泣ける 小説一覧

337件
241

ひとりぼっちのたんぽぽ

【全4話完結】 過酷な環境にひとり根付いてしまい、孤独に力強く生きるたんぽぽのお話です。 望まぬ理不尽に受けて生涯を送ったたんぽぽは、その運命を呪いながらある思いを抱くようになります。
242

レプリカは、まだ見ぬ春に恋を知る。

俯きそうになったら桜を探して。そうすれば、自然と顔を上げられるから――。 とある事情により、神奈川を出て栃木の高校に入学した汐風は、神社で無邪気な少女・桜に出会う。 桜との出会いをきっかけに、汐風は少しづつ変わっていく。 過去のトラウマと向き合い、学校で友だちと呼べるクラスメイトもできた汐風。 次第に桜に惹かれていくが、彼女は、ひとには言えないとても大きな〝秘密〟があった――。 「私、ふつうじゃないから」 「君は君だよ」 桜の秘密を知った汐風は、ショックを受けながらもじぶんなりの決断をする――。 ◆ とあるトラウマを抱え、地元を捨てた孤独な少年 錦野汐風  × ひとには言えない大きな秘密を抱えながらも、明るく生きる無邪気な少女 千鳥桜 ふたりは世界にひとつだけの花の下で、運命的な恋をする――。 ※第8回ほっこりじんわり大賞【奨励賞】受賞作品。
243

時ヲ震ワス鐘 ~美野川線列車脱線事故~

 『紬(つむぎ)』と『陸(りく)』は、美野川のほとりで結婚を約束し合った。しかし、4月12日に陸の乗った列車が、脱線事故を起こし、死傷者100名を超える大惨事となった。その列車の1両目に乗っていた陸は、鉄橋から落ち、美野川で遺体となって発見される。  大切な恋人を失ってしまった紬は、陸の眠っているお墓を訪ねると、そこで出会ったお寺の住職に、過去に戻れることを教えられた。半信半疑の紬だったが、過去に戻り彼をあの列車事故から救いたいという気持ちが勝り、時を震わす魔法の釣鐘で過去に戻る決断をする。  そして、あの列車事故のあった当日へ戻り、陸を助けようとするが……。  紬は、果たして陸を救い出すことができたのか……?  乗客を事故から救い出せたのか……?  紬と陸の思い出の場所を舞台にした『美野川線列車脱線事故』めぐる恋愛タイムスリップ・サスペンス。  もし、あなたが過去に戻って、大好きな人を救い出せるとしたら、歴史が変わったとしても戻りますか……。
244

目が見えない僕と、耳が聞こえない君と、言葉を持たない犬が、一夜だけ完璧になった話

「あんたたちは、泥の中を這うスッポンや」  昭和三十年、秋。広島。戦争の焼け跡がまだ残る漁村で、三人はそう呼ばれていた。  目が見えない勇。  耳が聞こえない幸子。  言葉を持たない老犬、ポチ。  勇は指先で幸子の手のひらに文字を書く。幸子は震動で危険を知らせる。ポチは体温でそっと寄り添う。誰も欠けた部分を口にしないまま、三人は互いを支え合って生きてきた。  だが、ある新月の夜。  海が、音もなく銀色に発光した。光は三人を包み込み、気づけばそこは、色彩と音に満ちた不思議な場所だった。 「見える……。幸子、お前の顔が、見えるぞ!」 「音が……勇さんの声が、聞こえる……!」  生まれて初めて、三人は「完璧な体」を手に入れる。  だがその歓喜の裏で、これまで誰にも明かせずにいた「醜い過去」が、静かな湖面に一つずつ映し出されていく――。  このまま、完璧な世界にとどまるか。  それとも、不完全な自分を抱えたまま、泥の中の日常へ戻るか。  欠けていることは、本当に不幸なのだろうか。  たった一夜だけ与えられた奇跡の果てに、三人が選んだ答えとは。  指先だけで交わす愛と、静かな覚悟の物語。全7話・完結済み。
245

色褪せたこの世界で

聴こえてきた音楽はあの頃と同じで、あの頃と違った。 新社会人となったばかりの紗菜は代わり映えのしない毎日を過ごしていた。そんな時にふと流れてきた音楽。それは毎日が楽しみで溢れていた学生時代によく聴いた音楽。あの頃と変わらない音楽はあの頃と違った形で、鳴り響く。
246

星浮く町の思い出屋さん―ちぐはぐな三人の記憶さがし―

昔は優しかった千宙の母は会社で役職持ちになった途端に、「侮られないよう」人目を気にする性格へと変わってしまった。 そんな母に千宙は気を遣う日々。それだけでなく医学部に進学した姉と比較され、「あなたも有名大学に」と強要される息苦しい毎日を送っていた。 受験生の夏。勉強に集中するため千宙は一人で、岡山県星浮き町にある祖母の家を訪れる。そこへ過去から農民、未来からAIロボットが現れた。 二人が揃って口にするのは、 「思い出屋さんはどこ行った?」ということ。 思い出屋さんとは何なのか。 いつから存在し、何を売る店なのか。 何も知らない千宙だったが、亡き祖父の書斎で「思い出屋さん」の出納帳を見つける。 何だか寂しそうな二人を放っておけず、千宙は仕方なく「思い出屋さん」の店主をすることに。そこで「生きていく上で大切なこと、将来やってみたいこと」を見つけた千宙は、進路について母と本音で話す決心をする―― 形だけの「はりぼて家族」が、本音を話し合うため殻を破る物語。思い出屋さんの正体を紐解きながら、幸せだった家族の時間を取り戻すヒューマンドラマ。
247

君と一緒に、残り一年を

余命宣告されて落ち込んでしまった飼い主。飼っている柴犬のコテツに慰められ、飼い主はコテツと一緒に旅をすることをきめる。ヒューマンドラマ
248

人を模した君へ 〜未登録の十七歳〜

九年前、無差別殺傷事件で命を落とした少女が、再びこの世界に現れる。 彼女は〈BCH〉。人体を部位ごとに培養し、人工知能核と結合させた存在。 記録はあるが、経験はない。 感情は学習途中。 法の上では“人”ではなく、存在そのものが許されない未登録個体だった。 逃走の末、彼女はかつての親友・美悠と再会する。 姿も名前も、亡くなった少女そのまま。 戸惑いながらも美悠は彼女をかくまい、幼なじみの蓮もまた、その存在と向き合うことになる。 笑うこと。 悲しむこと。 誰かを想い、誰かと過ごすこと。 人との日々の中で、少女は少しずつ「感情」を知り、自分だけの選択を重ねていく。 しかし、社会は彼女を”人”ではなく”物”として扱い、その存在を認めようとはしない。 人とは何か。 命とは何か。 そして、人権とは誰のためにあるのか。 これは、人を模して造られた一人の少女が、自らの存在意義を問いながら、生きる意味を見つけていく物語。
249

あの日あの時

小学生になったばかりの息子は「ただいま」と元気な声で帰ってくる。 その息子も学年が上がるにつれ「ただいま」の声が小さくなる。 声変わりした頃には「ただいま」を言わなくなった。 その時に母親のとった行動は?
250

長田多香子の憂鬱 (長田家シリーズ②)

「家政婦遠野静子」の続編(本作だけでも読めるように作成しています) 長田恭子の継母である多香子の視点を主に 「水の行方~長田恭子の秘密」で恭子の友達となった芦田智子、その兄友也の視点をプラスして繰り広げられる人々の愛の物語 舞台は東京から神戸へと移り変わります 夫との不仲がささやかれた長田多香子に残されたものとは、そして、その切ない過去は? そして、夫ヒルトマンは誰を愛していたのか? 前妻なのか、多香子なのか? 長田恭子と長田多香子の過去の接点は? 友也の初恋の行方は? 全てがこの作品で解き明かされます 前作「家政婦遠野静子の憂鬱」よりも深く掘り下げた作品となっています。   【シリーズ小説の時系列】 春       「遠野静子の憂鬱」     ↓      ↓             夏「水を守る」                     ↓ 秋「水の行方」     ↓        ↓ 冬「水をすくう」 「長田多香子の憂鬱」
251

静かなページに、君は居なくなった

俺は高校一年A組白石真白(しらいしましろ)という名だ。東京都立柊高校に通っている。クラスの中でもひと際目立っているわけでもなく、居場所を見つけられずにいる 学校の大図書館で出会った、名前も知らない少女。 静かな空間で、ゆっくりと始まる恋の物語
252

サヨナラは、向日葵の香りがした。

  1週間前に、事故で亡くなった 幼馴染・ハルが幽霊になって現れた。 彼に与えられた時間は、49日間。   二人で埋めていく『未練リスト』 いなくなるまで、あと49日。 神様がくれた、残酷で優しいロスタイム。
253

最後の帰り道

人生の底で、彼を救ったのは一匹の猫だった— 会社の再編、離婚を経て孤独に生きる38歳のサラリーマン佐藤健太。 唯一の家族であり心の支えだった愛猫ミケとの突然の別れ。 喪失の痛みを抱えながらも、彼が見つける新たな希望の光。 たった一匹の猫が教えてくれた、人生をやり直す勇気の物語。
254

魔法使いと繋がる世界EP1~三つ子の魂編~

※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。 イントロダクション 西暦2059年 生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。 それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。 凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。 エピソード①~三つ子の魂編~ <あらすじ> 新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。 その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。 少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。 新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。 西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。 表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9) タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
255

六華 snow crystal

熱い視線にときめきながらも、遊び人で既婚者である松田医師を警戒していた。それなのに… 新米ナース彩矢の心はついに制御不能となって…… あの時、追いかけなければよかった。 雪の街札幌で繰り広げられる、激しくも哀しい純愛ストーリー。
256

【短編集】『潮流』(完結)

『潮流』(完結) 大学進学と共に地元を離れて一人暮らしをしていた主人公の元に、母親から1本の電話が入る。 それは、祖母の危篤を告げる内容で、主人公は、悩みながらも実家のある広島へと帰省する。 そこで、妹の舞から、祖母の病を治すため、弥山の霊薬を手に入れようと提案されて――――。 『春の妖精』(完結) 雪に閉ざされた町で、貧しい男の子と花売りの女の子が出会い、春を探す物語。 『黒猫の魔法』(完結) 自分の心無い言葉で恋人を永遠に失った一哉は、空虚な日々を過ごしていた。 ある日、一匹の黒猫を拾ったことで、一哉の生活が少しずつ変化していく……。 ※これまで書き溜めた短編小説の数々を少しずつ掲載していきます。  もし、少しでも気に入って頂けたら、ご感想を頂けると嬉しいです。
257

君のいちばんになれない私は

旧題:好きなひとは ちがうひとの 生きる希望 病と闘う青春物語があったとして。でも主役じゃない。傍観者。脇役。 好きな人が他の人の生きる希望になった時、それが儚い青春物語だったなら。脇役の恋は泡になって消えるしかない。 嘉川千歳は、普通の家族に生まれ、普通の家に育ち、学校や周囲の環境に問題なく育った平凡女子。そんな千歳の唯一普通ではない部分、それは小さい頃結婚を約束した幼馴染がいることだった。 約束相手である幼馴染こと鹿島拓海は島が誇る野球少年。甲子園の夢を叶えるために本州の高校に進学することが決まり、千歳との約束を確かめて島を出ていく。 しかし甲子園出場の夢を叶えて島に帰ってきた拓海の隣には――他の女の子。恋人と紹介するその女の子は、重い病と闘うことに疲れ、生きることを諦めていた。 小さな島で起こる、儚い青春物語。 病と闘うお話で、生きているのは主役たちだけじゃない。脇役だって葛藤するし恋もする。 傷つき傷つけられた先の未来とは。 ・一日3回更新(9時、15時、21時) ・5月14日21時更新分で完結予定 **** 登場人物 ・嘉川千歳(かがわ ちとせ)  本作主人公。美岸利島コンビニでバイト中。実家は美容室。 ・鹿島拓海(かしま たくみ)  千歳の幼馴染。美岸利島のヒーロー。野球の才能を伸ばし、島外の高校からスカウトを受けた。 ・鹿島大海(かしま ひろみ)  拓海の弟。千歳に懐いている。 ・宇都木 華(うづき はな)  ある事情から拓海と共に美岸利島にやってきた。病と闘うことに疲れた彼女の願いは。
258

ひまわりの封筒

引っ越して間もない青年のもとに、向かいの家から一通の手紙とひまわりの種が届く。 「春になったら植えてみてください」というささやかな誘いに応え、青年は毎日水をやり、向かいの庭にも声をかけるようになる。やがて、互いの庭に咲いたひまわりが、小さな交流の証となり、次の夏への種をつなぐ。 日常の中で芽生える優しさとつながりを描いた、心温まる短編。
259

ハルへ

息苦しいまでに暑かったあの日、僕はすべてを失ったんだ……。 家族? 友人? 恋人? 僕には必要のないものです。 人と関わることを頑なに拒絶する、高1の少年・如月ハル。 彼にはそうしなければならない、一つの理由があった。 一方、そんな彼に興味を持ちはじめた、クラスメイトの三島小夜。 暗い瞳をした少年と、心に闇を抱えた校内一の美少女。 そんな二人が出会うとき、止まっていた彼らの時間が動きだす。
260

キミの秘密も愛してる

恋人からの暴力に傷つく私が、ある晩偶然に出会ったのは、 名前も教えてくれない年下の男の子だった。 彼の秘密と恋人の執着に怯えながらも、惹かれていく心は……止められない。 あなたは誰ですか。 どうして私の前に現われるの。 私のこと、本当はどう思っていますか……? 厳しい状況の中、不安に怯える心は次第に彼でいっぱいになって…… ※『それでもキミに恋をした』の真実視点です。  個別にお楽しみいただけますが、あわせて読んでいただけば、それぞれの心情がより理解できるかと……  よろしくお願いいたします。
261

日本昔話村

 オカルトマニアの唐沢傑は、ある日偶然元クラスメイトの権田幻之介と再会する。権田に家まで送ってくれと頼まれた唐沢は嫌々承諾するが、持ち前の方向音痴が炸裂し道に迷ってしまう。二人が迷い込んだところは、地図にはない場所ーーまるで日本昔話に出てくるような寂れた農村だった。  両親が若い頃に体験したことを元にして書いた話です。
262

この恋連載中です

膝の怪我が原因で、大好きだったサッカーを辞めてしまった真島侑(ましまゆう)。 侑は担任に勧められるまま見学に行った文芸部で、一人の少女と出会う。 朝日紬(あさひつむぎ)という真面目で大人しそうな彼女は、親の反対を押し切って小説を書き続けていた。 文芸部の二人が紡ぐ青春ラブストーリー。
263

私が「――」になった日。

旧題:わたしが死神になった日 ⭐︎第8回ライト文芸大賞【切ない別れ賞】受賞作。 『私が「ーー」になった日。』に改題の上、6月上旬に発売予定です。 高校二年生の如月朝葉は目が覚めると暗闇の中にいた。 “おめでとうございます。あなたは神様に選ばれました!” 不意に聞こえてきた声により、自分が命を失い、”神様”に選ばれたことを知る。 とある条件により、現世に戻ることができるというが……。 失った命と、大切な人と、もう一度向き合うための奇跡を描く物語。
264

六華 snow crystal 4

雪の街、札幌で繰り広げられる、それぞれの愛のかたち。part 4 交通事故の後遺症に苦しむ谷の異常行動。谷のお世話を決意した有紀に、次々と襲いかかる試練。 ロサンゼルスへ研修に行っていた潤一が、急遽帰国した。その意図は? 曖昧な態度の彩矢に不安を覚える遼介。そんな遼介を諦めきれない北村は、、
265

I NEED YOU

ある日、裏庭で、見た目中学生くらいの身よりも名前もない少女と主人公が出会う。 傷だらけだったが、彼女の瞳は青く美しかった。 出会ってから、主人公は少女を家に帰らせようとするが、少女には家がない。そして一緒に暮らすこととなる。 しかし、ある事実を主人公は目の当たりにする。 出会うはずのなかった2人。 日々の生活をしていく上で、露になっていく少女の秘密。 「怪物は、生きてる資格はないよ」 秘密を抱えた少女と主人公が繰り広げる、泣けるストーリー。
266

あなたがいてくれるから、私は生きようと思うのです

あなたがいてくれるから、できることが沢山ある。 小説家になろう・カクヨム・エブリスタ・NOVEL DAYS・LINEノベルでも掲載。
267

映画 これってうちだけ?

これってうちだけ?がまさかの大長編!?日本人の1052万人が見る!予定。 あの
268

ポンコツヴァンパイアが貧血男子を好きになってもいいですか?

誕生日まで残り僅かの美那は人間界で90日間修行する事になった。その条件は同級生の夏都に三回吸血する事。人間界に来たものの、とんだアクシデントに見舞われてしまいその度に夏都に救ってもらう。だが、そんな彼からは貧血持ちだと秘密を打ち明けられてしまう。スローペースな吸血にしびれを切らした最高司令官は監視役の紗彩を人間界へ。美那は夏都の食事の世話をしながら吸血を試みるがドジな性格が足を引っ張ってしまう。 ※魔法のiらんど、野いちご、ベリーズカフェ、エブリスタ、小説家になろう、ノベマ!にも掲載してます。
269

夢の言葉と失われた追想【続編④】

長期任務を終え、 家族や友人と穏やかな日々を 過ごていけると思った矢先……。 残酷な運命は再び彼等を呑み込んでゆく。 「俺も、絶対にまたアカリを好きになるよ」 「アカリがどんな風に変わっても、 何度も何度も恋をする。 ……例え、生まれ変わってもまた好きになる」 最期まで立派で在りたいと願うヴァロン。 「もう一つの、夢。ヴァロンじゃなきゃ……。 ううん、 私とヴァロンじゃなきゃ叶えられない夢。 一緒に、叶えてくれる?」 真っ直ぐに自分の気持ちを伝え続けるアカリ。 想い合う二人が最後に迎える結末は?! 夢の言葉シリーズ、 ついにクライマックスに突入……?! この作品は前作品 「夢の言葉と陽だまりの天使(下)」 の続編になります。 本編の終わり直後からの開始になりますので、 ①夢の言葉は魔法の呪文&夢の言葉は魔法の呪文+(プラス) ②夢の言葉と虹の架け橋 ③夢の言葉と陽だまりの天使(上) ④夢の言葉と陽だまりの天使(下) の順番で読んて頂けると、 より楽しんでもらえると思います。 この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、 実在のものとは関係ありません。 〈別サイトにて〉 2017年6月2日(金) 投稿・連載開始 2017年10月20日(金) 完結
270

全ては演技の上で

「これまでの年月は全て──演技。あなたの最期のその日まで」 付喪神は、「長い年月を経た道具などに精霊(霊魂)が宿ったもの」。 付喪神の僕は、絶世の美人女優──音葉和咲の元恋人の「私」に変化し、最期のその日まで演技をし続ける。 ──ゆえにその年月は、全て演技。
271

朝日の向こう

祖母と孫娘の物語、「朝日の向こう」を書きました。戦争で失った祖父の思い出、そして祖母から受け継がれる愛と記憶の大切さを描いています。 この物語では、17歳の葉月が週末に祖母・夏子の家を訪れる中で、今まで知らなかった祖父の存在を知り、家族の歴史と向き合っていく様子を描いています。
272

3秒間の永遠〜たった3秒だけでいいから、あなたに想いを届けたい〜

 打ち上げ花火の企画、製造、打ち上げを請け負う、野々瀬煙火工業の次男坊、徹平は、花火が大嫌い。家族に反発し家を出るも、就職活動に失敗し、アルバイトを掛け持ちする日々を送っていた。  そんなある夜、一本の電話が徹平の元にかかってきた。電話の主は、義理の姉、椿。椿は、兄、恭介の妻であり、徹平の初恋の相手でもあった。  彼女の話によると、恭介が、花火の打ち上げに失敗し、怪我をしたという。  取るものも取り敢えず、病院へと向かった徹平だったが……。  花火が嫌いな花火工場の次男坊、徹平が、兄嫁への秘めた想いと、その運命に翻弄されながらも、紆余曲折を乗り越えて成長していく、心温まる物語。
273

君は夏に帰ってくる

「来てくれたんだ」彼女の笑顔から、僕の夏が始まった。富山・日本海を舞台に描く、忘れられないひと夏。 ----------  中学受験のプレッシャーから逃げ出した小学六年生の山田陸は、ひと夏を富山の祖母の家で過ごすことにした。  お盆を迎えた海辺の町・白杜町で、陸は不思議な少女・潮崎渚と出会う。「来てくれたんだ」――そう微笑む彼女に、陸は一目で心を奪われる。  自転車で海へ走り、夕焼けを眺め、お互いの孤独を打ち明け合う。誰にも言えなかった本音を、渚にだけは話せた。生まれて初めての、特別な夏だった。けれど、渚にはひとつだけ、この世に残された理由があった。母に渡せなかった誕生日プレゼントと、伝えられなかった「ごめんね」――。  大文字焼きの夜、陸は渚のたったひとつの願いを叶えるために走り出す。  富山・日本海を舞台に描く、少年と少女の、ひと夏の奇跡の物語。
274

レンタルフット始めます

 俺の口からクククッと小さく溢れ出た笑い声は、間もなくして、ガハハハッと大きく下品な笑い声となって、室内に響き渡った。 「よく見ろ! 俺を馬鹿にした者どもめ。俺は、ここまで来たぞ! お前らが馬鹿にした俺の発明で、俺は、ここまで上り詰めたんだ。今日から俺は、勝ち組なんだ!」  グフフ、ガハハと気の向くままに笑っていると、ピロリンと間の抜けた音がし、レタリーの声が天井から聞こえてきた。 「おはようございます! 祐司。昨晩はよく眠れましたか?」  流暢に話す機械的な声に、俺は相手もいないのに、ニヤリと笑みを見せ、頷いた。 「ああ。レタリー。おはよう。よく眠れたよ。こんなに良く寝たのは、随分と久しぶりだ」 「そうですね。祐司は、発明と店舗経営がお忙しいですから。しかし、人間には、質の良い睡眠と、栄養バランスの取れた食事、それから、適度な運動が必要ですよ」  口うるさい嫁か母親のような物言いをするAI秘書に、苦笑いを浮かべながら、俺は、今日から勝ち組ライフを堪能する。 ……はずが……?
275

【BL】金木犀〜キミが目覚めたとき〜

金木犀の香りがする頃、互いに惹かれ合うコウとトウマはお互いの気持ちを伝えることが出来ずにいた。そんな2人が待ち合わせするのは決まって大きな金木犀の木の下。そんなある日、いつものようにコウとトウマは金木犀の木の下で待ち合わせをしていたが、トウマは事故に巻き込まれて意識不明となってしまう。 コウは悲しみに暮れながらも、トウマの側に付き添い続けるがそんな日々が3年も続いたある日、コウの心が限界を迎えてある悲しい決断をしてしまうが……
276

レンズ越しの君へ

主人公の彼氏は、SNSの写真共有サイトで「プロ並みの撮影をすること」で有名な高校生。 しかし三年間一緒に過ごす中で、主人公は彼氏に二つの不満が生まれていた。 一つ、かなり寡黙なこと。 二つ、絶対に主人公を被写体にしないこと。 彼女失格だと落ち込む主人公。 そんな時、彼氏が急に「山へ行こう」と言い出して…
277

「助けて」って言ってよ

【単発作品】 傷ついているのがわかっているのに止められなかった、少女の後悔を綴ります。 こういう状況が実際に起こってしまったら、悲しいですよね。何かが違えば助けられたかもしれないのに…と、ずっと悩んでしまいそうです。
278

命の針が止まるまで

家庭環境により声を失っていた高校二年生の文月コウタ。ある日、クラスの中心人物である花咲ユウに、“文化祭で弾き語りをしたいから練習を側で聞いていてほしい“と頼まれる。なぜ声が出ない自分を誘うのかとコウタは疑問に思いながらも、天真爛漫なユウの性格に惹かれていく。 文化祭準備期間を通じて二人は距離を縮めていくも、次第にユウが自分と同じ深い悩みを抱えていることにコウタは気付く。何か力になれることはないかと探っているうちにコウタは自分の声を取り戻し、ユウの弾き語りが最高の瞬間となるように協力したことで、ユウの悩みは解決できたと話を結んだ。 しかし文化祭後の休み明けにユウが突然転校してしまう。残された手紙にはこれまでの感謝の気持ちと三年後に再会しようと約束が結ばれていた。三年後、コウタはユウと再会する。そこには声を失っていた別人のようなユウがいて……。 他人の理想と期待を演じ続けた二人が、本当の自分を探して強く生きた物語――。
279

想い、くゆる。

余命僅かな志保には、鷹斗という恋人がいた。 彼はとても優しくて、毎日見舞いに来てくれる。 愛しい彼に名前を呼ばれて、笑顔を交わして、好きな本を読んで語り合う。 私は、幸せだった。
280

小江戸・川越 神様のいるドッグカフェ 楓庵

彼氏に振られ、会社からは給料をカットされ、災難続きの主人公、関川美乃里。 生活費を稼ぐため、森の中にあるドッグカフェ『楓庵』でアルバイトをすることになる。 だがそこはただのドッグカフェではなく、何らかの理由で上手にお別れができない飼い主とペットがここにやってくる場所だった。 ペットと飼い主さんが1時間だけ言葉を交わすことができるようになり、お別れできる準備が整ったら、ペットはあの世に送られる。 たいていの客は胸につかえていたわだかまりが解けるものだが、たまに根深い問題を抱えているため、すんなりお別れできない客もいる。 そういう客に対しては、お別れするしかないと諦めるのを、ただ待つしかないという。 美乃里が楓庵で働くことになった初日に来店した女性もそんな客だった。 ひたすら彼女が落ち着くのを待っていたのだが、このままでは彼女の為にならないと考えた美乃里は驚くべき行動に出て……。 すべてのペット好きに贈るハートフルな物語。
337件