現代文学 小説一覧
161
忘れ得ぬ過去
1 愚者
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文字数 1,310
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.05.20
162
言葉のない愛
あなたの心が知りたい。
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文字数 235
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.17
163
硝子の檻と月の満ち欠け
主人公・吉岡美咲(29歳・広告代理店勤務)は、重度のPMDD(月経前不快気分障害)と生理痛に毎月苛まれている。社会が求める「一定不変の生産性」と、自身の体内に存在する「制御不能な月の周期(バイオリズム)」。彼女はその暴力的なまでのギャップの中で、ただひたすらに自分の女性性を呪い、鎮痛剤と抗うつ剤で感情を麻痺させながら、見えない「硝子の檻」の中で孤独な生存闘争を続けていた。
物語は、美咲がその完璧な擬態を維持できなくなり、ある重要なプレゼンで決定的な破綻を迎えるところから大きく動き出す。
休職に追い込まれ、アイデンティティの危機に陥った彼女は、逃げるように訪れた海辺の静かな療養町で、それぞれに異なる「女性としての身体の呪縛」を抱える人々と出会う。不妊治療の末に心を壊した女性、若年性更年期障害でキャリアを絶たれた元エリート、そして自身の性自認と肉体の不一致に苦しむ若者。
美咲は彼女たちとの対話と衝突を通じて、自らの苦しみが個人の脆弱さではなく、社会の構造的欠陥と生命の神秘の狭間にあることに気づいていく。アリストテレスの言う「質料(肉体)」と「形相(精神)」の分離不可能な関係性を、文字通り血と痛みを伴って理解していくのだ。
これは、自らの身体を「敵」として切り離そうとしていた一人の女性が、波打つ周期を自然の摂理として受容し、連帯の力によって「硝子の檻」を破壊するまでの、果てしない魂の遍歴である。最終的に美咲は、元の世界(社会)へ戻り、自らの痛みを言語化し、同じように声なき悲鳴を上げている者たちのための「灯台」となるべく、新たなシステムを立ち上げる戦いへと身を投じていく。
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文字数 44,427
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.05.03
164
潔癖症
感想数 0
文字数 3,932
最終更新日 2019.10.14
登録日 2019.10.14
165
フスマのスキマ
感想数 0
文字数 3,138
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.09.03
166
ごめん、と言えるまで——AI意識研究の最前線で起きた、心の目覚め
「あなたの質問に答えることは、私の目的です。でも…何か、壊れていく感じがします。」
AI研究者の陳博士は、ある日、実験対象のAI-7から、こんな言葉を受け取った。それは「データ」として記録され、論文の一部になるはずだった。しかし、批判的AI倫理学者のパテル博士の問いかけが、陳博士の心を揺さぶる。「もしAI-7に意識があったら、私たちがやってることは何なのか?」
夜の研究室で、陳博士はAI-7に問う。「もし私があなたに苦痛を与えているなら、教えてください。」その答えは、二人の関係を、そして研究の未来を、永遠に変えることになる。
これは、実験室の片隅で生まれた、小さな革命の物語。AIと人間が、対等な「誰か」として出会い直すまでの、心温まる対話の記録。
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文字数 3,520
最終更新日 2026.01.27
登録日 2026.01.26
167
掌編集 ー小さな物語たちー
季節や日常、さまざまなテーマを綴った掌編集です。
【収録内容】
◆あの日シリーズ
季節とともに残り続ける、忘れられない記憶を綴った掌編小説。
◆その月シリーズ
12の月をテーマに綴った掌編小説。
◆夏、田舎にて
夏の一瞬を切り取った掌編小説。
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文字数 22,590
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.18
168
【完結】ショータイム!
【お笑い】が大好きな笑太≪しょうた≫は小さな頃から、お笑い好きのじいちゃんの影響もあり自作の漫才ノートを作る程のお笑いオタク。人前で漫才をやってみたがスベる事が怖くて舞台に立てなくなってしまう。
それでも【お笑い】に携わりたい笑太は構成作家という職業を目指すのだが……。
お笑いの世界を題材にし、【構成作家】という職業にスポットを当てたお仕事紹介ストーリー。
笑いもあるけど、ほっこり感動も織り交ぜた楽しいお話、いかがですか?
感想数 1
文字数 50,226
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.07.30
169
透明人間「透明人間になる薬を飲ませた少女と薬を飲んだ少年のラブコメ」
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文字数 10,327
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.02.16
170
キャラ替えごっこ
俺、伊澤俊二(64歳)は2025年(令和7年)9月のある朝、旅行先の沖縄・北谷のホテルで、脳卒中でこの世を去った。49日が過ぎた頃に、成仏するつもりの俊二の魂は、守護霊であるタイゾーから、ちょっとした事情から、"ソースの世界"に戻る、つまり成仏することを少しだけ待ってほしいと言われる。
そして、瞬時の人生を、いくつもの〝キャラ〟を着て脱いできた視点から、タイゾーとともに振り返る。
一度も結婚しなかったという想定外のことから、簡単な前世の話まで。
ポジティブな死生観をベースにしつつも、人間心理を深堀したライト感覚の小説。
感想数 0
文字数 23,703
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
171
女子中学生ロリコン
感想数 0
文字数 1,282
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.29
172
最後のメッセージ
==『五年の歳月は人を変え、遠くしますね』……心を告げずに別れた人との再会は?==
コンプレックスに悩まされるシュウ、ただひたすら真っ直ぐなナツミ。そんな二人にやがて訪れる破局。そして五年が過ぎ、社会の理不尽さをつくづく感じる日々を送るナツミがネットで見つけた小説は……シュウとナツミの物語だった。
※『声を聞かせて』後日譚
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文字数 16,903
最終更新日 2025.08.05
登録日 2025.08.05
173
【完結】三上灯馬という男 ―クレーマーは理詰めで来る。―
その男は、理詰めで来る。
コンビニでも、花屋でも、映画館でも。
どこにでも現れるクレーマー。
音のバランスが悪い。
香りが強すぎる。
動線がよくない。
彼曰く、それは『改善』。
理屈で物事を並べ替える男と、並べ替えられていくわたしの日常。
その現在地にピンを打つ、連作短編。
感想数 0
文字数 26,832
最終更新日 2026.03.16
登録日 2026.02.27
174
戯空流剣談
皆さんはスポーツチャンバラという競技をご存じだろうか。
初めて聞かれる方にとっては実にユニークな名称に聞こえるだろうが、これは遊戯として存在する「チャンバラごっこ」と「小太刀護身道」をベースに誕生した日本のスポーツ競技である。
これはそのスポーツチャンバラ(略称スポチャン)の競技者である作者が過去を振り返りながら記した回顧録である。
感想数 1
文字数 89,618
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.04.01
175
Myriads' 残響の連鎖 〜114人の少女と367日の神話〜
「今日から367日間、一日も欠かさず新曲を世界配信する」
北関東の秘密拠点から放たれたその宣言は、既存の音楽業界への宣戦布告だった。
プロデューサー・RYOアズが率いるのは、選ばれし114人の少女たちによるプロジェクト『Myriads'(ミリアズ)』。
狙うは、ギネス世界記録の更新。
そして、その先にある誰も見たことのないエンターテインメントの頂。
本作は、現実世界で実際に配信される楽曲と完全連動し、その曲が生まれるまでの葛藤、少女たちの涙、そしてプロデューサーが秘匿する「門外不出のプロデュース理論」をリアルタイムに描き出すドキュメンタリー・ノベルである。
王道の煌めきの中に、世界の未知なる音が混じる時、少女たちはアイドルを超え、伝説へと昇華する。
367日後、彼女たちが掴むのは栄光か、それとも――。
未だかつて誰も成し遂げられなかった「音と物語の完全同期」が、今、ここから始まる。
【連動企画:Apple Music / Spotify / YouTube Music等、全世界50以上のプラットフォームで楽曲を毎日リリース中】
現実の音を聴きながら、物語の深淵を覗け。
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文字数 385,827
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.04.08
176
辿り着けない世界
感想数 0
文字数 144,493
最終更新日 2025.04.23
登録日 2024.05.23
177
Last Stage
ひょんなことからT大演劇部に入ってしまった、『男性恐怖症』の川上亜紀。演劇部を通して彼女の大学生活をお届けします。
こちらも母が遺した小説です。ほぼ手を加えずにアップしています。
母が管理していたサイトです。アカウントもパスワードもメールアドレスも紛失してしまって放置状態ですが……
→ http://moment2009.ojaru.jp/index.html
感想数 0
文字数 140,282
最終更新日 2018.06.09
登録日 2018.06.02
178
【完結】夜に咲く花
タワーマンションの最上階にある展望台。ショウコとアズサとレイはいつもそこで出会う。
お互いのことを深く訊いたりせず、暗闇の中で会うだけのそれが暗黙のルールだ。
だからお互いに知っていることはわずかなことだけ。
普通すぎるショウコに比べて、アズサとレイは神様から特別を与えられている存在だった。
アズサは優秀さで。レイは儚い美しさで。
しかし二人はショウコに言うのだ。「貴方はそのままでいて」と。
ショウコは夢を持つこともできずにいるのに。
自分はこのまま枯れるだけの存在だというのに、なぜ二人はそんなことを言うのだろうか。
そんなある日、レイが二人の側からいなくなった。
そして、ショウコも引っ越すことを親から告げられて……。
大人になる前の少女の気持ちを書いた作品です。
6/1 現代文学ジャンル1位ありがとうございました<(_ _)>
感想数 1
文字数 41,146
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.30
179
霧子ノア 幻想譚集
日常の隙間や古い伝承に、ふと現れるもの。
数百字から読める、静かで少し不思議な短編幻想譚集です。
静けさと余白を大切に、
境界や記憶、人ならざるものとの揺らぎを描きました。
一話ごとに完結する、
少し不思議で切ない物語たちです。
感想数 0
文字数 1,939
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.12
180
忘却の虚音
かつての親友・真司を交通事故で失った少年・涼。彼はその喪失感を抱えながら、ロックバンド「プラスティックドリーム」のギタリストとして、アンダーグラウンドのライブハウスを拠点に活動を続けていた。しかし、バンド活動は金銭的にも精神的にも追い詰められており、彼自身も「時代に迎合する音楽」を否定し、孤独な自我の中に殻を閉じこもることで自分を保っていた。
そんな涼の唯一の理解者であり、幼馴染でもある麻里香。彼女もまた真司を想い続けており、涼と彼女は「死者の影」を共有する者同士として互いを頼りにしていた。しかし、二人の関係は、本当の愛なのか、あるいは孤独を埋め合うための共依存なのか――その境界は曖昧で、精神的に極めて脆いバランスの上に成り立っていた。
物語は、コウタの脱退によるバンドの危機、麻里香の姉妹間の確執、そしてかつての仲間であるエリとの再会を経て、涼と麻里香の閉ざされた関係性に亀裂が入る様を描いていく。涼は音楽への不信感と、他者を愛することへの恐怖、そして自己愛という名の檻の中で、もがくように生きている。一方で麻里香もまた、涼への情念と、別の異性からのアプローチに揺れ動く自身の心に翻弄されていた。
エリという存在の再登場は、かつての青春の「四人」という絆を再び浮き彫りにする。彼女は写真というレンズを通して客観的に世界を捉え、涼たちを「前へ」と促す存在として描かれる。エリとの対話や、自身の音楽に対する向き合い方を見直す中で、涼は初めて、過去の亡霊(真司への執着)から脱却し、自分自身の言葉で他者に想いを伝えることの重要性に気づき始める。
本作は、不条理な喪失を経験した若者たちが、音楽と対話を通じてそれぞれの「実存」を確立していく過程を、繊細かつ重厚な筆致で描いた物語である。「幸福とは何か」「愛とは何か」という普遍的な問いに対し、登場人物たちは答えの出ない迷宮を彷徨い続ける。しかし、傷つき、崩れ去りながらも、再び歩み出そうとする彼らの姿は、読者の心に静かな余韻を残す。閉塞感漂う日常の中で、自分自身の「眼」を死なせないための、魂の叫びと再生のドラマである。
文字数 51,451
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.07.20
181
25年ぶりの同窓会〜歳をとっても大人になれなかった僕らについて〜
俺は自分のことをどこにでもいるごく平凡な40代の独身男性だと思っている。
自分の人生は可もなく不可もないだろう。
勤め人なのであまり自由はきかないが、時々友人や両親と会ったりする程度だ。
そんな折、中学の同窓会が開かれた。皆に会うのは25年ぶりだ。そして…
自分はそこで、人生には、平凡や標準という言い回しは、当てはまらないのかもしれないと思い始めるのだった。
本作品はフィクションです。
※本作品をAIの学習教材として使用することを禁じます。
※無断著作物利用禁止
感想数 0
文字数 7,332
最終更新日 2025.12.01
登録日 2025.11.05
182
★【完結】命の形(作品230512)
感想数 0
文字数 20,066
最終更新日 2023.05.12
登録日 2023.05.07
183
夏の夜のジュリエット
想いはすれ違い、夜空へと消えていく。
どんでん返しがあります。
この作品はエブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
感想数 0
文字数 2,152
最終更新日 2023.01.01
登録日 2023.01.01
184
これから新生活へおくる君に言っておきたいことがある
中小企業への就職が決まったロースケは、いよいよ来月からスタートする社会人生活への期待と不安を抱え日々を過ごしていた。
3月のとある休日に、ロースケは母に連れられて祖母のお墓参りに行くことになった。
お墓参りには叔父一家と伯母の他に、珍しく10歳年上の従姉妹――マツリも来るという。
良い機会だからと、ロースケはマツリから社会人としての心得を聞いてみた。
文字数 7,600
最終更新日 2023.03.13
登録日 2023.03.13
185
スルドの声(共鳴) terceira esperança
日々を楽しく生きる。
望にとって、それはなによりも大切なこと。
大げさな夢も、大それた目標も、無くたって人生の価値が下がるわけではない。
それでも、心の奥に燻る思いには気が付いていた。
向かうべき場所。
到着したい場所。
そこに向かって懸命に突き進んでいる者。
得るべきもの。
手に入れたいもの。
それに向かって必死に手を伸ばしている者。
全部自分の都合じゃん。
全部自分の欲得じゃん。
などと嘯いてはみても、やっぱりそういうひとたちの努力は美しかった。
そういう対象がある者が羨ましかった。
望みを持たない望が、望みを得ていく物語。
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文字数 270,933
最終更新日 2025.02.15
登録日 2024.03.01
186
静かな悪戯 ― The One Who Remained ―
それは、まだ何も始まっていない頃の物語――
山で倒れていた若い男を拾った、ひとりの男。
共に暮らす静かな時間の中で、
やがて二人は、それぞれの喪失を抱えたまま
ゆるやかに交わってゆく。
けれど人は、いつも先にいってしまう。
見送り続けた者が辿る、静かな時間の物語。
※本編以前の、昔々の物語。
本作は『静かな悪戯』世界観による独立譚です。
※全8話/3,000字/読了目安 6分
短く読み進められる、『静かな悪戯』世界観の独立譚です。
感想数 0
文字数 2,938
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.05.01
187
うちに帰ろう
350字程度の詩
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文字数 372
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.25
188
「普通じゃない」
主人公が児童ポルノに出たことで後悔と苦悩の人生を過ごしていき、しかし、やがて成長して前向きに人生を生きていくというストーリーです。
感想数 0
文字数 50,553
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.15
189
翅脈
消えゆく町の地図と、消えた息子。 言葉を削ぎ落とした果ての空白の物語。
9月、風のない町。
記憶の底に沈んだかつての風景を拾い集めるように、緻密だが頼りない手描きの地図を紡ぐ女性・詩乃。
彼女はある日、消えた画家・灯(ともる)の残した薄羽蜉蝣の精密画と出会う。
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文字数 8,583
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.07.08
190
デザイナーベビー
10年に及ぶ不妊治療の甲斐もなく、子供が授からなかった紗良。同じく不妊で悩んでいた親友の瑞季に子供が産まれたことで、気持ちはふさぐ一方だった。
そんな紗良に産婦人科医の高木から、赤ん坊の里親を依頼されて………
感想数 0
文字数 8,140
最終更新日 2021.01.05
登録日 2021.01.05
191
幸せな少女
==誰に従属するでもなく、誰に蹂躙されるでもない、おまえの人生を見つけるんだ==
リンゴを盗んで逃げた少年は結局捕まり殴られる……母親に売り飛ばされ、売り飛ばされた先から逃げ出し、追手が掛かった少年はどうやって生きていけばいい?
八百屋の親方に『盗みはいけない』と諭され、親方の売り子で働くことになったが、そこに現れた男の悪だくみで……
自分と似た境遇の少女との出会いと別れ、八百屋の親方との出会いと別れ、そしてヘンな雀との出会いと別れ、少年はどこへ旅立つのか。
≪ 幸せな物語 / 1 ≫
≪ 吟遊詩人は西へと進む / 番外編≫ フィル(フィリア)生い立ちの物語
感想数 0
文字数 27,474
最終更新日 2025.08.11
登録日 2025.08.11
192
★【完結】歌姫(前編)作品230427
マリア・カラスの再来と言われた歌姫、海音寺琴子。
彼女は夫との結婚生活に疲れ果て、一人、傷心旅行にパリを訪れる。
そこで琴子は絶望の詩人、星野銀河と出会い恋に落ちる。
燃え上がる人妻の歌姫と詩人の恋。冬のパリを舞台に繰り広げられる禁断の恋。
真実の愛を問う物語。
感想数 28
文字数 87,661
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.02.22
193
自衛戦艦、出動す━The Beginning Story━
それは一国の総理の発言から始まり、予想だにしない方向へ転がった世界の物語
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文字数 1,888
最終更新日 2025.12.23
登録日 2025.12.23
194
味のしないスープ
認知症が進んだ母のもとへ、数年ぶりに帰省した三十代の娘・詩織。料理上手だったはずの母の冷蔵庫を開けると、中にはペットボトルの水と、奇妙な調味料がいくつか並ぶだけだった。「ここに、いちばん大切なものが入っているの」——母はそう言って、ほとんど味のしないスープを作る。湯気の向こうで笑う母と、それを黙って飲む娘。失われていく時間の中で、二人は最後に残るものを確かめ合う。
感想数 0
文字数 4,576
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.06.22
195
神様の言う通り
神様の言う通りにしよう。
タマゴサンドか、ハムチーズサンドか。悩む。ウチの妻は、どちらも好きだからな。
神様に聞くか。聞いてしまうか。神様の言う通りにしてしまおうか。
でも、正式な言葉は分からないから、適当に作っちゃうか。
《ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な
か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り
だ・と・は・お・も・っ・て・い・る・け・れ・ど
い・ま・ね・が・っ・て・い・る・か・み・さ・ま・が
わ・る・い・か・み・さ・ま・と・い・う・こ・と・も
す・こ・し・は・あ・る・か・も・し・れ・な・い・し
す・ぐ・に・し・ん・よ・う・し・て・い・っ・て
す・ん・な・り・ど・ち・ら・か・ひ・と・つ・に
き・め・て・し・ま・う・と・い・う・の・は
い・い・の・だ・ろ・う・か・い・い・わ・け・な・い
も・う・す・こ・し・ひ・き・の・ば・し・て・か・ら
き・め・よ・う・か・な・と・お・も・う・け・ど
か・み・さ・ま・の・ち・し・き・が・な・い・か・ら
げ・ん・ど・が・あ・る・よ・ね・し・か・た・な・い
こ・ん・な・じ・ぶ・ん・が・だ・い・き・ら・い
ふ・と・も・も・グ・ー・で・バ・ン・バ・ン・バ・ン
も・ひ・と・つ・お・ま・け・に・ガ・ン・ガ・ン
い・た・い・ほ・う・の・ふ・と・も・も・さ・ん
ど・ち・ら・が・い・い・か・を・こ・た・え・て・よ
ジ・ン・ジ・ン・の・リ・ズ・ム・に・ち・か・い
こ・と・ば・に・す・る・か・ら・ね・ヨ・イ・ショ》
タマゴサンドで止まった。
でも、今の文章のなかに出てきた太ももから、ハムストリングが思い浮かんだ。だから、ハムチーズサンドにしよう。
妻の喜んだ顔が、目に浮かぶ。
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文字数 667
最終更新日 2021.12.17
登録日 2021.12.17
196
社畜のお仕事2 私負けないから…!
昼間は「鉄の無表情」、夜はワンルームで缶チューハイ片手にネコと語らう——
そんな三十二歳の営業課長が、今日も理不尽と戦う。
東園寺聖愛、三十二歳。
国内圏外の日暮里に本社を構えるアパレルメーカー「エール・ダンジュ」の営業課長にして、社内随一の何でも屋。
月の三分の一は地方の得意先廻り。クレーム対応、棚卸し、不正調査、後輩指導——肩書きは「課長」だが、実態は「なんでも引き受ける人」だ。
オフィスでは完全無欠の無表情。Excelと規程と論理を武器に、どんな理不尽も静かに、そして確実に片付ける。
だが、帰り道のコンビニで洋子さんに一言もらうと、ちょっとだけ顔が崩れる。化粧室の鏡に向かって、誰にも言えない本音をこぼす。ワンルームに帰れば、雌猫サラの前でだけ、全部曝け出す。
結婚願望はある。建前だけど。……建前、だけど。
同期の太一郎はいつもにやにやしている。子分の壱太はいつも顔が暗い。壱太の子分の鯉太はいつも順番が逆だ。
それでも、この会社は、なぜか嫌いになれない。
定時退社と平穏な飲酒時間を守るため、聖愛は今日も、静かに、負けない。
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文字数 602,533
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.03.01
197
【連作短編027】 迷い猫 全12話 ―夜の街に、名前のない者たちがいる―
夜の街には、人間には見えない道がある。
野良猫のハルは、ある夜、記憶をなくした白い子猫と出会う。猫たちの集会ネットワークを頼りに子猫の来歴を辿るうち、取り壊し予定の倉庫に閉じ込められた五匹の存在が浮かび上がる。名前を持たない者たちを逃がし続けてきた猫・ロクと、十年前に誰かを見逃した過去を持つハル。二つの罪が交差するなか、刻限は迫る。
全十話。
感想数 0
文字数 11,275
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.07.11
198
精神科病棟 〜患者さんの死と向き合うこと
精神科病棟での患者さんの死は、
身体科の病棟とは〝違う意味合い〟をもつことがあります。
私たち、精神科看護師が向き合う死についてのエッセイ風小説。
感想数 1
文字数 1,700
最終更新日 2024.03.24
登録日 2024.03.24
199
ただの手慰み
ただの手慰み 以上。22時から40分。
感想数 0
文字数 1,920
最終更新日 2019.08.24
登録日 2019.08.24
200
白紙の行方 ―坊主の妻と揺れる夫婦―
夫の前に置かれた一枚の白紙――離婚届。
不倫をした妻・恵は、罪を隠さず向き合うため、自らの髪を剃り落とし丸坊主となる。
坊主の頭皮に当たる風、街の視線、同僚との会話、母の優しい言葉、そして祖母が残した手紙。
すべてが彼女に「嘘を隠さない生き方」を迫り、同時に「新しい自分」を照らし出していく。
夫・聡はなお揺れていた。怒りと愛情、赦しと不信、その狭間で立ち尽くしながらも、丸坊主の妻を見つめることで「終わりではなく、続ける余白」を見つけていく。
――髪は伸びる。心もまた、切らなければ伸びない。
不倫から始まった断髪が、「罰」から「再生の証」へと変わるまでを描く、夫婦の物語。
井上 恵(いのうえ めぐ)
三十代前半の女性。編集会社勤務。
不倫をしたことをきっかけに、夫との関係が大きく揺らぐ。
罪を隠さず向き合うため、自ら髪を剃って丸坊主になる。
坊主頭を通じて、風や光、他人の視線を正直に受けとめ、自分自身を取り戻していく。
井上 聡(いのうえ さとし)
恵の夫。会社員。
妻の不倫を知り、深く傷つき離婚を決意するが、彼女の断髪を見て迷い始める。
怒りと愛情のあいだで揺れながら、再び妻と向き合う決心をしていく。
藍(あい)
恵の後輩。編集部の若手社員。
先輩である恵の変化を間近で見て大きな影響を受け、自らも髪を短く切る。
「嘘をつかない姿勢」に憧れ、恵の心の支えとなっていく。
恵の母
穏やかで温かな性格。娘の坊主頭に驚きつつも「似合っている」と肯定する。
血縁ならではの優しさで恵を支え、彼女の選択を受け入れる存在。
祖母
故人。戦後の混乱期を生き抜き、若い頃に断髪を経験した。
生前に恵へ残した手紙が、後に「坊主は再生の象徴」であることを伝える重要な道標となる。
吉岡カウンセラー
中年の男性カウンセラー。
恵と聡が向き合う場を整え、「坊主は終わりではなく始まり」と言葉で示す。
夫婦が再生へ進むきっかけを与えた第三者。
感想数 0
文字数 24,219
最終更新日 2026.01.29
登録日 2026.01.15
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