中華風ファンタジー小説一覧
新しい皇帝の皇后候補として、選定の宴に参加した凜風(リンファ)。
右丞相である父の命令で仕方なく参加したものの、どう考えても自分が選ばれることはないと悟る。
「私17歳!皇帝5歳!」
自分以外の候補者はみな幼女。凛風は愕然とするが、なりゆきで女官たちと共に皇后候補の娘たちの子守りを担うことに。
その様子を見ていた執政官・蒼蓮(ソウレン)は、彼女の子守りと二胡の腕を見込んで、皇帝の世話係に任命する。
「これでどこへも嫁がずに済む!?全力で働かせていただきます!!」
父の管理下から逃れた凛風は、生き生きと世話係をまっとうする。
仕事にやりがいを見出した凛風の後宮暮らしと、仕事以外はポンコツの蒼蓮がゆっくり距離を縮めていくラブコメです。
●小説家になろう、サイトにて先行配信
●基本的に人名にはフリガナをつけまくり、読みやすい中華後宮ものを目指しています
●ドロドロや鬱展開はほぼありません。ゆるりとご覧いただけると幸いです
文字数 41,903
最終更新日 2021.03.07
登録日 2021.02.22
髙の山奥にある華仙一族の隠れ里に住むは、華仙術に秀でた者の証として花痣を持ち生まれた娘、華仙紅妍。
花痣を理由に虐げられる生活を送っていた紅妍だが、そこにやってきたのは髙の第四皇子、秀礼だった。
姉の代わりになった紅妍は秀礼と共に山を下りるが、連れて行かれたのは死してなお生に縋る鬼霊が巣くう宮城だった。
宮城に連れてこられた理由、それは帝を苦しめる禍を解き放つこと。
秀礼の依頼を受けた紅妍だが簡単には終わらず、後宮には様々な事件が起きる。
花が詠みあげる記憶を拾う『花詠み』と、鬼霊の魂を花に渡して祓う『花渡し』。
二つの華仙術を武器に、妃となった紅妍が謎を解き明かす。
・全6章+閑話2 13万字見込み
・一日3回更新(9時、15時、21時) 2月15日9時更新分で完結予定
***
・華仙紅妍(かせんこうけん)
主人公。花痣を持つ華仙術師。
ある事情から華仙の名を捨て華紅妍と名乗り、冬花宮に住む華妃となる。
・英秀礼(えいしゅうれい)
髙の第四皇子。璋貴妃の子。震礼宮を与えられている。
・蘇清益(そ しんえき)
震礼宮付きの宦官。藍玉の伯父。
・蘇藍玉(そ らんぎょく)
冬花宮 宮女長。清益の姪。
・英融勒(えい ゆうろく)
髙の第二皇子。永貴妃の子。最禮宮を与えられている。
・辛琳琳(しん りんりん)
辛皇后の姪。秀礼を慕っている。
文字数 137,028
最終更新日 2021.02.15
登録日 2021.01.27
「着任したばかりの宮女は、よほどの箱入りか田舎者のようだ。ここは国中の美姫が集められる後宮だ。誰も無粋な真似はしない」
後宮武官一の美丈夫、明星は冷ややかな目線で言った。
侯氏が皇帝として君臨する蕭国。華やかな後宮に、杜雨燕は宮女として採用された。
彼女は家柄は良いが、落ちぶれる寸前のため家族を養うために働きにきたのだ。
官吏だった父親は行方不明、後継の弟はまだ幼く家を継ぐことはできない。雨燕は弟が成人するまで、後宮で働くことを決意する。
雨燕は、水晶天華という仙術を使った簪子作りが得意で後宮の宮女としては別格の「花職人」として採用された。
着任して早々、雨燕は、葛籠に男帯を入れて持ち込んだとして不義密通の罪に問われる。冤罪であることを証明するために協力をしてくれたのが、女にモテるが性格の悪い後宮武官明星だった。
中華異世界後宮恋愛ファンタジー。*カクヨムさん、アルファポリスさんでも公開をしています。
文字数 99,213
最終更新日 2021.01.31
登録日 2020.12.18
国家占い師である胡晶鈴は、この中華・曹王朝の王となる曹隆明と結ばれる。子を宿した晶鈴は占術の能力を失い都を去ることになった。
国境付近の町で異民族の若い陶工夫婦と知り合う。同じく母になる朱京湖とは、気が合い親友となった。
友人になった夫婦と穏やかな生活を送るはずだったが、事情のある朱京湖と間違えられ、晶鈴は異国へと連れ去られてしまった。京湖と家族の身を案じ、晶鈴はそのまま身代わりとなる。
朱彰浩と京湖は、晶鈴の友人である、陸慶明に助けを求めるべく都へ行く。晶鈴の行方はずっと掴めないままではあるが、朱家は穏やかな生活を営むことができた。
12年たち、晶鈴の娘、星羅は才覚を現し始める。それと同時に、双子のように育った兄・朱京樹、胡晶鈴との恋に破れた医局長・陸慶明とその息子・陸明樹、そして実の娘と知らない王・曹隆明が星羅に魅了されていく。
文字数 248,110
最終更新日 2020.09.19
登録日 2019.12.03
婚約破棄された経験を持つ呂国の姫。年増と呼ばれる年齢となり、まさかの後宮入りが決まりました。
世界の中心、仙山に住む仙皇帝陛下の妃候補として。
我こそ仙皇帝妃にとの争いそっちのけで、マイペースに過ごす呂国の姫。その名は鈴華(リンファ)。
本さえ読めれば幸せなんです。
え?仙皇帝陛下からプレゼント?私、会ったこともないですよね?
文字数 133,165
最終更新日 2020.05.12
登録日 2019.12.07
気付けばそこにいたが、大きくなって自分が和×中華風が舞台の小説「隣国の竜王子の愛は甘い。」の中の世界にいることを思い出した月花(つきか)は、許婚の夜(よる)に捨てられてしまう恐怖を抱いた。しかし、竜王子が溺愛するのは……。
(※糖分高め)
文字数 28,703
最終更新日 2017.12.26
登録日 2017.12.13
親に酷い扱いを受けて育った主人公と、角が欠けていたゆえに不吉と言われて育った神獣の二人が出会って恋をする話。
<角欠けの神獣×幸薄い主人公>
文字数 97,181
最終更新日 2020.11.05
登録日 2020.09.29
中流貴族の家に生まれた、容姿も教養も平々凡々な女の子、円 夏蓮。そんな彼女は指名も同然で第三皇子の後宮へ、正妃として嫁入りすることになった。
夢物語のような玉の輿。だが、夏蓮の後宮生活は開幕初日から難しかなかった。
「あんな人と夫婦になんてなれませんっ!」
逃げる嫁、追う夫。前途全難?中華風ラブファンタジー。
文字数 87,000
最終更新日 2020.02.16
登録日 2020.01.26
謝漣華は延唐国の工房に努める技官である。
師匠である瑯炎に日々振り回されている。
そんな漣華に瑯炎が持ちかけたものは。
ツィッターでたまたまお話かけ頂きました饕餮先生と何故かエロ話に花が咲いて、「こういう体位っていいよね!」的なお話になったので書いてみました。
いま連載中の【皇女の婚姻】も頑張りますのでよろしければおつきあいくださいませ。
*R18回が無表示で出てきますので、挿入ありなしに関わらず濡れ場シーンがある回にはタイトルに「R18」を記載することにします。
小説家になろうのムーンライトで掲載しているものですが、こちらでも投稿してみることにしました。
文字数 176,349
最終更新日 2018.06.03
登録日 2018.04.30
家の借金のかたに後宮の下働きとして売られた貧しい娘、悠蘭(ゆらん)。家族のためにただ必死で働いていたのだが、ひょんなことから皇帝に姿を見られてしまう。しかし、その皇帝は悠蘭の父を殺した人だった。皇帝はあの手この手で悠蘭に近付いてくるが、悠蘭は皇帝に弄ばれているとしか思えない。また、皇帝は悠蘭の父の殺害を命じた本人で、悠蘭と家族の幸せを奪った人である。始めはそんな皇帝に悠蘭は嫌悪しか感じられない。しかし、皇帝は強引かつ優しくて__。
悠蘭と同じ年ごろの女なら必ず一度は夢見る身分違いの恋。恋、愛しさ、嫉妬、憎しみ……。悠蘭の周りで様々な思いが絡まり合う。
二人の恋の行方は__!?
文字数 104,350
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.01.31
継母に虐げられて暮らしていた少女、嫦娥(じょうが)。
彼女には、ふたつ、人と違うことがある。
ひとつは、妖(あやかし)から襲われない体質であるということ。
ふたつめは「前世」の記憶があるということーー。
ある日、嫦娥はここが「前世で見た中華風ファンタジー漫画の世界」であることを思い出す。
このままでは自分は皇帝の後宮に入り、そして「夫殺しの悪逆女帝」として処刑されてしまうことに気がついた嫦娥。
「若くして処刑なんかヤダ!」
平和平穏に長生きしたい、そう願っていたのに、なぜだか拐われるように後宮に召し上げられてしまう。
後宮に入ったはいいものの、皇帝(実は腹黒?)は何考えてるか分からないし、幼馴染は皇帝に喧嘩腰だし、九尾の狐には懐かれるし、後宮では変な(ゆるふわ)事件が多発。
101匹獅子狗(シーズー)事件、人面魚失踪事件などの謎を解くことはできるのか。
そして、嫦娥が平穏に暮らせる日とは、果たしてやってくるのでしょうか。
※最初(後宮に入るまで)少しシリアスです。
あとはシリアス(多少の後宮的ドロドロ含む)とゆるふわ?が7:3くらいです(予定)
※タイトル変更しました(2020.01.17)
文字数 150,394
最終更新日 2020.02.24
登録日 2020.01.13
幼い頃に出会った許嫁に嫁ぐ。
それだけを励みに、祀君――祭祀の王として生きてきた、有翼種族の青年・セン。
とうとう巡ってきた約束の日、まっさきにセンが飛びついた許嫁はしかし、王となっていなかった。
手違いで嫁入りに来てしまったらしいと分かり、落ち込むセンに、若き禮国の王はとある提案をする。春が来るまでは王宮に置いてもらえることになり、張り切るセンだが――。
・エセ中華風異世界ファンタジーかつ、なんちゃってオメガバース ものです。
・王兄(将軍)×人外青年(有翼)
・男性妊娠に関する表現あり
・ほぼ王宮内で話が進みます。
・痛い表現が苦手の方はご注意ください。
文字数 10,586
最終更新日 2020.02.19
登録日 2020.02.18
煌威は煌龍帝国皇帝を父に持つ、第一皇子で皇太子だ。父親の地位から異母兄弟が多かったが、煌威は絵に描いたような文武両道の見目もいい皇太子で、さらに皇位は世襲制の為に次期皇帝が約束されているも同然だった。
――ただ一つだけ。初代皇帝に瓜二つの従兄弟、紅焔の存在が煌威を惑わす。
煌威は、密かに紅焔こそが次期皇帝に相応しいと考えていた。惚れている、と言ってもいい。
何としても、どんなことをしてでも紅焔を皇位につけたいと望む一方で、これは民に対する裏切りだと苦悩する煌威だったが、進められていた北方の遊牧民族・北戎との条約会談で、自分だけではないそれぞれの狂気を知ることになる。
*…BL的なシーン有り
【注】BLに分類していてR-15にしていますが、BL要素はLvを5段階で表すならLv.3あたり。性交渉の明確な描写は無いけれど、そこに至る寸前の描写、匂わせる描写があります。少し暴力・残虐表現もあるので、苦手な方はお気をつけください。
※こちらが先行で、小説家になろうにも掲載中。
文字数 99,774
最終更新日 2021.01.25
登録日 2018.12.07
牡丹や桜、梅が咲き乱れ自然豊かな国・天香国。帝都・桜華。
梅花は、都一番の妓楼・月花楼の妓女である。 10日に一度の休日。
都にて、買い物を楽しんでいた梅花は、商人に根も葉もない言いがかりを付けられていたところを、お忍びで都を探索していた、国の王子・白桜に助けられる。
白桜には幼馴染みである白蓮との縁談が組まれているが、梅花との出会いで気持ちに変化が生じ縁談を白紙に。
このことで、白蓮は梅花に対して嫉妬心を募らせ、白桜の異母兄弟の桜薫らと手を組み梅花を消そうと企てるが……。
梅花と白蓮が抱いた白桜への恋心。白蓮の梅花への嫉妬心はやがて国をも巻き込み……。
*エブリスタやカクヨムでも公開してあります。
*カクヨムやエブリスタとはストーリーは同じですが、話によって登場人物の視点がや言い回しが違ったり、文章を足したり引いたりしています。
*Rが付くほどではありませんが、妓楼が舞台となるため、官能的な表現が若干ありますので、ご了承ください。
文字数 88,893
最終更新日 2021.02.27
登録日 2020.12.17
竜×人の姫はじめ。
新年を祝う国事のあと、酒宴に参加していた竜紅人は、目の前で繰り広げられる光景に、内心苛立っていた。
料理を取り分けて、取皿はふたりでひとつ!
肩を抱かれて、侍るように酌をして!
つーか、俺はっ!?
つーか、何でそこで視線を逸らす!?
攻め視点の、焦れ焦れ物語。
※全9話
※こちらは『心なんていらない~縛魔師の少年が蒼竜に溺愛されるまでのお話~』の番外編、いわゆる姫はじめのお話です。
※『心なんていらない~縛魔師の少年が蒼竜に溺愛されるまでのお話~』はこちらhttps://www.alphapolis.co.jp/novel/252361683/77248500
文字数 9,909
最終更新日 2020.01.17
登録日 2020.01.17
黒玉国の皇帝梓豪(ズーハオ)の所有する後宮で嬪の位を持つ花琳(ファリン)は十九歳の若い娘。
花琳はその類まれなる容姿と、神様の声が聞こえるという特殊な能力から一目置かれ、他の妃たちと深くかかわらずに平穏な日々を後宮で過ごしていた。
しかし、ある日梓豪が病により急死してしまう。これにより、後宮は一旦解散。皇后の子である皇太子哉藍(セイラン)が皇帝に即位した。
これで自分もお役御免か。そう思い、与えられた金品と共に後宮を去ろうとした花琳だったが、何故か哉藍が花琳の元にやってきて――……。
「俺は、貴女を皇后にしたい」
なんてとんでもない告白をしてくる。しかも、哉藍の後宮に集まってきた妃たちはみな気が強く、野心家だった。
挙句の果てに、周辺の国々色玉国を騒がせている組織『江(コウ)』の策略が花琳を襲い……。
「それでも、私は貴方の側に……いたい」
花琳が最後に選ぶ結末は? 策略と陰謀にまみれたなんちゃって中華の後宮ラブファンタジー
※【色玉国伝】シリーズの一作目です。
※カクヨムにも掲載予定。
※表紙はフリー素材。
文字数 12,840
最終更新日 2021.02.04
登録日 2021.01.26
鈴木 鈴(すずき りん)は、乙女ゲームや少女マンガが大好きな女の子。
しかし、鈴にはうまれつき持病があり、そのせいで幼い頃から検査や入院を何度かしており、高校生になった今でも1年に何度か通院していた。
幸い、鈴の病はすぐに亡くなってしまう病ではないため、それなりに人生を楽しんでいた。
だが。
ある日突然、薬の副作用がひどくなり、それが原因でそのまま鈴は亡くなってしまった。
そして、亡くなったはずの鈴が次に目を覚ましたのは、生前読んでいた中華風の小説の世界で....?
⭐️私、王子のいとこの悪役令嬢に転生しました〜あれ、悪役なのに逆ハーレムなんですが
華妖風月〜和風乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました〜 の関連作品です。
文字数 1,109
最終更新日 2021.01.18
登録日 2020.12.26
10年に渡る少女の幼い初恋は、叶わなかった。
恋を諦めた大国の王女は、蛮族として悪名高い北国へ嫁ぐ。
ただ一夜の思い出さえあれば、どんなに苦しくとも生きていける。そう自身に言い聞かせながら。
王女を娶るのは、毛皮に身を包んだ野蛮な男。
「狼の番は生涯にただ一匹だけ」
自身を狼に例えた蛮族の王だったが、王にはすでに多くの側室たちがいた。
涙する王女だったが、徐々に蛮族の王に惹かれ始めて行き……。
さらりと読めるハッピーエンドです。
(ふわっと中華風、ふわっと騎馬民族です)
※当作品は、あっきコタロウ様 作「そしてふたりでワルツを」https://www.alphapolis.co.jp/novel/499172701/630048599と、雪麻呂様 作「呪術師とチョコレート。」https://ncode.syosetu.com/n6201dd/より、一部キャラクターを二次創作としてお借りしています。
※お借りしているのはヒーローのヘルトゥ(「そしてふたりでワルツを」)、薬師の流音、妓楼の主人(「呪術師とチョコレート。」)です。その他キャラクターや世界観は石河翠のオリジナルになります。
※お借りしたキャラクターについては二次創作ですので、ワルツ及び呪チョコ本編のキャラクターとはイメージや行動に差異があります。
※ワルツ本編でヘルトゥは未婚です。浮気もしません。
この作品は小説家になろうでも公開しております。
文字数 44,549
最終更新日 2019.01.23
登録日 2018.12.18
王六花の母、大花は数代前の皇帝の嫡女。父、珖翔は大将軍……皇帝直属の軍を統括するお偉いさんである。2人とも美男美女と呼ばれるだけあって、その娘である六花も実に見目麗しかった。……が、5人の兄の背を負ったためか少々、いや、かなり男勝りな所が玉に瑕。兄達に交じり狩りやら乗馬やらを嗜む六花を心配する母をよそに六花は兄の勧めるままに齢15歳にして軍人となることを決意する。
文字数 3,868
最終更新日 2020.11.13
登録日 2020.11.13
虫と話ができる公主の結蘭は、蟲公主と呼ばれている。幼い頃に後宮から辺境の村に移り住み、村人からは変わり者の公主と思われているが、子どもたちからは慕われていた。そんな結蘭の夢は伝説の金色蝶と話をすること。ある日、『虫と話せる姉上の力を借りたい』という皇帝からの便りが届き、近侍の黒狼と共に王都へ赴く。弟である皇帝から、宮廷に暗躍する闇塩密売を暴いてほしいと依頼を受けて調査することになるが……。
文字数 77,102
最終更新日 2019.09.25
登録日 2019.08.27
四大貴族・朱家に代々仕える一族の玲凛は、ある日父親から皇家の第3公子の妃候補として宮城に上がるよう言われる。しかも、美姫と名高い姉と偽って--。
土地柄武術を嗜むどころかそこらの武官よりも強い玲凛は、嫋やか美人と名高い姉の代わりに政権争い真っ只中な公子の極秘の護衛として宮城に上がることに。
他の公子やその妃、同じく第3公子の妃候補からの謀略、窮屈で場違いな宮城--。隣国との戦の方がまだ楽だと感じる玲凛に、ときめきなんてありえない。貴族の婚姻は政略結婚が当たり前だと、自分を駒だと認識している玲凛に、情緒は芽生えるのか……。
武力で解決出来ないことばかり。そんな玲凛の後宮物語が、今始まる……--。
文字数 6,878
最終更新日 2020.02.04
登録日 2020.01.31
主人公、木野雪香は高校を卒業したばかりの18歳。友人と卒業旅行に中国を訪れるが、蘇州を観光している時に地震が発生し、池に落ちてしまう。やっとの思いで水面に顔を出した雪香は人々に“仙女”と呼ばれ、助けを求められる。
途方に暮れる雪香に、一人の青年が言った。
「お前はこの国を救うまで帰ることは出来ない」と。雪香はもといた世界に帰るため、名を変え、仙女としての運命を受け入れたーーー
文字数 119,486
最終更新日 2020.07.28
登録日 2019.10.12
「私は、皇帝になる」
皇帝の第一公主、慶佳。
皇位の継承権はありながらも、皇帝になるはずもない少女。ただ平凡に、公主としての約目を果たすだけ。周りはもちろん、本人もそれを信じて疑わなかった。
しかし、彼女はあることをきっかけに皇帝になることを決意する。
転生チート系腐女子の侍女を従え、他国どころか神獣すらも巻き込み、妖術を始めあらゆる手段を駆使し、革命を起こしながら。兄の為、民の為に皇帝への道を邁進する中華風ファンタジー。
※1話あたり500~1500文字と様々です。ゆっくり続いていく予定ですので、よろしくお願いします
文字数 15,802
最終更新日 2020.03.01
登録日 2018.12.01
商家の娘 犀花は内気な性格だが織る布は評判の逸品 布を織ることを生業にして生きていきたいが、年頃になり、チラホラと縁談が…… 結婚回避のため父の友人に頼まれたとある役目の身代わりを引き受け、宮城で暮らすことになるのだが、初めから前途多難。慧眼の皇子 曄元に、ニセモノはさっさと城から去れとあっさり見破られてしまった……?
国を繫栄に導くという瑞獣伝説が根強く残る国で、それに仕える任務を任された犀花が、運命の出会いを果たす中華風ラブファンタジー。
文字数 798
最終更新日 2021.01.31
登録日 2021.01.31
――一つ、屍者を甦らせてはならない。
――一つ、魂を喰らってはならない。
――一つ、屍者を辱めてはならない。
――一つ、神を殺してはならない。
――一つ、他の種族と交わってはならない。
六の界層に七の種族が生きる世界――そこは五つの禁忌に支配される世界でもあった。
ごくごく平穏で平凡な日常を送っていた妖族の青年の元に突如として異常に白い肌をした黒衣の神族の男が大怪我を負って「落ちて」くる。そして同時に、故郷に復讐を誓った幼気な精霊族の少女も来訪する。けっして交わることなどないと思われた三人が出会ったのはただの偶然か、はたまた運命の悪戯か。徐々に傾いていく世界の中で、彼らもまた己が幸福を求めるために世界に抗うのだった。
文字数 164,250
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.07.22
こんばんは。見て下さってありがとうございます。
アジア風ファンタジー『六王記』の番外編が書けましたので持って来ました。
龍国内で年に数回行われる族長会議の会場が、今回もなかなか決まらない。
会場が決まらない事に頭を抱える寵姫だったが、それには深い理由があるようで・・・?
※この作品には、不適切と思われる描写。官能的、暴力的な表現が多数含まれております。
18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
実際の行為を推奨する目的で書いているわけではありません。
作品に必要と判断し、使用しております。ご理解いただければ幸いです。
※迷ったのですが、作中に一部BL要素を含むシーンが含まれておりますので、BLタグを入れさせて頂きました。
文字数 30,908
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.07.14