幻想小説一覧
文字数 2,225
最終更新日 2024.01.11
登録日 2024.01.11
文字数 30,158
最終更新日 2020.08.01
登録日 2020.07.31
秋も終わりを迎えるある日、迷子になったこびとのこどもは、リンドウの花と出会いました。
寒い夜を花の根元で過ごしたこどもは、翌朝、ふたたび会う約束の証に、月のかけらをもらって帰ります。
けれど月のかけらは消えてしまい、約束は守られず、こびとのこどもの胸にちくちくと痛むひっかき傷となって残っておりました。
小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 5,401
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.11.16
薬局・アポロファーマシーは不思議な薬局だ。
店主の玉野は常にカラスの被り物をしているし、売っている薬も見たことのないものばかり。
そして、対価は「マテリアル」という薬に使われる素材。
マテリアルは人間からしか取れないもので、それは爪や髪の毛のように取り出しても痛くも痒くもないのだ。
店主の玉野の不思議な力で取り出し、対価としていた。
*
この町に引っ越して来たばかりのモコはアポロファーマシーの存在を知り、店を訪ねる。
仲よくなったクラスメイト・ユナが可愛がっていたペットを亡くし、元気をなくしていたのだ。
どうにか元気づけたいと言ったモコに玉野が処方したのは「ソレイユの花の種」。
植えると一生の友情が咲くと言う。
早速それをユナにプレゼントしたモコ。
ユナはモコの気持ちに応え、懸命に花を育てる。
そしてある日、「いよいよ咲きそう」とユナに言われ、花を見に行くことになったモコ。
しかし、家に着くとユナは「間に合わなかった」と泣いていた。
モコは薬の説明書を読んでいなかったのだ。
薬には副作用があった。
「一週間以内に咲かせないと、一生の友情を失う」。
もうダメだとモコは落ち込む。
「ユナの笑顔を見たかっただけなのに」と。
するとユナは「違うよ」とモコに言う。
「私は二人で花を見たかった。
そのために花を咲かせたかった」。
すると、悪天候だった空が晴れ、突然ソレイユの花が開き始めた。
目的は達成したが、納得がいかないモコはそのまま玉野の元へ。
「副作用なんて聞いてない」「一般の薬局でも言っていますよ。
用法容量は守るようにと」玉野の言い分にぐうの音も出ないモコ。
「でも何でいきなり花が咲いたんだろう」「あの花は最後に友情という養分を与えなければ咲かないのですよ」。
*
他にも「アプロディテのと吐息」「石清水のせせらぎジェル」「妖精用丸型オブラート」「ヒュギエイアの整腸薬」など多数取り揃えております。
*
表紙イラスト
ノーコピーライトガールさま
文字数 45,104
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.09
ボクは くもの うえに すむ にじえがきの にじー
にじを えがく おしごとをしている。
ボクは はれのひだけ にじをかける おしごとをしている。
おきにいりの はなぞので うまれた ももいろの はなのようせい ももさんのおねがいで
きょうも ももさんのおかあさん さきさんに にじを とどけにいく。
主人公:にじー
もも
さき
あお
文字数 3,036
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.05
不審な娼館に迷い込み、子供の姿に戻って美母たちとの合体で性交し、各種熟女に種付けし受精させる小さな種馬になり、最終的にもっと隠された秘密を暴く。
文字数 42,074
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.03.29
時代物(江戸時代)18禁BL。怪談風。二人の美青年と二人の美少年の狂愛。
ーーーー
暗い堂内で、夏之丞と咲之助は睦みあった。暑い熱がお堂の中にこもっていった。時折、花火の光が明かり障子を昼のように明るくした。その度に浮かび上がる咲之助の姿に、夏之丞は夢か現か幻かと、無我夢中ですがりついた。
ーーーー
夏之丞は大店の若旦那咲之助との色恋沙汰で勘当され蟄居(ちっきょ)の身。孤児の藤松を預かり平穏な日々を送るかに見えたが、夏祭りの日に稚児の磯松を連れた咲之助に再会し四人は……。
ーーー
(明かされていないことがいくつかあるので、そのうち修整したいです)
文字数 19,291
最終更新日 2016.02.21
登録日 2016.02.20
巫女と青年の一途で儚い恋の物語ー。
とある国のとある時代、神殿に仕える巫女の少女と、美しい舞い手の少年が出会い、恋をした。
静かに心に沁みる、恋愛ショート・ショート。
文字数 3,163
最終更新日 2021.03.19
登録日 2021.03.19
文字数 2,234
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.07.31
古代最強の騎士、至高界の障壁であるアヴァロン神殿の守護者は、崩壊の危機に瀕している世界を守るために世界に堕落し、ついに堕落した貴族の奴隷となった
すべての記憶が失われ、壊れた剣だけが残ります
これはすべて、それは陰謀なのか、それとも事故なのか、
彼が自分の記憶を取り戻すことができるかどうか、そして彼はどのようなテストに遭遇しますか
血と涙によって書かれた叙事詩を読んでください。
文字数 3,714
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.10.04
自由に大空へ羽ばたくことを夢見た風見鶏は、悪い白鳥に騙られて身体を震わせるが……。'97年初稿。
文字数 16,626
最終更新日 2018.08.28
登録日 2018.08.23
文字数 979
最終更新日 2018.09.13
登録日 2018.09.13
妻が、お遍路さんに行きたいと言い出した。わたしは妻に連れられて、八十八カ所の霊場巡りの旅に出る。だが、旅を続けるにつれて、わたしと妻の回りには——。
幻想小説です。
(物語の必要上、かならずしも現実のお遍路に即していません。ご了承下さい)
文字数 5,563
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.30
『現実界』(リアリティ)に住むすぐるは、ごく平凡な少年に見えますが、実は祖父から不思議な力を受け継いでいる『魔法使い』で、そのせいで周りからは好奇の目で見られてきましたが、それを世のため人のために使うという使命感を抱いていました。
ある日、すぐるは祖父から聞かされたもう一つの世界『幻想界』(ファンタジア)の存在を、夢の中に現れた神々の長から知らされることとなりました。幻想界では倒されたはずの悪魔王『カオス』が復活したこと、現実界と幻想界は表裏一体で、片方の世界が悪くなると、もう片方の世界にも悪影響があること、父のとしおが両方の世界を救うべく、幻想界に旅立ったことなどを聞いたのです。そこですぐるは祖父から受け継いだ杖を手に、幻想界へと旅立っていきました。
文字数 260,003
最終更新日 2023.06.30
登録日 2022.04.20
■あらすじ
生きる意味を追い求める悩める高校生、高月望。彼の前に突如として現れた「全てを知る者」
彼は本当に高月の求める答えに導いてくれるのか?
■キーポイント
〇一人称視点ですが、主人公の言動が全てではない。
〇至って現実的な設定だが、超自然的でもある。
〇主人公、主人公に好意を寄せる女の子、主人公と昔仲が良かった女の子での三角関係。+α。
〇登場人物にそれぞれ背景があり、視点が切り替わることもあります。
〇恐らくバッドエンド。
楽しんで頂けたら幸いです。
文字数 91,058
最終更新日 2024.01.25
登録日 2024.01.04
「ぼく」の頭の中でライオンがほえている。
その声は「ぼく」に勇気を与えるが……。
本当の勇気とはなんなのか。
文字数 2,204
最終更新日 2018.06.26
登録日 2018.06.26
おばあちゃんちの庭に傘をさして入って来た子どもたち。
子どもたちは庭の片隅にしゃがみ込み……。
梅雨時の幻想譚です。
文字数 976
最終更新日 2018.06.29
登録日 2018.06.29
星みたいな少女と僕のなんでもないお話。
場所やキャラの容姿等、曖昧なところは読者様のご想像で読んで頂ければ幸いです。
文字数 1,455
最終更新日 2021.03.04
登録日 2021.03.04