小説一覧
元々1人でこの世を去ることを心に決めていた少女。
最愛なる友人にだけ明かした “ 自殺 ” 。
海が大好きな少女は命を絶つ当日の夜。
“ 最期に会いたい ” と友人である私に連絡をする。
海岸沿いのコンクリートの上に座り込み2人で他愛ない話を何時間もし続け話題が尽きた頃、逝くことを決意する。
「 あたしの夢、聞いてくれる? 」
笑って私に問いかけた。
“ みちずれ ” という表現方法を使って “ 一緒に逝きたかった ” と打ち明けた。
私は少女とこの世を去るのならば、怖くは無い。
そう思い毒を含んだ言葉を吐きつつも死ぬことについて了承をする。
それを察した少女は嬉しさの余り強く抱き締めそのまま海へと身体を投げた。
水中からしか見えない景色。
歪んだ星空に近くを泳ぐ魚。
着々と薄れていく酸素。
最期には相応しい綺麗な場所と大切な人。
友人がいつも大切につけてくれていたあたしがプレゼントした青色の蝶の髪飾りが外れ、その一瞬で蝶の形をした死神へと変化しあっちの世界へ招いてくれた。
“ あっちの世界 ” とはどこなのでしょうか。
少女たちの幸せは水の泡たちと共に空へ昇った。
文字数 2,090
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16
僕は、ある日、妻に焼き殺された。
思えば、ずいぶん前から妻は少しずつ精神を追い詰められていたのだ。
そして、ある日、妻の心はダムが決壊するように壊れてしまった。
僕は、妻の異変に気づけなかった。
そして、あの日、子供たちの平穏な日々は終わってしまった。
これは、妻の異変に気づけなかった僕の罪なのだろうか?
もし、神様がいるならーー、
何がいけなかったのか教えてください。
そして、どうか僕に、妻と人生をやり直すチャンスをください。
七年前にタイムリープした綿谷シュンは、妻リナが歩んだ七年間を知り、リナの知られざる苦労を知っていく。
リナの周りは、様々な事情を抱えた人間であふれていたーー。
妻と人生をやり直したい。
そう願う男が、様々な精神疾患を抱えた人と出会い、人間の精神というものの奥深さに触れていく話。
※妄想が症状として出現する病気には、認知症や妄想性パーソナリティ障害、うつ病、躁うつ病、統合失調症など、様々な病気があります。
どれも、内服にて症状のコントロールが可能です。
病気をもちながらも、治療を適切に行い、社会生活を営んでいる人はたくさんいます。
病気に対する偏見を助長するために書いた作品ではありません。
文字数 33,184
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.12
ごく普通の女子高生、高橋佐知子は、とあるきっかけで異世界へと転移する。
そこで少年を助けるも、異世界の創造主に元の世界へと戻されてしまう。
創造主に『私の世界の大戦争を回避して欲しい』と、頼まれ二度目の転移をすると、そこは十年後の世界だった。
青年に成長した助けた少年に恋心を抱かれながらも、佐知子は様々な人と出会い、未知の『戦』を経験し、考え、成長し、異世界の大戦争を回避していく、長い長い物語。
文字数 85,148
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.03.16
クラリッサは苛立っていた。
婚約者のエミリオがここ1年浮気をしている。その事を両親や祖父母、エミリオの親に訴えるも我慢をするのが当たり前のように流されてしまう。
以前のエミリオはそうじゃ無かった。喧嘩もしたけれど仲は悪くなかった。
エミリオの心変わりはファルマという女性が現れてからの事。
「このまま結婚していいのかな」そんな悩みを抱えていたが、王家主催の夜会でエミリオがエスコートをしてくれるのかも連絡が来ない。
欠席も遅刻も出来ない夜会なので、クラリッサはエミリオを呼び出しどうするのかと問うつもりだった。
しかしエミリオは「お前は保険だ」とクラリッサに言い放つ。
ファルマと結ばれなかった時に、この年から相手を探すのはお互いに困るだろうと言われキレた。
父に「婚約を解消できないのならこのまま修道院に駆け込む!」と凄み、遂に婚約は解消になった。
エスコート役を叔父に頼み出席した夜会。入場しようと順番を待っていると騒がしい。
何だろうと行ってみればエミリオがクラリッサの友人を罵倒する場だった。何に怒っているかのと思えば友人がファルマを脅し、持ち物を奪い取ったのだという。
「こんな祝いの場で!!」クラリッサは堪らず友人を庇うようにエミリオの前に出たが婚約を勝手に解消した事にも腹を立てていたエミリオはクラリッサを「お一人様で入場なんて憐れだな」と矛先を変えてきた。
そこに「遅くなってすまない」と大きな男性が現れエミリオに言った。
「私の連れに何をしようと?」
――連れ?!――
クラリッサにはその男に見覚えがないのだが??
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★6月15日投稿開始、完結は6月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 61,859
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.15
努力の末「天才」の地位に君臨していた魔女オリビアは、連勝を誇る校内ホウキレース大会で突如転校してきた本物の天才魔法使いハヤトに圧倒的な力の差をつけられて敗北した。突然の事が受け入れられないオリビアは、事あるごとに彼へのライバル心をあらわにする。何度やっても変わらない結果にも関わらず再戦を繰り返し、そのしつこさにハヤトを疲弊させていった。
ある日、自らが希望した魔法の対決試合で、限界になったハヤトに完膚なきまでに叩きのめされた上に、大勢の生徒の前で敗北宣言させられる。絶望に沈むオリビアだが、周囲の評価は温かいものだった。これまでの行動を反省し、彼への異常なまでの挑戦をやめ、肩の力を抜いて学校生活を謳歌し始めるオリビア。そんな彼女の変化に動揺したのか、今度はハヤトが魔法の才能を使って自分への再挑戦を煽るのであった。そしてその執着は歪んだ愛情へと変わり、オリビアのそれとは比較にならない程、狂気をはらんだものになっていく───────。
囚われエンド、絶対的な力を持つ男による恐怖の一方通行ヤンデレ物語。徐々に追い詰められていくかわいそうなオリビアをお楽しみください。甘さゼロ、少しホラーテイストも入っています。
また本作は「偽物の天才魔女は優しくて意地悪な本物の天才魔法使いに翻弄される」シリーズのifストーリー。本編でもハヤトは割と似たような事をしてオリビアを困らせまくっていますがあちらはハッピーエンド。両作品の違いも感じて頂けると嬉しいです。
文字数 51,393
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.16
酔っ払って寝て起きたらなんか手が小さい。びっくりしてベットから落ちて今の自分の情報と前の自分の記憶が一気に脳内を巡ってそのまま気絶した。
私は放置された16歳の少女リーシャに転生?してた。自分の状況を理解してすぐになぜか王様の命令で辺境にお嫁に行くことになったよ!
辺境はイケメンマッチョパラダイス!!だったので天国でした!
食べ物が美味しくない国だったので好き放題食べたい物作らせて貰える環境を与えられて幸せです。
もふもふ?に出会ったけどなんか違う!?
もふじゃない爺と契約!?とかなんだかなーな仲間もできるよ。
両親のこととかリーシャの真実が明るみに出たり、思わぬ方向に物事が進んだり?
いつかは立派な辺境伯夫人になりたいリーシャの日常のお話。
主人公が結婚するんでR指定は保険です。外見とかストーリー的に身長とか容姿について表現があるので不快になりそうでしたらそっと閉じてください。完全な性表現は書くの苦手なのでほぼ無いとは思いますが。
倫理観論理感の強い人には向かないと思われますので、そっ閉じしてください。
小さい見た目のお転婆さんとか書きたかっただけのお話。ふんわり設定なので軽ーく受け流してください。
描写とか適当シーンも多いので軽く読み流す物としてお楽しみください。
タイトルのついた分は少し台詞回しいじったり誤字脱字の訂正が済みました。
多少表現が変わった程度でストーリーに触る改稿はしてません。
カクヨム様にも載せてます。
文字数 1,172,921
最終更新日 2024.06.16
登録日 2022.12.17
この物語は1人の転生者が死の瀬戸際で前世を思い出し、魔法が使えないはずのダンジョンでだけ自分だけ魔法を使える状態で入れてしまい、その後やはり魔法を使えないはずのダンジョンで低レベルな魔法しか扱えないはずが、イザ使用すると恐ろしい威力を発生し、無双する話。
この世界での名はティモ・フローレク。
気が付けばこの世界にいた。
いたというか前世を思い出した。
どうやら俺は日本で死に、その後この世界へ転生したらしい。
今俺は危機的状況にある。
元々気性の激しい冒険者がいたんだが、そいつが今日機嫌が悪く俺はとばっちりを受けた。
ダンジョンの入り口に突き飛ばされ、激しい衝撃をその身に受けたんだ。
何の事って思うよな?
つまりあれだ、この世界のダンジョンって、魔法が使えない。
魔法を使える状態でダンジョンに入ろうとすると、こうして見えない壁のような何かに遮られ、無理やり通ろうとすれば激しい痛みを伴い、最悪命を落とす。
ではどうするか?
魔法を使えないようにする装備を身に纏いダンジョンに入るしかない。
以前魔力がゼロになったら入れるんじゃね?昔色々な連中がチャレンジしたが、入ったはいいが魔力が回復した瞬間拒絶された。
勿論ダンジョン内でそれを外せばたちまち酷い痛みを伴い堪えられなくなる。
そんな壁に今俺は無理やり押し付けられ酷い痛みに藻掻いている。
俺を視えない壁に押し付けた奴は笑っている。
因みに俺は魔法を殆んど扱えない。
いや、正確に言えば最低レベルの魔法しか扱えない。
そんな俺は何とか回復させ脱出しようとしたのだが・・・・途中で意識を失った。
で、気が付けばこうして前世を思い出し、しかもダンジョンの中。
げ!俺魔法を遮断するアイテムを持っていないんだが?
文字数 17,574
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16
12歳の子爵令嬢マーゴットが、相棒の喋るミノカサゴを連れて、友人兼側近の男爵令嬢キャスリーヌと一緒に外国の学校へ入学して、学園で無双する。
評判の良い学校だから、選んだのに、学校に向かおうとしたら、案内を申し出てくれた学校のOBの企みに巻き込まれそうになったので、OBの妹の伯爵令嬢を味方に引き入れ、OBを撃退。
主人公は、コーハ王国の子爵令嬢マーゴット・ガラン。
同い年で、マーゴットの幼馴染みの側近兼友人。
コーハ王国の男爵令嬢キャスリーヌ・ベイモン。
OBはアレックス・オッドア伯爵子息。
OBの妹は、バネッサ・オッドア伯爵令嬢。
ニンデリー王国に着いてからは、寮の部屋を横取りされたり、ニンデリー王立学園に登校したら、先生や学校の仕事を押し付けられそうになったり。
学生は、第1王子派と第2王子派と中立派に分かれていてギスギス。
入学前に聞いた評判と全然違う。
国や大人の思惑、学生の悩みやいら立ち、家族その他の願いが入り乱れるニンデリー王立学園での学園生活がスタート。
マーゴットは、キャスリーヌと共に、勃発するトラブル、不可解な事故や事件、策略に毅然と立ち向かい、権力や資金力、知恵、剣、魔法、ミノカサゴの助言などを思う存分使って、快適な学園生活の実現を目指す。
マーゴットは、コーハ王国のガラン子爵家当主の末っ子長女。上に4人の兄がいる。
学園入学より前に、ニンデリー王国とは別の外国の海に遊びにいったら、ミノカサゴがマーゴットについてきた。
その日から、ミノカサゴは、マーゴットの相棒。
ガラン領にいるときは、マーゴットの顔の横にミノカサゴが浮いている。
毒針の刺さらない距離を保って。
学園でのマーゴットは、特注品の鞄にミノカサゴを入れて持ち歩いている。
最初のうちは、喋るミノカサゴの出番が少ない。
※話が進むごとに、伏線を回収したり、謎を解いたりしながら、新たな伏線がはられたり、謎が盛り込まれたりして話が進む。
※ニンデリー王立学園は、学生1人1人が好きな科目を選択して受講し、各自の専門を深めたり、研究に邁進する授業スタイル。
※転生者は、同級生に複数いる。
※悩み傷付き狼狽えるのは、主人公以外の登場人物。
主人公マーゴットが自分のしたいように過ごした結果、同級生の悩みや事件を解決したり、物事の潮目を変えたりする。
※主人公マーゴットは、最強。
※主人公マーゴットと幼馴染みのキャスリーヌは、学園で恋愛をしない。
※学校の中外、たまに国をまたいでの活動を予定。
※マーゴットは、誇り高く、自分に自信がある女の子。
※容姿は、茶色い髪と茶色い瞳。ぱっちり二重で、小柄で細身。
派手さはない。
第16回ファンタジー小説大賞エントリー。
文字数 756,980
最終更新日 2024.06.16
登録日 2023.08.30
あまりにも心地いい春の日。
ちょっと足をのばして湖まで採取に出かけた薬師のラスクは、そこで深手を負った真っ黒ワンコを見つけてしまう。
治療しようと近づいたらめちゃくちゃ威嚇されたのに、ピンチの時にはしっかり助けてくれた真っ黒ワンコは、なぜか家までついてきて…。
受けの前ではついついワンコになってしまう狼獣人と、お人好しな薬師のお話です。
★不定期:1000字程度の更新。
★他サイトにも掲載しています。
文字数 149,437
最終更新日 2024.06.16
登録日 2023.10.25
昼飯の準備中に現れた魔法陣。
その光に導かれ、いや誘拐されてしまった俺と妹。
―――え、妹が聖女様!?
そして俺は―――ちゃんとした脇役!!!
後日鑑定により発覚した加護は、好きな時に好きなだけ砂糖と塩を生成できるもので…??
異世界、聖女様、騎士、調味料体質の俺!!
魔法適正のない脇役が砂糖と塩でどうにか異世界を生きるBL.
※見切り発車です、18指定は念のため。
文字数 17,572
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.08
人を頼るのが苦手な受けと、そんな主人公にゆっくり向き合っていく攻めのお話。最終は受けが攻めにデレデレに甘やかしてもらう予定です。
含む内容〚過呼吸〛
今後追加するであろう内容〚自傷/希死念慮/おもらしetc…〛
初投稿、初執筆です。
トラウマ系blが大好きで、どうせなら自分で書いちゃえ!という気持ちで始めました。拙い文ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
まだ形にはなっていませんが、大まかには想像してるので完結はさせたいと思います!(見てくださる方がいたら、ですが…💦)コメントいただけたら嬉しいです!
誤字脱字、文法、慣用句の間違いなどもあると思います。見つけた際にもコメントでご指摘いただけたら嬉しいです🙇♂️
文字数 4,394
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.12
鈴森白音(すずもりしおん)は、地味ながらも平穏な日々を送っていた。しかし、ある日の昼下がり、恋人の浮気現場に遭遇してしまい、報復の手段として黒魔術に手を出した。
しかしその魔力に惹き付けられたヴァイスによって、異世界”エルデガリア王国”に召喚された。
役目は聖女でも国防でもなく「子守り」
第2王子であり、大公の地位を持つヴァイスは、赤子の母としてシオンに契約結婚を望む。
契約の内容は、娘の身の安全を守り養育すること。
ヴァイスは天才気質で変わり者だが、家族への愛情は人一倍深かった。
ヴァイスは不自然なほどの好意を寄せてくれるが、シオンは赤子の母でヴァイスの元恋人の存在が気になって、ヴァイスをなかなか1人の男として見られない。しかし、その娘の出生には秘密があって……
徐々に愛を意識する二人の、ラブロマンスファンタジー
文字数 57,612
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.13
※完結しました。続編「允帝関白!」連載中。
室町時代、大航海時代、インカ帝国にルネサンスと奇妙な縁で世界が重なったこの時代で。
陸奥の一武将である二本松氏の娘、女忍者でもある蔵姫がお供の牛頭のあやかしと海を渡った帝国でクラ・オクリョを名乗り、征服者(コンキスタドール)のフランシスコ・ピサロと戦う物語。
※フランコ(フランシスコ)がもう一人の主人公になりつつある活躍なので、彼側メインの話は「❖」マークをつけてます。
主人公クラもフランコもどっちも出てこない話は閑話となります
※短編で彼女を元にした前日譚を投稿中。
文字数 106,240
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.04.27
幼い頃からの恋に振り回され疲れ切っていたマリエッテは、信じていた婚約者リュヒテに裏切られ「恋心を忘れる」という【魔女の秘薬】を飲んでしまう。
婚約が白紙となり新しい一歩を踏み出したマリエッテだが、代々王妃にのみ伝わる【鍵】を持っているのではと元婚約者たちの前に呼び戻される。
どうやら恋心と一緒に鍵の存在も忘れてしまったようで、鍵のありかを思い出すために元婚約者にもう一度恋をすることになった。
※連載版です。
※短編版とは設定が変わります。
文字数 7,842
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16
軽い寄り道感覚で読める不思議な話。
自分自身や友人の体験を元に、ちょっと不思議な話を気の向くままに、少しばかり脚色と誇張を交えて書き連ねてゆきます。不定期に新話を投稿致しますので、皆様もお気の向く時にお立ち寄りください。
文字数 25,042
最終更新日 2024.06.16
登録日 2022.10.24
※カクヨムの方にも載せてあります。サブストーリーなども書いていますので、よかったら、お越しくださいm(_ _)m
リアンは有名私塾に通い、天才と名高い少女であった。しかしある日突然、陛下の花嫁探しに白羽の矢が立ち、有無を言わさず後宮へ入れられてしまう。
王妃候補なんてなりたくない。やる気ゼロの彼女は後宮の部屋へ引きこもり、怠惰に暮らすためにその能力を使うことにした。
文字数 257,465
最終更新日 2024.06.16
登録日 2023.07.28
グレイスは婚約者であるアンドリューにひどく嫌われていた。彼にはリアナという他に好きな女性がおり、彼女以外と結婚するつもりはさらさらなかったから。しかしリアナが突然失踪し、八つ当たりされながらも健気に寄り添い続けた結果、アンドリューはグレイスを愛するようになり、結婚まであと少し――のところで、ある日突然リアナが戻ってきた。アンドリューとの子どもを連れて。
さすがに子どもがいる男性と結婚することはできないと別れを切り出すグレイスだが、アンドリューは認めず、国王夫妻や父もそのまま結婚するよう命じてくる。困ったグレイスのもとに、国王の甥であり、隣国へ留学していたはずのレイモンド・レディングが現れ、「俺と結婚してほしい」と求婚してきた。しかし彼の向こうでの生活を調べたところ、多くの女性と遊んでいたようで……
※「ムーンライトノベルズ」様にも掲載しています。
文字数 84,480
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.08
「何で今、よりによって一番戻ってほしくない瞬間に男に戻ってるんだよ……!」
数年前、突然女性の身体になってしまった青年、冬耶は、そんなことを家族に打ち明けられるわけもなく家を出た。
それから、わけあってキャバクラでキャストとして働くことになったが、ある日店長に、重要な人物への接待を命じられる。
その相手は偶然にも、冬耶の家の向かいに住んでいた、初恋と言って差し支えのない人だった。
接待は円滑に進み…むしろ円滑に進みすぎて、酔った勢いで一夜を共にしてしまったようだ。(酔いすぎていてあまり覚えていない)
だが、翌朝目覚めた冬耶は愕然とした。
何と、男に戻っていたのだ。
慌ててその場を逃げ出したが、彼はその夜も店を訪れた。
ばれたら一巻の終わりと慌てていると、彼は「責任を取りたい」などと言い出して……!?
※注意※あくまでBLとして書いていますが、TS(性別が入れ替わる)受で、どちらの性別でもいたしているため、苦手な方はご注意ください。
文字数 107,626
最終更新日 2024.06.16
登録日 2023.04.16
高校二年生の黒川は、席の近い沢村と月島、千堂と学校の七不思議について話す。怪談話など一つもないと言われる程の学校だったが、突然怪談話が現れたらしく……? 怪異に巻き込まれ、命を狙われる黒川と沢村と月島の三人。彼らはどうやって生き残るかーーの、裏側のストーリー。国家転覆を狙う黒川と、優しい世界を作りたい樋脇の、黒幕同士(?)の恋。中々進展がないので、最終話くらいにはR18になる予定です。更新頻度遅め。
文字数 18,605
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.30
文字数 13,769
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.11
都内で営業事務として働く27歳の佐藤ゆかりは、色々あって(笑)神様から天界に住むことを勧められたが、下界で暮らしたいとお願い?したところ、神社の復興を条件にされてしまう。
赴任した神社は前任の神様が主祭神ではなく、本殿の悪神をおさえるのが仕事であった。
神社を発展させ、氏子を増やさないと存在が消えてしまう。
神格があがると新しい神の力、神威が使えるようになる。
神威を使って神域を広げ、氏子を増やし、更に神威を大きくすることができるのか。
ゆかりは自分の存在を護るため、更に豊かなスローライフも目指し、神使の仲間や氏子と神社復興ために奮闘する。
バトルは少なめです
文字数 99,595
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.04.12
神の力を与えられた四人の現人神が守る世界。
花柳家の養子として生きてきた睡蓮は、家族に愛されない日々を送っていた。
ある日、東の地方を守る龍桜院楪の花嫁に選ばれた睡蓮。
しかし、持ちかけられたその結婚は愛のない契約結婚。
居場所のない花柳の家を出ることができるのならと契約結婚を受け入れた睡蓮は、離れて暮らす夫、楪に毎月手紙を出していた。
しかし結婚から三年、睡蓮は楪に離縁を申し込む。
その理由は……。
〝離縁〟をきっかけに開いていくのは、恋の蕾――。
人間不信の現人神 × 魂を失った花嫁
すれ違いラブファンタジー。
※ 本タイトルは、
『さて、このたびの離縁につきましては』から、
『現人神の花嫁〜離縁からはじまる運命の恋物語〜』へ変更しております。
文字数 75,516
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.04
親に殴られる寸前の獣人の子供がいたから、身を挺して守っただけなのに……
いきなりプロポーズされ、夫と子供ができることになりました!
家族に疎まれて育った第二王子のアンリにプロポーズしてきたのは、狼獣人の辺境伯グウェナエル。澄ました顔でキリッとしてるけど、尻尾がぶんぶん揺れまくってる。見た目ハスキー犬の、性格ただの人懐っこい天然おまぬけ駄犬。これが夫で大丈夫なのか?(正直可愛い)(もふもふしたい)と思いつつも、辺境伯の伴侶になることで、自分を疎んできた父親や兄にざまあすることに。
アンリが守った子供、テオフィルを虐待から守るために継子にし、一家の生活が始まる。このテオフィルが天使のようにけなげで可愛らしい! ぬいぐるみのように愛らしい継子を、アンリは全力で可愛がろうと決意する。
可愛い獣人の夫と可愛い獣人の子供に囲まれた、ハートフルもふもふBL!
※R18シーンが含まれる部分には、タイトルに*をつけます。
文字数 84,985
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.14
異世界って何?美味しいの?
異世界転生を綾野が書くとこうなってしまう、という実験です。
定年間際の転生者はどうなるのでしょう。
文字数 203,390
最終更新日 2024.06.16
登録日 2023.08.08
英雄の血を引くリメリアは、若くして家を継いだ伯爵の元に嫁いだ。
若さもあってか血気盛んな伯爵は、失言や失敗も多かったが、それでもリメリアは彼を支えるために働きかけていた。
英雄の血を引く彼女の存在には、単なる伯爵夫人以上の力があり、リメリアからの謝罪によって、ことが解決することが多かったのだ。
しかし伯爵は、ある日リメリアに離婚を言い渡した。
彼にとって、自分以上に評価されているリメリアは邪魔者だったのだ。
だが、リメリアという強力な存在を失った伯爵は、落ちぶれていくことになった。彼女の影響力を、彼はまったく理解していなかったのだ。
文字数 49,818
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.05.28