呪い 小説一覧
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「申し訳ないが、延期をお願いできないだろうか。その、いつまでとは今はいえないのだが」
私シュテフイーナ・バウワーは今日ギュスターヴ・エリンケスと結婚し、シュテフイーナ・エリンケスになった。
結婚祝の宴を終え、侍女とメイド達に準備された私は、ベッドの端に座り緊張しつつ夫のギュスターヴが来るのを待っていた。
けれど、夜も更け体が冷え切っても夫は寝室には姿を見せず、明け方朝告げ鶏が鳴く頃に漸く現れたと思ったら、私の前に跪き、彼は泣きそうな顔でそう言ったのだ。
「私と夫婦になるつもりが無いから永久に延期するということですか? それとも何か理由があり延期するだけでしょうか?」
なぜこの人私に求婚したのだろう。
困惑と悲しみを隠し尋ねる。
婚約期間は三ヶ月と短かったが、それでも頻繁に会っていたし、会えない時は手紙や花束が送られてきた。
関係は良好だと感じていたのは、私だけだったのだろうか。
ボツネタ供養の短編です。
十話程度で終わります。
文字数 36,482
最終更新日 2025.08.21
登録日 2025.07.31
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私の名前はミラン。街でしがない薬師をしている。
そして恋人は、王宮騎士団長のルイスだった。
二年前、彼は魔物討伐に向けて遠征に出発。
最初は手紙も返ってきていたのに、
いつからか音信不通に。
あんなにうっとうしいほど構ってきた男が――
なぜ突然、私を無視するの?
不安を抱えながらも待ち続けた私の前に、
突然ルイスが帰還した。
ボロボロの身体。
そして隣には――見知らぬ女。
勝ち誇ったように彼の隣に立つその女を見て、
私の中で何かが壊れた。
混乱、絶望、そして……再起。
すがりつく女は、みっともないだけ。
私は、潔く身を引くと決めた――つもりだったのに。
「私を簡単に捨てられるとでも?
――君が望んでも、離さない」
呪いを自ら解き放ち、
彼は再び、執着の目で私を見つめてきた。
すれ違い、誤解、呪い、執着、
そして狂おしいほどの愛――
二人の恋のゆくえは、誰にもわからない。
過去に書いた作品を修正しました。再投稿です。
文字数 15,738
最終更新日 2025.08.20
登録日 2025.08.10
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文字数 20,818
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.07.23
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「…鯨だ。白鯨だ」
いじめられっ子である浜園 益絵は、崖の下の白鯨を見下ろす。
『キュウーーーン』
「鳴いてる…?私を…呼んでるの…?」
少女は、崖から滑り落ちた。
文字数 4,827
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.08.19
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婚約破棄を企んだ王太子たちに、王家の呪いによる死の連鎖が迫る―――
許されぬ身分違いの恋に落ちた男爵令嬢と王太子、その側近たちが、
凄惨かつ理不尽な死の恐怖に襲われるサスペンスホラー
■あらすじ
舞台はエルグランド王国の王立学園。
元平民の男爵令嬢・リリアナは、王太子アレクシスと許されぬ恋に落ちた。
ふたりの傍らには王太子の側近候補である、四人の親友たちが常にはべっている。
彼らもまたリリアナを想っていたが、親友である王太子の恋を応援していた。
だが王太子には公爵令嬢の婚約者がいる。
この婚約は王家主導による政略結婚で、誰も異を唱えることは許されない。
リリアナへの想いを断ち切れない王太子は、禁断の計画を立ち上げた。
それは婚約者の落ち度を捏造、誇張して糾弾し、
衆人環視のなかで婚約破棄宣言をするというもの。
あまりの暴挙に親友たちは危惧を抱くも、
未来の主君と愛する令嬢のために、計画への加担を決意する。
リリアナには何も伝えず、秘密にしたまま。
後日、リリアナは不吉な夢を見る。
それはアレクシスの親友たちが、あまりに凄惨な死を迎えるというもの。
ひとり、またひとりと命を散らしていく悪夢に絶叫するリリアナ。
やがて、その悲劇は現実のものとなる……。
―・―・―・―・―・―・―・―
「名作ホラー映画『ファイナル・デスティネーション』を、
異世界の婚約破棄ものに落とし込んでみよう」
そんなトンチキなことを思いつき、実際に書いてみた。
身分違いの恋に身を焦がす王太子とその側近候補たちが、
死のピタゴラスイッチに翻弄されていく様を描いていきます。
登場人物が死にます。
というか主要人物が次々と酷い死に方をしますので要注意。
※「小説家になろう」、「カクヨム」、「アルファポリス」に同内容のものを投稿しています。
※タイトルを修正。「~異世界式ファイナル・デスティネーション~」を削除しました。
文字数 51,251
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.19
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不治の病「氷呪病」に冒され、余命いくばくもない青年騎士アラン。
彼は最後の望みをかけ、どんな病も治すという伝説の秘薬を求めて「最果ての森」を訪れる。
しかし、そこにいたのは大魔女などではなく、人々に疎まれひっそりと暮らす臆病な少女リリアだった。
リリアは秘薬など作れないと告げるが、彼女が作る不思議な料理には、人の心を温め、僅かながら治癒の力があることをアランは知る。
アランはリリアに願い、一つの特別なスープを共に作ることを提案する。
それは、決して溶けることのない氷を溶かすという、伝説のスープだった。
文字数 12,747
最終更新日 2025.08.02
登録日 2025.08.02
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文字数 70,581
最終更新日 2025.08.02
登録日 2025.07.20
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王太子殿下は、悪しき魔女により深い眠りについた。
唯一の解呪手段は「運命の相手の口づけ」——
修道女を志すクララは、結婚願望も恋心もないまま、ただ“人助け”のつもりでキスをする。
けれど、その瞬間——本当に王子が目を覚ましてしまった!
王子は執拗にクララを追いかけ、「君こそ運命の人だ」と言ってきて……?
恋する気なんてなかったのに、なんでこんなことに!?
逃げたい修道女志望×一途に迫る目覚めの王子、
――すれ違いすぎな“運命”のラブファンタジー短編!
※この短編が気に入っていただけたら、長編化を検討中です。
文字数 5,308
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
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9時から24まで1時間に1話更新中。7/26 14時に100話で終了か判断中です!
1話完結型短編ホラー集。非日常、ホラーチックなちょい怖、世にも奇妙な体験をどうぞ
下記の怖さメーターをタイトルで確認して希望の話だけでもどうぞ
怖さメーター
★★★★★(極恐怖)
★★★★☆(高恐怖)
•絶望的結末、逃れられない運命
★★★☆☆(中恐怖)
•超常現象の不安だが最終的に解決
★★☆☆☆(軽恐怖)
•温かい結末への転換が明確
★☆☆☆☆(微恐怖)
•ほぼ感動系への完全転換
―それは、「日常」が崩れる瞬間。
ドアのすき間、スマホの通知、すれ違った人の顔。
あなたのすぐ隣にある“気づいてはいけない恐怖”を、あなたは何話まで読めるか?
これは、100の物語に潜む、100通りの終わらない悪夢。
──あなたの知らない日常が、ここにある。
文字数 282,526
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.20
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貴族御用達の服飾店アウレア。そこで仕立て屋として働くタクトに、ウエディングドレスを作ってみないか、とデザイナーのカミロから誘われる。引き受けるタクトだが、ウエディングドレスを依頼した相手の絵姿に内心で驚愕し……。
※複数のサイトに投稿しております。
文字数 4,466
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.09
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文字数 10,364
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.02
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『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』(現代ファンタジーBL)のアナザーストーリー
ⅠとⅡの間くらいの時期です。
学校で、職場で、何気ないやり取りの中で、
悪意のない言葉に傷付く。
繊細なんだね、といわれるその言葉にすら、気が滅入る。
そんなときは、思い出してみるといい。
変り映えなどないはずの日常で、触れてはいけない何かに触れてしまった
何気ない瞬間が、きっとあったはずだから。
※『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』(現代ファンタジーBL)に登場する
主人公・瀬田直桜・枉津楓・田中陽介・化野護がサブキャラで出てきます。
『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』(現代ファンタジーBL)本作はこちら↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/20419239/463890795
文字数 14,194
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.05
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かつて王女だった16歳の少女は、騎士に叶わぬ恋をした。
そんな中、大国の好色な王の即妃にと請われた少女は、国を背負う立場でありながら『愛する騎士とずっと一緒に居たい。』と願ってしまった。
その代償として振り子時計にされてしまった彼女は人々の記憶から消える。騎士が息を引き取るまで人間には戻れない。
忘れられた王女は25年間、騎士の家で時を刻み続ける。
ある日、騎士の死で再び人間となった少女は騎士の息子である19歳の宮廷魔導士の青年と出会う。早くに母を亡くし、父も失った彼は、孤独の中で少女に救われる。
※全12話完結。
この作品はカクヨム•なろうにも掲載しています。
R18バージョンをムーンライトのベルズに載せています。
https://novel18.syosetu.com/n0365ks/
※表紙絵はChatGPTで作成しました。
文字数 25,539
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.27
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上級貴族の婚約者から、一方的に婚約破棄を言い渡された田舎令嬢・エレイナ。
けれど、彼女はただの令嬢ではなかった。実はその瞬間に発動する呪いを、あらかじめ“村の呪術師”に依頼していたのだ――。
ところが、呪いは不発。
どうやら癒術師の愛人・マキが呪いを無効化していたらしい。
怒りに燃えたエレイナは、再び呪術師のもとを訪れ、新たな呪い《不幸を呼ぶドール》を手にする。
今度はマキが次々と不幸に見舞われ、ついには破滅。アランも道連れのように没落していき……。
「呪い殺されるか、慰謝料を払うか。選びなさいな?」
勝利を手にした令嬢が、最後に心を通わせたのは――呪術師の正体である、ある公爵家の長男だった。
復讐も恋も手にした、令嬢のざまぁ逆転劇。
文字数 3,135
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.06.23
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集めてはいけない話が、また一つ。
語れば近づく。読めば“視えて”しまう。
それでも、あなたは続きを読みますか?
かつて一冊の帳面に綴られた、読み切り形式の怪談集――
『怪奇蒐集帳』。
日常の隙間に潜む恐怖を描いたあの記録が、
ついに**「続ノ篇」**として帰ってきた。
今度の帳面には、集落に伝わる神隠し、消える住人、夢でしか入れない部屋、
鏡の中から這い出す影、語ってはいけない名字など、
さらに“実話と妄想の境界”を曖昧にした物語たちが記されていく。
これは怪談ではない。
すべては、“集められてきた記録”である。
また新たな話が一つ増えたとき、
あなたの隣にも、“誰か”が立っているかもしれない――。
文字数 88,904
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.05.09
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第二王子の通う学園で不可思議な出来事が起こる。あまりこの学園にふさわしくない彼女を中心としたそれは、周囲に波紋を及ぼしていく。
婚約者をも巻き込み、それはこの学園では有名な「呪い」が原因なのではないかとささやかれ始める。
常とは違う態度をとってしまう自分と、それを受け止める婚約者。
王子は、助けを借りながらその原因を探り始める。たどり着いたのは一人の少女と王家とのかかわり。
第二王子は、それを無事解決することができるのか。
文字数 18,471
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.06.05
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魔女は世界を呪い、勇者は魔女を殺す。
魔女はどうして世界を呪うのか。
勇者はどうして魔女を殺すのか。
そんな世界で、誰かが「魔女」になる話。
文字数 7,256
最終更新日 2025.06.11
登録日 2025.06.11
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現実の世界ではぼっちでいる男子高校生が、登校中に、トラブルに巻き込まれ!そこで、とんでもない出来事が!!?異世界で主人公星龍太はチート無双!!!
文字数 41,082
最終更新日 2025.06.01
登録日 2022.01.11
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交通事故にあって目覚めると見知らぬ人間ばかり。
私が誰でここがどこなのか、部屋に山積みされていた新聞で情報を得れば、私は数日後に始まる王子妃選定に立候補している一人だと知る。
辞退を考えるも次期王妃となるこの選定は、必ず行われなければならず人数が揃わない限り辞退は許されない。
そして候補の一人は王子の恋人。
新聞の見出しも『誰もが認める王子の恋人とワガママで有名な女が王妃の座を巡る』とある。
私は結局辞退出来ないまま、王宮へ移り王妃選定に参加する…そう、参加するだけ…
心変わりなんてしない。
王子とその恋人の幸せを祈りながら私は王宮を去ると決めている…
読んでくださりありがとうございます。
感想を頂き続編…らしき話を執筆してみました。本編とは違い、ミステリー…重たい話になっております。
完結まで書き上げており、見直ししてから公開予定です。一日4・5話投稿します。夕方の時間は未定です。
よろしくお願いいたします。
それと、もしよろしければ感想や意見を頂ければと思っております。
書きたいものを全部書いてしまった為に同じ話を繰り返しているや、ダラダラと長いと感じる部分、後半は謎解きのようにしたのですが、ヒントをどれだけ書くべきか書きすぎ等も意見を頂ければと思います。
宜しくお願いします。
文字数 308,116
最終更新日 2025.05.23
登録日 2023.03.21
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登録者数300人未満、稼ぎはモヤシ代以下。売れない心霊配信者・来栖悠人は、今日も自室から胡散臭い心霊スポット検証配信を行っていた。全ては再生数稼ぎのヤラセ…のはずだった。
だが、彼には一つだけ『本物』があった。それは、極めて霊媒体質であることだ。そして、いつもの配信中、彼の霊媒体質とインターネットという現代の「場」が共鳴した時――画面の向こう側から、ありえない『何か』が現れた。
それは配信ノイズでも、バグでもない。膝を曲げずに跳ねる、古の怪異――キョンシーだった。しかも、奴らはデジタル空間を介して伝播し、感染しようとする。
絶体絶命のパニックに陥る悠人に、一本の助言が届く。それは、普段から妙に霊的な知識に詳しく、ネットスラングを使いこなす謎の古参視聴者『【無名の古参】』からの、コメント欄を通じた指示だった!
これは、現代のネット空間を舞台に繰り広げられる、最も現代的で、最も非常識な霊幻物語。
オカルト知識皆無、霊感だけは一流のビビり配信者・来栖悠人は、正体不明の「コメント欄の師匠」の指示、そして現代技術でオカルトに立ち向かう(かもしれない)仲間と共に、インターネットという新たな『霊道』を駆け巡り、デジタルとオカルトを融合した道術でキョンシーを撃退できるのか!?
【登場人物】
■来栖 悠人: 売れない心霊配信者。明るいノリとは裏腹に超ビビり。だが、極めて霊媒体質で、本物の怪異を引き寄せてしまう特異体質を持つ。この体質が、予期せぬ形で戦いの鍵となることも…。
■無名の古参: 主人公の配信の古参視聴者。ネット上の存在だが、古今東西の霊的知識と道術に精通している模様。コメントやDMで主人公に的確すぎる指示を与える、謎に包まれた師匠。
文字数 190,734
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.06
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かつて女神様が縁を結んだ恋人たちの仲を引き裂き罰された側妃。
彼女の死と同時にその不義の子である王子も呪われてしまう。
王子の婚約者の令嬢と王子の異母兄は呪いを解くために力を尽くし、王子を助け出した。
想い合う恋人たちが苦難を乗り越えて結ばれた幸せな物語とその裏で繰り広げられていた愛憎の物語。
文字数 39,313
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.24
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毎週水曜・土曜の21:00に更新します。
ひととき、夜の静寂の中で後宮の闇に触れてください。
――その花は、摘まれたら最後。
決して、戻ることはできない。
帝の寵愛を受けた妃たちが、次々と謎の死を遂げる後宮。
それは病とされ、偶然と片付けられ、誰も真相を語ろうとしない。
だがその美しすぎる後宮には、ひとつの“決まり事”があるという。
――「花を、戻してはならぬ」。
没落した貴族の娘・香蓮は、罪人の家の娘として静かに後宮に入る。
そこで待っていたのは、絹のように整えられた世界と、
異様なまでに静まり返った妃たちの瞳。
そして、夜ごと廊下に響く“誰かの鈴の音”。
「ここに入った日から、私は少しずつ私じゃなくなっていく」
香蓮は知ってしまう。
この後宮では、女たちは“香”と呼ばれ、
名前を失い、魂さえも縛られていくのだと。
そこにあるのは愛ではなく、選ばれた者への呪い。
そしてその呪いの中心にいるのは、美しい帝――。
これは、愛を与えられた少女が、その愛に殺されていく物語。
鏡の奥に咲く“戻れない花”が、あなたをそっと見つめている。
文字数 7,444
最終更新日 2025.05.01
登録日 2025.04.09