターの期間は三ヶ月から半年。
買い物に行ったり、映画を見たり、バイトをしたり……
星奈とロボットの彼・エイジの、【したいことリスト】をひとつひとつ叶えていく日々が始まった。
512
『聖女の鍵盤』― 休符で重なる,私たち ―
ある火曜日の朝,ソプラノのソリストだった少女は,声を失った。
前兆はなかった。
ただ,口を開いたとき,音のない空気だけが喉を通り抜けた。
心因性失声という診断を,彼女は穏やかに受け取った。
泣かなかった。
怒らなかった。
その代わり,伴奏者としてピアノの前に座ることを,自ら申し出た。
歌えないからこそ,見えるものがある。
息を吸う前の沈黙,肺が膨らむ気配,制服の胸元が微かに擦れる音。
合唱部員たちの声の裏側を,彼女は鍵盤を押しながら,皮膚で聴いている。
廊下を必ず一度振り返るアルトの澪,楽譜を議論で埋め尽くす部長の遥。
彼女たちの呼吸から,生活と感情を読み取りながら,主人公は音楽室の放課後をひとつひとつ,積み重ねていく。
声がなくても,届くことがある。
楽譜の余白に書いた一文が,指揮棒の一拍が,鍵盤の一音が,言葉になる。
歌えない少女が,休符の中に見つけた,静かで確かな充足の物語。
513
『ル・リアン』 ~絆、それは奇跡を生み出す力!~
乗り越えられない壁にぶつかることがあります。
そんな時は、どんなにあがいても、どんなに頑張っても、跳ね返されてしまいます。
自分の力だけではどうにもならないのです。
しかし、
親友がいれば、
愛してくれる人がいれば、
心から応援してくれる人がいれば、
知恵が生まれ、力が漲り、不可能と思えたことが可能になります。
高い壁を乗り越えられるのです。
それが、『絆』が生み出す特別な力なのです。
✧ ✧
薬剤師の妻から老人性難聴の患者のことを、親友から耳鳴りで苦しんでいることを聞いた男は、難聴治療薬の開発に乗り出すことを決意する。
一方、プロのギタリストになる誘いを断ってレコード会社に就職した男は、娘のバンドを世界トップレベルに育て上げると共に、音楽業界の活性化のためにFM放送の抜本的改革に着手する。
そして、固い絆で結ばれた二人の想いと活動は一つになり、世界中の難聴患者救済へと向かう。
514
読切短編 また明日
祖母は余命わずかとなっても、毎日欠かさず配信アイドル「るなちゃん」を見ていた。孫である私は、その姿に寂しさと嫉妬を覚える。なぜそこまで夢中になるのか。けれど最期の夜、祖母が呼んだ一つの名前が、すべてを変えていく。現代の「推し活」を通して、家族への想いと喪失を静かに描く感動短編。
515
〜真昼の月と見慣れない制服〜
幼い頃のトラウマで服を着ると心身症を起こす高1の雫は、孤独な日々を送っていた。ある日、両親に家を追い出され、絶望の淵で隣室の同年男子・律に出会う。彼の白いYシャツだけが、雫の体を優しく包み、心身症の症状を抑える奇跡のアイテムだった。秘密を共有し、律の部屋に身を寄せた雫だが、平穏は長く続かない…。切なさと温もりに涙する、感動の純愛ストーリー!
516
シナリオ
あなたの愛する人が死んだ世界を生きたあなたは過去に戻り、愛する人が必ず死ぬ世界で生きる。しかし、その世界の全ては『シナリオ』に書かれている。過去に戻ったあなたはその『シナリオ』に書かれた会話しか出来ない、行動しか出来ない……。愛する人が一度死んだ世界で芽生えた後悔も解消されることは無い。そんな制限が掛けられた中、それでも、あなたは過去に戻りたいと思いますか?
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結び
2021年に入った年のことひとたくさんの人々が願い事を胸に神社や寺にお参りしにくるものだ。
豊穣、健康、縁結び、漁業、商業、勉学
人々の願い事は絶えることは決してない。
それはきっと神も一緒だ。
今回この物語は、心優しい縁結びの神様が人々の助けをしたいとのことで始まったのが
事の始まり
縁結びの神と人の物語だ。
いつかこの物語がたくさんの人に届いてほしい
518
心の中のほんとの叫び
小さい頃からずっと楽しく暮らしてきた中学生の黒鳥眞白はある日両親にいきなりとあることを言われ、絶望し、もうどうなっても構わないと思っていた。そんな時同じクラスの物静かな中国人家豪 (ジャーハオ)と出会い、日が経つにつれて仲良くなっていったが、実は家豪 は眞白に隠してることがあって…!?人種を超えた感動恋
519
星降る夜に
風見花乃は鬱病患者で、精神科で入院をしている。通院をしていたものの、母親からの申請により入院をする事となった。
新年、担当医が以前とは違うと知らされ、花乃の心は不安に包まれた入院生活が始まる。
ただでさえ不安なのに今度の担当医はまさかの子供嫌い!?
これは、問題だらけの医師達と心に闇を秘めた患者達が、小さな病院という名の世界で生きる希望を見つけ出す成長の物語。
彼らは星が降る夜に、生きる約束を交わす。
520
画面の中の奥の君
高校教師となった杉並透は、現実に疲弊していた。そんな時、有名Vtuberの配信を見て、心を奪われる。
ファンになったVtuberが、昔学校でいじめられていたと知り、自分の学校にもいじめらている女子生徒がいることを思いだす。
その生徒もまた、人気はないがVtuberをしていた。女子生徒は、辛い現実で死んでしまわないように、別世界で生きるためVtuberになった。
そして、女子生徒の配信中、心無い言葉が彼女が襲う。
生きる場所、生きている場所。透は、世界の無情さに向き合いがら、彼女と共に生きていくべき道を模索する。