切ない 小説一覧
681
たとえ愛がなくても、あなたのそばにいられるのなら
ヴェルンハイム伯爵家の私生児ハイネは家の借金のため、両親によって資産家のエッケン侯爵の愛人になることを強いられようとしていた。
ハイネは耐えきれず家を飛び出し、幼馴染みで初恋のアーサーの元に向かい、彼に抱いてほしいと望んだ。
男性を知らないハイネは、エッケンとの結婚が避けられないのであれば、せめて想い人であるアーサーに初めてを捧げたかった。
アーサーは事情を知るや、ハイネに契約結婚を提案する。
伯爵家の借金を肩代わりする代わりに、自分と結婚し、跡継ぎを産め、と。
アーサーは多くの女性たちと浮名を流し、子どもの頃とは大きく違っていたが、今も想いを寄せる相手であることに変わりは無かった。ハイネはアーサーとの契約結婚を受け入れる。
※他のサイトにも投稿しています
感想数 10
文字数 78,297
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.06.14
682
【完結】愛していたのに処刑されました。今度は関わりません。
「アマリア・レガス伯爵令嬢!其方を王族に毒をもったとして処刑とする!」
いきなりの冤罪を突き立てられ、私の愛していた婚約者は、別の女性と一緒に居る。
貴族としての政略結婚だとしても、私は愛していた。
けれど、貴方は……別の女性といつも居た。
処刑されたと思ったら、何故か時間が巻き戻っている。
ならば……諦める。
前とは違う人生を送って、貴方を好きだという気持ちをも……。
……そう簡単に、消えないけれど。
---------------------
※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
文字数 24,555
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.12.23
683
君と生きた伯父 ――四日間の出会い、三十年の約束
入院中に出会った余命わずかな少年と過ごしたのは、たった四日間。
それは、一人の人生を三十年変え続ける約束だった。
荒れた生活を送っていた十八歳の充は、事故で入院した大学病院で病弱な少年・陽向と出会う。
目を合わせ、手を繋ぎ、ただ話をしただけの四日間。
けれどその短い時間は、充の人生を大きく変えていった。
三十年後。
甥は、伯父からその静かな愛の物語を聞くことになる。
四日間の出会いと、三十年の約束。
静かな愛の形を描いた短編小説。
※全五話完結
感想数 0
文字数 21,600
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.03.19
684
【完結】銀鳴鳥の囀る朝に。
「そうだ。死ぬ前に一度だけ、好きな人に抱いてもらおう」
夕方、宮廷の一室に呼び出された青年騎士は、「明日の朝、王子の代わりに断頭台に登れ」と命令される。十代半ばから王子の身代りを勤めていた青年には、その命令を断る選択肢もなく、その理由を尋ねることすら許されていなかった。
青年騎士が、断頭台に登るまでに与えられた一日にも満たない猶予で願ったのは、大切に飼っている鳥を譲り渡すことと、想いを告げることなく胸に封じ込めていた、片想いの友人へ処女を捧げることだった。
片想い→すれ違い両片想いへ転ずる物語。
美形で恋多き両刀の騎士×不憫で健気な清廉な騎士
※この物語の結末は最初に示唆されている通りに主人公の首が刎ねられます。
ですが、主人公は多幸感のままに自身の役目を果たします。
作者の定義では、ハピエンの物語です。
人によっては、そう思えない場合もございます。
願わくば、最後までお読みいただき、物語の結末を見届けて頂けたら、何よりも幸いです。
残酷な描写があります。ご注意ください。
ムーンライトノベルズで昨年投稿していた作品を加筆予定です。
(ムーンライトベルズBL年間ランキング短編3位、全体13位 R5年5月13日時点)
長編にするに辺り、短編を区切りの良いところで分けています。
ムーンライトノベルズにも投稿しております。
※第11回BL小説大賞の応募作です。
表紙はpome様(X@kmt_sr)が描いてくださいました。
感想数 134
文字数 61,091
最終更新日 2023.11.26
登録日 2023.10.28
685
please take me to heaven
全5話 完結済み。
数年前に雨が降らなくなってから、この町の草木や農作物は次々と姿を消していった。
病弱な少女アミエルは、幼い頃に見た花畑をもう一度見たいと願っている。
彼女を想うベルネは叶わない願いだと知りながらも、町に残る“綺麗なもの”を集めてはアミエルに贈り続けていた。
枯れゆく世界で想いだけが静かに積もっていく、二人の少女の儚くも美しい物語。
感想数 0
文字数 14,785
最終更新日 2025.08.23
登録日 2025.08.09
686
【完結】本能と本心〜
「涼太の後悔の一夜」がこの物語のプロローグとなります。
涼太に片思いしているミク
ミクを好きな涼太の親友のレオ
梨花と付き合い出した涼太
ミクを支える紗弥
リアルなアラサー男女の恋愛ストーリー
⚠️リアルさを求めているため濃厚な性描写もあります
感想数 0
文字数 42,463
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.08
687
【完結】愛してるなんて言うから
「メアリー、俺はこの婚約を破棄したい」
婚約が決まって、三年が経とうかという頃に切り出された婚約破棄。
婚約の理由は、アラン様のお父様とわたしのお母様が、昔恋人同士だったから。
――なんだそれ。ふざけてんのか。
わたし達は婚約解消を前提とした婚約を、互いに了承し合った。
第1部が恋物語。
第2部は裏事情の暴露大会。親世代の愛憎確執バトル、スタートッ!
※ 一話のみ挿絵があります。サブタイトルに(※挿絵あり)と表記しております。
苦手な方、ごめんなさい。挿絵の箇所は、するーっと流してくださると幸いです。
感想数 23
文字数 234,513
最終更新日 2026.03.23
登録日 2023.04.07
688
また、君を好きになるなんて。
彼女を救うために、何度でも人生をやり直す――
高校生・相沢レンは、恋人の天野ユイを突然の事故で失う。
その夜、涙と後悔の中で眠りについた彼が目を覚ましたのは、3年前の中学生の頃だった。
転生を繰り返す中で、レンは何度もユイと出会い直し、愛し直し、そしてまた失っていく。
どれだけ未来を変えても、彼女の“死”という運命は揺るがない。
それでも、彼は誓う――今度こそ、彼女を救うと。
そして辿り着く、たったひとつの方法。
「君が生きていてくれるなら、それだけでいい」
優しさが切なさに変わる、“静かに泣ける”輪廻転生ラブストーリー。
後味は少しだけ苦いけれど、あなたの胸に永遠に残る一冊になるはずです。
感想数 0
文字数 11,023
最終更新日 2025.06.06
登録日 2025.05.31
689
プールサイドの境界線
「親友」という特等席は、俺を焼き尽くす檻だった。
水泳サークルの同期で、自他共に認める「ニコイチ」の親友、陽翔。
眩しいほどの太陽(ひかり)であるあいつの隣は、俺にとって唯一の居場所であり、同時に地獄でもあった。
肩が触れ合う距離。混ざり合う汗と塩素の匂い。
「お前は最高の親友だ」と笑うあいつに、俺は何度殺されただろう。
抑えきれない欲情を、自分を痛めつけるような筋トレの負荷にすり替えて、
今日も俺は「最高の親友」という仮面を被り続ける。
――あの日、あのシャワー室で、あいつの「秘密」を暴いてしまうまでは。
触れてもいいのに、愛せない。
親友という名の地獄に溺れる、俺の壊れるほど一途な恋の記録。
水泳サークルと「競パン」バイトを舞台に、「親友」と「恋愛」の境界線に苦しむ、切なくて熱い青春BLです。
※性愛描写はありませんが、一部、性的な示唆や下着姿、男子特有の下ネタなどの描写を含みます
※直接的な性交はありませんが、章によっては、自慰行為、全裸・相互の勃起・手による射精描写が含まれます。
感想数 0
文字数 66,554
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.03.10
690
幸せな復讐
お前の結婚式前夜……僕たちは最後の儀式のように身体を重ねた。
明日から別々の人生を歩むことを受け入れたのは、僕の方だった。
だから最後に一生忘れない程、激しく深く抱き合ったことを後悔していない。
でも僕はこれからどうやって生きて行けばいい。
君に捨てられた僕の恋の行方は……
それぞれの新生活を意識して書きました。
よろしくお願いします。
fujossyさんの新生活コンテスト応募作品の転載です。
文字数 11,165
最終更新日 2019.07.30
登録日 2019.07.21
691
【完結】言えない言葉
双子の弟・水瀬碧依は、明るい兄・翼と比べられ、自信がない引っ込み思案な大学生。
同じゼミの気さくで眩しい如月大和に密かに恋するが、話しかける勇気はない。
ある日、碧依は兄になりすまし、本屋のバイトで大和に近づく大胆な計画を立てる。
兄の笑顔で大和と心を通わせる碧依だが、嘘の自分に葛藤し……。
すれ違いを経て本当の想いを伝える、切なく甘い青春BLストーリー。
第1回青春BLカップ参加作品です。
1章 「出会い」が長くなってしまったので、前後編に分けました。
2章、3章も長くなってしまって、分けました。碧依の恋心を丁寧に書き直しました。(2025/9/2 18:40)
感想数 57
文字数 84,285
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.10
692
爆弾拾いがついた嘘
「助手は要りませんか?」
「家政婦の真似事なら他を当たってくれ」
断られるのは無理もない。無資格の学生の身分で一流技術者の門を叩いているのだから。そんな女子学生、冴島一希が目指すのは、内戦の遺物である不発弾の処理業者。命がけの職業であり、女性の前例がない世界だ。
「お前をただ働きの使いっ走りに任命する。感謝しろ」
最悪の第一印象をくつがえし、無愛想な男のもとで住み込み修業を始める一希。厳しくも親身な指導に必死に応えながら、性別や血筋に対する自身の偏見に気付き、自分一人で頑張ろうとする癖をも克服していく。
二年の時を経て、師弟の関係はより親密なものへと育ちつつあったが、二人には別れの時がやってくる。
ついに処理士となった一希は、特別危険な任務の最中に、思いがけず師匠と再会。重傷で意識が遠のく中、師匠の出生の秘密と本心を知ってしまい……。
二つの血をめぐる人間ドラマ。師弟の絆と淡い恋。そして、苦い嘘。
【ハッピーエンドです。】
【リアリティ、心理描写、没入感に定評あり。】
【小説家になろう、カクヨム、ステキブンゲイにも掲載しています(改稿版含む)。】
【あさぎ かな様より、表紙画像を頂戴しました。ありがとうございます!】
感想数 1
文字数 188,420
最終更新日 2020.02.17
登録日 2019.03.30
693
私のことが必要ないなんて言わせません!【菱水シリーズ③】
菱水音大のピアノ科を卒業した私、笠内望未(かさうち みみ)はカフェ『音の葉』で店員兼ピアノ教室の先生として働きだした。
そんな私には憧れの人がいる。
チェリスト梶井理滉(かじい みちひろ)。
彼は世界的に有名なチェリストで、私は彼のファンだった。
ただのファンでしかない私が彼の目に入ることなんかない。
そう思ってた―――彼に頭からジュースをかけてしまうまでは。
★R-18には※R-18マークをつけます。回避して読むことも可能です。
★視点切り替えあり
文字数 105,431
最終更新日 2021.11.17
登録日 2021.10.29
694
背徳の恋のあとで
『愛人を作ることは、家族を維持するために必要なことなのかもしれない』
恋愛小説が好きで純愛を夢見ていた男爵家の一人娘アリーナは、いつの間にかそう考えるようになっていた。
自分が子供を産むまでは……
物心ついた時から愛人に現を抜かす父にかわり、父の仕事までこなす母。母のことを尊敬し真っ直ぐに育ったアリーナは、完璧な母にも唯一弱音を吐ける人物がいることを知る。
母の恋に衝撃を受ける中、予期せぬ相手とのアリーナの初恋。
そして、ずっとアリーナのよき相談相手である図書館管理者との距離も次第に近づいていき……
不倫が身近な存在の今、結婚を、夫婦を、子どもの存在を……あなたはどう考えていますか?
※アリーナの幸せを一緒に見届けて下さると嬉しいです。
感想数 1
文字数 71,595
最終更新日 2025.10.11
登録日 2025.08.14
695
妹扱いはもうおしまい、お姉様の婚約者ではありません。
旧題:お姉様の婚約者
姉が失踪した。それは結婚式当日の朝のことだった。
残された私は家族のため、ひいては祖国のため、姉の婚約者と結婚した。
サイズの合わない純白のドレスを身に纏い、すまないと啜り泣く父に手を引かれ、困惑と同情と侮蔑の視線が交差するバージンロードを歩き、彼の手を取る。
誰が見ても哀れで、惨めで、不幸な結婚。
けれど私の心は晴れやかだった。
だって、ずっと片思いを続けていた人の隣に立てるのだから。
ーーーーーそう、だから私は、誰がなんと言おうと、シアワセだ。
感想数 25
文字数 153,292
最終更新日 2025.12.22
登録日 2024.01.30
696
母が病気で亡くなり父と継母と義姉に虐げられる。幼馴染の王子に溺愛され結婚相手に選ばれたら家族の態度が変わった。
最愛の母モニカかが病気で生涯を終える。娘の公爵令嬢アイシャは母との約束を守り、あたたかい思いやりの心を持つ子に育った。
そんな中、父ジェラールが再婚する。継母のバーバラは美しい顔をしていますが性格は悪く、娘のルージュも見た目は可愛いですが性格はひどいものでした。
バーバラと義姉は意地のわるそうな薄笑いを浮かべて、アイシャを虐げるようになる。肉親の父も助けてくれなくて実子のアイシャに冷たい視線を向け始める。
逆に継母の連れ子には甘い顔を見せて溺愛ぶりは常軌を逸していた。
文字数 19,183
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.07.22
697
★【完結】今日 パパを辞めます(作品230528)
感想数 0
文字数 24,803
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.04
698
夜が明けるまで
ずっと覚えているよ。
だから忘れないで。
親の転勤で日本を離れていた鈴宮倫人は、高校生になるタイミングで日本に戻ってきた。
倫人には生まれつき、人の感情が色になって見える不思議な力がある。そのせいで中学生の頃は長く苦しんだが、嵐という少年との出会いで救われた。
嵐と彼の友人達とかけがえのない絆を築いていたものの、次第に嵐に惹かれていく自分の感情に自信が持てず、親の転勤に合わせて日本から離れてしまう。
帰国後、入学した全寮制の男子校で偶然再会したのは、もう一度会いたいと願っていた嵐本人だった。しかし彼は何故か倫人のことを覚えていなくて……
※これは昔々に書いた処女作です。
前半の過去回想後、抱擁系男前攻め×特殊能力受けの学園ものになります。
お互いの様子をうかがったり隠れたりいざこざに巻き込まれたりする、じれったい話です。
そこはかとないレトロ感を感じる平成BLです。
令和の爽やかBLとは何か違う、という雰囲気を感じると思いますが、レトロ感を楽しんでいただければ幸いです。アルファポリス版はR15版として、もとの作品『夜が明けるまで待って』を順番の入れ替え等微修正してまとめています。
感想数 4
文字数 362,201
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.02
699
「呪いじゃなくて」
中学で会ってからずっと好き。
でも、親友を貫いてきた。だって、絶対離れたくないから。
女の子を好きになりたいから、告白されたら付き合ってみるけど、
いつも、同じ言葉で振られる。
はー……女の子、鋭い。
――あいつのそばを離れれば、想いも薄れていくだろうか。
でも、離れるって思っただけで胸が痛い。
泣けてきたところに、インターホンの音が鳴った。
◇ ◇ ◇ ◇
短編です。
Xノベにキャラ名をつけて改稿しました。
感想数 0
文字数 4,295
最終更新日 2025.09.26
登録日 2025.09.21
700
陽のあたる場所【加筆訂正中】
【俺はあいつの疫病神だから……側にいちゃ、いけない。大切な幼馴染みで、かけがえのない親友で、俺の憧れだから……あいつの夢や幸せの為に、尚更、離れなきゃいけない……】◆容姿端麗、文武両道で生徒会長も務める、両片思いで幼なじみからの甘々な“慈しむような愛”と、一帯のヤンキーを束ねる鬼畜でドSな半グレのリーダーの“狂気じみた愛”に挟まれ翻弄される、元いじめられっ子で人見知り、内向的で不憫なツンデレ弱虫ヤンキーの三角関係◆《主人公を巡り、生徒会とアウトローが動き出す青春群像風ラブストーリー》◆【相関図】 陽人(溺愛攻め)→←柚希(不憫な受け)←柊(鬼畜攻め)◆長編です。ハピエンは確定です。ハピエンですが、途中いろいろと酷い目や可哀想な目に遭います。◆続編ものが初めてなので、最後まで書ける自信はありませんが頑張ります。更新頻度のバラつき、度重なる加筆修正などがあると思いますのでご了承下さい。◆【注意事項】総受け傾向、NTR要素、攻め以外との性行為、愛のない性行為、無理矢理、レイプ、特殊性癖[小スカ、首絞め、ヘマトフィリア]、モブ姦、暴力、拘束、監禁、流血表現、DV、モラハラ、いじめ、虐待、女装、キメセク、媚薬、洗脳、共依存、自傷行為、未成年の飲酒・喫煙、違法行為、反社組織など、酷い描写が色々とあります。苦手な方は注意して下さい。◆主要人物以外の、他のカップリングも出てきます。◆攻めや登場人物が女性と絡む描写が出て来ます。NLが地雷の方は注意して下さい。直接の絡みはありませんが、妊娠を匂わせる描写があります。◆主に主人公(受け)視点ですが、途中から視点がコロコロ変わります。◆何でも許せる人向き◆⚠️この物語に登場する場所、人物、学校名、企業、組織等はすべてフィクションです。◆⚠️未成年の飲酒や喫煙は法律で禁止されています。また、この話は違法行為を推奨する話ではありません。◆サブタイトルの横に※印があるのは、性的な描写がある章になりますので、注意して下さい。◆専門的な知識は全くありません。妄想だけで書いているので、色々と間違いがあると思います。◆この作品は、fujossy、pixivでも公開しております。
感想数 9
文字数 218,226
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.01.02
701
虹の向こうの少年たち
北限の大国、アウロラ王国。
氷と雪と星の神々が輝く、美しくも冷徹な超大国。
それを統べるのは、四つの王家だった。
ビスマス王家。
グロウ王家。
ダン王家。
ネイプルス王家。
ジャロリーノは、四王家の一つ、ネイプルス家の末の王子である。
歳は十五。
黒金の艶をもつ金髪と、オリーブのような緑の目をした少年だった。
アウロラ王国は隣国との戦争が終結したばかり。
その戦争は、ジャロリーノの兄たちの死から始まっていた。
兄たちの『非業の死』は、戦争と共に終結をした。
けれど、ジャロリーノの苦しみは終わらなかった。
毎夜、おぞましい夢を見て、はしたない欲望を抱き、そんな自分を嫌悪して生きていた。
ジャロリーノは、兄たちの死の場にいた。
その時の記憶は、無い。
人々はジャロリーノを悲劇の王子と呼んだ。
不憫な王子とも揶揄した。
そんなジャロリーノを取り巻く少年たちの苦しみも、終わらなかった。
生まれてはならない恋、認めてはならない愛。
氷のような現実のその下で、少年たちの幾つもの恋が絡み合い、苛み、氷解を待つ。
季節は冬。
もうすぐ、悲劇の星祭りがやってくる……。
近親相姦・残酷表現有り
苦手な方はご注意を
感想数 4
文字数 779,767
最終更新日 2026.06.24
登録日 2016.07.01
702
芙蓉の宴
たくさんの事情を抱えて、人は生きていく。芙蓉の花が咲くのは一度ではなく、猛暑の夏も冷夏も、花の様子は違ってもやはり花開くのだ。
正しいとは言えない状況で出逢った男と女の、足掻きながら寄り添おうとするお話。
表紙絵はどらりぬ様からいただきました。
感想数 14
文字数 123,710
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.01.19
703
身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。
文字数 558,659
最終更新日 2023.05.04
登録日 2022.05.01
704
婚約者が結婚式の三日前に姿を消した
駆け落ちか、それとも事件か、婚約者が結婚式の三日前に姿を消した御令嬢のお話。
御都合主義のハッピーエンドのSSです。
小説家になろう様でも投稿しています。
感想数 0
文字数 2,322
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.06.01
705
ずっと、君しか好きじゃない
この婚約を破棄したら、大切な彼は王になれない…。
異世界+婚約破棄+オメガバース(拗らせα×健気Ω)
シセラ王国きっての大貴族である公爵家の末子、フロルは銀髪に紫の瞳の美しいオメガだ。アルファの王太子レオンの18歳の成人の日には、二人の婚姻の儀が行われる。ところが、式を二か月後に控えたある日、宮廷ではレオンに「運命の相手が現れた」との噂が飛び交う。
フロルが王宮に向かうと、レオンは温室で金髪のオメガ、メイネと過ごしていた。そこでフロルはレオンの本音を聞いてしまう。大貴族の子である自分との婚約を破棄すれば、レオンは廃嫡になるかもしれない。必死で彼を庇うフロルの心は、レオンにも周囲にも届かなくて……。
◇王太子α×公爵令息Ω
◇拗らせ攻め×健気受け
◆中盤まで主人公が不憫ですがラストはハピエンです。本編の後に番外編を追加。
◆R18表現のある回には※マークが副題に入ります。
★本作よりPNを変更&併記しております。詳細は近況ボードをご覧いただければ幸いです。
🌸HOTランキング掲載ならびにたくさんのご感想やいいね、エールをありがとうございます!!
🌟素敵な表紙はpome村さんが描いてくださいました。ありがとうございました!
感想数 27
文字数 72,275
最終更新日 2024.06.18
登録日 2024.05.06
706
【完結・R18】姫様の玩具にされたメイドと騎士
メイドさんが片思いの相手と無理矢理エッチなことをさせられて精神的にガツガツ傷つけられていきます。
巻き込まれた騎士はプライドをズタズタにされます。
姫様はそれを楽しみます。
徐々にエロく切なくなっていく方式
◻︎◾︎◻︎◾︎◻︎
あらすじ
王宮で働くメイドのミリアは、一人の騎士に憧れを抱いていた。
もちろん身分が高く人気も高い彼と結婚できるなどとは思っていなかった。たまに見かけた時などに、その姿をそっと目に焼き付けては後で思い返してうっとりする。
その程度の淡い想いだった。
しかし、その想いに姫が気づいた。
姫はとても退屈していた。
とても。
だから、そのメイドでちょっと退屈を紛らわしたくなったのだ。
ちょっと純潔を失わせて、その心をボロボロにしてみたくなったのだ。
ほんの気まぐれ。
ちょっとした退屈しのぎ。
これは、そんな姫に狙われた二人の物語。
◻︎◾︎◻︎◾︎◻︎
お知らせ:
リチャードの奥様のスピンオフ「なにぶん、貴族の夫婦ですので」を公開しました。完結済み。
そちらはR15ですが、よろしければどうぞ。
姫様の乱れる姿が見たい!それを鑑賞するミリア達も!というリクエストに応えようとしてできた、ちょっとはっちゃけ過ぎの陵辱微百合エンド「下々を玩具にした姫の末路」も公開しました。
全4話、完結済みです。
感想数 11
文字数 91,405
最終更新日 2021.06.10
登録日 2021.01.23
707
王に振られた公爵令嬢は王の側近に拾われる
輝くような人気者の王子が好きだった没落令嬢のスピナは学生時代、当時王子だった王に振られる。
しかし、その王の美貌の側近だったルドンに拾われ、結婚することになる。
優しく処女を奪われ、毎晩愛されルドンにひかれるが、実は爵位のみが狙いだったと知り絶望する…。
※ Rシーンが入っているお話には※を付けています。
※ 第18回恋愛小説家大賞参加作品です。応援していただけると嬉しいです。
文字数 62,578
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.01.31
708
明日はきっと
本編完結 11月5日から番外編更新
番に捨てられたΩが、幸せを掴んでいくお話です。
ツイノベで公開していた分です。
タイトル変更しました
感想数 28
文字数 58,800
最終更新日 2024.05.10
登録日 2023.10.31
709
あの素晴らしい愛をもう一度
伯爵夫人セレス・クリスティアーノは
33歳、愛する夫ジャレッド・クリスティアーノ伯爵との間には、可愛い子供が2人いる。
家同士のつながりで婚約した2人だが
婚約期間にはお互いに惹かれあい
好きだ!
私も大好き〜!
僕はもっと大好きだ!
私だって〜!
と人前でいちゃつく姿は有名であった
そんな情熱をもち結婚した2人は子宝にもめぐまれ爵位も継承し順風満帆であった
はず・・・
このお話は、作者の自分勝手な世界観でのフィクションです。
あしからず!
文字数 23,496
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.01
710
誰の子か分からない子を妊娠したのは私だと義妹に押し付けられた~入替義姉妹~
子爵家には二人の娘がいる。
一人は天使のような妹。
もう一人は悪女の姉。
本当は、二人とも義妹だ。
義妹が、私に変装して夜会に出ては男を捕まえる。
私は社交の場に出ることはない。父に疎まれ使用人として扱われているから。
ある時、義妹の妊娠が発覚する。
義妹が領地で出産している間、今度は私が義妹のフリをして舞踏会へ行くことに……。そこで出会ったのは
……。
ハッピーエンド!
感想数 88
文字数 121,022
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.02
711
たぬきの乙女と孤高の剣客~あやかし助太刀恋ノ膝栗毛~
島原の乱を最後まで見届けた狸は、あやかし狸乙女『たぬ子』になった。
乱から三十年以上の歳月がすぎ、空き屋敷に棲んでいたたぬ子は武者修行をしていた桃次郎に敗北する。
その強さに惚れたたぬ子は桃次郎についていくことにし、ふたりは助太刀屋をしながら旅を続ける。
旅から旅への自由気ままな生活をしていたが、見目麗しい兎之助の助太刀を引き受けたことで、多くの剣客を敵に回し、さらには幕府からも睨まれることになってしまう。
ふたりの運命は――? 恋の行方は――? たぬ子と桃次郎の過去の接点は――?
笑いあり、涙あり、剣戟ありのあやかし歴史浪漫小説です。
感想数 1
文字数 79,901
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.05.03
712
Ωの庭園
<完結確約>
森 悠人(もり ゆうと)二十三歳。
第二性は、Ω(オメガ)。
施設の前に捨てられ、
孤独と共に生きてきた青年。
十八歳から、
Ω専用の風俗で働くしか、
生きる道はなかった。
それでも悠人は、
心の中にひとつの場所を思い描いている。
誰にも傷つけられない、
静かな庭園を。
これは、
そんな青年の物語。
感想数 2
文字数 77,945
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.03.30
713
【完結】公爵令嬢アリアの不敵なシナリオ
「アリア・ブランベル公爵令嬢。君との婚約を破棄する」
静まり返った会場へ、大きな声が響く。
声の主は、この国の第一王子テオドール殿下。
——私の婚約者だ。
卒業前夜会で婚約破棄を宣言された公爵令嬢アリア。
だが、それは全て終わりではなく——始まりだった。
王位継承争い、社交界の陰謀、そしてそれぞれの“諦められない想い”。
静かに進む策略の先で、三人が選ぶ未来とは。
*本編 全24話
*設定はゆるめです
*初投稿です
感想数 0
文字数 30,934
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.05.28
714
当て馬系ヤンデレキャラになったら、思ったよりもツラかった件。
ふと気がつけば自分が知るBLゲームのなかの、当て馬系ヤンデレキャラになっていた。
いつでもポーカーフェイスのそのキャラクターを俺は嫌っていたはずなのに、その無表情の下にはこんなにも苦しい思いが隠されていたなんて……。
こういうはじまりの、ゲームのその後の世界で、手探り状態のまま徐々に受けとしての才能を開花させていく主人公のお話が読みたいな、という気持ちで書いたものです。
続編、ゆっくりとですが連載開始します。
「当て馬系ヤンデレキャラからの脱却を図ったら、スピンオフに突入していた件。」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/239008972/578503599)
感想数 4
文字数 6,499
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.05.23
715
瞳の奥の漁火~女をいたぶる狂気の女~
【第1部 ナミが来る!】
美菜の前に、突如現れた狂気の女〝ナミ〝。
なぜ私のところに?
ひたすら私に苦痛を与え続ける理由は何?
激しい痛みと恐怖。
果たしてナミは何処から来たのか。。
恐ろしくも哀しい心理ホラー開幕。
【第2部 瞳の奥の漁火】
本能のまま美しい女を次々虐待する摩耶。
日本のダークサイドで暗躍するNaturalFaceとは。
【第3部 NaturalFace】
セクション96で繰り広げられる凄惨な地獄絵図。
【第4部 番外:美女のシリアルナンバー事件編】
横浜で、下校中の女子高校生が襲われ、数字らしきものが入った焼き印を、
右足の太股に押される事件が発生。そして、この日を境に次々と日本全国
で同様の事件が起きる。
日増しに増えていく犠牲者。狙われるのは美しい女性ばかり。一体誰が?
何の目的でこんな事を?
やがて世間ではこの焼き印が゛美女のシリアルナンバー゛と呼ばれる様に
なり、美しい女の証として、ブランド扱いされる様になっていく。
感想数 0
文字数 235,607
最終更新日 2019.01.11
登録日 2017.03.10
716
【完結】結婚しても片想い
公爵令嬢シャルリーヌは、第二王子ランメルトへの想いを絶ち切ろうとしていた。
一月後に、ランメルトはシャルリーヌの姉グレースと結婚する…
気持ちの整理を付けようと王宮を訪ねた日、グレースが転落事故に遭い、正気を失ってしまう。
側近たちの思惑から、グレースに代わり、シャルリーヌがランメルトと結婚する事に。
だが、グレースの事故以来、ランメルトは人が変わったかの様に冷たく、暗くなっていた。
そんなある日、グレースの件が「事故では無かった」という噂を耳にして…
異世界恋愛:短編(全15話) ※魔法要素はありません。 ※一部18禁(★印、甘くはありません)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
文字数 54,045
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.08
717
絶対、イヤ。絶対、ダメ。
「キスしていい?」
貴方がそういう尋ねるから、私はいつもこう答える。
「絶対、イヤ」
かわいくて、とても残酷。
そんな坂本くんの部屋を、サークルの飲み会がある日だけ訪れる。
誰にも知られてはいけない。
それは、この関係の終わりを意味してるから。
こちらでは1字下げは行なっておりません。ムーンライト様で連載開始したものは1字下げなので、読みにくいと感じた方はそちらをどうぞ。
他サイトに過去掲載していたものです。
感想数 36
文字数 157,366
最終更新日 2021.08.29
登録日 2017.02.26
718
〖完結〗あなたの愛は偽りだった……
伯爵令嬢のアシュリー・ペイジはこの国で唯一の聖女だった。
聖女としての運命に悩んでいた時、ルーファス殿下と出会い、自分の運命を受けいれた。やるべきことを教えてくれた殿下に、アシュリーは恋心を抱く。
数年後、殿下から気持ちを告げられ、二人は婚約した。親友のケイトは、そんな二人を祝福していたのだが……
結婚初夜、彼が口にしたのは、アシュリーへの愛ではなくケイトへの想いだった。
彼は王太子になる為に、アシュリーと結婚をした。
すぐにケイトを側妃に迎え、アシュリーはお飾りの王太子妃となった。
そんな中、ルーファス王子の心が何故か変わり始める。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
感想数 48
文字数 45,285
最終更新日 2023.04.21
登録日 2023.04.05
719
道具として生きた令嬢、雪解けの冬
王子の婚約者であったケイト。しかしその婚約は一方的な破棄で終わってしまう。
横暴な態度に呆れながら、これで離れられると思って素直に了承。
屋敷に戻ったケイトだったが、どこから聞きつけたのか新たな婚約の話が舞い込んで来る。
自分を家門の為の道具としてのみ使う父親からも離れる為に、その話を了承する。
かくして新たな婚約者である北方の長の元へと向かうケイト。
今度こそ、彼女は自由な幸せを掴む事が出来るのだろうか?
感想数 0
文字数 11,315
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.11.13
720
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
感想数 0
文字数 151,387
最終更新日 2022.12.27
登録日 2022.09.24