第8回ライト文芸大賞開催中
※大賞ランキングの集計・更新は1日1回(0時)です。また、最初のランキング更新は2日0時になるため、開催直後の24時間については前日の閲覧ポイント順で固定表示となります。

第8回ライト文芸大賞 参加作品

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161 down
青春 連載中 長編
十五歳の麦帆は、静岡の三島に住むサイクリングショップを訪ねていた。 気弱な性格の麦帆だったが、サイクリングショップの一人息子・仁太と自転車に乗って旅に出る。 目指すは東京。慣れない自転車を漕ぐ麦帆にはある目的があった。 ――少女は過去と未来に出会うため、いまを駆け抜ける
文字数 69,740 最終更新日 2025.05.27 登録日 2025.04.20
162 up
青春 完結 短編 R15
 根暗オタク隠れレズの私、横手花音は図書室で読書をするのが好きだ。そんな私にある日、転機がやってきた。クラスどころか学校のマドンナである同じクラスの神崎百合子さんが話しかけてきたのだ。  ひょんなことから気に入られた私だったけど、一緒にいたら好きになってしまいそう……。でも、どうやら神崎さんにも秘密があるようで……。  少女二人の恋と秘密の物語――
文字数 19,512 最終更新日 2025.05.27 登録日 2023.06.30
 舞台は神戸・異人館の街北野町。この物語はほっこり仕様になっております。 青春の真っただ中の子供達と青春の残像の中でうごめいている大人たちの物語です。 『高校生になった記念にどうだ?』という酒豪の母・雪乃の訳のわからん理由によって、両親の離婚により生き別れになっていた父・一平に生まれて初めて会う事になったピアノ好きの高校生亮平。   気が付いたら高校生になっていた……というような何も考えずにのほほんと生きてきた亮平が、父親やその周りの大人たちに感化されて成長していく物語。  ある日父親が若い頃は『ピアニストを目指していた』という事を知った亮平は『何故その夢を父親が諦めたのか?』という理由を知ろうとする。  それは亮平にも係わる藤崎家の因縁が原因だった。 それを知った亮平は自らもピアニストを目指すことを決意するが、流石に16年間も無駄飯を食ってきた高校生だけあって考えがヌルイ。脇がアマイ。なかなか前に進めない。   幼馴染の冴子や宏美などに振り回されながら、自分の道を模索する高校生活が始まる。 ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・オーケストラそしてスコッチウィスキーや酒がやたらと出てくる小説でもある。主人公がヌルイだけあってなかなか音楽の話までたどり着けないが、8話あたりからそれなりに出てくる模様。若干ファンタージ要素もある模様だが、だからと言って異世界に転生したりすることは間違ってもないと思われる。
文字数 849,529 最終更新日 2025.05.26 登録日 2016.07.15
平凡な僕が出会ったのは、世界の危機と不思議な数式を語るクラスメイト・浅野ユキ 。 彼女の「セカイ系」な言動は、迫りくるタイムリミット「初雪」を知らせるものだった。 なぜ彼女は「セカイ系」なのか――その理由が物語を通して見えてくる。 共に過ごすうちに互いに惹かれ合うが、彼女が「自らの記憶や存在を刻む「最終定理」と「記憶結晶」の完成を急いでいることを知る。 初雪の日、僕は彼女の願いを受け入れ、運命を変えるかもしれない定理が実行される瞬間を、丘の上でただ一人見届けることを決意する。 これは切ない恋とセカイの輝きを描く物語。
文字数 37,855 最終更新日 2025.05.07 登録日 2025.04.27
日本のどこかにあるテーマパークの警備スタッフを中心とした日常。 イメージ的には、あそことあそことあそことあそこを足して、4で割らない感じの何でもありなテーマパークです(笑) ※第7回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。ありがとうございます♪※ カクヨムでも公開中です。
文字数 109,968 最終更新日 2023.05.20 登録日 2023.04.21
166 up
青春 連載中 長編 R15
主人公の神坂優斗は普通のどこにでもいるような平凡な奴で友達もほとんどいない、通称ぼっち。 でも高校からは変わる!そう決めていた。そして1つ大きな目標として高校では絶対に『彼女を作る』と決めていた。 入学式の帰り道、隣の席の美少女こと高宮聖菜に話しかけられ、ついに春が来たかと思えば、優斗は驚愕の言葉を言われる。 「実は私ね……『タイムリープ』してるの。将来は君の奥様やらしてもらってます!」 「……美人局?オレ金ないけど?」 そんな聖菜は優斗に色々話すが話がぶっ飛んでいて理解できない。 なんだこれ……新手の詐欺?ただのヤバい電波女か?それとも本当に……? この物語は、どこにでもいる平凡な主人公優斗と自称『タイムリープ』をしているヒロインの聖菜が不思議な関係を築いていく、時には真面目に、時に切なく、そして甘酸っぱく、たまにエッチなドタバタ青春ストーリーです。
文字数 149,607 最終更新日 2025.03.02 登録日 2023.04.07
元宰相だった私が、日本の中小企業の新人OLとして華麗に転生!? 前世の政略スキルを活かし、気づかれないようにじわじわと出世街道を駆け上がる…けど、派手な策なんてご法度。地味な残業テクから会議室の座り方まで、実は日々のほんの些細な行動が大きなチャンスを生むのです。 主人公は愛らしい新人を装いながら、会社文化を巧みに味方につけ、徐々に信頼を集めていく。その裏技が実はあなたの仕事術にも効くかも!? ラノベのようなドキドキ展開とビジネス書的ヒントが融合した、“転生OLのマキャベリズム”オムニバス。笑って学んで、自分も一歩先に行ける、ちょっぴり実践的な逆転生ストーリーをどうぞお楽しみください。 各話では残業の取り方や挨拶のタイミングなど、実際のビジネスシーンにも応用可能なテクニックが満載。天真爛漫な笑いの中に、時にドキリとする鋭い観察眼も。あなたの日常を小さな“革命”に変えるヒント、ここにあり。
文字数 225,774 最終更新日 2025.05.09 登録日 2025.04.03
 高校一年生の吉見蒼正は、学校ではイジメ被害に遭っていた。その辛い気持ちを紛らわそうと、夢の中では異世界転生したり暴力的な不良になったり、自分の思い通りにして楽しんでいた。  しかし同じ境遇の女子高生、堀口純菜の夢の中に迷い込んでからは、不思議な事が次々と起こる。  蒼正と純菜は夢の中で一緒に過ごす事で、夢が繋がった理由に気付くのであった…… ☆ 「小説家になろう」「カクヨム」でも掲載しております。
文字数 113,228 最終更新日 2024.05.31 登録日 2024.04.30
清掃員:鳴瀬ゆず子(68)が目の当たりにした、色んな職場の裏事情や騒動の記録。 ※この物語はフィクションです。登場する団体・人物は架空のものであり、実在のものとは何の関係もありません。 ※ストーリー展開上、個人情報や機密の漏洩など就業規則違反の描写がありますが、正当化や教唆の意図はありません。 注意事項はタイトル欄併記。続き物もありますが、基本的に1話完結、どの話からお読み頂いても大丈夫です。 25年5月限定で毎週金曜22時更新予定。 次回連続更新は25年9月を計画しております。
文字数 395,090 最終更新日 2025.05.23 登録日 2022.06.10
名門女子校に通う優等生・椿は、世間では「理想の少女」と呼ばれる存在。しかし、その裏では毒親からの虐待――罵声と暴力に満ちた家庭で、孤独と苦しみに耐えていた。 そんな椿が救われたのは、祖母の温もりと、数少ない信頼できる友人との出会いだった。 「自分を愛することは、罪じゃない」 そう気づいた彼女は、過去の傷を抱えながらも、自らの足で再出発を選ぶ。 白米を炊きながら流す涙の塩が、やがて癒しとなる―― 心の虐待、家族の絆、そして再生を描いた、静かで力強いライト文芸作品。
文字数 18,850 最終更新日 2025.05.05 登録日 2025.04.18
俺には幼馴染みがいる。そいつはめちゃくちゃ美少女なんだが、ヤンデレなのだ。それに俺は別に好きではない。どっちかというと家族のような姉さんのように感じている。問題なのは。 「ねぇあの女誰なの?」 そう言ってハイライトオフで俺を問い詰めてくる。しかも俺に近づく女子はみんな排除してるのだ。なんでヤンデレになったかはいつか話すとしよう。彼女は作りたいが、幼馴染みの悠香のせいで彼女ができないのだ。 「あれは助けたときにちょっと話しただけだ。相手も別になんとも思ってないだろ」 「いやあれは完全に恋する乙女だったよ。いやイケメンの王子さまに助けらるたという頭お花畑の可愛そうな人かな?それに義弘くんは私のものなんだからあんなバカみたいな人が相手にされるわけないじゃん」 酷い言いようだな。それにあの人うちの学校よりワンランク落ちるとはいえ進学校の生徒だからバカではないと思うぞ。それと俺は悠香のものじゃない。彼女ほしいなぁー。 「はぁー早く学校行くぞ。いつの間にか隆弘は先行ってるし」 あいつ逃げたな。付き合いが長いから悠香のやんでれのことをよく知っている。男には不思議飛ばれてない。潰された女子と隆弘以外。 これはヤンデレ幼馴染みと彼女作りたい俺の学園ラブコメである。 「ラブコメなんかさせないよ。私以外」 「最初っから潰しにかかるなよ」
文字数 15,881 最終更新日 2025.05.17 登録日 2024.04.12
172 up
青春 連載中 長編
「走ることしか、知らなかった」 高校三年の木下馨(きのした・かおる)は、かつて将来を期待された陸上選手だった。 だが怪我をきっかけに競技を離れてからというもの、何にも夢中になれずにいる。 喧嘩もタバコもできないくせに、不良を気取って毎日をぼんやりと消費している彼にとって、残された高校生活はただの「終わりを待つ時間」だった。 そんなある日、帰り道で出くわしたのは、名前だけ知っていた野球部エースピッチャーの1年生・杉谷蓮(すぎたに・れん)。 彼がスリをしようとしている場面を、馨は偶然目撃してしまう。 見て見ぬふりを決め込もうとしたが、杉谷のぎこちない手つきと、その後に起きた暴力の気配に、馨は思わず名前を叫んでいた――。 「杉谷!走れ!」 その瞬間、止まっていたはずの時間が、また動き出した。 走る理由も、走る意味も失ったはずの馨が、杉谷の手を引いて、再び走り出す。
文字数 21,262 最終更新日 2025.05.22 登録日 2025.04.22
 そこはどこにでもあるありふれた部活だった。  名門でもなく伝説があるわけでもなく、普通の実力しかない小さな高校の演劇部だった。  大会に本気で勝ちたいと言う人もいれば、楽しくできればそれでいいという人もいて、  部活さえできればいいという人もいれば、バイトを優先してサボるという人もいて、  仲のいい奴もいれば、仲の悪いやつもいる。  ぐちゃぐちゃで、ばらばらで、ぐだぐだで  それでも青春を目指そうとする、そんなありふれた部活。    そんな部活に所属している杉野はある日、同じ演劇部の椎名に呼び出される。 「単刀直入に言うわ。私、秋の演劇大会で全国に出たいの」  すぐに返事は出せなかったが紆余曲折あって、全国を目指すことに。  そこから始まるのは演劇に青春をかけた物語。  大会、恋愛、人間関係。あらゆる青春の問題がここに。  演劇×青春×ヒューマンドラマ そして彼らの舞台はどこにあるのか。
文字数 397,040 最終更新日 2025.05.27 登録日 2024.04.13
174 down
青春 連載中 長編
高二に進級した日、菅浦彩月は中一の時に転校し離れ離れになった好意を寄せる幼馴染、篠山遼と再会する。 昔とは対照的な冷たい態度をとる遼に彩月は我慢できず、気持ちを伝えようとするも言葉を遮られ、拒絶される。 けれど、それでも諦めずに遼を想っていたある日、唐突にその理由が明らかになる。 「俺、病気でさ。ちょっと特殊な、解離性健忘ってのを患ってるんだ。誰かから告白されると、忘れちまうんだよ……その人のことを」 彩月は遼と病気の原因を探すことにするが、そこには悲しい真実が隠されていて…… これは、大好きな君と離れる日まで続く、約束の物語。
文字数 45,604 最終更新日 2025.05.28 登録日 2025.04.30
【完結しました】 ごくフツウな小学生「龍」には親友がいる。 何でも知っている、ちょっと嫌なヤツだけど、先生に質問するよりずっと解りやすく答えてくれる。 だから「龍」はそいつに遭いに行く。 学校の外、曲がりくねった川の畔。雨が降った翌々日。石ころだらけの川原。 そいつに逢えるのはその日、その場所でだけ……のハズだった。 ある暑い日、そいつと学校で逢った。 会話するまもなく、そいつは救急車にさらわれた。 小学生「龍」と、学校の外だけで会える友人『トラ』の、何か起きそうで、何事もなさそうな、昭和の日常。
文字数 126,473 最終更新日 2021.05.27 登録日 2021.04.17
美大の卒業生・椿木風花は、絵本作家を目指している。 だが、まったく芽が出ない上に、日銭を稼ぐための条件の悪い絵の仕事によって絵を描くことが嫌いになりかけていた。 そんなある日、アルバイト先である絵本カフェ【尻尾屋】に奇妙なお客が現れる。 シンデレラ(エラ)と名乗る美しい貴族風の女性客に困惑する風花だったが、謎めいたイケメン店長・夢園によると、本物のプリンセスらしい。 夢園に接客を任され、エラから噴き出す孤独な結婚生活や王子への不満に圧倒される風花。 しかし、夢園の作る絶品料理カボチャ料理を食べるエラを見て、彼女の本当の望みに気が付いて――。 絶品料理と想像力がお客様を癒やす、絵本ファンタジー短編です。
文字数 15,739 最終更新日 2025.04.30 登録日 2025.04.30
過去に囚われた青年と、未来を閉ざされた少年。 偶然にも交差したふたりは、名もなき夜の道を走り続ける。 3日間の逃亡の果てに彼らが見つけたのは、予想もしなかった真実だった。 ■完結&投稿予約済
文字数 22,497 最終更新日 2025.05.24 登録日 2025.04.26
俺は一条理普通のオタク高校生だ。俺はいたってモブだが、俺の幼馴染みは違う。いわゆる主人公だ。あいつはイケメンでもなく普通の顔なのにやたらと美少女にモテる。それにトラブルに巻き込まれやすい。それを俺は一緒になって解決してるのに、あいつばっかしモテるのだ。 なぜだ!俺だってあいつとそんなに変わらないだろ。神様は不条理だ。なんであいつばっかしモテテ俺がモテないんだ。まぁいいやつではあるんだけど。 「ごめんなさい私近江くんが好きなの。もしかしたら勘違いさせちゃったかもしれないけどそいうことだからこれからは勘違いしない方がいいよ」   そう言って桃井先輩は体育館裏を去っていった。なんであいつばかり好かれるんだ。俺が好きになる相手は皆義孝が好きなのだ。ちなみに俺が振られのは10回連続だ。そして彼女はできたことはない。つまり振られたことしかないってことだ。そして大体が義孝の好感度を上げるためについでに俺にも話しかけてる感じだ。そのたんびに勘違いして振られている。 オタクだったら、美少女に優しくされたら好かれてるかもしれないと願望を抱くものだろ? そうやって振られてきたから、これからと振られるんだろうな。 これ差俺が振られ続けて、事件などを主人公である義孝と解決していって、ある女子に好かれて彼女が出きるまでのラブコメである
文字数 68,671 最終更新日 2025.05.27 登録日 2024.04.26
高校1年生の紬(つむぎ)は、優等生として真面目な日々を送る中、親友の夏帆(かほ)から旧校舎の音楽室にまつわる怪談――誰もいないはずの音楽室からピアノの音が聞こえる――を聞き、好奇心に駆られて一緒に音楽室に出かける。そこには何もなかったはずが、紬が忘れ物を取りに一人で戻った際、ピアノを弾く謎の少年・水嶋奏斗(かなと)と出会う。彼は「透過症」という病気により体が透明になる体質で、紬は彼の姿を見ることができる数少ない人間だった。最初は幽霊かと疑い、戸惑う紬だが、奏斗の明るく真っ直ぐな性格とピアノへの情熱に惹かれ、徐々に友情を深めていく。やがて、紬にもある問題が起き⋯⋯。透明で純度120%の青春恋愛物語。
文字数 30,628 最終更新日 2025.04.29 登録日 2025.04.29
この世には、俄かには信じ難いものも存在している。 妖怪、悪魔、都市伝説・・・。 それらを総じて、人々は“オカルト”と呼んでいるが、 そう呼ばない者達も居る。 時に、便箋小町という店を知っているだろうか。 今で云うところの運び屋であるのだが、ただの配達業者ではない。 高校卒業後、十九歳になった垂イサムは、 この便箋小町に入社して3ヶ月になる新入社員。 ただの人間である彼は、飛川コマチ率いるこの店で 俄かには信じ難い不思議な物語の道を歩む事となる。
文字数 539,688 最終更新日 2025.05.25 登録日 2023.04.20
夜の下、疼く柘榴。 熟れる時を待ちながら、そっと腐って地に堕ちる。 月を憂いて裂けた柘榴。 やっと私は私になる。 これは何処にでもいる人間たちの、とある断片を集めた物語。
文字数 35,141 最終更新日 2025.04.17 登録日 2025.04.04
182 stay
ライト文芸 完結 ショートショート
クラスメイトの憧れが、木っ端みじんに破壊されたらしい。 だけど一言、言わせて貰いたい。 あこがれるのは勝手だけど、自分の理想を押し付けるのってどうなの?
文字数 1,584 最終更新日 2025.04.29 登録日 2025.04.29
わたしは、見てはいけないものを見てしまったらしい。 大学の課題に取り組んでいたあやめは、ある日美少女に出会う。 初めて出会うはずなのに、なぜか彼女を知っている。 これまでの記憶と並走するもう一つの記憶。 何かがおかしい。 混乱するあやめに明かされたのは、驚愕の事実。 記憶の改竄。 異次元の介入により世界が綻ぶたびに、繰り返されている世界の修復。 巻き込まれたあやめは、次元境界管理人の存在を知る。 すべてのはじまりは、7年前の事故。 真相を隠すために行われた歪な修復の果てに、世界は形を失い始めていた。 大好きな人にはそばにいてほしい。 でも、その願いが世界を終わらせてしまうとしたら--。 SF恋愛ファンタジー。
文字数 122,409 最終更新日 2021.05.25 登録日 2020.07.31
第一弾  閑静な住宅街の一角に、ごくごく普通の一軒家があった。  季節は春前。  今どき珍しく和室のあるその家で、うごうごと何かが蠢いて――?  伝統衣装じゃ満足しないお雛様と、その友人との、将来を決めるまでのお話。 第二弾  タイガーカットはわたしのあだ名。  ハゲちゃびんの頭髪にめちゃくちゃな化粧。  遊び用の人形であるわたしは、気づけばいつの間にかテレビ台の裏で埃をかぶっていた。  捨てられては敵わない。  持ち主の目を掻い潜っての生活を始め、短い期間だけれど会って遊ぶ友達もできた。  けれど、本当にこれでよかったの――?  出会った友人との立場の違いから、自身の大事なことを思い出し決断する。  物の、最期を選ぶ物語。  お雛様シリーズ第一弾から第五弾までを、一つにまとめ、新しい話も書きました。  色々な視点で綴る、短編連作。  表紙絵:三屋城衣智子
文字数 25,629 最終更新日 2025.04.18 登録日 2025.04.04
思わせぶりな同級生に告白して、見事ふられた麻美はネットの悩み相談サイトに投稿した。 それがすべての始まり。現れたのはとてもイケメンなキューピッド。 彼女の今まで持っていたキューピッド像をことごとく粉砕するそのイケメンなキューピッド。 彼に恋の仲立ちを頼んだ彼女はの運命は……。
文字数 88,438 最終更新日 2018.07.16 登録日 2018.01.01
186 stay
青春 連載中 短編
狂いの5年A組も三学期。5Aでは一日に一回何か可笑しな出来事が起こる。そんな5Aを盛り切りする咲希先生と生徒達の日常を描いた物語。
文字数 15,269 最終更新日 2024.04.10 登録日 2024.03.21
1970年代~スマホもなくネットもなくSNSもなく携帯電話さえない時代 今の令和の世から顧みれば何と不便な時代を生きていたのかと同情する程の日々を想像してしまう 自宅やアパートを出ればもう互いにどうにも連絡しようがないのだ 何処で誰と何時あって何をする、それを予め決めておかないといけない 急遽変更するなんて事になったらもう大変で一大事 もう少し時代を進めるとポケベルとかいう相互通信のエジソンの卵みたいな革命アイテムが登場するんだけどそれはまだまだ先の話。 ただ思うにはそれぞれ彼女らは思いのほか自分らしく生きれてたんじゃないか 今よりコミュニケーションを取るのは時間も労力も要る時代、流されて生きたくなければ接触を図らなければそれで良かった。 一日中スマホで繋がりネットでみんなと時を共有して生きてる私達に比べたら個人としての自由度は計り知れない。 互いに何を思い何をしているか分からないひやひや感やぞわぞわ感もそこにはあって恐らく互いを知るのもゆっくりで時間をかけて舐めあう様にして連帯感を築いていったはず それは若者が最も自分らしく生きれた時代と言っても良く、言葉を換えれば飾る事のない自分を素直に受け入れてくれたそんな仲間も多くいたはず この小説はそんな時代に 毎日友の為に泣き、友と共に笑えていた、輝く眩いばかりの蒼い時を、全学連も赤軍派も安保闘争もウーマンリブも歴史の一ページとしてしか知らない、どころかポケベルの時代さえ知らない人間が今一度、振り返ってみるそんな物語です ✽✽✽ へたれな性格ゆえに自分を守る事だけに必死になり周りが見えず他人を貶めて気が付けばいじめの女王と揶揄されるようになっていた沙原璃子。 そんな自分を変えようと入った大学でも悪名は知れ渡っていて自らの居場所を求める様に学生運動へとのめりこむ。 毎日毎朝、ヘルメットにタオルマスク姿で拡声器を持ち阿鼻雑言を叫び、大学側の大人達と格闘する砂原莉子はいつしかサリコと呼ばれ忌み嫌われる大学の最強最悪の象徴の様な存在になっていた。 そんなある日、部活になじめず毎日バレーボールの球拾い、部長のお局様には睨まれ毎日追い出しの地獄の虐め。気が付けば富士山を遠くに望む校舎の屋上に立っていた、樫脇有希を助けたことから 砂原莉子の澱んでダークグレーだった周りの景色は次第に思いもしなかった鮮やかな色を帯びていく。
文字数 41,484 最終更新日 2025.05.24 登録日 2025.04.27
化けて出たのは郷愁故か、あるいは――。 あらすじ 小洒落た喫茶店で幽霊が出ると噂の一角で、他愛もない喧嘩をするカップルお一人様が居座っていた。 女の子の方はなんだか不貞腐れてるように見えて、落ち込んだ顔の雄の奴は必死に振る舞っている。 自分の見えない気持ちで相手の心を触れるように。 どいてと頼んでも聞いてくれそうに無いし、せっかくだからこの日、当たりの良い僕のテリトリーに今日一番の楽しみが来るまで暫く見させてもらうことにした。 この物語の行く先を、終わりゆくまで。にゃ〜。
文字数 95 最終更新日 2025.04.30 登録日 2025.04.30
189 stay
ライト文芸 連載中 短編 R15
楽園は此処にあった 人類は核戦争で死ぬ地球を飛び立った。それから程なくして四季の消えた現代で唯一、過去の世界へ行ける場所、オアシスコロニーに皆がノスタルジーを求めて、様々な季節を味わおうと足を運んでいく。
文字数 719 最終更新日 2025.04.30 登録日 2025.04.30
 単身世帯が増えていき、少子高齢化が加速していった世界。人類は子孫の繁栄という生物としての義務を放棄した。  少しずつ、少しずつ、生殖機能を持たない人間が増えていき、西暦2995年、とうとう人類は新しく子供を作ることが不可能になった。  その中で現存する子供の最年少である十四歳から十八歳の子供たちは最後の世代と呼ばれていた。
文字数 91,586 最終更新日 2023.04.17 登録日 2023.04.08
 芸能界のトップアイドル浅倉梢と、人気バンドのギタリスト北島ワタルの熱愛報道が日本中を駆け巡った。ワタルの恋人の沙樹はそれ話を聞き、とてつもなく不安に襲われる。最近はお互いの仕事が忙しく、電話することすらままならないからだ。  会えない時間が長すぎて、ワタルは沙樹を捨て、そばにいる魅力的なアイドルを選んだのか。  報道と同時に連絡の途絶えたワタルを捜し、沙樹は行動を始める。そこにある真実を求めて。そんなが沙樹の前にハヤトという魅力的な学生が姿を現した。沙樹は彼に心を揺さぶられ、だんだん自分の気持ちに自信が持てなくなるが……。     ☆  ☆  ☆  アルファポリス専用アプリで、縦書き表示してお読みすることをお勧めします。電子書籍と同じ感覚で読めるように編集しています。
文字数 146,877 最終更新日 2021.09.18 登録日 2021.04.30
入社三年目でうつ病に罹った春香。療養しながら立ち直るきっかけを掴もうと新たな生活を送り始める。だがそこには色々な障害が待ち受けていた。と同時に春香が巻き込まれた会社での不正の裏で様々な事件が…。自分を見つめ直す新たな道を歩む女性の物語。
文字数 148,915 最終更新日 2023.04.28 登録日 2023.04.07
高校生タケルと元気のBL短編。 難関大学への進学を人生の「終着駅」と信じ、青春のすべてを勉強に捧げてきた高校一年生の中瀬川丈流(タケル)。スポーツも恋も旅も「保留」にし、ひたすら一本道を突き進む毎日を送っていた。昼休みは騒がしい教室を避け、屋上のベンチで一人、母親の手作りおにぎりを食べるのが彼の日常だった。 しかし、二学期の始まり、青山元気と佐藤メイが、タケルの大切な場所に現れたのだ。戸惑いながらも二人を受け入れたタケルは、彼らと共にお弁当を分け合い、他愛ない会話を交わすようになる。そして、タケルの閉ざされていた感情が少しずつ解放されていく。屋上でのランチが特別な時間となり、タケルは自分が「青春」の真っただ中にいることに気づき始める。 そして、これまでの自分の殻を破り、予測不能な青春のベクトルへと踏み出していく。
文字数 14,800 最終更新日 2025.04.28 登録日 2025.04.26
194 stay
ライト文芸 連載中 長編 R15
四菱グループを統べる総見寺家…旧華族でありこの国でもトップレベルの華麗すぎる一族。 当主の若き息子娘達も各方面で並々ならぬ才能を発揮して名家の名を辱しめぬ名声を得ていた。 ただ1人、次女の彩奈を除いては… 一応忖度推薦で入った高校でもフラフラとドラ娘振りを発揮し、当主の父親はじめ他のきょうだい達からも軽蔑されていたが…。 ある日偶然が重なりとてつもない才能が開花する!? 5月中ライト文芸大賞参戦中 清き一票、お気に入り登録頂ければ幸いです。
文字数 104,719 最終更新日 2023.05.30 登録日 2023.04.23
退屈しのぎに一杯いかが? 野暮なことは申しません。 嘘も愚痴も自慢話も。 与太話に付き合うのもわたくしの仕事。 もちろん、秘密は秘密のままで。 謎は――謎のまま放ってはおけない性分です。
文字数 10,306 最終更新日 2025.04.09 登録日 2023.02.25
196 stay
現代文学 完結 ショートショート
これは主人公の宮辻茜(みやつじあかね)とパン屋さんの話
文字数 3,261 最終更新日 2024.12.25 登録日 2024.12.25
今から4年前、spoon配信者の涼、𝑫𝑨𝑰𝑺𝑼𝑲𝑬、ケンちゃん、ケンジ、Qoonosukeは、配信者仲間。なかなか売れない、声劇も鳴かず飛ばず。そんなとき、5人は俳優ユニット『A.T.gεm(えーてぃじぇむ)』を組む。4年で武道館を満員にするほどの人気グループになり、4周年記念のイベントの前日にファンの子が突然自殺をする。その日を皮切りに、A.T.gεmのファンの子の神隠しが始まって……。 都市伝説と実在する配信者と、フィクションからノンフィクションへ。5人の友情が奇跡を起こす。
文字数 3,495 最終更新日 2024.01.15 登録日 2024.01.15
198 stay
青春 連載中 長編
人が困っているとすぐに助けに入ってしまう小井野 恋(こいの れん)は、人の役に立つ仕事をしたいと考え、人助けをする店を開くことにしたのだが、恋自身、色々な厄介事に巻き込まれてしまう性格で…。そんな恋を心配し、幼馴染の桜田 叶翔(さくらだ かなと)は、恋と一緒にお店を開くことにするのだが…。 2人のドタバタコメディここに開幕!!
文字数 10,078 最終更新日 2025.04.01 登録日 2024.06.30
199 stay
青春 連載中 長編 R15
献身的なプレーしかできないサッカー部員の宗形悠馬《むながたゆうま》はエースストライカー藤堂から『無能』と疎まれていた。 ある日彼はついにサッカー部から追放される。 そんな彼にも幼馴染の女の子の彼女がいたものの、藤堂に奪われ裏切られる。 そんな時、陰キャな幼馴染不知火真白《しらぬいましろ》がやってきた。頭のねじが飛んだ彼女とイチャイチャするうちに覚醒する悠馬。 ――最強の陰キャとして。 しかも、彼はサッカーだけなくテニスや英語の天才だった。徐々に成長し、最強クラスのものだったことが判明していく。 クラスメイトたちは「すげぇ悠馬」と崇めるが、悠馬はみんなの『勘違い』に気が付くこともなく陰キャ(陽キャww)への道を重ねて行く。 主人公の善行によって、いつの間にか追い込まれ没落していくエースストライカー藤堂。 主人公はいやいやながらも陰キャなロシア人美少女の真白に癒されていく。 無自覚に陽キャになっていく陰キャな主人公最強、ざまぁのストーリーです。 胸糞要素あり、コミカルだけど、苦手な人は要注意。
文字数 170,075 最終更新日 2025.05.27 登録日 2025.04.21
200 stay
青春 連載中 短編
若い日本人女性、絵美里の物語を描いています。彼女は富豪の家でメイドとして働くことになり、最初の仕事として、特定の髪型「襟足をスッキリと刈り上げたボブ」にすることを求められます。緊張しながらも、絵美里は新しい生活に一歩を踏み出します。 彼女は豪華な邸宅で勤勉に働き、新しい役割に徐々に慣れていきます。しかし、彼女の習熟と自信が、やがて彼女を思わぬ過ちへと導きます。絵美里は誤って価値の高い食器を割ってしまい、このミスにより主人から厳しい罰を受けることになります。 罰として、彼女は髪を剃らなければならなくなり、理容室で頭を丸めることになります。この過程を通じて、絵美里は内面的な変化を経験します。彼女は自分の過ちを受け入れ、新しい自分を見つけることで、より強く、成熟した人間に成長します。 最終章では、絵美里は新たな自信と受け入れを持って、彼女の責任と役割を全うします。彼女は邸宅での仕事を続け、自分の過去のミスを乗り越え、新しい未来に向かって歩み始めます。
文字数 13,510 最終更新日 2024.02.10 登録日 2023.11.15
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