泣ける 小説一覧
161
君が残してくれたものに、私は何を返せるだろう。
高校に入学したばかりの森野つばめは、ヤンチャな見た目の陣と出会う。初めはその見た目から陣のことを怖がっていたが、その人柄を知っていくにつれてだんだんと魅かれていく。しかし、陣には人に言っていない秘密があり…
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文字数 95,900
最終更新日 2024.02.11
登録日 2023.10.01
162
佐々木くんは見えるらしい
桜小学校五年三組には入学式以来不登校の男の子がいる。名前は佐々木くん。幽霊が見えるらしい。 ある日、私の親友の紗菜ちゃんが幽霊に取り憑かれちゃって、佐々木くんに助けてもらったんだけど……、いつも大人みたいな話し方をして面倒臭そうだし、なんだか冷たい。そんな佐々木くんが不登校な理由とは……?
『僕は君を利用する。それが嫌だったら、もう僕に会いに来ないでくれ』
なんで、そんな大人みたいな言い方するんだろう。
もう、そんなふうにムリに大人にならなくていいのに。
そんな悲しそうな顔で、どうして、私が困るような言い方するの?
わかんないよ……、ねぇ、佐々木くん……。
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文字数 52,391
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.07.07
163
別世界の君の瞳に映るのは
君の瞳は病になって、それから私との距離はだんだん遠くなっていった。
ちょっと雰囲気が変わった君は空色の髪の毛に染めた。
まさか、そのあと、別な病になっているなんて私は知らなかったんだ。
私の瞳にはずっと君が映っているのに、君の瞳に私は映らない。
別世界の人間になってしまったんだと勝手に思っていた。
からっぽに支配された青い髪の君。
青い空を見たら君を必ず思い出すよ。
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文字数 13,625
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.25
164
黒板に住む、文字で彩られた僕の初恋
高校二年の黒木啓太は友達ができたことがなく、ずっと一人だった。
ある日、話すことができない同じ高校二年の蒼井ふみと偶然出会う。
二人は文字で繋がろうと交換日記を始めることになり、お互いに夢が見つかるようにという意味を込めて、その日記を〝夢物語〟と名付けた。
夢物語を交換する中でお互いの距離も縮まっていき、啓太の夢が芽生えてきた矢先、ふみが突然姿を消してしまう。
彼女には隠していた秘密があったーーー。
彼女が話せなくなった理由、そして秘密とは何なのか。
そして、タイトルの『黒板に住む』とはどういう意味か。
届いたよ、きみの想い
だから僕も届けるね
きみが住む黒板に
きみが大好きな僕の文字で
文字で繋がった二人の青春恋愛夢物語。
感想数 1
文字数 54,962
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.06.05
165
きみにふれたい
高校の入学式の日に、イケメンの男子高校生から告白されたさくら。
まるで少女漫画のようなときめく出会いはしかし、さくらには当てはまらなくて――?
嘘から始まる学校生活は、夢のように煌いた青春と名付けるに相応しい日々の連続。
しかしさくらが失った記憶に隠された真実と、少年の心に潜む暗闇が、そんな日々を次第に壊していく。
最初から叶うはずのない恋とわかっているのに、止められない気持ち。
悩み抜いた二人が選んだ、結末とは――
学園x青春xシリアスxラブストーリー
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文字数 120,799
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.07.27
166
言の葉はさよならまでの栞
「言葉を残せなかった」後悔を持つ人の魂が集まる、「言の葉書房」
そこに住まう管理人のハルサカに導かれて、死んだ後に期限付きで現世に戻ることになった内海言音。
ただし、現世に行くには、“言葉を話すことができない生き物”に擬態する必要があるらしい。
ペットの犬や猫、花、虫、赤ちゃん——言葉が通じない生き物として、死にゆく人たちが愛する人に伝えたいことは。
未練解消死に戻りファンタジーです。
感想数 0
文字数 124,496
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.15
167
あの日、少女と汽車の着くところ
この作品はオール讀物新人賞に応募して、ラス前で無念に散ったものです。
そのときのペンネームは相庭朱夏といいます。
今回は、それに加筆修正を加えました。
昭和四十九年。北海道。夕張鉄道廃線の年。
幼かった月枝は、不治の病に冒された幼女明奈と出会う。
二人は強く結びつき、明奈の、本当のお父さんに逢いたい、という望みを叶えるため、二人だけの冒険の旅に出る。
幼い二人は純粋にお互いを想い合っていた。
その幼かった頃の記憶を封印して育った月枝は、三十年後、ふとしたきっかけで、自ら封印していた過去を思い出す。
二人の幼女。その二人がたどった運命とは……。
感想数 8
文字数 44,272
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.06.29
168
君だけのアオイロ
時瀬蒼生は、少し派手な見た目のせいで子どもの頃からずっと悪目立ちしてきた。
テストでカンニングを疑われて担任の美術教師に呼び出された蒼生は、反省文を書く代わりにクラスメートの榊柚乃の人物画のモデルをさせられる。
とっつきにくい柚乃のことを敬遠していた蒼生だが、実際に話してみると彼女は思ったより友好的で。だけど、少し不思議なところがあった。
感想数 3
文字数 75,528
最終更新日 2023.07.22
登録日 2023.04.16
169
なんで?なんで?なんで?
嘘つきのブンちゃんと暴れん坊のリキヤ君、女親分のミカちゃん。
不思議な出来事を通して、三人の心の成長を描いたお話です。
教室でブンちゃんは暴れん坊のリキヤ君が作った粘土の恐竜を壊してしまいました。
きっと殴られると思ったブンちゃんは嘘をつき、隣のクラスのこうた君のせいにしてしまいます。
嘘だとは知らず、壊れた恐竜を持っているこうた君を見たミカちゃんは、こうた君を責め立ててしまいます。
一方、絶対に怒るだろうと思ったリキヤ君が、意外にもあっさりとこうた君を許したことにみんなが驚きます。
予想外のリキヤ君の態度を見て、嘘をついたことをこうた君に謝りたいブンちゃんと、言い過ぎたことをこうた君に謝りたいミカちゃんは、その後、こうた君が学校を休んでしまうことで、思いを伝えられなくなってしまいます。
リキヤ君がこうた君を許した理由は、ある人との不思議な出会いでした。
そして、その出会いがブンちゃんやミカちゃんも知らないうちにつながっていきます。
感想数 0
文字数 221,112
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.12.22
170
カナリアボックス〜あなたに会えてよかった〜
午前12時にコンビニへ飲み物を買いに行こうとした笑可は男2人に性的暴行を加えられる。
その後2週間後に命を絶つ決心を決めた笑可は幼なじみの豹馬をLINEで呼び出し、全てを打ち明ける。
豹馬は彼女を止め、笑可はやがて歌を作ることにより自分を取り戻していく。
感想数 0
文字数 53,146
最終更新日 2024.01.11
登録日 2024.01.11
171
地上の楽園 ~この道のつづく先に~
実はすごく充実した人生だったんだ…最期の最期にそう思えるよ、きっと。
主人公ワクは、十七歳のある日、大好きな父親と別れ、生まれ育った家から、期待に胸をふくらませて旅立ちます。その目的地は、遥かかなたにかすかに頭を覗かせている「山」の、その向こうにあると言われている楽園です。
山を目指して旅をするという生涯を通して、様々な人との出会いや交流、別れを経験する主人公。彼は果たして、山の向こうの楽園に無事たどり着くことができるのでしょうか。
旅は出会いと別れの繰り返し。それは人生そのものです。
ノスタルジックな世界観、童話風のほのぼのとしたストーリー展開の中に、人の温かさ、寂しさ、切なさを散りばめ、生きる意味とは何かを考えてみました。
感想数 0
文字数 288,722
最終更新日 2023.06.03
登録日 2022.05.21
172
恋愛なんて、まだできない。
いつの間に、と思った。
気がついたら心の中に住み着いて、当たり前になっていた。
人生は出会いと別れの連続、なんて言うけれど、望まない別れを繰り返してその度に涙して、それなら出会わない方がよっぽどいいだなんて思っていた。
それでも私は貴方に出逢えた。
感想数 0
文字数 6,222
最終更新日 2020.05.24
登録日 2019.12.11
173
家政婦 遠野静子の憂鬱 ~ 花言葉の二重の秘密(長田家シリーズ①)
家政婦静子と令嬢恭子の視点で
恭子の継母、実母との家族の形、亡き父、実母の夫婦の形を描きます。
◇印で視点が変わります。
大富豪長田家の家政婦の採用試験で合格した遠野静子は一人娘の長田恭子の専属の家庭教師も兼任することとなった。
恭子は幼い頃、両親の離婚で母と離れ離れとなり、その後、父も他界し、今では家に寄りつかない継母との二人暮しをしている。けれど、恭子は寂しさを微塵も出さない強い女の子だ。
そして恭子を優しく見守る家政婦の静子は少し慌てんぼさんだ。
大きな邸宅での意地悪な継母とのやり取り、授業参観でのおかしな道徳教育、うっかり買ってしまった漫画の雑誌、町の人々との交流、ピアノコンクールなどを通して静子と恭子の間に心の絆が構築されていく。
家政婦の静子は亡くなった長田家の当主ヒルトマンと離婚した妻とのこと調べるうちにおかしなことに気づく。
それはヒルトマンはかつて元妻を桜の花に例えていたことがあり、彼女を迎えるように邸宅の庭の小道に桜の木々が植えられていることだ。
更に邸宅を東京から神戸に移したその場所の近くには元妻の実家があること。
邸宅の中には元妻の部屋があり、家財、衣服、書籍が全て残されていることなど。
恭子の亡くなった父ヒルトマンは前妻の家の近くに家を建て、妻が戻ってくることを願って待っていたのではないだろうか? と考えるようになった。
それは花言葉の桜の花が意味するものの一つが「あなたを待つ」だからだ。
フィッツジェラルドの小説「華麗なるギャツビー」とヒルトマンが折り重なりながら物語は進み、
ある事件がきっかけで静子は前妻の家には藤棚が植えられていることを知る。
藤の花言葉・・「あなたを歓迎する」
桜の「あなたを待つ」藤の「あなたを歓迎する」
まるで離婚した夫婦が再び結ばれることを望んでいるみたいではないか?
と静子は考える。
恭子のピアノコンクールの招待券を携え前妻の邸宅を訪れた静子は藤の花言葉の本当の意味を知ることになる。
藤の花言葉には反対、真逆の意味があった。
花言葉の本当の意味が明かされる時、恭子と実の母親との真の決別の時が訪れる。
【シリーズ小説の時系列】
春 「遠野静子の憂鬱」
↓ ↓
夏「水を守る」
↓
秋「水の行方」
↓ ↓
冬「水をすくう」 「長田多香子の憂鬱」
感想数 0
文字数 112,539
最終更新日 2019.06.04
登録日 2019.04.17
174
「水を守る」~叔母さんと二人の少女(水シリーズ①)
小学五年生の主人公村上陽一は母の年の離れた妹の叔母さんと本の話をしたり一緒にいろんな所に出かけたりする日々を送っていた。
そんな陽一にはすごく気になる場所があった。それは近所にある古いアパートとそれを見下ろすかのように立っている高台の家だ。
ある日アパートから出てきた中年男と女が封筒を受け渡しするのを見た日から全てが始まる。
陽一は近所の商店街の駄菓子屋で店番をする女の子小川悠子と高台に住む良家の娘香山仁美の二人の少女と知り合いになる。
やがて陽一は小川悠子が義父から虐待を受けていることを知るがどうすることもできないでいた。物語は進み、陽一は二人の少女に隠された秘密を知ることになる。
陽一を温かく見守り支えてくれる叔母さんとの会話や出来事を通して陽一自身が次第に成長し、二人の少女の秘密と叔母さんとの関係がリンクする。
町の人々の今まで見えていなかった部分が見えはじめ、全てが繋がり奇跡が訪れる時、陽一は誰が本当に好きなのかに気づく。
【シリーズ小説の時系列】
春 「遠野静子の憂鬱」
↓ ↓
夏「水を守る」
↓
秋「水の行方」
↓ ↓
冬「水をすくう」 「長田多香子の憂鬱」
感想数 1
文字数 105,124
最終更新日 2019.05.16
登録日 2019.04.17
175
親友の彼氏と、一つ屋根の下。
親の仕事の都合で主人公が独り引っ越してきた先は、親友の彼氏が独りで住む家でした。
「嘘でしょ…!?」
「これから、よろしく」
感想数 0
文字数 44,121
最終更新日 2024.08.17
登録日 2024.02.15
176
僕はハーモニーを知らない
感想数 0
文字数 8,926
最終更新日 2025.03.13
登録日 2025.03.12
177
「水の行方」~ 花言葉の裏側で(水シリーズ②)
「水の行方~花言葉の裏側で」
お金持ちのお嬢さん長田恭子がクラスメイトたちに「私の忠実な配下になるように」と意味した押し花を配ったことが元で一部の生徒の中にイジメが生じる。
長田恭子は何のために押し花を配ったのか?
長田恭子の目的は何なのか?
小学五年生の主人公村上陽一とクラスメイトたちが懸命に考える中、物語は意外な方向に展開する。
「忠実な配下」の本当の意味は?
クラスの女の子に虐められている和菓子屋の看板娘の智子、ひたすらピアノの練習に励む少女加奈子、そして押し花を配った長田恭子、3人の思いが一つになるとき物語は一つの形となって収束される。
◆印は男子の視点 ◇印は女子の視点になっています
【シリーズ小説の時系列】
春 「遠野静子の憂鬱」
↓ ↓
夏「水を守る」
↓
秋「水の行方」
↓ ↓
冬「水をすくう」 「長田多香子の憂鬱」
感想数 0
文字数 103,233
最終更新日 2019.08.26
登録日 2019.05.17
178
ポインセチア
感想数 0
文字数 2,859
最終更新日 2023.12.05
登録日 2023.12.01
179
surgicalmask
感想数 0
文字数 12,967
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.20
180
夢の子
「生まれてきてくれて、ありがとう」
授業中に同じ夢を共有する「明晰夢」に迷い込んだ、幼なじみの紬と奏汰。
その不可思議な空間で、二人の意図とは無関係に紬の腹部が膨らみ、一人の赤ん坊が産み落とされる。
紬は夢の中に留まって子を育てると決めるが、奏汰はそれを拒んで現実へと戻っていく。
「幻(げん)」と名付けられたその子は、現実よりも遥かに速く進む夢の時間の中で、紬を母親として慕い、十七歳の青年へと成長していく。
しかし、夢の中での幸福な歳月と引き換えに、現実世界における紬の身体は衰弱し、深い昏睡状態に陥ってしまう。
自分が母親の命を削る存在であることを悟った現は、紬を現実の世界へ引き戻すため、ある決断を下す。
感想数 0
文字数 88,175
最終更新日 2026.05.14
登録日 2026.04.22
181
僕と僕の中の君
あなたの大切な人は本当に実在していますか?
知っているのは痛みだけ
唯一の理解者は僕と同じ顔をした人だった
消えてしまうのは僕なのか
僕の中の君なのか――――
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文字数 18,548
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.01.27
182
魔法使いと繋がる世界~ever secret program~
――まるで不思議な引力に惹かれあうように男装をして女装をして舞台に立つ二人が描く純度100%(当社比)の純愛ラブストーリー!
魔法使いと繋がる世界三周年記念長編作品。
舞台は魔法使いと繋がる世界本編の二年前。
三つ子の姉弟の一人、水原光<みずはらひかり>とオリンピック出場を目指すフィギュアスケーター、夕陽千歳<ゆうひちとせ>の馴れ初めを描いた、最もピュアな愛の物語がついに紡ぎ出されます。
<あらすじ>
――蒼いハートを追いかけて……貴方と過ごす時間が当たり前になってしまったから、もっとアナログな糸で繋がっていたいの。
初出場した全日本フィギュアスケート選手権で四位の成績を収めた中学三年生の少女、夕陽千歳。
フィギュア界の新星として注目され始めた千歳はよりフィギュアスケートに集中できる環境を求め、舞原市へ移住して高校生活を始める選択をする。
それから約十カ月後、2057年9月、凛翔学園。
水原光が所属する演劇クラスではタイタニック号の沈没事故を題材にした舞台演劇『Floating Castle―浮かぶ宮殿―』を学園祭で披露することが決まり、主演であるジャック役を水原光が、ローズ役を手塚神楽<てづかかぐら>が女装をして演じることが勝手に決まってしまう。
そして、舞台衣装のサイズを計る途中で光は神楽が男装をして凛翔学園に入学しているフィギュアスケート選手、夕陽千歳であることを知るのだった。
このまま女装をして舞台に立てば手塚神楽が女性であることがバレ、正体が夕陽千歳であることまでバレてしまう危険性を危惧した光は、千歳を守る為、舞台を成功に導く為、役を交代して自分が女装をして舞台に立つ手段を計画するのだった。
第一部、二人が結ばれるまでを描いた舞台演劇編。
第二部、秘密を共有し合う甘い二人の逢瀬と切ないそれぞれの恋物語を描いたフィギュアスケート大会編の二部構成でお送りする青春ラブストーリーがここに始まります。
表紙イラスト他:あニキ様、あるえ様
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文字数 252,559
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.01.30
183
『同じ黒板、違う世界』 ~「全部わからない」は、たぶん嘘だった~
「この文章で、筆者が一番伝えたいことは何でしょう」
先生の問いに、健太の頭の中は真っ白になる。会ったこともない人の気持ちなんて、わかるわけがない。それより、今日の給食のこと——。
小学四年生。テストはいつも、赤いバツだらけ。返された答案を裏返して、「俺、二点。逆にすごくね?」とおどけてみせる。誰にも見えないところで、そっと紙に折り目をつけながら。
でも、健太はバカなんかじゃない。ただ、同じ黒板を見ていても、みんなと“見えている世界”が、少しだけ違っていた。同じ問題を見て、できる子は「どこが大事か」を探し、健太は「どこから逃げよう」と考える。差は、頭の良さじゃない。世界の、見え方の数だ。
塾に通う優等生・美咲の、止まらない鉛筆。その横顔を見た日から、健太の毎日が、ほんの少しずつ動きはじめる。
「点数はいい。どこで止まった?」——決して叱らない、父。
「答えを探す前に、質問を探しなさい」——図書館の、里見さん。
「めんどくさいから、後でたまらないようにしてる」——地味なのに、いつも自分より点がいい亮。
「終わったやつじゃん」——変わっていく健太を、置いていかれるのが怖い、親友の拓真。
そして、誰より先に、健太の小さな変化に気づいてしまう——紗奈。
赤いバツは、失敗の印じゃなかった。“どこで迷子になったか”を教えてくれる、地図だった。
「全部わからない」は、たぶん嘘だ。だって、名前は書けたんだから。
わからなかった一問が、ふいに“わかる”瞬間。その小さな快感を、あなたはきっと、健太と一緒に思い出す。
これは、ひとつの恋をきっかけに、“わからない”の中へ、一歩ずつ踏み込んでいく物語。一話ごとに、必ず、泣ける。読み終えたとき、あなたはきっと思い出す。同じ授業を受けていたはずなのに、自分だけがわからなかった、あの日のことを。
七人それぞれが、主人公になれる、小さな世界の物語。
「わからない」は、終わりじゃない。——それは、入口だ。
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文字数 66,643
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.07.04
184
Do not forget
ある日…
仁は、あかりという元気で明るい女性と出会った
あかりと仁は変わった出会い方をしていたが
友達になることにした
だけど突然…
仁と距離を置き始めたあかり
そして仁はあかりが実は病気だと初めて気づいた
仁はあかりを支えるとあかりに誓った
支えるうちに仁はあかりに恋していく…
しかし現実はそう甘くはなかった
そんな彼女が最後の残したのは
ワスレナグザだった
花澤 あかり・・・難病と闘っている女性
花澤 圭子・・・あかりの母
花澤 啓郎・・・あかりの父
影山 仁・・・あかりを支えてる友達
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文字数 3,127
最終更新日 2018.05.05
登録日 2018.05.03
185
拝啓大好きな家族へ
その部屋には二人の男がいた。
泣きながら。
後悔しながら。
謝りながら。
「すまない。本当にすまなかった。お前を救えなくて_。」
男が握りしめているのは一通の手紙。
ボロボロと溢すその涙は、とどまることを知らない。
親子である二人は、つい先日家族を二人失ったばかりだ。目の前で。
自らの妻を、娘を。自らの母を、妹を。
仕方のないことだと思っていた。
当然のことだと思っていた。
家族のカタチなんて残っていなかった。
もうとっくに諦めていたはずなのに。
憎んでいたはずなのに。
弔うことさえ許されない君を想う___。
_______________________________________________________________________________
これは稀代の悪女と呼ばれた少女のホンネの一端
※二話目は一話目を詳しくしたものです。
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文字数 17,839
最終更新日 2022.12.21
登録日 2022.07.04
186
或るタクシー
感想数 0
文字数 3,172
最終更新日 2023.03.19
登録日 2023.03.17
187
最後まで悪役令嬢でした ~ 私は、ヒロインのために笑い続けた~
金髪ドリルヘアで「お~ほっほ」と笑う、通称・悪役令嬢。
都立高校に通うエリザベート・ミリル・麗子は、今日も全力で“悪役”を演じている。
すべては、一つ年下の義妹――ヒロインのように美しいクラリスを笑顔にするため。
「卒業式でざまぁをしてごらんなさいな」
そう約束した日から、悪役令嬢は本気になった。
ギャグ、誇張、虚勢、そして絶対に見せない本音。
これは、最後まで笑い続けた悪役令嬢と、
“ざまぁ”が来なかったヒロインの物語。
感想数 2
文字数 8,977
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
188
名もなき春に解ける雪
春。
新しい制服、新しいクラス、新しい友達。
どこにでもいる普通の女子高生・桜井羽澄は、「クラスにちゃんと馴染むこと」を目指して、入学早々、友達作りに奔走していた。
そんな羽澄が、図書室で出会ったのは——
輝く黒髪に、セーラー服の長いスカートをひらりと揺らす、まるで絵画から抜け出したような美しい同級生、白雪 汀。
その綺麗すぎる存在感から浮いている白雪は、言葉遣いも距離感も考え方も特異で、羽澄の知っている“普通”とは何もかもが違っていた。
名前を呼ばれたこと。
目を見て、話を聞いてもらえたこと。
偽らないままの自分を、受け入れてくれたこと——
小さなきっかけのひとつひとつが、羽澄の胸にじわりと積もっていく。
この気持ちは憧れなのか、恋なのか?
迷う羽澄の心は、静かに、けれど確かに、白雪へと傾いていく——
春の光にゆっくりと芽生えていく、少女たちの恋と、成長の物語。
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文字数 78,930
最終更新日 2026.03.03
登録日 2026.02.09
189
僕の記憶の中の君と、また会える日まで
社会人1年目の大野文哉は高校を卒業して5年が経つが、今もなお高校3年生の時の初恋相手である心愛を引きずっていた。彼は当時、彼女に思いを伝えられないまま高校を卒業した。しかし、同窓会が開催されることになり今度こそ5年前の思いを打ち明けようと試みるが、彼女は文哉を覚えていなかった。彼女に隠された衝撃の真実とは一一あなたなら、自分のことを覚えていない好きだった人に何を伝えますか?読み終えた時には切ないけれど、少し心が温かくなるそんな物語です✨
感想数 0
文字数 40,003
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.04.28
190
社畜にもなれなかった俺が、JSに転生して経営の才能が開花した件 〜駄菓子屋からはじめて100億円企業を創るまで〜
就活失敗。社会にも出られず、バイト漬けの日々を送る俺・和泉澄人。
そんな俺がある日、気づけば小学五年生の女の子――“縋野泉”になっていた!?
見た目はJS、中身は就活浪人。
経済もマーケもガチで学んできた知識と、人生経験(やや浅め)をフル活用して、まずは寮の空き部屋で駄菓子屋を開業。立地分析、ターゲティング、価格戦略――ビジネス理論を駆使しながら、小学生の姿で商店街に経済革命を巻き起こしていく!
やがて商店街の重鎮や玩具メーカー、PTA、日本屈指の財閥までも巻き込み、
少女の体で無双する“異常な起業家人生”が始まる――!
これは、「社畜にもなれなかった男」が“最年少経営者”として成り上がる、
新感覚・小学生転生×ビジネス成功譚!
完結済・全話無料公開中!
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文字数 140,455
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.12
191
STAYGOLD
感想数 0
文字数 2,446
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.07.24
192
2番目の男
感想数 0
文字数 6,727
最終更新日 2018.10.30
登録日 2018.10.30
193
非緊急時等死亡時延命相談員(死神)
人間は「生きたい」という強い意志で少なからず延命することがある。生命の神秘を感じさせるこれらの出来事の裏側には、よく死神と呼称される「彼ら」の存在がある…彼らは日夜、死期が近づいた人を訪ねて…
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文字数 3,830
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
194
天才高校生プログラマーは今日もデイトレードで稼ぎ、美少女からの好意に戸惑い続ける。
【第7回カクヨムコンテスト中間選考通過作品】
本編完結しました!
"変人"と呼ばれている天才高校生プログラマー、大山浩介。
彼が街中で3人の不良から助けた美少女は、学校で一番可愛いと噂されている"雪姫"こと桜庭雪奈だった。
「もし迷惑でなければ、作らせてもらえないかな、お弁当。」
「大山くん、私をその傘に入れてくれない?駅まで一緒に行こ?」
「変人なんかじゃない…人の気持ちがわかる優しい人だよ。」
その他個性豊かなメンバーも。
「非合法巨乳ロリ」こと、山野ひな
ゆるふわお姉さん系美人、竜泉寺葵
イケメン校内諜報員の友人、牧瀬慎吾
彼らも巻き込んで、浩介の日常はどんどん変化していく。
孤高の"変人"高校生が美少女と出会い、心を開き、少しずつ距離を縮めていく。
そんな青春学園ラブコメです。
※R15は保険です。
※本作品ではデイトレードを題材の一部として取り上げておりますが、決してデイトレードを推奨するものではありません。また本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
※カクヨムと小説家になろうにも同時掲載中です。
感想数 0
文字数 106,052
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.03.27
195
ぼく、パンダ
経営難に陥った堂ヶ芝動物園。堂ヶ芝動物園は起死回生の一手として保護された子パンダを買い受ける決断をする。子パンダを担当する早坂は異変を感じていた。この子パンダは悲しみに暮れている。早坂は子パンダを中国に返してあげようと決断する。
感想数 1
文字数 56,302
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.16
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恋愛モノ短編集〜人気エピソードは連載版にします〜
読み切りの恋愛短編集です。
各エピソードの冒頭に、挿絵とあらすじがあります!
タイトルにもある通り、人気のあるエピソードは連載版にします。(できないものもあります)
作者、恋愛モノはほぼ初。
未体験ゾーンなので、温かい目でご覧いただきたい。
練習がてら、と言っては読んでくれた方に申し訳ないですが、正直言うと練習です。
でも本気で書いてます。
なのでコメントでアドバイスとかいただけると、ありがたいです。
ショートショートも含みます。
感想数 0
文字数 29,445
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.08.30
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夢とルーシー
感想数 0
文字数 2,003
最終更新日 2018.05.19
登録日 2018.05.19
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これが『』というならば、
AI少女とある青年の絵画を遠して繋がる、ひとつの出逢い。ひとつの別れ。
※この作品は小説家になろう、エブリスタに掲載しています。
感想数 0
文字数 3,334
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
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思い出の先で、笑顔の君と忘れられない恋をした
高校二年生の森川湊也は、過去のトラウマゆえに人との関わりを避ける日々を過ごしていた。
そんな湊也は夏休み初日、少女が木の上から降ってくる場面に出くわす。
彼女の名前は、久空紬未。
同じ高校に通う隣のクラスの女子で、肝臓の病気により余命幾ばくもない少女だった。
幼い頃に埋めた宝物探しを手伝ってほしいという紬未に、半ば押し切られる形で協力することになった湊也は、次第に彼女との日々を楽しんでいくが……?
【更新スケジュール】
★4/26……プロローグ公開
★5/24……完結!
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文字数 108,742
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.04.26
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『月光珈琲店の幽霊バリスタ』
祖父の遺した喫茶店「月光珈琲店」を継いだ28歳の早川美月。経営難の店を何とかしようと、祖父の言葉通り満月の夜に特別なブレンドを淹れてみると、そこに現れたのは…幽霊のバリスタだった。
霧島奏。25歳で事故死した元バリスタの彼は、「生前に人の心に寄り添えなかった」という後悔を抱えている。満月の夜だけ実体化できる彼は、美月に「月夜の特別営業」を提案する。
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文字数 66,784
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.03.16