あやかし 小説一覧
1
ネオンが煌めく大都会。そこには人々の希望、情熱、そして、欲望や恐怖、あらゆる感情が溢れていた。そして、そこから妖が生まれる。
そうして生み出された妖が、人々を襲い、精気を食らい、大きく成長し、更に被害者を生む。
そんな、混沌とした街には、人知れず、妖を祓う一族が居た。
彼等は、古の天皇より、この任を賜り、脈々と受け継がれてきたのだ。
そして、今も彼らは妖を祓い続けていた。
文字数 120,357
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.07
2
〇ご当地×あやかし――あの社で、もう一度君と――〇
大正三年春、仕事に悩んでいた子爵令嬢・九条織葉は、警視庁より長野・諏訪への出張命令が出される。「厄災の王」と呼ばれるあやかしが人々を消しているというのだ。
仕事はほどほどに、使い魔である銀狐のあやかし・お銀とともに上諏訪を楽しんでいたところ、織葉は諏訪の伝統的な祭典・御柱祭に出くわす。元神職である老女に地域に伝わるおとぎ話を聞き、諏訪に実在する白狐稲荷神社にたどり着くと、そこで彼女は、白楼と名乗る不思議な妖狐と出会った。
確かに彼は、人が消える原因を作っている。けれど命に優しく、どこか人間くさいその姿に、織葉は彼を悪と断じきれなくて――。
諏訪という地に宿る信仰、過去と罪、そして名を与える者たちの運命が交差する、幻想の大正奇譚。
〇本作に登場する「諏訪大社」「白狐稲荷神社」「大同義塾」などの地名・社名は、いずれも現代・大正期に実在したものをモデルにしています。
実在の地域・伝承・建築・信仰への敬意をもって描写しておりますが、作品中の出来事はすべて創作であり、実在の人物・団体とは関係ありません。
〇表紙・挿絵はAIを用いて作成されています。
〇本文中のAIについては、アルファポリス様のコンテスト参加条件に従い、プロット検討や文章表現の見直しなど、執筆の補助として生成AIを利用することがありますが、本文の大部分は筆者自身が執筆したものです。
文字数 137,729
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.29
3
方向音痴で料理好きの稲月(いなつき)すずめは、友人の迎えを待つ間に突然霧に包まれ、「おやつ屋 口福」という見知らぬ店に迷い込む。
店主の青年・シロは、前のあるじから店を引き継いだものの料理に自信がなく、客に満足してもらえず困り果てていた。ところがすずめが手土産にと偶然持っていた自作のドーナツボールが鬼の客を大満足させたことから、シロはすずめに店を手伝ってほしいと懇願する。
この店の客は蛇の顔をした男や複数の腕を持つ大男など、人間ではない「あやかし」ばかり。人間のすずめが見つかれば危険な世界だった。
シロは「あやかし」になりかけの不完全な存在。「僕が完全なあやかしになれば、あなたを元の世界に帰せると思う」その為にはおやつと引き換えに客から得る「妖力のカケラ」を集めなければいけない――。すずめはあやかしのおやつ屋で働くことになる。
毎日訪れるあやかし達は、すずめの作るおやつで笑顔になってくれる。帰りたいはずなのに、「美味しい」と喜んでもらえるこの場所で、すずめの心は少しずつ揺らぎ始めていた。
表紙イラスト:松峰様
文字数 27,993
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.31
4
――廃村の危機を救おう――。
水前寺清香、22歳。大学時代の先輩の紹介が切っ掛けで、卒業後は県北部にある天地村(あまちむら)の村おこしをお手伝いすることになりました。
ただ、その村の住人は全員が『あやかし』で――
文字数 51,673
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.31
5
「私を攫ったことが損? 上等よ。あなたの横で、私の価値を証明してあげるわ!」
* * *
代々神に仕える巫女の家系に生まれた一の姫・千咲。
しかし、身勝手な天皇により婚約破棄され、冤罪を着せられて御所を追放されてしまう事に。
絶望の淵――かと思いきや、彼女を連れ去ったのは義賊の男・八京。
彼は千咲を「金になる人質」として攫ったものの、追放済みと知るやいなや「損をした」と吐き捨てる。
その言葉が、千咲の負けず嫌いな魂に火をつけた!
「『損をした』と言った事を後悔させてやるわ! 私の価値を証明してね!」
義賊の隠れ家に居座ることに決めた千咲は、巫女の洞察力と強大な神力を武器に、京の都で蔓延る悪意や不浄(鬼)を、義賊たちと共に鮮やかに祓っていく。
捨てられた巫女姫×不遜な義賊。
凸凹バディが夜の都を駆け抜ける、痛快・和風異能ファンタジー!
文字数 36,634
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.31
6
依頼を受けて一週間。怪奇現象を解決してほしいという依頼をとある高校から受けて、私鬼頭真白は原因を探して追い詰めた。
しかし私の役目は術を使って罠を張りめぐらし結界で閉じ込めること。とどめを指すための式神がいない!
もうどこに行ったのよ!
陰陽師を生業とする者たちが集まる山奥の集落。そこには陰陽庁が存在し、全国各地で起こる怪奇現象の解決に奔走しいた。
そんな陰陽師を育てる学校に通う鬼頭真白と式神という名の鬼頭との変わった関係の物語である。
今、腹減ったって言うのぉぉぉ!
*不快感があればそのままそっと閉じてください。
文字数 89,455
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.01
7
【第9回キャラ文芸大賞エントリー中】
刀の神さまを待ち受けていたのは、ひとびとを苦しめるあやかし退治、そして弟と元主と生みの親からの溺愛学園生活!?
現代日本のとある島。神社の蔵で目を覚ました少女・鼓御前(つづみごぜん)は、数百年の時をへて付喪神となった御神刀だった。
鼓御前の使命はひとつ。島にはびこる悪しきあやかしを斬ること。そのためには、刀をふるう覡(かんなぎ)と呼ばれる霊力者の存在が必要不可欠なのだという。
覡とは、あやかしに対抗する武装神職者のこと。しかし鼓御前のもとに集まった三人の覡候補は、かつて同じ刀であった弟、持ち主であった戦国武将、鼓御前を生み出した刀鍛冶が転生した男たちで。
鼓御前は彼らとともに、覡を養成する学び舎へ通うことになる。
ひとと刀は片時も離れず、寄り添うもの。まるで夫婦のように。個性豊かな『花婿候補』たちにかこまれながら、鼓御前は闘い、そしてひとのこころ──恋を知る。
時をこえて想いが花ひらく、現代和風ファンタジー。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体などとは関係ありません。
※他サイトにて公開中の作品を、コンテスト用に大幅改稿したものです。
※掲載しているイラストはすべて自作です。
文字数 139,827
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.31
8
武士という異能者が国を治めていた時代は過ぎ去り、はや数十年。
大正の御代では、異能者は日陰者として生きていた。
元士族で現在は百貨店を経営する藤堂家の娘・綾も、そんな異能者の一人だった。
時代遅れの遺物として家族から冷遇されていた綾だったが、ある日、縁談が舞い込む。
相手は、大阪の豪商・辰々屋――その長男であり、氷の異能者である辰巳宗一郎。
シベリア出兵から帰った彼は、悪い噂のつきまとう男だが、両親により無理矢理嫁入りさせられることに。
新しき世に存在する古き存在・異能者の夫婦の未来は、喜びに満ちるのか……?
炎の異能者・綾と氷の異能者・宗一郎によるドタバタ夫婦の物語。
文字数 29,089
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.31
9
帝都の片隅で母と二人、慎ましくも幸せに暮らしていた真桜。
九歳の時、「結びの力」という類稀なる霊力を発揮したことで、退魔師の名家・白月家の当主であり、実父に引き取られることになる。だが、そこで待っていたのは冷酷な環境だった。
最愛の母の命を盾に、下女として働かされ、「禍ツ神」を封印する儀式を毎日続けさせられていた。
真桜が十六歳になったある日、異母姉である玲華の横暴により祠が壊れ、最凶の神が目覚めてしまう。
現れたのは呪いや穢れをまとった幼子の姿をした神・暁翔。
真桜の献身にのみ心を開く彼の孤独に、自分を重ねた時、彼女は静かに決意する。
「暁翔様の呪いは、私がきっと解いてみせます!」
これは不遇な少女×呪われた神による和風恋愛ファンタジー!
※他サイトでも公開しています(なろうは改稿しながら。カクヨムは改稿前のもの)
文字数 73,767
最終更新日 2026.01.12
登録日 2025.12.30
10
11
12
13
史緒が藩校で出会ったのは、少し悪い噂のある雪彦。
関わらないようにしようと思っていたはずなのに…。
誰もいない藩校の昇降口で、雪彦は史緒に声をかけてきた。
意外にも気さくな雪彦に、史緒は、自分でも分からない感情を抱く。
次の日から、雪彦と史緒の秘密の朝の時間が始まる。
普段の教室では、ふたりのことを誰も知らない。
その特別感に、史緒は胸が高鳴る。
『このまま、ずっと雪彦といたい』
そう史緒が思い始めた頃、事件は起こる。
雪彦は、少年鑑別所に入れられることになってしまう。
その理由も分からず、なんの説明も無いまま、雪彦は史緒の前から消えてしまう。
鑑別所に会いに行った史緒に投げられた言葉は、ただひとつ。
『おまえのことは、好いても厭うても無い』
ふたりを隔てる鑑別所の分厚いガラス。
史緒と雪彦の関係は、どうなってしまうのか?
大正時代を参考にした和風BLファンタジーです。
ふたりの恋の行方を一緒にお楽しみいただけると嬉しいです。
文字数 19,884
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.30
14
文明の発展により日常の闇が減少し人前から消えた怪異達。だが、現代にも人に仇なす闇──怪異は確かに存在した。
美術商店【懐覧堂】店主にして『あやかし祓い師』である道祖土澄爾《さいどすみじ》が人々に災いを齎す【あやかし】を祓う。筆で戦う一風変わった妖怪絵巻……とくとご覧あれ。
(キャラ文芸大賞参加中です。応援して頂けると嬉しいですが、何より作品を楽しんで頂けたらなぁと思います)
文字数 151,206
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.28
15
鬼が強いなんて誰が言った?
一族の中で最も弱いと蔑まれ、疎まれた私にとって運命の出会い。
それは幼き頃の邂逅。
私が求めた白狼は、一体誰?
文字数 29,834
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.30
16
「君の夢を、僕に頂戴?」
祓い屋として依頼をこなしに魚住村を訪れた少女・早乙女結奈。
そんな彼女の依頼人は蛇に呪われた少年・片桐隼人だった。彼の生命のタイムリミットは1ヶ月もないことを知った結奈は、力いっぱい解決のために奔走することに。
そんな難解な依頼に悩む結奈の前に突如現れた考古学者の青年・相澤真尋。何やら怪しいけれど結奈は彼とタッグを組むこととなり……
謎多めの怪異男子×ツンデレ祓い屋少女の恋物語が幕を開ける!
文字数 42,516
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.31
17
夕暮れの公園で襲われた朝美 楪(あさみ ゆずりは)。彼女を救ったのは、赤い髪と奇妙な眼を持つ與 代籠(あたえ よる)という男だった。
奔放で口が悪く、どこか危険な雰囲気をまとう與との出会いをきっかけに、楪は怪異事件へと巻き込まれていく。
捜査官としての才能を見出された楪は、警察から勧誘を受けるが……。
「バケモノ殺し——それが、俺の仕事」
鬼の青年、年寄りぶる吸血鬼、未熟な狼少年。
ヒロインが人あらざる者たちと共に怪異事件を捜査していく、ライトホラーミステリー。
……あるいは、鬼に恋する物語。
※ホラミス小説大賞にて2位および激励賞を頂きました。応援ありがとうございました。
文字数 220,844
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.02.28
18
19
20
お江戸の町に、一匹の妖かしを連れた男がフラリと現れる。
大きな不幸に嘆き悲しむ人の前に。大きな不幸に見舞われた家の前に。
その優男は、フラリと現れる。
『その因果の糸、俺ァ、断ち切れるが、どうしやす?』
男の言葉に頷けば、悲しみを引き起こす因果の糸は断ち切られる。
どこまでも過去を遡って。
ただし……。
因果の糸に絡まっているのは、不幸だけじゃあない。
幸せだった思い出も、一緒に断ち切られることになる。
男に出会った人が選ぶ運命の選択は?
男が糸を断ち切って歩く目的とは?
男が連れている妖かしにも、何やら事情がありそうで……。
文字数 26,187
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.31
21
22
祖父母と神社で暮らす女子高生の清宮結衣は、祖母に婿をとるように言われるのをうんざりしていた。
そんな時、境内で出会った整った容姿の男に彼氏のフリを頼む。
その相手は結衣の住む神社の土地神、善だった。
昼間から寝転がってばかりいて怠惰に見える善だが、彼にも事情があるようで——。
結衣と善が、町で起こる事件やトラブルを反発したり協力したりしながら解決していく。
文字数 63,730
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.29
23
キスをするためだけに生かされている刀磨(とうま)は刀匠たちから依頼を受けて刀を打つゴースト刀鍛冶。刀磨は武士として生きる幼馴染みの紫炎(しえん)が“もののけ”の姿や不思議な力を曝すことなく普通の人間として平穏に暮らせる太平の世を実現するためにいまの生活を選んだ。自分の気持ちに蓋をし、世を乱す黒幕を見つけ出すべく刀鍛冶の黒子としてひっそりと生き、幼い頃に紫炎と交わした約束を守ろうと暗中飛躍する。そのようななか、江戸いちばんの美人と名高い於夏(おなつ)が紫炎と婚約。さらに正体を嗅ぎつけた暗躍者たちが紫炎に近づきはじめて──
※キスなど江戸時代にはない言葉や設定も多数あるため許容できる方のみ読んでいただけたらと思います。
文字数 6,789
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.20
24
本作は、本編『私の守護霊さん』の番外編です。
本編では描ききれなかった「ラクロス編」を、単独でも読める形でお届けします。番外編だけでも内容はわかりますが、本編を先に読んでいただくと、より物語に入り込みやすくなると思います。
「絶対にレギュラーを取って、東京代表に行きたい――」
そんな想いを胸に、宮司彩音は日々ラクロスの練習に明け暮れている。
同じポジションには、絶対的エースアタッカー・梶原真夏。埋まらない実力差に折れそうになる彩音のそばには、今日も無言の相棒・守護霊さんがいた。
守護霊さんの全力バックアップのもと、彩音の“レギュラー奪取&東京代表への挑戦”が始まる──。
文字数 12,089
最終更新日 2026.01.11
登録日 2026.01.04
25
晶鏡国(しょうきょうこく)で最強と謳われる召喚士の名門・淵(えん)家。そこに生まれながら、一切の召喚能力を持たない彩香(さいか)は、「家の恥」として幼くして田舎の養父母のもとへ出されてしまう。
しかし、彩香は絶望しなかった。「獣を呼び出せないなら、紙に力を込めればいいじゃない!」と、養父の使う『符術』を受け継ぎ、田舎町で養父母と共に楽しく暮らしていた。
十六歳になったある日、彼女の元を謎めいた美青年・瑛景(えいけい)が訪れる。彩香は自分が「妃の身代わり」として選ばれたことを知る。
本来身代わりは王族の守護をする実家の淵家から出すのだが、淵家は拒み田舎から適当な子女を呼びよせているとのことだった。
縁が切れたとはいえ実家の横暴な振る舞いに憤慨した彩香は、自らの意思で瑛景と共に皇都へと向かう。
「捨てられた場所へ戻るんじゃない。私の力を証明する場所に、私自身が行くのよ!」
文字数 10,937
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.31
26
この世界の片隅にいる、神の使いと呼ばれる猫たち。
彼らは神様からの使命を受けて、彷徨い人たちを幸せにするための手助けや未練を解消するために奔走しています。
神の眷属である猫たち。
その猫たちの中で、にゃん太郎という落ちこぼれの神の使いがいました。
時には救いの手を差し伸べ、時には予想外な騒動を巻き起こす存在。
彼の行いが吉と出るのか、凶と出るのか。
すべては『神の采配』にかかっています。
文字数 19,367
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.25
27
【キャラ文芸大賞に参加中】
カフェ百鬼夜行に集まるのは不可思議な噂や奇妙な身の上話。
呑気な店長・百目鬼(どうめき)と、なりゆきで働くことになった俺・獅子野王(ししの・おう)はお客のあれこれに巻き込まれながら、ゆるゆると日々を送る。
※カクヨム、ノベルアップ+、pixivにて先行公開中
文字数 67,560
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.30
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30
31
ほぼ若いだけで結婚することができた卯愛だったが、太ったことにより、離婚を言い渡されて実家でゴロゴロ生活していた。そんなある日、一人で山を切り開き、花を植えて勝手に観光地を作っているでお馴染みの祖父が倒れたと聞き、卯愛がお見舞いに行くと、どうやら腰をやってしまい、山の麓で経営している小さなカフェができないらしい。というわけで祖父の代わりにカフェをすることに。ただこの地域は普通の地域ではなくて、人間とあやかしが交流している地域だったのだ。カフェには人間もあやかしもやって来て、悩み事や問題事を吹っかけてくる。どうやら祖父は元々このカフェで相談事に乗っていたらしい。祖父は腰に効くあやかし温泉へ行っていて不在なので、その悩み事の解決もすることに。祖父の精神論とは違い、ロジカルな卯愛の答えは話題を呼んでいたある日、タヌキの少年・祥太(しょうた)がホームステイにやって来ることになった。仕事を手伝うという話だったが、人見知りだし、ビビりだし、何かもう話が違う。そんな祥太と共にカフェを切り盛りしつつ、相談事を祥太や他のあやかしの術を使って解決していく、思考クイズ系料理ギャグ小説。
文字数 50,400
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.02
32
主人公・花坂(はなさか)は、現役合格に伴い、進学のために地方から都内へと引っ越してきた男子大学生である。趣味はボディビルで、熱心に打ちこんでいる。
彼は、生活手段として、塚森生活相談所で住み込みの助手アルバイトをしていた。そこは、都内某所のさる私設霊園に併設されている事務所だ。業務として、害虫駆除から悪霊退治まで、幅広く仕事を引きうける何でも屋だった。
所長の塚森は、鬼火を使う美女だが生活能力はゼロであり、書類の処理から日々の食事まで一般人の花坂に頼り切っている。
花坂に会うまで、塚森は鬼火が使えず、漠然とした霊能しか持っていなかった。花坂は、自分自身としては一般人だが、相手の霊能を高める力があるのを塚森を通じて知った。
そんなある日、一人の美少女・小角(おづの)が仕事の依頼で相談所にやってきた。彼女はドローンを使ったストーカー被害に会っていた。具体的なタイミングとしては、友人の女性とその両親が死んでからだという。
友人の死因は急性心不全だった。発症する直前まで、彼女はTWC(タイトワールドコーポレーション)という国際企業の主力商品で、HMB(ハッピーマッスルベルト)なる筋力強化器具を使っていた。彼女の両親は、HMBになんらかの原因があると見てTWCを提訴したところ、不慮の事故で急死した。
花坂がそこまで話を聞いた直後、唐突に現れた全身プロペラ男が事務所を襲った。彼は全身から生えているプロペラで自由自在に風を操り、塚森の鬼火が効かなかった。しかし、花坂はとっさの機転で塚森の力をより有効に活かし、プロペラ男を撃退した。
その直後、小角が、花坂の影響で、自らの力……因縁を目に見える紐にして物理的に縛りつけたり、任意の人々を簡単な異世界に引きこむ……を覚醒させた。
塚森は、本人の同意を得て、小角を依頼人ではなく仲間とした。そして、小角の力でプロペラ男の居場所をつきとめ、三人でそこへおもむいた。
花坂達は、プロペラ男の慢心をついて撃破へと至った。だが、その勝利こそが、花坂達をTWCとの全面対決へと導くのであった。
文字数 122,706
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.30
33
34
灯台の猫と、嘘をつく少女
海沿いの町に住む高校生・澪は、灯台に住みつく白猫の声が聞こえる。
猫は澪の“嘘”を見抜き、彼女の心の奥にある後悔を揺さぶる存在だった。
転校生の遥斗が澪の秘密に気づき、二人は白猫の正体を探り始める。
しかし灯台の取り壊しが迫る中、白猫は突然姿を消す。
取り壊し前夜、白猫は澪に「最後の嘘をついてほしい」と告げる。
澪がその嘘を口にした瞬間、白猫は静かに消え、澪は初めて“本音”で未来と向き合う。
紅葉に消える恋
秋の山里で沙耶は、不思議な青年と出会う。彼は人懐っこく優しいが、どこか秘密を抱えている。交流を重ねるうちに心を通わせる二人。しかし秋祭りの夜、月明かりの下で青年の正体が露わになる。
文字数 27,687
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.31
35
華族の名門である四条家に迎えられ、養女となった灯里(あかり)。
だが、父が灯里を引き取ったのは、霊的素養の高い彼女を軍の実験材料とするためだった。
そんな灯里を父のもとから救い出したのは、『怜』という名の素性不明の文通相手。
彼は本名を巽白怜(たつみ はくれい)といい、自らを白蛇のあやかしだと灯里に告げる。
白怜の屋敷に保護されることになった灯里は、白怜や屋敷のあやかしたちと心を通わせながら、己の進む道を見つけていく。
心優しき白蛇のあやかしと、一人の少女。両者が互いを支え合う恋の物語。
文字数 57,337
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.23
36
【人間を妻にするなんて可哀想です。だって、食ってしまうやもしれませんし】
時は戦国。人間とあやかしが共存する、とある島国の北方に、奥野という国がある。
国主、狭瀬源太郎厚隆(あつたか)の末弟である剛厚(つよあつ)は、心優しく図体の大きな……人食い鬼だ。
ある日、あやかしばかりが住まう妖山(あやかしやま)で事件が起こる。長年この地域の領主を務めていた人間一族白澤家の当主が急逝してしまい、断絶の危機に見舞われたのだ。そこで白羽の矢が立ったのが剛厚である。
性根善良、野心なし、それなのに強面で巨漢。
恐ろしげな外見ゆえに、人間の家臣はもちろんのこと、あやかしからも舐められることはない。けれども顔に似合わぬ純朴さゆえ、国主にとっては扱いやすい。
そんな残念な理由から、人食い鬼である剛厚は、白澤家の姫、雪音と夫婦になり、婿養子に入ることとなる。
食欲と愛情の間で腹の虫を鳴かせながら日々葛藤する剛厚。
一方雪音の方も、何やら事情があるようで……?
👹妻の肉が美味そうで美味そうで仕方がない、煮え切らない人食い鬼の剛厚(つよあつ)
×
👘なぜか屈強なものに目がない、したたか女子の雪音(ゆきね)
×
🥒個性も能力も豊かな、ご近所のあやかしたち
×
⚔️そして忍び寄る、憎悪と争いの気配
化かし化かされる人間とあやかしの戦国風ファンタジー!
文字数 77,447
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.19
37
38
雪華環(せっかたまき)は七歳のとき。
浄化の一族・雪華家にはありえない金色の炎を出現させ、髪も瞳の色も金色に変化してしまった。
そのときに環は自分の前世を思いだす。
環の前世、それは妖の女王『白面金毛九尾の狐』だったと。
その出来事により『忌み子』と、家族から冷遇される日々が始まる。
十七歳になった環は、幼少期と変わらぬ環境のなか、自分の前世をひた隠しにして、今世はおとなしく慎ましく。しっかりと自分の足で、生きて行きたいと夢を持っていた。
そんなある日。
帝都の剣と名高い、妖の祓いの一族。二十三歳で当主になった杜若鷹夜(かきつばたたかや)が姉と見合いをすることになった。
それなのに鷹夜は何故か環と婚姻を結ぶと言い出し、混乱する環。挙句、唇まで重ねてしまう。
すると鷹夜はかつての自分。前世の『白面金毛九尾の狐』を殺した天敵『阿倍野晴命』だと分かった。
愕然とする環に鷹夜は「大輪の向日葵みたいで美しい」と、環に興味津々のようでーー!?
大正妖溺愛ファンタジー開幕です✨🦊
※わざと晴命にしております。
文字数 63,072
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.02
39
両親を亡くし、たった一人の兄と二人暮らしをしている椎名巫寿(15)は、高校受験の日、兄・祝寿が何者かに襲われて意識不明の重体になったことを知らされる。
病院へ駆け付けた帰り道、巫寿も背後から迫り来る何かに気がつく。
二人を狙ったのは、妖と呼ばれる異形であった。
「私の娘に、近付くな。」
妖に襲われた巫寿を助けたのは、後見人を名乗る男。
「もし巫寿が本当に、自分の身に何が起きたのか知りたいと思うのなら、神役修詞高等学校へ行くべきだ。巫寿の兄さんや父さん母さんが学んだ場所だ」
神役修詞高等学校、そこは神役────神社に仕える巫女神主を育てる学校だった。
「ここはね、ちょっと不思議な力がある子供たちを、神主と巫女に育てるちょっと不思議な学校だよ。あはは、面白いよね〜」
そこで出会う新しい仲間たち。
そして巫寿は自分の運命について知ることとなる────。
学園ファンタジーいざ開幕。
▼参考文献
菅田正昭『面白いほどよくわかる 神道のすべて』日本文芸社
大宮司郎『古神道行法秘伝』ビイングネットプレス
櫻井治男『神社入門』幻冬舎
仙岳坊那沙『呪い完全マニュアル』国書刊行会
豊嶋泰國『憑物呪法全書』原書房
豊嶋泰國『日本呪術全書』原書房
西牟田崇生『平成新編 祝詞事典 (増補改訂版)』戎光祥出版
文字数 1,328,346
最終更新日 2026.01.11
登録日 2023.12.01
40
「俺が喰らうのは、お前の魂だ。――それまでは、誰にも渡さん」
帝都・華平安。きらびやかな繁栄の陰で、怪異が人々の心を喰らう時代。
名門・安倍家の血を引きながら、妖を滅ぼすことができない「落ちこぼれ」陰陽師・晴臣は、場末の長屋で伝説の妖狐・白夜と同居していた。
「妖も人間も、同じだよ。お腹が空けば悲鳴を上げるし、寂しければ泣くんだ」
そう微笑む晴臣の「甘さ」を、白夜は鼻で笑いながらも、その優しさが作る朝食には抗えずにいた。
そんなある日、帝都を揺るがす「人造神」の陰謀が動き出す。冷徹なエリート陰陽師・九条厳刻が立ち塞がる中、晴臣は己の命を削り、誰にも成し得なかった「救済」の術式へと挑む――。
孤独な青年陰陽師と、傲慢な銀狐。
「縁」で結ばれた二人が、帝都の夜に光を灯す、異能和風ファンタジー!
文字数 18,446
最終更新日 2026.01.11
登録日 2026.01.08