病気小説一覧
ヤンキーくんは排泄障害より
主人公は瀬咲 朔。
おなじみの排泄障害や腸疾患にプラスして、四肢障害やてんかん等の疾病を患っている。
特別支援学校 中等部で共に学ぶユニークな仲間たちとの青春と医療ケアのお話。
文字数 13,947
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.03
三千華は結婚して家庭を持ってから、思い出深い季節が訪れて大学生の頃のことを思い出すことになった。
家族以外の人の顔と名前を覚えることが苦手な三千華は、そこで自分の顔にそっくりな女性と間違い続けるお爺さんとボランティアを通じて出会うことになるのだが、その縁がより自分に縁深いことを知ることになるとは思ってもみなかった。
文字数 4,080
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.24
伯爵令嬢サリューシアの婚約者は伯爵令息のテオルド。
しかし、テオルドは病弱で跡継ぎには不安があるということで弟のティムが婚約者に代わることになった。
突然の婚約者変更にサリューシアは戸惑う。
なぜならティムは少し前まで平民として暮らしてきた伯爵の庶子だったからだ。
だがティムはサリューシアの婚約者になれたことを喜び、努力を重ねていった。
そんな姿にサリューシアも好感を抱いていくが、ある日ティムの子供を連れた女性が現れて……
サリューシアは伯爵家に嫁いで幸せになれるのか?というお話です。
文字数 30,664
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.01.31
【彼の瞳に映るのは】
の中のエレファのお話です。
番外編で書くと長くなりそうなので別作品の短編として書こうと思います。
愛するダニエルとの幸せな日々、そしてダイアナとの3人の幸せな暮らし。
病気で寝込み始めてから全てが変わった。
愛する夫の父親からの屈辱的な行為。夫の浮気。
エレファの死に行く辛い日々も出てきます。彼女は何を想い亡くなっていったのか。
そして、アニアとして生まれ変わり新たな人生を歩んでいた。6歳で高熱を出して前世の記憶が蘇る。
嫌な記憶に苦しみ、大切な娘のダイアナに会いたいと願う。それを叶えたのが両親。
何故か生まれ変わったのはジャスティアの7番目の娘としてだった。
アニアは元気で明るい家族に支えられて前世の記憶と向かい合います。
かなり読みたくない酷い描写や辛い日々も出てきます。
書いていて作者も心が痛くなりました。
苦手な方は読むのをおやめください。
出来れば【彼の瞳に映るのは】を読まれてからこのお話を読むことをお勧めします。
何故ハピエンにならないかわかると思います。
そして、最後の最後、エレファは……。
たぶん10話前後の話になると思います。
長くならないように頑張ります。
文字数 29,187
最終更新日 2023.09.18
登録日 2023.09.12
27歳、男、大卒、なのに無職、そして独身、挙句に童貞。
家賃4万、1Rのボロアパート。
コンビニでバイトか家で過ごすだけの毎日。
「俺の人生、どこで狂ったんだろう……」
そんな俺がある日医者に告げられた。
「余命半年」
だから俺は決めたんだ。
「どうせ死ぬなら好き勝手生きてみよう」
その決断が俺の残り少ない人生を大きく変えた。
死を代償に得た、たった半年の本当の人生。
「生きるのってこんなに楽しくて、案外簡単だったんだな……」
文字数 6,052
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.13
これは現実逃避の妄想なのかもしれない。
それでも彼は選択をする。
途中分岐のオムニバスショートショートです。余命等に忌避感のある方はお気を付け下さい。
タイトルがある意味であらすじそのものですが、カテゴリから察して下さい。異世界に行かないし猫も喋らないし猫の行動は半分以上ご近所の猫そのものですからファンタジー要素はタイトルだけです。
うん、ライト文芸は悩んだ上で避けた。。。けど今のカテゴリが正しいかと言われるとちょっとわかんない。。。
文字数 3,269
最終更新日 2017.10.22
登録日 2017.10.20
真っ白な病室。
まるで絵画のように美しい君はこんな色のない世界に身を置いて、何年も孤独に生きてきたんだね。
4月から研修医として国内でも有数の大病院である国本総合病院に配属された柏木諒は担当となった患者のもとへと足を運ぶ。
国の要人や著名人も多く通院するこの病院には特別室と呼ばれる部屋がいくつかあり、特別なキーカードを持っていないとそのフロアには入ることすらできない。そんな特別室の一室に入院しているのが諒の担当することになった国本奏多だった。
看護師にでも誰にでも笑顔で穏やかで優しい。そんな奏多はスタッフからの評判もよく、諒は楽な患者でラッキーだと初めは思う。担当医師から彼には気を遣ってあげてほしいと言われていたが、この青年のどこに気を遣う要素があるのかと疑問しかない。
だが、接していくうちに違和感が生まれだんだんと大きくなる。彼が異常なのだと知るのに長い時間はかからなかった。
研修医×病弱な大病院の息子
文字数 26,114
最終更新日 2023.10.24
登録日 2023.02.15
君のいちばんになれない私は
レンタル有り旧題:好きなひとは ちがうひとの 生きる希望
病と闘う青春物語があったとして。でも主役じゃない。傍観者。脇役。
好きな人が他の人の生きる希望になった時、それが儚い青春物語だったなら。脇役の恋は泡になって消えるしかない。
嘉川千歳は、普通の家族に生まれ、普通の家に育ち、学校や周囲の環境に問題なく育った平凡女子。そんな千歳の唯一普通ではない部分、それは小さい頃結婚を約束した幼馴染がいることだった。
約束相手である幼馴染こと鹿島拓海は島が誇る野球少年。甲子園の夢を叶えるために本州の高校に進学することが決まり、千歳との約束を確かめて島を出ていく。
しかし甲子園出場の夢を叶えて島に帰ってきた拓海の隣には――他の女の子。恋人と紹介するその女の子は、重い病と闘うことに疲れ、生きることを諦めていた。
小さな島で起こる、儚い青春物語。
病と闘うお話で、生きているのは主役たちだけじゃない。脇役だって葛藤するし恋もする。
傷つき傷つけられた先の未来とは。
・一日3回更新(9時、15時、21時)
・5月14日21時更新分で完結予定
****
登場人物
・嘉川千歳(かがわ ちとせ)
本作主人公。美岸利島コンビニでバイト中。実家は美容室。
・鹿島拓海(かしま たくみ)
千歳の幼馴染。美岸利島のヒーロー。野球の才能を伸ばし、島外の高校からスカウトを受けた。
・鹿島大海(かしま ひろみ)
拓海の弟。千歳に懐いている。
・宇都木 華(うづき はな)
ある事情から拓海と共に美岸利島にやってきた。病と闘うことに疲れた彼女の願いは。
文字数 149,069
最終更新日 2022.08.24
登録日 2020.04.27
文字数 31,392
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.03.09
切れ痔、花粉症、食いしばり等々、命にかかわる程ではないが、地味にいや~な病気や症状、ありませんか。ここはそんな地味だが嫌な病気・症状についてお役に立てそうな情報を載せる記事です。老若男女問わず気軽に読んでいっておくんなまし。
文字数 99,214
最終更新日 2024.04.14
登録日 2020.03.06
文字数 7,489
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.12.18
王子の婚約者であったエディットは、魔力の障害によって発生する病にかかり、婚約を破棄され城からも追い出されてしまった。
病に侵された体は常に熱を持ち、体はだるく、とてもではないが当たり前の日常生活を送ることは出来ない。家を失い自分の実家へと帰らなければならなくなったエディットは重たい体を引きずって長旅をした。
ついに到着した先の実家である屋敷もすでに両親は他界していておらず、寂しく日々をすごしこのまま死んでいくのが恐ろしくなったエディットは奴隷市場へと向かうのだった。
さっくり読めるざまぁになってると思います!
文字数 11,474
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.03.15
高校三年生の羽石ことりは、ずっと憧れていた美術大学への進学も決まり、あとは卒業式を待つのみとなっていた。
幼なじみで恋人同士の奏と高校最後の日常を謳歌していると、女手一つでことりを育ててくれていた母が倒れてしまう。
母はなんとか一命を取り留めたものの、右半身に障害が残ってしまった。
進学か、母か。ことりは進路を迷い始める。
迷いを奏に相談するが、ことりは厳しく批難されてしまい……。
結局、進学か帰郷か決められないまま学校が始まる。奏と会うことに気まずさを感じて登校するが、奏は学校に来なかった。
奏に連絡すると、冬休み中に奏が事故に遭っていたことを知り……。
ねぇ、大人になるってどういうこと?
文字数 140
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.22
妹が残された僅かな時間の中で、書き残したその本は、十年経った今も書店の棚に並んでいる。
恋愛ものでもなければ、推理ものでもない。流行りの異世界ものでもない。ヒーローもヒロインも登場しない。
変わらない日常を淡々と描いた、目立たない内容。
だけど、読者からはとても愛されている。
なんでも、読み終わった後、灰色の世界が色付いた世界に見えるらしい。そう、SNSにコメントが書かれていた。
だけど、俺の世界はずっと灰色のままだ。
俺は親友と妹の願いを少しでも叶えるために、灰色の世界を生き続ける。
妹と親友が最後に過ごしたこの地で。
一度でいい、妹が見ていた世界を見たいと願いながらーー。
文字数 102,659
最終更新日 2023.05.23
登録日 2022.07.16
卒業記念パーティーの最中、ディートリヒ王子から前触れもなく婚約破棄を告げられたオリヴィア。
彼女が最初に取った行動は婚約破棄を嘆くことでもなく、王子の近くに寄り添っている女性を責めることでもなく、医者を呼ぶことだった。
突然の心変わりに、王子の精神病を疑ったからだ。
婚約破棄に至る病、突然の心変わりは一つの病として知られていた。
文字数 8,340
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.03.01
婚約者の心変わりに長年苦しんできた私。私と婚約破棄もせず恋人とも別れない最低な貴方。けれどそろそろ私に終わりの時期が近付いてきた。最低な貴方だけど好きだった。さようなら恋人とお元気で。
ゴミ屑婚約者
乞食女
自暴自棄ヒロイン
ゆるゆる設定
※誤字訂正しましたm(_ _)m
文字数 1,719
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
浮気をしていた男だが、愛人と一緒に過ごしていたとき、突然、部屋に数人の男たちが入ってきた。
海外でセックスをしたあなたはウィルス感染していると言われて男は驚いた。
それだけではない、同じ会社に勤めていた同僚女性が亡くなった、男のせいで。
「笑う人々(モニター越しに)そして夫婦と愛人と親子のざまぁ」
以前書いたものを医者の恋愛に変超えして書き直しました。
文字数 3,769
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.03.11
「セックスが仕事だったから」
余命宣告を受けた夜、霧島零(21)はひったくりに合い、エイト(21)と名乗る男に助けられる。
彼は東京大寒波の日なのになぜか、半袖姿。そして、今日、刑務所を出所してきたばかりだと嘘とも本気とも付かない口調で零に言う。
どうしても人恋しい状況だった零はエイトを家に招き入れる。
過去を軽く語り始めたエイトは、仕事でセックスをしていたと零に告げる。
そして、つけっぱなしのテレビでは白昼堂々と民家を襲い金品を奪う日本各地で頻発している広域強盗犯のニュースが延々と流れていて……。
文字数 101,694
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.10.01
ある日、右手の親指の根元が黒くなっていることに気づいた。この黒い部分は日に日に爪の先端に移動していく。
それは何かを暗示しているような気がした。そして、爪の先端に到着した時に僕は怪我をしてしまった。
文字数 10,838
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.08.12
シングルマザーの母に母の手一つで育てられている小学六年生 楠 麻也は日々若干ではあるが自身の体に違和感を持ち始めた。
ほんの些細なことだったが念のため病院へ行くことになった。
そこで病気を患っていることが発覚!
普通の小学生だった彼女は病気の発覚により自分の価値観や自分の回りの見方が変わり、成長していく。
そんな物語です。
これは主人公の麻也か他の人の視点で描かれています。
主人公の病名に対しては現実的に存在している病名で確定させるのはその病気を患われている方々に失礼だと思い、病名は出していません。
ご協力とご理解をお願いします。
文字数 12,616
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.03.31
乳がんで余命3ヶ月と宣告された
だけど明るく生きる決意をする
命ある限り好きな事をしよう、、
そして出逢ってしまった
大切な人と、、
文字数 50,569
最終更新日 2021.11.09
登録日 2020.08.04
22歳のほたるは幼稚園の先生。訳ありな雇用形態で仕事をしている。
ある日、買い物をしていたらエレベーターに閉じ込められてしまった。
助けに来たのはエレベーターの会社の人間ではなく・・・
香川「消防署の香川です!大丈夫ですか!?」
ほたる(消防関係の人だ・・・!)
『消防署員』には苦い思い出がある。
できれば関わりたくなかったのに、どんどん仲良くなっていく私。
しまいには・・・
「ほたるから手を引け・・!」
「あきらめない!」
「俺とヨリを戻してくれ・・!」
「・・・・好きだ。」
「俺のものになれよ。」
みんな私の病気のことを知ったら・・・どうなるんだろう。
『俺がいるから大丈夫』
そう言ってくれるのは誰?
私はもう・・・重荷になりたくない・・・!
※お話に出てくるものは全て、想像の世界です。現実のものとは何ら関係ありません。
※コメントや感想は受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
ただただ暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しく思います。
すずなり。
文字数 71,861
最終更新日 2020.06.19
登録日 2020.06.19
最後の晩餐に食べたいものを考えたことはあるだろうか?
特に病院や病気に対する適当な部分がありますので苦手な方はお気をつけください。流行は起こっておりません。
恋愛(と近親相姦扱い)なのかそうでないのかが、非常に悩むところ。とりあえず恋愛の方が許容範囲広そうって事でこっちにしたけど、変わってたら以下略。姉弟じゃなかったら普通に恋愛方向に振ってるだろうし、自覚もしてたであろう。代わりに病室で二人きりになれるかとか火葬場まで行けるかという問題が出るが。従兄弟とかならいけたか? 年齢上げて夫婦ってのも考えたけど……最後の晩餐について話す夫婦ってどっちかというと離婚前っぽい。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/593556374
文字数 2,311
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.10.15
俺は生まれたときから、死ぬときを知っていた。
高校二年生の浪谷環太は余命宣告を受けたことを除けば至って普通の男子生徒だった。
自分の死が刻一刻と迫っていることを、担任や殆どの他の先生たちはもちろん、友人にも一切言わなかった。知っているのは家族と養護の紀伊先生だけ。
残る余命があと一年を切った高校二年生の春に環太は同じクラスの女の子である高早千尋に出会う。なるべく目立たずなるべく誰かの記憶に残らずに死に行くつもりだった環太だけど、千尋を筆頭に環太を取り巻く人間達によって環太の置かれる状況は変化していく。
環太は結局その辛い運命を誰にも、何も言わずに死んでしまうのか。
文字数 19,473
最終更新日 2021.09.22
登録日 2020.05.18
「オレの寿命、あと一年なんだって。だから彼女になってよ。一年間だけ」
幼い頃からずっと好きだったすみれに告白した、余命宣告と共に。
そんな告白は、脅しのようなものだけれど、それでもかまわなかった。
大好きなすみれに幸せになってもらうためなら、オレはどんな男にでもなってやるさ──。
運命にあがくように、ひたむきに生きる健と幼なじみの二人。切ない恋と青春の物語。
登場人物紹介
中山 健(たかやま たける)
心臓の病により、幼い頃から病弱だった。高校一年。
人に弱音をあまり吐かず、いじっぱりで気が強いところがあるが、自分より周囲の人間の幸せを願う優しい少年。
沢村 すみれ(さわむら すみれ)
幼なじみの少女。健と同じクラス。
病に苦しむ健を、ずっと心配してきた。
佐々木 信(ささき しん)
幼なじみの少年。長身で力も強いが、少し気弱なところがある。
※ノベマにも掲載しております。
文字数 16,918
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.07
僕の名前は「「牧村 愛彦」(まきむらよしひこ)16才・現役高校生。
そして彼女の名前は「仲里 紗凪」(なかざと さな)
紗凪は僕が高校に入学する時、よその地区から転入して来た。
そして僕は、ご多分にもれず紗凪に一目惚れした。
だけど、好きって言葉はとても言えない・・・そんな勇気僕にはなかった。
同じクラスだから、話くらいはする・・・だけどいつもそこまで。
しかも紗凪は僕のマンションの部屋の横隣に引っ越してきている、休みとか否応なしに
顔を会わせることだってあるわけで・・・。
もし好きだと伝えて、紗凪から断られたら、次からきっとギクシャクしてしまう。
今まで以上に気軽に話せなくなる。
そんな悪い考えが浮かぶせいで、僕は紗凪が好きだと言えない。
好きな子を目の前にして出るのはため息ばかりだった。
文字数 27,170
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.03.31
親も友人もいない奴隷のミオは、ラクダを連れて阿刺伯(アラビア)国の砂漠の旅をする。
白髪と青白い肌、赤い目という姿で生まれ、『白』と蔑まれ不吉な存在と周りから疎まれていた。酷使される奴隷の上に『白』はさらに短命で、毎日、いつどこで自分の命はつきるのだろうと思いながら生きていた。
新王の即位と結婚式で阿刺伯国(アラビア国)が華やいでいる中、ジョシュアという若い英国の旅人を、砂漠キツネの巣穴に案内することになった。
旅の最中、気を失ったミオはジョシュアから丁寧な介抱を受ける。
介抱は、触れ合いから戯れの抱擁や口づけに変わっていき、不吉な存在として誰にも触れられないできたミオは、ジョシュアの接近を恐れる。
しかし、旅を続けていくうちにジョシュアの優しさに何度も触れ、ミオは硬く閉じていた心と身体を、ゆっくりと開かれていく。
恐れながらも惹かれていくミオだったが、ジョシュアは、急に姿を消してしまう。
実は、ジョシュアは英国の旅人ではなく、国籍を偽って、阿刺伯国の内情を調べる密偵だという疑いが出てきて...。
文字数 136,451
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.02.02
学生時代の自由と恋愛を謳歌していたら、嫉妬をしているのか、婚約者が怪しい行動を取り始めた。
そして、婚約者から送り付けられた物を飲食すると体調がおかしくなることに気付いた。
きっと、婚約者は俺を暗殺しようと企んでいるに違いない。
俺はそんな婚約者を、断罪することに決めた。
設定はふわっと。
※2話目以降、会話や長セリフ多め。
※途中、ガッツリ下ネタ入りますが、エロはありません。
※人によってはギャグに見えるかもしれませんが、ブラックです。
文字数 11,573
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.08.29
西園寺組若頭、西園寺健吾は夕凪由梨に惚れた。
由梨を自分の物にしたいと、いきなり由梨のアパートへおしかけ、プロポーズをする。
初対面のヤクザにプロポーズされ、戸惑う由梨。
由梨は父の残した莫大な借金を返さなければいけない。
そのため、東條ホールディングス社長東條優馬の婚約者になる契約を優馬の父親と交わした。
優馬は女癖が悪く、すべての婚約が解消されてしまう。
困り果てた優馬の父親は由梨に目をつけ、永年勤務を約束する代わりに優馬の婚約者になることになった。
由梨は健吾に惹かれ始めていた。でも健吾のプロポーズを受けるわけにはいかない。
由梨はわざと健吾に嫌われるように、ある提案をした。
「私を欲しいなら、相手になります、その代わりお金頂けますか」
由梨は健吾に囲われた。
愛のないはずの優馬の嫉妬、愛のない素振りをする健吾、健吾への気持ちに気づいた由梨。
三人三様のお互いへの愛。そんな中由梨に病魔が迫っていた。
文字数 52,219
最終更新日 2023.12.24
登録日 2023.12.11
痩せぎすで片目眼帯。週三程度で働くのがせいっぱいの佐伯尚(29)は、誰が見ても人生詰んでいる青年だ。当然、恋人がいたことは無く、その手の経験も無い。
長年恨んできた相手に復讐することが唯一の生きがいだった。
住んでいたアパートの退去期限となる日を復讐決行日と決め、あと十日に迫ったある日、昨夜の記憶が無い状態で目覚める。
足は血だらけ。喉はカラカラ。コンビニのATMに出向くと爪に火を灯すように溜めてきた貯金はなぜか三桁。これでは復讐の武器購入や交通費だってままならない。
途方に暮れていると、昨夜尚を介抱したという浴衣姿の男が現れて、尚はこの男に江東区の月島にある橋の付近っで酔い潰れていて男に自宅に連れ帰ってもらい、キスまでねだったらしい。嘘だと言い張ると、男はその証拠をバッチリ録音していて、消して欲しいなら、尚の不幸を買い取らせろと言い始める。
男の名は時雨。
職業:不幸買い取りセンターという質屋の店主。
見た目:頭のおかしいイケメン。
彼曰く本物の神様らしい……。
文字数 216,050
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.11.01