華燭の城
「私がここでおとなしくしていれば、両国の民と私の父や母、弟は、これからも今まで通り暮らせるのだな?」
拉致されるように異国へと連れて来られた神国の皇子シュリ。
その世話役を任されたラウと名乗る男は、初対面にもかかわらず、
「何があっても私はシュリ様の味方です」と言い切る。
冷たい石牢に呼ばれ、毎晩強要される国王からの性的要求と拷問。
それを見守るラウとの信頼関係と、育まれる愛情――。
**
時代は近代と近世の狭間。
日本で言うなら、馬と車が行き交う明治期辺りの欧州。
そんなイメージで書きました。
作中、SMや拷問等の描写があります。苦手な方はご遠慮ください。
至らぬ稚拙な文章ですが、喜んでいただければ幸いです。
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