ざまぁ 小説一覧

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1

全て勘違いでした

王太子妃として六年。 夫には最愛の寵姫がいて、私たちは白い結婚だった。 国王は贖罪のため。 父は亡き妻への愛のため。 ――この婚姻は成された。 それでもオーレリアは、王太子妃として役目を果たしてきた。 そして六年後。 夫は得意げに離縁を告げる。 「俺の妻だったことで箔がついただろう。身分の低いお前には幸いだったはずだ」 ――彼はまだ、自分が何者なのかさえ知らなかった。 そして自由になったオーレリアも、まだ知らない。 初恋が彼女を逃さないことを。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 26,478 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.05
2

愛を選んだのは貴方でしょう? なら、その代償も受け入れてください

「昔の恋人と結婚したい。悪いが、離縁してほしい」  ひと回り年上の夫アントンから何の前触れもなく離縁を告げられたクレア。  この結婚は政略結婚で、そんな理由で離縁などとんでもない。そう訴えるクレアだが、アントンは聞く耳を持たない。昔の恋人と、今度こそ添い遂げたい。その意思は固かった。 「……分かりました。どのような結果になろうとも、どうぞ受け入れてくださいませ」  呆れたクレアは離縁を受け入れる。  やっと昔の恋が成就するのだと浮かれるアントンは知らなかった。政略結婚を勝手に破棄すれば、どういう結果が待ち受けているのかを。  望んだ結果でなくとも――どうぞ、受け入れてください。『愛』を選んだのは貴方なのですから。
恋愛 連載中 短編
文字数 22,589 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.04
3

次期王太子妃は貴方と離れることを所望しております

「もういいわ」 次期王太子妃である私の冷たく吐いた言葉に、周囲の文官たちは言葉を失う。 私の怒りを皆が悟ったのだろう。 なのに言葉をかけた当人––––王太子のキースは気付く素振りもない。 「彼女に会いに行って、いいのか?」 「気にせず行ってください」 告げた言葉に、部屋にいた文官や王城使用人の顔が凍ったのが分かった。 傍に控える騎士も、思わず互いの顔を見合わせている。 皆、分かっている。 怒鳴られる方がマシだ、泣かれる方が救いがある。 『もういい』に込められた意味は、諦めだということに。 「……アイシャ、本当にいいのか?」 キースの足は、もう出口を向いている。 私ではなく、別の女性に会いにいくために…… 「えぇ、どうぞ……好きになさってください」 「……すまない。次は埋め合わせをする!」 出て行くキースの背に、そっと告げる。 「もう、次なんてないわよ」 その言葉は、走りゆく王太子に届くことはなかった。 私は覚悟を固める。 半生をかけて支え続けてきた、彼のために尽力してきた。 その努力が軽んじられるのならば。 もう……この座に居る必要はないと。
恋愛 連載中 短編
感想数 263 文字数 85,289 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.09
4

優しい夫だと信じていました

政略結婚でグロスター公爵家に嫁いだエリーゼ。 夫のアルバートは彼女を快く迎え入れ、決して不自由はさせなかった。 そんな夫に相応しい妻になろうと、エリーゼは公爵夫人として懸命に務め、二人は社交界で「理想の夫婦」と称えられていた。 しかし、アルバートがエリーゼに笑顔を向けることはなかった。 彼が表情を崩すのは、元婚約者の前でだけ。 それでもエリーゼは黙って務めを果たした。 元婚約者の振る舞いが生む不始末を、いつも笑顔で片づけながら。 けれどある日、アルバートが信じたのはやはりエリーゼではなかった。 「君はいつまで誤解しているんだ」 そして、その一言がすべてを決定づけた。 ――もう期待しない。もう耐えない。 エリーゼは粛々と、離縁のために動き始める。
恋愛 連載中 短編
文字数 33,391 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.31
5

誰からも愛されなかった正妃が、幸せになるまで

誰からも愛されなかった正妃が、幸せになるまで
「君のその態度は、本当に私を苛つかせるな」 国王エドモンドの正妃となったセレナは、夫から愛されることを諦めていた。 明るく華やかな側妃エミリアが寵愛される一方、セレナは王宮の誰からも軽んじられている。 それでも、誰かの役に立てることだけを喜びとして、ひっそりと日々を過ごしていた。 ――あの日までは。 身に覚えのない盗難の罪を着せられ、地下牢へ送られたセレナ。 誰にも信じてもらえなかった彼女を救ったのは、隣国の皇帝ルーファス・ヴァレンシュタインだった。 彼もまた、気まぐれに彼女を救っただけであったが───。 すべてを諦めていた正妃の運命が、ここから大きく変わり始める。 そして彼女を失った国王は、ようやく気づくことになる。 自分が手放したものが、どれほど大切だったのかを――。 これは、誰からも愛されず、疎まれてきた正妃が幸せになる物語。
ファンタジー 連載中 短編 R15
感想数 20 文字数 76,594 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.05
6

君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません

君を愛するつもりはないと言われたので、三年待って離縁しました。――今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません
「約束どおり、離縁してください」 結婚からちょうど三年。 伯爵領の再建が完了した日、エレナは夫アレクシスに離縁届を差し出した。 三年前、傾いた伯爵家を救うために結ばれた政略結婚。 結婚初夜、アレクシスはエレナに言った。 「領地が立ち直るまで力を貸してほしい。だが、君を愛することはない」 だからエレナは三年間、伯爵夫人としてできる限りのことをした。 借金を整理し、領地経営を立て直し、夫を支えた。 そして今日、すべてが終わった。 これで自由になれる。 そう思っていたのに――。 「……本当に、出ていくつもりだったのか?」 なぜか夫は愕然としていた。 しかも、かつて彼が愛した女性まで未亡人となって戻ってきたのだ。 自分が残る理由など、なおさらない。 伯爵家を去ったエレナは、三年間の実績を買われ、新しい仕事と人生を手に入れていく。 そこで再会したのは、ずっと彼女の働きを見ていたグレイ公爵。 一方アレクシスは、妻がいなくなって初めて思い知らされる。 三年間を「期限付きの結婚」と思っていたのは、エレナだけだったこと。 そして――自分が彼女を愛していたことに気づくには、あまりにも遅すぎた。 7時と18時に投稿します😊
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 13 文字数 33,846 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.06
7

結婚式のパレードで夫が番を見つけましたので、花嫁の私は転地療養に出かけます ~三年後の離縁状をお待ちください~

結婚式のパレードで夫が番を見つけましたので、花嫁の私は転地療養に出かけます ~三年後の離縁状をお待ちください~
獣人国の王に嫁いだ人間族の皇女リディアは、婚礼パレードの最中に夫が「番」を見つける瞬間に居合わせた。 花嫁の手を振り払い、番の少女を抱きしめる王。雨の中、一人で王宮に戻る王妃。 それでも国と国との約定である婚姻は解消されず、宰相は初夜の準備を命じる。 リディアは王に、自分が転地療養に出たことにして三年で離縁する筋書きをもちかけた。 そしてその夜、彼女は護衛騎士の狼獣人シグルヴと共に王宮を後にする。 そんな彼らに、王宮と帝国の両方から追っ手がかかる。逃避行の中、明らかになる番の真偽とは。 短編・完結。ざまぁ要素あり。
恋愛 完結 短編 R15
感想数 11 文字数 11,559 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.09.05
8

《9/12完結予定》「君なら分かってくれる」とまた人を屋敷へ連れてきた夫から、もう逃げます。

裕福な商家カランド家の娘レベッカ(ベッキー)は、一度縁談が破談になったあと、妹たちにも先を越され、二十歳を過ぎてから名門ダイオード男爵家へ嫁いだ。 夫アクセルは優しい人だった。困っている親戚がいれば屋敷へ迎え、行き場のない女性には部屋を与え、仕事に困る者には「ここにいればいい」と手を差し伸べる。 けれど――人を連れてくるのは夫で、その後の世話をするのはいつもレベッカだった。 部屋を決め、衣服を用意し、食事を増やし、仕事を探し、使用人を動かし、揉め事を片づける。 「もうこれ以上は無理です」 そう訴えても、アクセルは笑って言う。 「君なら分かってくれるよね」 そんな日々の中、アクセルは幼なじみ、ジゼルを連れてきた。レベッカは初めて、はっきりと反対する。 それでもアクセルはジゼルを屋敷へ入れ、あろうことかレベッカの補佐にしようとした。 そこでようやくレベッカは気づく。 夫は、自分の言葉を一度も「拒絶」として聞いていなかったのだ。 「離婚してください」 「離婚? どうして?」 本気で不思議そうに問い返す夫を残し、レベッカは実家へ帰る。 そして彼女がいなくなった男爵家では、これまで「善意」で覆い隠されていたものが、一つずつ崩れ始めて―― ※初日以外は6時・17時の更新となります。
恋愛 連載中 長編
感想数 274 文字数 276,748 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.14
9

行き遅れと笑われた王宮薬師は、辞めた翌日に王弟殿下から求婚されました~功績を奪った親友も、私を売った継母も、今さら泣きついても、もう遅い~

三年かけた私の処方は「親友」の手柄になり、筆頭薬師の座も彼女のものになった。お局女官長からの次の辞令は、洗い場係。二十七歳、行き遅れの王宮薬師リディア、本日限りで辞めさせていただきます。 実家では継母が、六十四歳の侯爵への身売り同然の縁談を用意して待っていた。父は帳簿から顔も上げない。――わかりました。全部、捨てます。 ところが辞めた翌日、下町の宿の前に軍が来た。国境の英雄・王弟アルヴィス将軍が、泥道に膝をついて言う。「十年、捜した」と。 誰にも気づかれていないと思っていた。名もなき薬師の仕事を、数えていた人がいた。 これは、名前を持たなかった薬師が、名前を呼ばれて、名前を取り戻すまでの話。功績を奪った親友も、給金を搾取した継母も、今さら泣きついても――もう、遅い。 ※ざまぁ要素・執着系溺愛あり。ヒロインは自分の足で立つタイプです。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 11,903 最終更新日 2026.09.06 登録日 2026.09.05
10

私の家族は叔父さんだけです。今さら手の平返ししても遅いです

双子の姉として転生した主人公、魔法で色々と判断される世界に生まれた主人公には魔力が一切なかった。 魔力がないことで親と兄と妹から馬鹿にされる日々に諦めていた。 だけど前世の記憶が戻ったことが切っ掛けで家族を捨てる決心を持ち、ずっと気にかけてくれていた叔父に助けを求めることにした。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 2 文字数 12,475 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.31
11

三年前に捨てた女です。どうぞ、思い出せないままでいてください

三年前の雪の夜、わたくしは婚約者に捨てられ、そのうえ「死んだこと」にされましたの。 葬儀まで出していただきましたわ。参列者は八人。うち六人は、わたくしを笑いに来た方々でしたけれど。 ――さて。 三年が経ちました。王都でいちばん人の集まる劇場に、新しい後援者が現れましたの。鴉羽色の髪に黒い扇の、どこの国の生まれとも知れない未亡人。名は、マダム・コルヴィナ。 「はじめまして。以後、お見知りおきを」 誰も気づきませんわ。気づかせませんもの。 彼らの過去は、これから舞台の上で、少しずつ演じられてまいりますのよ。客席で笑っていられるのは、何幕目までかしら。 「あの……どこかでお会いしませんでしたか」 「さあ。どちらさまでしたかしら」
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 23,133 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.05
12

私より王女殿下が好きなら別れましょう

伯爵令嬢のエリザは、婚約者で侯爵家の令息ギドロスが王女殿下を好きなことを知っていた。 ギドロスはエリザの私物を王女殿下に渡し、約束を何度も破っていく。 エリザは別れることを決意して、ギドロスは自身の行動を後悔することになる。
恋愛 連載中 短編
文字数 23,282 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.22
13

何も知らなかったのと言われてももう戻りません

シエルは王妃に頼まれて後妻になった家から今日出ていく。 年の近い義理の娘とは折り合いが悪く最後まで認められることはなかった。 その日から義理の娘は思い知る。この家に何故後妻が来てどれ程支えられていたのかを。 ●貴族の事情と現代の事情って違うよねとふと思いついた話です 話を追加しようと思うので少し伸びます。どのくらいかはまだ。
恋愛 連載中 長編
感想数 166 文字数 79,024 最終更新日 2026.09.06 登録日 2026.06.14
14

離縁されたので王都でカフェを経営します

「本日をもって、僕はお前との婚姻関係を解消し、離縁することにした! この屋敷から出ていってもらう!」 「……離縁、ですか」 フェリシアの声には、動揺の一片すら含まれていなかった。 あまりにも平然とした反応に、エルネストは顔を真っ赤にして怒鳴り散らした。 「そうだ! 離縁だ! お前のような冷酷で、愛のない計算機のような女は、子爵夫人にふさわしくない! 僕は真実の愛に目覚めたのだ! マリアンヌこそが、僕の傷ついた心を癒やしてくれる真の伴侶なのだよ!」 「ええ、エルネスト様。私、エルネスト様とならどんな困難も乗り越えてみせますわ」 マリアンヌがうっとりとした表情でエルネストの胸に顔をうずめる。 「手切れ金として金貨五十枚を渡してやる。本来なら着の身着のままで追い出すところだが、僕の慈悲深さに感謝するんだな。この屋敷の財産、宝石、衣装はすべて没収だ。荷物をまとめたら一週間以内に出ていけ!」 金貨五十枚。そして一週間の立ち退き猶予。 三年間、破産寸前だった子爵領を再建し、彼が女たちと遊興に耽るための金まで捻出してやった対価が、これだった。 「……承知いたしました」
恋愛 完結 短編
文字数 76,325 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.09.05
15

私を失った旦那様へ――今さら愛を語っても、もう遅いのです

私を失った旦那様へ――今さら愛を語っても、もう遅いのです
ルージュは伯爵家へ嫁いで数年、愛娘リズと共に穏やかで幸せな日々を過ごしていた。 しかし夫ハワードは、「レオンの誕生日の相談だ」と言い、幼馴染エレノアとの関わりを深めていく。 実の娘であるリズよりも、幼馴染の息子レオンを気にかける夫の姿に、ルージュの心には少しずつ寂しさが積もっていった。 家族の健康を願い、薬を手作りするルージュ。その努力はハワードや義両親から「地味な作業」と軽く扱われる。 そんなルージュを離婚へと決意させる、決定的な出来事が起こる――。
恋愛 連載中 短編
文字数 115,248 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.14
16

断罪の場でわたくしは一言も申し上げません。三年間お教えしてきたことを、どうぞご自分でお読みくださいませ

私は三年間、あの方の半歩後ろに立ってきた。 あの方は、人の言葉を書いてあるとおりにしか受け取れない。だから私は扇の陰で一言だけ添える。その侯爵は本気で怒っている、そちらの夫人は同意していない、いま笑ってはいけない。三年、一度も外さなかった。誰も気づいていない。あの方自身も。 その方が、大広間で私を呼び出した。証人も証拠も揃っている。 「申し開きはあるか」 ございません。わたくしは何も申し上げません。 否認も弁明もせず、私は黙って立っていた。だからあの方は、生まれて初めて自分で場を読むことになった。 味方として名を挙げた侯爵の顔が、なぜ動かないのか。証人の声が、なぜ途中で細くなったのか。「皆もそう思うであろう」と広間に向けた同意の求めに、なぜ誰も応えないのか。 わたくしはもう、お教えいたしません。 ※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
恋愛 連載中 短編
感想数 3 文字数 31,318 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.03
17

聖女を優先する貴方を愛することはやめます

侯爵夫人のキャシーは、夫ラウザが聖女を優先しても愛していた。 それなのにラウザは「聖女と結婚するから離婚して欲しい」と言い、愛人として傍にいて欲しいと提案する。 離婚の後キャシーが実家に戻ると、公爵家の令息ザダクが会いに来た。 ザダクは聖女の本性を話し、キャシーと結婚することで聖女を関わらせなくしたいらしい。 更にラウザの悪行を知ったキャシーは、愛することをやめてザダクと結婚することにした。 その後ラウザは、キャシーが優秀だったと失ってから知ることになる。
恋愛 連載中 短編
文字数 12,020 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.06
18

悪役令嬢ルートに入りました!~今世は私がヒロインのようです~

*タイトル変更しました。 大幅改稿しました。 愛していた、彼のことを。 ―――でも彼が愛したのは別の女性。 彼女を殺害しようとした罪で、私は捕らえられ、激しい拷問を受けた。紛れもない、愛する彼の手によって。 そのまま凄惨な拷問で命を落とした私は、彼と結婚する前に時が戻っていた。 しかし、前世と違うことが一つ。 どうやら今世は私がヒロインの悪役令嬢ルートのようだ。
恋愛 連載中 長編
文字数 109,222 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.07.23
19

【完結】愛さない宣言した夫(仮)と今さらな幼馴染を捨てたら、なぜか逃げ道がなくなりました

結婚式を終えたその夜。 侯爵令嬢ヴァレンティナは、夫となったアルバートから初夜の直前に「君を愛することはない」と告げられる。 彼には愛する女性がいて、三年後には第二夫人として迎えたいという。 ――それ、今言います? しかも、ヴァレンティナも妻にしたいらしい。 そんな結婚はこちらからお断り。 ところが、長年恋人未満だった幼馴染の第四王子まで、 「諦めなければよかった」と言い始めた。 ……貴方も今さら何を言っているんです? 愛さない夫(仮)も、今さらな幼馴染も捨てて、今度こそ自由に生きる――はずだった。 なのに、なぜか逃げ道がなくなっている。 「……何で?」 長い春に終止符をうち、違う人と政略結婚もどきをした、美貌と才知を誇る侯爵令嬢が、未練たらたらの夫(仮)と、執着心に塗れた幼馴染をぶった斬りながら、幸せになるお話し。
恋愛 完結 短編 R15
文字数 132,317 最終更新日 2026.09.04 登録日 2026.08.20
20

そのとき私の幸せは崩れた

結婚して7年。幼馴染だった夫との仲も良好、息子もすくすく育ち、幸せだと思っていた。5歳の息子の誕生日に、夫の不貞が発覚するまでは。
恋愛 連載中 短編 R15
感想数 7 文字数 32,298 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.08.23
21

自称病弱いとこを優先させ続けた婚約者の末路

令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。 しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。 「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」 エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。 ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。 「さようなら、ヴィンセント」 縋りつかれてももう遅いのです。
恋愛 連載中 短編
文字数 158,161 最終更新日 2026.09.07 登録日 2026.03.06
22

婚約者の母に「平民の娘は裏口から」と追い返されました。翌朝、その屋敷を正門ごと買い取ります

裕福な商家の娘クララは、財政難の侯爵家嫡男アルバートと婚約している。 侯爵家の王都屋敷は借金のため売却されることになっていた。クララは結婚後も一家がそこで暮らせるよう、翌朝、自分の資金で屋敷を買う予定だった。 ところが購入前日、屋敷を訪れたクララは、未来の義母から正門で止められる。 「平民の娘は、裏口から入りなさい」 アルバートも母を止めない。 「今日だけは母の顔を立ててくれ。君なら分かるだろう」 そう言ってクララへ我慢を求めたうえ、翌日の屋敷代だけは予定どおり支払うよう念を押した。 クララは、ようやく理解する。 彼らが家族として迎えたいのは、自分ではない。自分の資金だけなのだと。 翌朝、クララは予定どおり屋敷を購入する。 ただし、侯爵家のためではない。 新しい所有者として昨日と同じ正門へ戻り、再び裏口へ回るよう命じる侯爵夫人へ告げる。 「いいえ。本日から、この屋敷は私のものです」 正門が開き、クララは自分の足で屋敷へ入る。 それでもアルバートは、結婚すればクララの屋敷も侯爵家のものと同じだと考えていた。 しかしクララが見直したのは、屋敷の使い道だけではなかった。
恋愛 完結 短編
文字数 14,954 最終更新日 2026.09.04 登録日 2026.09.04
23

侯爵令嬢のほうがふさわしいと婚約破棄されたので、もうあなたの後ろには立ちません

侯爵令嬢のほうがふさわしいと婚約破棄されたので、もうあなたの後ろには立ちません
婚約破棄された伯爵令嬢クレアは、元婚約者を恨むことも、失った立場にすがることもしなかった。 彼女が選んだのは、新たに任された仕事に誠実に向き合うこと。記録を確かめ、曖昧な契約を整理し、対立する人々の言葉に耳を傾ける。その積み重ねはやがて確かな信用となり、彼女を認める人と新しい未来を引き寄せていく。 一方、爵位ある家との華やかな婚約と大きな商機を選んだ元婚約者ライオネルは、成功を急ぐほど家の足元を見失っていく。 人の未来を決めるのは、与えられた爵位か、それとも積み重ねた信用か。 信用を築く令嬢と、信用を使い果たしていく青年。それぞれの選択が明暗を分ける、復讐ではない静かな逆転の物語。
恋愛 連載中 長編
文字数 19,503 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.05
24 レンタルあり

政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~

政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。 政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 1,258 文字数 172,945 最終更新日 2026.09.07 登録日 2022.09.05
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「もう、うんざりだ」と言われたので、出ていきますね

「もう、うんざりだ」と言われたので、出ていきますね
【とりあえず、何かください】 ある日、豪華なベッドで一切の記憶を失った状態で目覚めた私。鏡を見ても「あなたは誰?」駆けつけた使用人たちに、言いたい放題言われるけれど、他人事のようで少しも自覚が持てない。ただ分かったのは、自ら毒を飲んだことと、夫がいるということだった。妻が目覚めたのに駆けつけてこない夫の元へ挨拶に行くと「もう、うんざりだ」と告げられる。皆からは嫌われているし、記憶もないから未練もない。青ざめる夫に別れを告げて、新天地へと旅立つことを決意した―― ※ 他サイトでも投稿中 ※ 22時更新予定
恋愛 連載中 長編
感想数 65 文字数 90,513 最終更新日 2026.09.07 登録日 2026.08.11
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【完結】あなたを守りたい……いまさらそれを言う?

幼い頃に起きた事件がきっかけで実の父親に疎まれて暮らすファナ。  唯一の居場所は学校。 毎日、屋敷から学校まで歩いて通う侯爵令嬢を陰で笑う生徒達。 それでも、冷たい空気の中で過ごす屋敷にいるよりはまだマシだった。 ファナに優しくしてくれる教師のゼバウト先生。 嫌がらせをされてあまりにも制服が汚れるので、毎回洗って着替えを用意しておいてくれる保健室のエリーナ先生。 昼休みと放課後は、図書室で過ごすことが多いので、いつも何かと気にかけてくれる司書のマッカートニーさんと、図書委員の優しい先輩達。 妹のリリアンは、本人に悪気は無いのだけど、嫌なことや自分が怒られそうになると全て姉のファナに押し付ける。 嫌なことがあればメソメソと泣き姉に頼ってばかりだった。 いつも明るく甘えん坊のリリアンは顔もとても可愛らしく屋敷の中心で、使用人たちも父親も甘やかして育てられた。 一方、ファナはいずれ婿を取り侯爵家を継がなければならないため、父親に厳しく躾をされていた。 明るくて元気だったはずのファナの笑顔は、大きくなるにつれ失ってしまっていた。 使用人達もぞんざいな態度を隠そうともしない。ファナはもう諦めていた。 そんななか唯一、婚約者のジェームズだけはファナのことを優先してくれる優しい男の子だった。 そう思っていたのに……… ✴︎題名少し変更しました。
恋愛 完結 長編 R15
感想数 72 文字数 166,852 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.05.06
27

婚約破棄を喜んだのは私だけではありませんでした

「アリシア・ベルフォード。君との婚約を、今この場をもって破棄する」 大広間に、冷たい声が響いた。 今日は私、アリシアの十八歳の誕生日。 本来なら、婚約者であるルーカス殿下と一緒に祝われるはずだった。 けれど。 「理由を聞いてもよろしいでしょうか」 私は静かに尋ねた。
恋愛 完結 長編
文字数 21,500 最終更新日 2026.09.06 登録日 2026.09.06
28

本当は自分が結婚するはずだったから財産を譲って欲しいなんて、よく言えたものですね?

子爵令嬢であるサナーシャは、自身の倍以上の伯爵に嫁ぐことになった。 彼女の子爵家は領地が飢饉に見舞われたこともあって弱っており、支援が必要だったのだ。 病気を患っていた伯爵は、自らが長くないことを知っていた。そこで遺産も含めてサナーシャに明け渡すことで、子爵家を救おうとしていたのである。 サナーシャが嫁いでから程なくして、夫は亡くなった。自身や家を救おうとしてくれた伯爵に感謝しながら、サナーシャは彼の財産を家のために使おうとしていた。 そんな彼女の元に、訪ねてくる女性がいた。 その女性はサナーシャに対して、言ってきた。本来ならば、自分が伯爵と結婚するはずで、彼の財産ももらうはずだったと。
恋愛 連載中 短編
文字数 10,443 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.07
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婚約破棄されたΩですが、最強騎士団長に溺愛されています

「番になれないΩを、王妃にはできない」 十八歳の誕生日、レミは婚約者である王太子ベルナールから、突然の婚約破棄を言い渡された。 十歳でΩと判定され、未来の王妃になるために努力し続けてきたレミ。 けれど、発情期は一度も訪れず、どのαのフェロモンも感じない。 「欠陥Ω」と蔑まれ、王家だけでなく家族からも見放されたレミは、行く場所を失い王都を去る。 そして、森で命の危機に陥った彼を救ったのは、王国最強と恐れられる騎士団長マリウスだった。 「行く場所がないから、私の屋敷へ来ればいい」 強大なフェロモンを持つマリウスと、そのフェロモンを感じることのできないレミ。傷ついた心を抱えたまま始まった二人の穏やかな共同生活。 一度はすべてを奪われたΩが、王国最強のαと出会い、本当の幸せを見つけていく物語。 ⭐︎オメガバースですが、生涯一人の最愛至上主義は変わりません。 独自のオメガバース設定ですが、楽しんでいただけると嬉しいです。 R18には※つけます。
BL 連載中 長編 R18
感想数 21 文字数 47,600 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.08.25
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『聖女なんだから当然でしょ?』――は? ふざけんな

十八歳で聖女に選ばれてから五年間。 アンナは王都の結界維持、病人の治療、巡礼者への祝福、魔道具への神聖力補充まで、無給・無休で働き続けてきた。 眠る暇さえなくても、「国のため」「神のため」「民のため」と言われれば断れない。 そうして限界まで使い潰されながらも、アンナは聖女としての仕事を続けていた。 だが、三日以上眠れないまま働かされた末、大司教から投げかけられた一言で、五年間積み重なったものがついに切れる。 もう我慢するのはやめた。 聖女を当然のように使い潰してきた教会と王国に、アンナは五年分のツケを払わせることにする。 全十話完結です。
ファンタジー 完結 短編
感想数 29 文字数 30,486 最終更新日 2026.09.04 登録日 2026.08.29
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幸せになるために私ができること

不貞の結果生まれたルシールは隠されて育てられたが、10歳の時に母親が亡くなり実の父親に引き取られることになった。 父親が大金を出してまでルシールを引き取ったのは、若き国王の正妃候補にするためだった。 無理やり他国まで連れて来られた上に、おとなしくなる薬まで盛られたルシールは逃げ出そうとする。 「自由になれないのなら、死んだ方がましよ!」 そう叫んだルシールの言葉を信じずに国王レオンハルトは剣を差し出してしまった。 迷わず剣で自分の身体を切りつけたルシールは、意識を失いながら前世がレオンハルトの婚約者候補だったことを思い出していた。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 181,182 最終更新日 2026.09.07 登録日 2026.04.23
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親同士の決め事でしょう?

伯爵令嬢であるリリアーナは学園で知り合った侯爵令息のアルフレッドから婚約を申し込まれる。 リリアーナは婚約を喜んで受け、家族からも祝福された。 長期休みの日、彼の招待で侯爵家へ向かう。 するとそこには家族ぐるみで仲良くしているらしいカレンという女がいた。 「あなたがアルの婚約者?へえー、こんな子が好みだったんだあ」 「いや……これは親同士が決めたことで……」 (……ん?あなたからプロポーズされてここへ来たんだけど……) アルフレッドの、自称一番仲のいい友達であるカレンを前にして、だんだんと疑問が溜まってきたころ。 誰よりもこの婚約を不服に思うリリアーナの弟が、公爵令息を連れて姉へと紹介しにくる。
恋愛 連載中 短編
文字数 195,796 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.02.06
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婚約破棄されましたので、聖印はお返しいたします

「お前のように、三年間ただ祈るだけで何ひとつ起こせなかった女とは違う」 卒業式典で、王太子殿下はそう仰って、掌に金色の光を浮かべる男爵令嬢を選びましたわ。 ええ、わたくしは光りません。 王家の婚約者の背に刻まれる《守護聖印》——王都全域の魔物避け結界へ、夜ごと魔力を注ぐ紋様。派手な光を出さないのは、一滴も漏らさず結界へ注いでいるからですのよ。 わたくしの占い……いえ、わたくしの祈りが効いていると、何も起きませんの。そして何も起きないと、わたくしの三年は「何もしていない」ことになる。 承知いたしました。婚約破棄、お受けいたしますわ。 聖印は誓いの上に立つもの。破棄と共に、王家へお返しいたします。 ——三日ほどかかりますけれど。 三日後の夜、城壁の外で、三百年ぶりに魔物が鳴きました。
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感想数 0 文字数 2,082 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.09.05
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婚約破棄された瞬間、殿下だけ授業が分からなくなりました

「リディア・エルフォード! お前との婚約を破棄する!」 卒業を三か月後に控えた王立学園で、第一王子レオナルドから突然婚約破棄を告げられた侯爵令嬢リディア。 男爵令嬢マリアベルへの嫌がらせを理由に断罪されるリディアだったが、彼女はあっさりと婚約破棄を受け入れる。 なぜなら婚約の解消と同時に、リディアの固有魔法《知識共有》も終了するからだ。 リディアが学んだ知識の一部を、婚約者へ共有する魔法。 十年間その恩恵を受け続けていたレオナルドは、それを自分自身の才能だと思い込んでいた。 そして翌朝。 いつものように授業を受け始めたレオナルドは、ようやく気づく。 ――何を言っているのか、まるで分からない。
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感想数 3 文字数 3,955 最終更新日 2026.09.07 登録日 2026.09.07
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あなたの愛した令嬢の身代わりは、もう辞めます

あなたの愛した令嬢の身代わりは、もう辞めます
「アメリアなら、そんな事はしない」 伯爵令嬢エレノアには、幼い頃から瓜二つだと言われ続けてきた女性がいる。 公爵レオンハルトが、誰よりも愛した婚約者――アメリア。 彼女は数年前、突然この世を去った。 最愛の女性を失ったレオンハルトは、今も彼女を忘れられずにいる。 そんな彼の前に現れたのが、アメリアと驚くほどよく似たエレノアだった。 莫大な報酬と引き換えに、エレノアはレオンハルトとの婚姻を受け入れた。 周りからはアメリアの代わりとして求められるエレノア。 アメリアが好きだったドレスを着る。 アメリアが愛した香水を纏う。 彼女の好きだった料理を覚え、彼女の話し方や仕草まで真似る。 …それでも、いつか彼が、自分を見てくれるかもしれない。 ――そんな淡い期待を抱いて。 けれど。 「違う。アメリアはそんな笑い方をしない」 「アメリアなら、こんなことは言わない」 「……どうして君は、アメリアじゃないんだ」 どれだけ頑張っても、レオンハルトが見ているのはエレノアではない。 彼の目に映っているのは、いつだって死んだアメリアだけだった。 そして二年後。 契約期間の終わりを迎えたエレノアは、彼に告げる。 「もう、終わりにしましょう」 「……待て。もう少しだけ、私のそばに居てくれ。君はますます、アメリアに似てきた」 その言葉を聞いた瞬間、エレノアは笑った。 ――私は、いつまでアメリア様の代わりでいればいいのでしょう? 彼女が生き返るまで? それとも、あなたが私を彼女だと思い込めるようになるまで? 「私はアメリア様ではありません」 「あなたが愛した女性の代わりでもありません」 「私は――私です」 そう言って、彼女は公爵家を去った。 そして初めて、レオンハルトは気づく。 失ったのは、愛する女性の身代わりではない。 自分を誰よりも理解し、支えてくれていた――一人の女性だったのだと。 「エレノア。戻ってきてくれ」 「……どうしてですか?」 「アメリアの代わりなんかじゃない。君を愛している」 「その言葉は、私が公爵夫人であった頃に聞きたかったです」 遅すぎた愛と、傷ついた令嬢。 一度壊れてしまった二人の関係は、再び動き始めるのか? それとも───?
恋愛 完結 短編
感想数 42 文字数 134,562 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.08.18
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信じてくれない婚約者に別れを告げたら、国外追放を告げられました

「別れましょう」 「……婚約は破棄だ。お前はこの国から出て行け」 王子としてのプライドが、ただの別れを許さない。
恋愛 完結 短編
文字数 14,057 最終更新日 2026.08.07 登録日 2026.08.07
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俺を愛してくれる人と結婚します。もう、愛されない婚約者には戻りません

俺を愛してくれる人と結婚します。もう、愛されない婚約者には戻りません
「俺は、俺を愛してくれる人と結婚する」 愛する婚約者から一度も愛されなかった公爵令息アレクシス。 そんな彼に、伯爵令嬢リリアーナが告げた。 「私は、アレクシス様が好きです」 初めて向けられた、打算のない愛。 アレクシスは婚約を捨て、彼女との結婚を選ぶ。 愛されることに戸惑っていた彼も、やがて気づく。 ――俺も、この人を心から愛している。 一方、彼を失って初めて愛情に気づいた元婚約者は……。 愛されることを選んだ男の、幸せな結婚と華麗なる逆転恋愛。
恋愛 完結 短編
文字数 20,581 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.06
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側妃への恋文まで書かされたので、代筆は今日でやめます

「アデリーヌ。これを、いつもの調子で頼む」 差し出された紙にはこう書いてございました。――側妃に迎えたい令嬢へ贈る、愛の手紙の下書き。 わたくし、七年間、殿下のお手紙をすべて代筆してまいりましたの。詫び状も、外交の親書も、お礼状も。筆跡も言い回しも、殿下ご本人よりずっと殿下らしく書けますのよ。 ですが、これは。 「――かしこまりました。これで、最後にいたしますわ」 その晩、婚約は破棄されましたわ。おめでとうございます。 翌朝から、殿下はご自分でお書きになりましたの。誤字も、敬称の間違いも、そのままに。隣国の陛下のお名前を、一文字違えて。 そして側妃候補のあの方は、やがて気づいてしまわれますのよ。ご自分が恋をしていたのは、手紙の中の、いない人だったということに。 わたくしは、何もしておりませんわ。だって、あれは――わたくしの言葉では、ございませんもの。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 20,046 最終更新日 2026.09.08 登録日 2026.09.05
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責任の取り方を教えてあげる。

病弱な妹リーリエに最愛の婚約者を取られたセシル。 でもリーリエは本当は病弱なんかではなく、病弱なフリをして周囲をだましている。 「あなたのせいでみんなが不幸になったわ。姉として私が責任の取り方を教えてあげる。」
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感想数 5 文字数 4,750 最終更新日 2026.08.24 登録日 2026.08.24
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側妃のお仕事は終了です。

側妃のお仕事は終了です。
侯爵令嬢アニュエラは、王太子サディアスの正妃となった……はずだった。 だが、サディアスはミリアという令嬢を正妃にすると言い出し、アニュエラは側妃の地位を押し付けられた。 それでも構わないと思っていたのだ。サディアスが「側妃は所詮お飾りだ」と言い出すまでは。
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文字数 223,718 最終更新日 2026.09.08 登録日 2023.05.16
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