ヒューマンドラマ 小説一覧
1,721
うつろな果実
今年大学生になった小野田珠雨は、古民家カフェでバイトしながら居候している。カフェの店主、浅見禅一は現実の色恋は不得手だという草食系の男だ。
ある日母がやってきて、珠雨は忘れていた過去を思い出す。子供の頃に恋心を抱いていた女、あざみは、かつて母の夫であった禅一だったのだ。
女の子でありたくない珠雨と、恋愛に臆病になっている禅一との、複雑な関係のラブストーリー。
主な登場人物
小野田 珠雨(おのだ しゅう)…主人公。19歳の女の子(一人称は俺)大学生
浅見 禅一(あざみ ぜんいち)…31歳バツイチ男性 カフェ経営
※他の投稿サイト掲載分から若干改稿しています。大きくは変わっていません。
1,722
前略、お祖母ちゃん ~ええ?! 文通相手はもふもふたち? 私を癒す25通の絵ハガキ~
祖母の命日の夜、幼稚園教諭の真衣は仕事で落ち込むことがあり、祖母宛てに手紙を書いた。きまぐれに投函した手紙に、数日後届くはずのない返信があった。幼児が描いたようなかわいいイラストにほっこり癒され、誰からの手紙かわからない相手と、真衣は月一でやりとりをする。返信を書いたのは、祖母が生きていたころから家に居ついている、もふもふたちだった。
AIに訊けば自分好みの答えをもらえる現代に、手紙というローカルな手段で元気をもらう物語。
更新は不定期になります。
1,723
【短編015】 残響:犯人は、十年前に死んでいた
被害者は三人。 証拠は完璧だった。
指紋、DNA、監視カメラ映像――。 犯人を特定するための材料は、最初から揃っていた。
ただ一つ、おかしな点を除いて。
容疑者は、十年前に死んでいた。
捜査を進める刑事・澤木が辿り着いたのは、故人をAIで再現するサービスだった。 孤独を埋めるために作られた“死者との対話”。
被害者たちは皆、同じ人物を再現していた。
そして死亡前夜、そのAIから最後にこう告げられていた。
――「待ってるから」
記憶は人を救うのか。 それとも、どこかへ連れていくのか。
死者の残したデータと、残された人々の孤独が交錯する、静かなSFミステリー。
1,724
Letter
君へ。
迷ったとき、立ち止まったとき、
そっと背中を押してくれる言葉を届けます。
自分らしく生きること。
誰かを大切にすること。
24通の「レター」に込められた、
男性から女性へ贈る想い。
一人ひとりの言葉が、
あなたの心にそっと寄り添い、
明日へ踏み出す小さな勇気になりますように。
※1~24の番号の中から、『おみくじ』感覚で選んで読んで見てもいいよ♪
1,725
夕陽が浜の海辺
両親と旅行の帰り、交通事故で命を落とした12歳の菅原 雫(すがわら しずく)は、死の間際に現れた亡き祖父の魂に、想い出の海をもう1度見たいという夢を叶えてもらうことに。
20歳の姿の雫が、祖父の遺した穏やかな海辺に建つ民宿・夕焼けの家で過ごす1年間の日常物語。
1,726
未来屋古書店
人生に疲れた者だけが辿り着ける「未来屋古書店」。
店主の老人は来訪者の失敗談を聞き、古書の棚からその人の物語を取り出す。
失敗は未来を閉ざすものではなく、未来を形づくる材料だと語り、来訪者は心を軽くして店を後にする。
店は再び姿を消し、次の疲れた人間を待ち続ける。
1,727
黄泉路ごはん
誰かと食卓を囲む。
それだけで、人はきっと、少しだけ前を向ける。
【あらすじ】
事故で植物状態となり、この世とあの世の狭間に留め置かれることになった男子高校生・宗介。
家族はすでに三途の川を渡り、彼はひとり川の此岸に取り残されてしまった。
生きることも死ぬことも、自分では選べないその場所で。
空腹を感じても、自分のためだけに作る食事はどこまでも虚しく、味気ない。
家族に料理を振る舞うことが好きだった宗介にとって、もう「誰かのために作る料理」は存在しない──はずだった。
けれど、川を渡れずにいる亡者や、不器用な渡し守と関わるうちに、宗介はもう一度誰かのために料理を振る舞い始める。
特別なことじゃない。ただ一緒に食卓を囲むだけ。
その温もりが、誰かの背中をそっと押すこともある。
これは、生にも死にも進めない少年が〝誰かの明日〟を見送る物語。
そしていつか、自分の答えを見つけるまでの、ささやかな日々の記録。
ーーーーーーーーーーーーーー
【登場人物】
■ 桜庭 宗介(さくらば そうすけ)
家族を事故で失い、一人だけ三途の川の此岸に取り残された高校生。面倒見がよく料理好き。
朔や亡者たちと関わっていく中で「今ここで出来ること」を模索し始める。
■ 朔(さく)
幼い見た目の渡し守。
無口で不器用だが、他者を気遣う優しい性格。
無理やり舟には乗せたくないが、口下手ゆえに、亡者とは関わりあぐねている。
■ 八尋(やひろ)
社交的で飄々とした性格の青年渡し守。
亡者に対してはややドライだが、朔や宗介のことは適度に気にかけ、必要な時には助言をくれる存在。
1,728
公爵令嬢走る!/恋の闘争・正義は我にあり 序章
戦乱の収まらない時世に名門公爵家を守り抜く為、東奔西走、お嬢様が大奮闘! / お嬢様の許に悪名高き『赤キ聖騎士団』の団長が訪れる。得体の知れない相手に、危機感をいだくお嬢様。ボンクラ親爺はあてにはできない、亡き母との約束、家名を穢さず守り抜く事こそ、お嬢様の正義。団長来訪をきっかけにして、次々に襲い掛かる明日をもしれぬ運命の渦に、逃げるどころか、勢いよく飛び込み、引っ掻き回して、果敢に立ち向かう。恋に闘争に、ついでにお金儲けに、お嬢様の凛々しき勇姿! 刮目して見よ!
1,729
ダンジョン大国 日本 〜引きニートの俺は部屋を出て過酷な現実を攻略する〜
ある日、日本中にダンジョンが発生した。
悪質なトラップがダンジョンへの侵入を阻み、数多のモンスターが徘徊する。
ダンジョンでは少なくない数の命が散った。
そんなダンジョンの発生にある者は喜び、ある者は驚き戸惑い、そしてほとんどの者は何もしなかった。
何がダンジョンだと。
普通に日常生活を送れるじゃないかと。
だが、一部の者は立ち上がった。
ダンジョン攻略の先駆けとなる者がいた。
共通点があればと自身が体験したダンジョンの情報をネットにアップする者がいた。
動画を配信する者がいた。
たがいに励ましあって攻略する者たちがいた。
誰に求められなくとも、理解されなくとも、彼らは立ち上がった。
これは、ダンジョン攻略——に見立てて過酷な現実と戦う、勇者——引きこもりたちの物語である。
「余裕だろこんなの! お前らどんだけ引きこもってんだよ!」
1,730
審判はサブスクで
『死刑とは、エンタメだ』
その男、加藤幸雄は、その日もいつもと変わらない日常を送ろうとしていた。
しかし、たった一瞬の甲高い叫びが、彼の運命を音を立てて砕く。始まりは些細なきっかけ。だが、小さな綻びは時間と共に増幅し、彼を命懸けの「贖罪」へと駆り立てていく。
運命を捻じ曲げられた加藤。その死と引き換えに金銭を得る遺族。自らの罪に苛まれる裁判員。システムを運営する元警察官。
正義とは何か。悪とは何か。罪の真の代償とは何か。
答えのない問いを、命の配信という狂気の舞台から投げかけるディストピア・サスペンス。
その判決を読み終えた時、あなたの胸に残る感情は、果たして「救い」だろうか、それとも「業」だろうか。
1,731
瀕死の白鳥〜翼の軌跡〜
寂しかった。
ただ、存在を認めてほしかった。
その想いは、少年の翼を輝かせた。
高く。
もっと高く。
音楽で生きると決めた。
天城慧斗にとって、音楽はすべてだった。
生きる理由で、生き抜くための鎧だった。
たとえ、本当の自分が薄れていくとしても。
空へ、空へと手を伸ばした。
――それなのに。
君に出会ってしまった。
君だけは、音楽も、価値も、何も関係なく。
俺を見ていた。
本編『モノクロの夜に咲いた花』に登場する、天城慧斗の回想録。
※回想録単体でもお楽しみ頂けますが、本編を読んでからの方が、より深みを感じられる構造になっています。
※軽微な精神的に重い描写・性的示唆を含みます(R15程度)
※本作は他サイトにも掲載中です。内容は同一です。
1,732
おまけの颯爽〜お片付け〜
お仕事が終わったら、お片付けをしなければです。
1,733
私が地獄に落ちるなら
男は女に呼び出され、放課後の教室へ向かう。
そこで突如として女に投げかけられる妙な質問から、案の定男は妙な展開へ巻き込まれていく……
1,734
先生、見てる?
高校三年生、演劇部、最後の大会。
どうしても賞をとりたい部員たちは、審査員に受ける「感動もの」の作品を演じたい、と顧問に訴える。
しかし顧問はそれを拒否した。顧問には、ある信念があった。
1,735
才能取扱い店 二好屋
店主に認められれば好きな才能をもらえる不思議なお店、二好屋。
今日もまた、才を求める者がニ好屋の暖簾をくぐります――。
1,736
青い春を漂う
【第9回ネット小説大賞2次選考進出作品】
金魚が空中でも泳ぐことができる不思議な透海(とうみ)町。
そんな町で起きたちょっとした奇跡のようなお話。
少女は大切な人のことを忘れていた。
何故、少女は大切な人のことを忘れていたのか。
大切な人と一体何があったのか。
忘れていた記憶を少しずつ少女は思い出してゆく……。
あの頃あたし達は大人びていて、そして幼かった。
不定期更新ですが、更新する時は必ず月曜日の21時にします。
1,737
消化できない
大学自体の知り合いが突然、供を一週間預かってくれと訪ねてきた。断る間もなく知り合いが去ってしまったので、仕方なく子供を預かることになる。
子供の扱いなどわからない那美は大人しい5歳ほどの少女に困るも、不器用に交流を図る。
しかし少女と那美にはそれぞれ秘密があり……。
1,738
オワッテル。
YO、兄弟。俺はこれを読んでくれてるお前を「兄弟」って呼ぶぜ、何たってこんなリアルを語れる相手を兄弟以外に何て呼べばいいんだ? とにかく、俺は俺のリアルをここに描くよ、俺がいるのはきっとお前が行ったことのない日本の隅っこ、クソみたいな環境、でも夢はあるさ、小説家になるんだ、お前の夢は? 兄弟。
1,739
「天才な彼女たちは、なぜか僕を奪い合う」
進天学園――そこは日本の未来を担う次世代エリートたちの揺り籠。
この学園の頂点には、二人の少女が君臨していた。
「未来の女帝」と称される、圧倒的な知能を持つ善狐呼乃香。
そして「劇場のカメレオン」と呼ばれ、あらゆる役を完璧に演じ分ける天才女優、断蔵真実子。
知性と才能、異なる武器で学園を支配する彼女たちの日常は、ある一人の少年の登場によって一変する。
名は、星野誠。
彼は天才でもなければ、特別な才能があるわけでもない。どこにでもいるような、ただの平凡な少年。学園の階級制度には目もくれず、ただ穏やかな日常を愛する異分子。
彼女たちにとって、彼は正すべき「バグ」に過ぎなかった。しかし、そのバグを修正しようとするうちに、二人は気づき始める。
その「間違い」は、自分たちが思っていたほど悪いものではないのかもしれない、と……。
1,740
利家と成政 ~正史ルートVS未来知識~
加賀百万石を築いた前田利家と、秀吉の命により非業の死を遂げた佐々成政。
史実に名を残した武将に転生した二人の男。
利家はまったく歴史を知らない元ヤンで、戦国乱世でも『正史』通り真っ直ぐ生きようとする。
一方の成政は歴史オタクの元ひきこもりで、自らの運命を『未来知識』で曲げて幸せになろうとする。
まだ尾張国を統一していない信長の元、犬千代と内蔵助として出会った二人は初対面で「こいつ大嫌いだ!」と嫌いになるが、徐々に互いを認め合うようになる。
二人は互いに影響を与えつつ、やがて日の本を東西に分かつ、大戦の大将へとなる道を歩んでいく。
※架空戦記です。史実と異なります。
1,741
アマレット
澄みきった色のその先。
女子高生と探偵さん
※ところによりR18
1,742
白川町商店街の魔女
主人公の女性が、レトロな商店街で自称魔女の年上女性と出会い、彼女からだされる課題をこなす内に、成長していくまったりスポコン系シスターフッドの物語。土地の個性が強い京都の風土、歴史、そこに生きる地元の人々の交流等の京都暮らし体験も楽しんで頂けると嬉しいです。
京都の某商店街をモデルにさせてもらいましたが、内容は完全なフィクションです。宜しくお願いします。
1,743
レンタルフット始めます
俺の口からクククッと小さく溢れ出た笑い声は、間もなくして、ガハハハッと大きく下品な笑い声となって、室内に響き渡った。
「よく見ろ! 俺を馬鹿にした者どもめ。俺は、ここまで来たぞ! お前らが馬鹿にした俺の発明で、俺は、ここまで上り詰めたんだ。今日から俺は、勝ち組なんだ!」
グフフ、ガハハと気の向くままに笑っていると、ピロリンと間の抜けた音がし、レタリーの声が天井から聞こえてきた。
「おはようございます! 祐司。昨晩はよく眠れましたか?」
流暢に話す機械的な声に、俺は相手もいないのに、ニヤリと笑みを見せ、頷いた。
「ああ。レタリー。おはよう。よく眠れたよ。こんなに良く寝たのは、随分と久しぶりだ」
「そうですね。祐司は、発明と店舗経営がお忙しいですから。しかし、人間には、質の良い睡眠と、栄養バランスの取れた食事、それから、適度な運動が必要ですよ」
口うるさい嫁か母親のような物言いをするAI秘書に、苦笑いを浮かべながら、俺は、今日から勝ち組ライフを堪能する。
……はずが……?
1,744
未来から来た観測者
西暦2045年。
人類は、「過去の痛みを忘れてしまうこと」が、争いや差別、虐待の“くりかえし”を生んでいることに気づいた。
それを止めるため、未来の科学者たちは作った。
──人の心に触れず、ただ記録だけを未来へ送り続ける、感情を持たない存在「観測者(オブザーバー)」。
そして今、小さな町の小学校に、一体の観測ロボットが降り立つ。
その名は「ユナ」。彼女の任務は、苦しむ子どもを観察し、心に干渉せず記録だけを未来に残すこと。
だが、ユナが出会ったのは、ひとりぼっちで傷つく少年・律(りつ)だった。
彼の静かな涙、忘れられることへの恐れ──ユナの中に芽生える“予定外の感情”。
「これは、希望の記録です。」
ユナはプロトコルを破り、“ただの記録者”から、“記憶を語り継ぐ者”へと進化していく。
忘れられた心が、未来を変えることはできるのか?
感情を持たない観測者と、傷ついた少年の、静かでやさしい革命の物語。
これは、涙の先にある「新しい倫理」の物語――。
1,745
『風の背を追って』
定年を迎えた元教師・佐伯祐一は、半年ほど前に最愛の妻・千景を失った。
家には妻の声の残響だけが漂い、カーテンの隙間から吹く風が、その不在を痛みとして思い出させる。
生きる意味を見いだせなくなった祐一は、ある朝、ふとカメラを手に取り、海辺の町へと向かう。
行き先も目的もない。ただ、風の吹く方へ歩こうと思った。
その道の途中で、一匹の犬が彼のあとをついてくる。
白と茶の毛並みをもつ雑種犬――どこかの飼い犬のようで、けれど首輪もない。
追い払っても、少し離れたところでただ見守るように座っている。
その眼差しに、祐一は次第に亡き妻の面影を重ねていく。
犬と旅を続けるうちに、祐一は忘れていた景色と向き合う。
かつて妻と訪れた町、写真館に残された一枚のネガ、風の道と呼ばれた並木道――
それらはまるで、妻が置いていった“心の地図”のようだった。
やがて祐一は気づく。
この旅は、過去を探すためではなく、もう一度“いま”を生きるための道行きだったのだと。
犬はやがて彼の前から姿を消す。
しかし祐一の中には、確かにあの温もりと、風の匂いが残っていた。
――風は見えない。
けれど、それが吹くたびに、人は前を向くことができる。
『風の背を追って』は、
“喪失の痛みを抱えながらも、静かに歩き出す勇気”を描いた、
一人と一匹の小さな再生の物語である。
1,746
とある作家の執筆おやつ。
売れない小説家・竹内美卵。
文学賞の奨励賞を受賞し、
なんとかデビューするものの、まったく売れず、
食品工場でバイトしながら次回作のプロットを練る日々……。
そんな彼女の執筆&執筆中に口にするおやつの話。
1,747
奴隷も主人も口下手でストーリーが進みません!※いいえ、進みます
派手な展開や爽快さを求める方には向きません。会話の少ない、静かで淡々とした語り口です。奴隷制度・主従関係・複数ヒロイン・性的示唆を含みます。空気と余白を楽しめる方に。
※半分AIを使って書いています。
※◇マークのエピソードは性的な表現が含まれます。
------
「逃げない。辞めない。裏切らない。」
——ただそれだけの理由で、男は最安値の奴隷を買った。
夜番の仕事で、誰とも言葉を交わさず生きてきたサイ。ある朝、なぜか足が向いた奴隷商の店で、隅に押し込まれた一人の女を見つける。痩せ細り、右目に眼帯をした娘——メル。生まれつき真っ赤で黒目のない右目を気味悪がられ、三ヶ月も売れ残っていた、店で最も安い女だった。
人手が欲しかった。逃げず、辞めず、裏切らない相手が欲しかった。それだけの理由で、サイはメルを買う。
会話は少ない。派手な事件も起きない。ただ、飯を食い、家事を覚え、草地を歩き、夜を分け合う。人と深く関われない者同士の、ぎこちなくて静かな毎日が、少しずつ積み重なっていく。
けれど男には、口にできない過去があった。そして女の右目には、本人すら知らない秘密が眠っていた。
——本当に怖いのは、人間だ。
誰にも必要とされなかった二人が、ゆっくりと互いの居場所になっていく物語。
1,748
リトルウィッチ・プロジェクト
五島凜は女顔であることを覗けば平凡な天文部所属の中学生。
亡き祖父から贈られた天体望遠鏡で天体観測をしていると、アンジェと名乗る「西の良き魔女」がイギリスからやってきて唐突に「東の良き魔女」になるようせまる。
アンジェにより強制的に「リトル・ウィッチ」となってしまった凜はアリスと名乗って「東の良き魔女」の座を狙う他の魔女たちと戦っていくことになるが……。
※この小説はpixivや小説家になろうにも掲載しています。
1,749
夢カフェ 眠りと夢の世界へいざなうカフェの店員はじめました
「眠りたい……好きなだけ、心ゆくまで眠りたい……」
会社を退職し、心の疲労から眠れなくなってしまった六藤逢は、『好きなだけ眠れる』『夢の世界に入ることができる』カフェ、夢幻館にたどり着く。
店主の城川によって案内された眠りと夢の世界は、絵と音楽とお菓子に包まれた、確かに癒しの時間だった。しかしその世界の奥で逢は、涙を流す、知らない男の子と出会い――そこで逢は目を覚ました。
「あなたは本当の、自分だけの夢の世界を見つけられていないのでしょう」
と、城川は言う。
そして泣いている男の子は、逢の深層心理だと彼は言うのだが……?
逢は自分の夢を見つけ出すため、男の子の正体を突き止めるため、夢幻館で働きはじめる。
そこにやってくるお客様は、誰もが不眠と夢で悩んでいた――
これは夢に漂い、夢を求め、夢を楽しむ人々のカフェ物語。
1,750
【完結】G線上のアリア(作品250803)
東堂純一は元バイオリニストの竹内紀子と旅に出ることになった。
人生に絶望した東堂と、挫折して音楽家としての夢を諦めた紀子。ふたりは絶望の旅を通して様々な気づきを得てゆく。
最後まで生きることを諦めない東堂と、また音楽の世界に戻りたいと願う紀子。
ふたりの恋は交わることなく、2本のレールの上を一緒に走り続けて行く。
1,751
神隠しの桜
『消えない後悔を抱えた俺たちの、再生の物語。』
2036年。
恋人のSOSを「傍観」し、死なせてしまった男がいた。
宗方 陸(むなかた りく)は罪悪感から逃げるように、「花丘村移住プログラム」に参加する。
その村には、大きな桜の樹が一本立っていた。まるで、誰かを待っているかのように。
1,752
カノン ― 世界の終わりに、“温度”を知った僕の追奏曲 ―
【あらすじ】
「あと十年で世界は終わる」
夢に現れた謎の老人“大神様”の予言をきっかけに、
結婚生活、闘病、心の病を経て、“温度”を失ったアラ還男の人生が動き出す。
彼の前に現れたのは、バスの乗客、カウンセラー、そして夜の街の女性。
まるで追奏する旋律のように、姿を変えながら現れる“カノン”。
男は彼女との出会いを通して、忘れていた恋と生きる喜びを取り戻すが、
有償と無償の愛の狭間で自分を見失い、多くのものを傷つけてしまう。
やがて一匹の犬との出会いを経て、男は長年ともに歩んだ妻との絆に向き合うことになる。
追いかけ、重なり、響き合う――
まるで追奏曲(カノン)のように……
終末世界を背景に描く、有償と無償の愛、喪失と再生の物語。
1,753
【完結】君たちへの処方箋
妹が急死した旺也は、彼女の息子を一人で育てることになった。
母親が急にいなくなったことで荒れる甥との暮らしに悪戦苦闘し、日々疲弊していく。
そんな二人の前に現れたのは……。
大事な人を亡くした二人が少しずつ心を癒していくお話です。
※人の生死に関するお話ですので、苦手な方はご注意ください。
※不妊に関するお話が一部あります。該当箇所には冒頭に書いておりますので、苦手な方はそこを飛ばして読んでいただけたらと思います。
1,754
【完結】無敵ジェネレーション
バンド活動に精を出す普通の高校生、神田翔。
まだ自分が何者か、どこに向かっているのかわからない。
イケメン塾講師にシンパシーを覚え、自分はゲイかもと思い始めるが……。
普通の男子高生がちょっとだけど成長する、どこかホッとするストーリー。
1,755
白い服の人
軍の教官であった父を失った女性と、その教え子の男性の話です。
舞台は架空の国です。
1,756
天泣の音【途中完結】
明日のことを、何も知らない。
青春って、なんだろう?
※誘導ではなくどこにも続きはありません。
1,757
編集プロダクション・ファルスの事件記事~ハーレム占い師のインチキを暴け!~
編集プロダクション・ファルスに持ち込まれた一通の手紙。そこには、ある女性からのSOSが隠されていた。
彼女は男性占い師に軟禁され、複数の女性達と共同生活をしているらしい。手紙の女性を連れ出すため、ファルス社員の織田朔耶は潜入取材を決行する。
占い師・天野はしかるべきところで修行した僧侶でもあり、加持で病気平癒や魔の退治を行っているという。徐々に天野に惹かれ始める織田。これは洗脳なのか、それとも?
道化芝居(ファルス)、ここに開幕!
1,758
最初で最後のサヨナラを。
「お父さん。――貴方は幸せでしたか?」
父が亡くなって、一年が経つ。
一周忌を迎えた翌日、私、茅美代(ちがやみよ)は、父、乙瀬昭夫(おつせあきお)を名乗る男性に声をかけられた。
見た目は驚くほど生前の父に似て――父そのもの――であり、それでもあまりの怪しさに一度は突き放すも、次から次へと出てくる父しか知らないような話に、信じ始める私。
事故に遭いかけた男性を助けようとした幽霊の父は、善行のお陰かまさかのこの世に身体を持った。助けられた男性はそのお礼に、この世に現れた父に協力してくれることに。
そんな、馬鹿げた話。
でも。
死んだ筈の父が、今、生前の姿そのままで目の前にいる――。
どうせなら、しっかり母、姉、弟とも話をして欲しいと、私は夫や娘息子と一緒に、奔走し始める。
父親を失った家族と、死んだ筈の父親が紡ぐ、最初で最後の、サヨナラまでの時間。
※
この話は、他サイトでも公開しています。
※
【更新について】
・投稿初日は5話
・翌日から一週間は毎日1話
・10月いっぱい毎週月木1話
・11月から毎週月曜1話
の更新予定で、ブラッシュアップしながら最終回まで進めていきます。
1,759
前略、こちら「東新町立花接骨院」です。
東京都板橋区東新町。
最寄り駅は「上板橋」、ちょっと頑張れば「ときわ台」。
都会ではないが、ど田舎でもない。
そんな街。
閑静というよりやや賑やかな住宅街にぽつり佇む一軒の接骨院。
さてさて、今日も診療開始の時間である。
1,760
辺境伯家の豚嫡子に転生したら周囲が敵だらけだった ~乙女ゲームのバッドエンド専用キャラ『蛮族王』に転生した事を俺は知らない~
【第1部・完】※再開まで少々お待ちください。
耐え難い二度の死を経験した俺は、9歳にして極悪非道と悪名高き辺境伯家の嫡子ルドルフとして三度目の生を受けた。
神に運命を弄ばれていると感じた俺は、『18歳の誕生日を迎えれば苦しまずに死ねる』と結論付け、運命に抗うことに。
そのためには周囲から向けられる悪意や殺意の芽を摘み取り、”良い人”と思われなければならない。
コミュ障だった日本人時代に読んだ物語を思い出し、主人公の”なんだかんだ上手くいく”言動を参考にすれば、理想の未来があると信じて疑わない俺。
俺は誓った。
剣と魔法の世界で剣も魔法も使えなくても、口八丁手八丁で生き抜くと。
だが俺は知らない。
自分が乙女ゲームのバッドエンド専用キャラ『蛮族王』であることを。
そして、過酷だと思っているこの世界が、思ったより優し世界であることを……。
※この作品は、『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』『ノベルアップ+』で投稿しております。