あやかし小説一覧
「妖の調伏には因果と真名が必要」
時は平安。
養父である叔父の家の跡取りとして養子となり男装をして暮らしていた少女―暁。
散財癖のある叔父の代わりに生活を支えるため、女であることを隠したまま陰陽師見習いとして陰陽寮で働くことになる。
働き始めてしばらくたったある日、暁にの元にある事件が舞い込む。
人体自然発火焼死事件―
発見されたのは身元不明の焼死体。不思議なことに体は身元が分からないほど黒く焼けているのに
着衣は全く燃えていないというものだった。
この事件を解決するよう命が下り事件解決のため動き出す暁。
この怪異は妖の仕業か…それとも人為的なものか…
妖が生まれる心の因果を暁の推理と陰陽師の力で紐解いていく。
※「女だけど男装して陰陽師してます!―只今、陰陽師修行中‼―」
(https://www.alphapolis.co.jp/mypage/content/detail/892377141)
の第2弾となります。
※単品でも楽しんでいただけますが、お時間と興味がありましたら第1作も読んでいただけると嬉しいです
※ノベルアップ+でも掲載しています
※表紙イラスト:雨神あきら様
文字数 197,164
最終更新日 2024.05.01
登録日 2022.12.30
素肌を伝う舌。触れる唇と吐息。
「お前を癒やせるのは私しかいない」
美しき獣が放つ低い声音。
「赦せ……」
乞う必要のない赦し。
受けるは、穢れなき、この身──だから、私が選ばれた?
【中世の日本によく似た異世界を舞台にした和風ファンタジー】
* * *
幻想的で素敵な表紙絵は黒冴様[link:crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNkS1vLRxSrgt3PkjfWqhRWPI1]に描いていただきました!
他サイトにも掲載していますが、こちら加筆修正したものを投稿しています。
アルファポリスさんのみのエピソードも追加予定。
文字数 114,490
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.17
とある事件により心を閉ざす若き皇帝は、美しくも奇妙な妃を迎える。君を愛するつもりはないと言い放つ彼に、妃は「代わりに、怨霊や呪いの影があればすぐに教えるように」と条件を出す。その言葉通り妃は、皇帝を襲う怨霊を不思議な呪術で退治してみせた。
妃は何者なのか。彼女はなぜ、不思議な力を持つのか。
掴みどころのない妃に徐々に惹かれながら調べるうちに、謎は千年前に呪いを撒き散らした大妖狐へと繋がっていく--
中華風ファンタジー世界の、謎多き妃×傷を抱えた皇帝のオカルトミステリー!
文字数 100,062
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.02.02
とあるノスタルジックなアーケード商店街にある、小さな便利屋『ブルーヘブン』。
店主の天さんは、実は天狗だ。
もちろん人間のふりをして生きているが、なぜか問題を抱えた人々が、吸い寄せられるようにやってくる。
「どんな依頼も、断らないのがモットーだからな」と言いつつ、今日も誰かを救うのだ。
神通力に、羽団扇。高下駄に……時々伸びる鼻。
仲間にも、実は大妖怪がいたりして。
コワモテ大天狗、妖怪チート!?で、世直しにいざ参らん!
(あ、いえ、ただの便利屋です。)
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ほっこり・じんわり大賞エントリー作品です。
カクヨムとノベプラにも掲載しています。
文字数 116,264
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.30
文字数 10,558
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.27
虐げられた無能の姉は、あやかし統領に溺愛されています
レンタル有り【書籍化、決定しました!発売中です。ありがとうございます! 】←new
【「第6回キャラ文芸大賞」大賞と読者賞をw受賞いたしました。読んでくださった方、応援してくださった方のおかげです。ありがとうございます】
【本編完結しました!ありがとうございます】
初音は、あやかし使いの名門・西園寺家の長女。西園寺家はあやかしを従える術を操ることで、大統国でも有数の名家として名を馳せている。
けれど初音はあやかしを見ることはできるものの、彼らを従えるための術がなにも使えないため「無能」の娘として虐げられていた。優秀な妹・華代とは同じ名門女学校に通うものの、そこでも家での待遇の差が明白であるため、遠巻きにされている。
けれどある日、あやかしたちの統領である高雄が初音の前にあらわれ、彼女に愛をささやくが……。
文字数 302,708
最終更新日 2024.01.10
登録日 2022.12.31
両親を亡くし、たった一人の兄と二人暮らしをしている椎名巫寿(15)は、高校受験の日、兄・祝寿が何者かに襲われて意識不明の重体になったことを知らされる。
病院へ駆け付けた帰り道、巫寿も背後から迫り来る何かに気がつく。
二人を狙ったのは、妖と呼ばれる異形であった。
「私の娘に、近付くな。」
妖に襲われた巫寿を助けたのは、後見人を名乗る男。
「もし巫寿が本当に、自分の身に何が起きたのか知りたいと思うのなら、神役修詞高等学校へ行くべきだ。巫寿の兄さんや父さん母さんが学んだ場所だ」
神役修詞高等学校、そこは神役────神社に仕える巫女神主を育てる学校だった。
「ここはね、ちょっと不思議な力がある子供たちを、神主と巫女に育てるちょっと不思議な学校だよ。あはは、面白いよね〜」
そこで出会う新しい仲間たち。
そして巫寿は自分の運命について知ることとなる────。
学園ファンタジーいざ開幕。
▼参考文献
菅田正昭『面白いほどよくわかる 神道のすべて』日本文芸社
大宮司郎『古神道行法秘伝』ビイングネットプレス
櫻井治男『神社入門』幻冬舎
仙岳坊那沙『呪い完全マニュアル』国書刊行会
豊嶋泰國『憑物呪法全書』原書房
豊嶋泰國『日本呪術全書』原書房
西牟田崇生『平成新編 祝詞事典 (増補改訂版)』戎光祥出版
文字数 686,127
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.12.01
\2024/3/11 3巻(完結巻)出荷しました/
\1巻2巻番外編ストーリー公開中です/
【アルファポリス文庫さまより刊行】
【第3回キャラ文芸大賞 特別賞受賞】
―薬膳ドリンクとあやかしの力で、貴方のお悩みを解決します―
生真面目な26歳OLの桜良日鞠。ある日、長年続いた激務によって退職を余儀なくされてしまう。
行き場を失った日鞠が選んだ行き先は、幼少時代を過ごした北の大地・北海道。
昔過ごした街を探す日鞠は、薬膳カフェを営む大神孝太朗と出逢う。
ところがこの男、実は大きな秘密があって――?
あやかし×薬膳ドリンク×人助け!?
不可思議な生き物が出入りするカフェで巻き起こる、ミニラブ&ミニ事件ストーリー。
文字数 428,515
最終更新日 2024.03.13
登録日 2019.12.10
現代日本と不釣り合いなとある山奥には、神社を中心とする妖討伐の一族が暮らす村があった。その一族を率いる櫛田八早月(くしだ やよい)は、わずか八歳で跡目を継いだ神職の巫(かんなぎ)である。その八早月はこの春いよいよ中学生となり少し離れた町の中学校へ通うことになった。
妖退治と変わった風習に囲まれ育った八早月は、初めて体験する普通の生活を想像し胸を高鳴らせていた。きっと今まで見たこともないものや未体験なこと、知らないことにも沢山触れるに違いないと。
この物語は、ちょっと変わった幼少期を経て中学生になった少女の、非日常的な日常を中心とした体験を綴ったものです。一体どんな日々が待ち受けているのでしょう。
※外伝
・限界集落で暮らす専業主婦のお仕事は『今も』あやかし退治なのです
https://www.alphapolis.co.jp/novel/398438394/874873298
※当作品は完全なフィクションです。
登場する人物、地名、、法人名、行事名、その他すべての固有名詞は創作物ですので、もし同名な人や物が有り迷惑である場合はご連絡ください。
事前に実在のものと被らないか調べてはおりますが完全とは言い切れません。
当然各地の伝統文化や催事などを貶める意図もございませんが、万一似通ったものがあり問題だとお感じになられた場合はご容赦ください。
文字数 376,924
最終更新日 2024.05.02
登録日 2023.12.28
中学生・湖川夏雄は地域猫を大事にしている陣池という集落に住んでいる。
ことのほか仲の良かったハルという猫がいなくなってしまい、探しているのだが、なかなか見つからない。
業を煮やした夏雄は稲荷にお百度を踏み「ハルを見つけてください!(大意)」と頼むのだが何故か猫の言葉がわかるようになってしまった。
その内ハルは勝手に帰ってくるし、いつまでも猫と会話も出来る。
なんとかしてこの特殊能力? を失くしてしまいたい夏雄は相談出来そうな人物を思い出したのだが……。
肩の力を抜いて読める物語を目指しました。
※同じ作品をNOVEL DAYS様、エブリスタ様、カクヨム様、ステキブンゲイ様、monogatary.com様、ノベルアップ+様、小説家になろう様 テラーノベル様で公開しています。
表紙画像 フリー素材ぱくたそ「www.pakutaso.com」
Photo by すしぱく様 http://www.susi-paku.com/
文字数 11,086
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.22
傾向:
独占欲鬼強執着系天才弟攻め、僻みっぽい努力家兄受け、近親相姦、監禁調教、かけひき、ハッピーエンド
BL大賞参加してます。
どうぞ応援よろしくお願いします!
[あらすじ]
人の社会に紛れて暮らしている妖狐一族は、代々本家の優れた直系男子を当主に掲げて結束を保っている。
アカオはその当主の長子として、将来の当主に相応しくあるべく勉学に励み品行方正に生きてきた。
しかし心の奥では自分より遥かに優秀な弟のトキノに対する複雑な感情が渦巻いている。
それでもアカオは弟と表面上は仲良く大学生活を送っていた。
ある日当主である父が急逝し、遺言で当主に指名されたのはトキノだった。
打ちのめされたアカオは、これからは自分の人生を送ろうと家を捨てる決意をして就職先を海外に変更する。
その事をトキノに告げた途端トキノの態度が急変。
違和感を持ちながらもその日は眠り、朝目覚めたら寝ていたベッドに拘束された自分と自分を見下ろすトキノがいた。
文字数 59,124
最終更新日 2023.11.26
登録日 2023.10.31
半妖のいもうと
レンタル有り☆第五回キャラ文芸大賞『家族賞』受賞しました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。
初めて会った幼い妹は、どう見ても人間ではありませんでした……。
中学生の時に母を亡くした女子高生の杏菜は、心にぽっかりと穴が空いたまま父親の山彦とふたりで暮していた。しかしある日、父親が小さな女の子を連れてくる。
「実はその、この子は杏菜の妹なんだ」
「よ、よろしくおねがい、しましゅ……」
おびえた目をした幼女は、半分血が繋がった杏菜の妹だという。妹の頭には銀色の角が二本、口元には小さな牙がある。どう見ても、人間ではない。小さな妹の母親はあやかしだったのだ。「娘をどうか頼みます」という遺言を残し、この世から消えてしまったという。突然あらわれた半妖の妹にとまどいながら、やむなく面倒をみることになった杏菜。しかし自分を姉と慕う幼い妹の存在に、少しずつ心が安らぎ、満たされていくのを感じるのだった。これはちょっと複雑な事情を抱えた家族の、心温まる絆と愛の物語。
文字数 238,910
最終更新日 2024.04.10
登録日 2021.07.31
私、三浦由衣二十五歳。
付き合っていた筈の会社の先輩が、突然結婚発表をして大ショック。
不本意ながら、そのお祝いの会に出席した帰り、家の近くの神社に立ち寄ったの。
お稲荷様の赤い鳥居を何本も通って、お参りした後に向かった先は小さな狐さんの像。
狛犬さんの様な大きな二体の狐の像の近くに、ひっそりと鎮座している小さな狐の像に愚痴を聞いてもらった私は、うっかりそこで眠ってしまったみたい。
気がついたら知らない場所で二つ折りした座蒲団を枕に眠ってた。
慌てて飛び起きたら、袴姿の男の人がアツアツのうどんの丼を差し出してきた。
え、食べていいの?
おいしい、これ、おいしいよ。
泣きながら食べて、熱燗も頂いて。
満足したらまた眠っちゃった。
神社の管理として、夜にだけここに居るという紺さんに、またいらっしゃいと見送られ帰った私は、家の前に立つ人影に首を傾げた。
文字数 82,714
最終更新日 2024.04.29
登録日 2019.12.30
まことしやかに囁かれる噂。
寂れた田舎町の路地裏迷路の何処かに、人ならざる異形の存在達が営む喫茶店が在るという。
店の入口は心の隙間。人の弱さを喰らう店。
そこへ招かれてしまう難儀な定めを持った彼ら彼女ら。
様々な事情から世の道理を逸しかけた人々。
それまでとは異なるものに成りたい人々。
人間であることを止めようとする人々。
曰く、その喫茶店では【特別メニュー】として御客様のあらゆる全てを対価に、今とは別の生き方を提供してくれると噂される。それは……もしも、あるいは、たとえばと。誰しもが持つ理想願望の禊。人が人であるがゆえに必要とされる祓。自分自身を省みて現下で踏み止まるか、何かを願いメニューを頼んでしまうのか、全ては御客様本人しだい。……そう。よくよく吟味し、見定めてくださいませ。結果の救済破滅は御客しだい。旨いも不味いも存じ上げませぬ。
それでも『良い』と嘯くならば……。
さぁ今宵、是非お越し下さいませ。
※注意点として、メニューの返品や交換はお受けしておりませんので悪しからず。
※この作品は【小説家になろう】さん【カクヨム】さんにも同時投稿しております。 ©️2022 I'm who?
文字数 137,227
最終更新日 2024.04.30
登録日 2022.09.17
母親に結婚をせっつかれている主人公、真琴。
一人前の料理人になるべく、天王寺の割烹で修行している。
ある日また母親にうるさく言われ、たわむれに観音さまに良縁を願うと、それがきっかけとなり、白狐のあやかしである雅玖と結婚することになってしまう。
そして5体のあやかしの子を預かり、5つ子として育てることになる。
真琴の夢を知った雅玖は、真琴のために和カフェを建ててくれた。真琴は昼は人間相手に、夜には子どもたちに会いに来るあやかし相手に切り盛りする。
しかし、子どもたちには、ある秘密があるのだった。
家族の行く末は、一体どこにたどり着くのだろうか。
文字数 127,104
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.11.27
第4回キャラ文芸大賞あやかし賞受賞作。
2024年2月15日書下ろし3巻を刊行しました!
親を亡くしたばかりの小春は、ある日、迷い込んだ黒松の林で美しい狐の嫁入りを目撃する。ところが、人間の小春を見咎めた花嫁が怒りだし、突如破談になってしまった。慌てて逃げ帰った小春だけれど、そこには厄介な親戚と――狐の花婿がいて? 尾崎玄湖と名乗った男は、借金を盾に身売りを迫る親戚から助ける代わりに、三ヶ月だけ小春に玄湖の妻のフリをするよう提案してくるが……!? 妖だらけの不思議な屋敷で、かりそめ夫婦が紡ぎ合う優しくて切ない想いの行方とは――
文字数 435,703
最終更新日 2024.02.18
登録日 2020.12.28
会社員の加奈は忙しない都会に愛想を尽かし、古都鎌倉へと引っ越す。
しかしスローライフの夢は儚くも破れ、通勤地獄でぐったりする毎日。
気晴らしにカメラを持って出かけた先で、和田塚写真館のイケメン若店主と出会う。
そこで鎌倉に潜むあやかしの存在を知り、なぜか店主とともに退治するはめとなってしまう。
文字数 90,051
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
動乱を経て世は変わり、時代は明治。
眞宮子爵の令嬢である奏子は、人々に淑やかで美しい理想の令嬢と言われながらもある秘密を抱えていた。
それは、巷で流行する恋愛小説の作者『槿花』であると言う事。
名家の令嬢が作家をしている事がわかれば騒動どころではない。それ故に必死に綴る情熱と滾る妄想を抑え、令嬢らしからぬ素に特大の猫を被っていた。
何れ婿を迎える為に、何時か書けなくなる時が来るのを諦めながら居たある日のこと。
夜会にて出会う憧れの美男美女が、ある出来事から千年を生きる天狐の姉弟であると知ってしまう。
姉は奏子の小説のファンであると言い、奏子が何れ執筆できなくなる日が来ることを知ると、何と弟を婿として差し出すと言う。
弟は嫌がっているし冗談と思っていたものの、気が付けば祝言の日を迎える事になっていた……。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。
文字数 141,265
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.03.20
神代の時代から、人は守り神と共に生きてきた。人は守り神を信仰し、奉ることで様々な加護を得る。守り神は人々の信仰を糧とし、代わりに富や名声、時には人ならざる能力までも与えてくれた。
豪商、羽立野(はたての)家の娘三葉(みつば)は妾の子として空気扱いされていた。どうせ数年後には父の道具として政略結婚させられるのだろうと人生を諦めていた時、兄の明興(ともあき)が公の場で「婚約破棄」をやらかしてしまう。その上、婚約者である蛇頭江奈(じゃとうえな)には「妾になれ」とまで告げる傍若無人ぶり。
呆れ果てた三葉は空気である立場を最大限利用して、羽立野家から逃亡し見知らぬ家で女中として働き始めた。……はずなのに、何故か当主の弘城(ひろき)から「婚約者」認定されてしまう。これから私、どうなるの?
異世界、なんちゃって大正時代風のあやかし譚。
文字数 9,620
最終更新日 2024.01.14
登録日 2023.12.25
文字数 36,265
最終更新日 2023.08.22
登録日 2023.07.24
大正時代―――和菓子屋『千年屋(ちとせや)』
千年続くようにと祖父が願いをこめ、開業した和菓子屋だ。
孫の俺は千年屋を継いで只今営業中(仮)
和菓子の腕は悪くない、美味しいと評判の店。
だが、『千年屋安海(ちとせや やすみ)』の名前が悪かったのか、気まぐれにしか働かない無気力店主。
あー……これは名前が悪かったな。
「いや、働けよ」
「そーだよー。潰れちゃうよー!」
そうやって俺を非難するのは幼馴染の有浄(ありきよ)と兎々子(ととこ)。
神社の神主で自称陰陽師、ちょっと鈍臭い洋食屋の娘の幼馴染み二人。
常連客より足しげく通ってくる。
だが、この二人がクセモノで。
こいつらが連れてくる客といえば―――人間ではなかった。
コメディ 時々 和風ファンタジー
※表紙絵はいただきものです。
文字数 182,512
最終更新日 2022.02.28
登録日 2021.12.30
明治初頭、城之内伯爵家に生まれた待望の嫡男はお狐様が生ませた子どもであった。
それから150年……父と祖父の言われるがままに見合いをしていた城之内澪(じょうのうち みお)の前に現れたのは、花嫁を探し求めてやってきたお狐様の化身・神代護(かみしろ まもる)
150年前の約束を果たしにきたと言って、神代は澪を花嫁として連れ帰るが……。
あやかしとの恋愛小説が読んでみたいとのリクエストをいただいて初挑戦してみましたが、如何せんあやかしが出てくる小説をあまり読んだことがなく……うまく書けてなかったらすみません(汗)
なんとかハッピーエンドにできたと思います。
R18シーンがあるので※つけてます。
文字数 13,540
最終更新日 2024.02.19
登録日 2022.09.23
世間一般的に、ブラック企業と呼ばれる会社で、1ヶ月以上も休み無く働かされていた鈴夏静華《りんかしずか》は、パソコンに届いた一通のメールにより、田舎にある実家へと戻る。
そこには、三歳の日向翔《ひなたかける》と、幼なじみである詩想奏多《しそうかなた》がおり、静華は二人によりお散歩へと繰り出される。
その先で出会ったのは、翔くらいの身長である銀髪の少年、弥狐《やこ》。
昔、人間では無いモノ──あやかしを見る方法の一つとして"狐の窓"という噂があった。
静華はその話を思い出し、異様な空気を纏っている弥狐を狐の窓から覗き見ると、そこにはただの少年ではなく、狐のあやかしが映り込む──……
心疲れた人に送る、ほのぼのだけどちょっと不思議な物語。
文字数 12,663
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.30
女子大生でレズの栗花が義弟の吾郎を相手に、ロリ顔貧乳な従妹・四穂を奪い合うことになる。狙ったロリ系処女は必ず落とすと云われているスーパーレズロリアン・栗花が勝つのか。それとも生涯性欲150%と云う祟りを受けているナメッコ星人・吾郎が勝つのか――今日もまた熾烈なエロバトルがエッチなピンク色の火花を散らす。
そんな俗世間の些事と並行して、国会議事堂から全国へビッグバン級に大拡散する都市伝説〈新妖怪ワリメ〉が発端となり、ジャパンを真っ2つに分断するような大論争が勃発。元来は冷静な性質が売りであるはずのジャパニーズ・1億2千万人がこぞって熱くなるのだ。
(補足事項)
本小説内の人物・団体・国・政党・会社・事件・番組・都市伝説・妖怪などはすべて架空のものです。
文字数 130,184
最終更新日 2022.06.07
登録日 2021.08.19
父と母を続けて亡くした二十三歳の結子。母との夢、古民家で「小さなドーナツ屋さん」を開くために南大阪の神ノ郷村にやってきた。
孤独な結子の側には正体不明、人型の付喪神、ツクモ君がいてくれた。ツクモ君は「話さない、顔を見せない」を貫き「顔ナシ様」と恐れられる存在。でも、なぜか結子には優しい奇妙なあやかしだ。
物言わぬツクモ君と共に始めた小さなドーナツ屋さんだが、結子がある事をしてしまったためにお客が一人も来ない窮地に立たされてしまうことになり──!?
「まーるいドーナツ、まーるいご縁」を合言葉に、小さな村の小さなドーナツ屋にやってくる付喪神と村人との出会いと別れ、繋がり続けるまるい縁を描く。
涙と笑顔、物言わぬ小さな恋を添えて。まーるいあやかし物語。
文字数 120,826
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.19
【本編完結済み】【第五章(番外)更新中】時は大正五十年。高圓寺家の妾の子である時生は、本妻とその息子に苛め抜かれて育つ。元々高圓寺家は見鬼や先見の力を持つ者が多いのだが、時生はそれも持たない。そしてついに家から追い出され、野垂れ死にしかけていたところ、通りかかった帝国軍人の礼瀬偲が助けてくれた。話を聞いた礼瀬は、丁度子守りをしてくれる者を探しているという。時生は、礼瀬の息子・澪の面倒を見ることを条件に礼瀬の家で暮らすこととなる。軍において、あやかし対策部隊の副隊長をしている礼瀬はとても多忙で、特に近年は西洋から入ってくるあやかしの対策が大変だと零している。※架空の大正×あやかし(+ちょっとだけ子育て)のお話です。キャラ文芸大賞で奨励賞を頂戴しました。応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!
文字数 131,282
最終更新日 2024.04.24
登録日 2023.12.08
【完結】あやかし達にだって困りごとはあるんです。それを解決するのはあやかし相談事務所の面々。スーツを着こなし飄々と胡散臭い男、宮下(自称あやかし)と、無愛想でなにを考えているのかわからない青年、朱音(自称あやかし)。そして彼らに無理やり巻き込まれたのは平凡な大学生、優斗(人間)。え、その困りごと僕が解決するんですか? 僕には荷が重いです!
文字数 102,022
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.06.08
古くから続く葛城家の長女ハナは、17歳となる日にある儀式へと向かった。
一言主神の末裔である葛城家に、百年に一人だけ生まれる女児。
それがハナだ。
ハナには一言主神がもつ霊力が宿っている。
しかし、その霊力を使うためには一言主神からの直接指導が必要なのだ。
自由人である一言主神は、末裔であるハナを慈しみつつも揶揄って遊ぶ。
古来からの約束通り修行の日々を送るハナと一言主神のもとに、今日も神々が相談に来る。
八百万の神々にも可愛がられ、生まれ持つ霊力を開花させたハナは、悪しき神に立ち向かう。
R指定は保険です。
他のサイトにも掲載しています。
表紙の写真は『写真AC』様よりダウンロードしました。
文字数 85,386
最終更新日 2024.01.22
登録日 2023.12.14
美形の男性と自分が知り合うことはないと花宮珠紀は思っていたが、ある日を境にして気づけば、あやかしのシッターとして奮闘しながら、美形に囲まれて生活するとは、夢にも思っていなかった。
全23話。
文字数 18,340
最終更新日 2024.01.22
登録日 2023.12.31
『物の想いをお書きいたします』 紅茶の香りに包まれたブックカフェ、物書き屋。物の想いを本にするという店主の柳は、大家の桜子と共に日々執筆の依頼を受ける。 この二人は人ではなく”付喪神” 人も、付喪神も訪れるそこでは、物を巡る出来事が起こる――
文字数 92,659
最終更新日 2022.12.14
登録日 2022.11.30
白蛇の花嫁
レンタル有り戦乱の世。領主の娘として生まれた睡蓮は、戦で瀕死の重傷を負った兄を助けるため、白蛇の嫁になると誓う。おかげで兄の命は助かったものの、睡蓮は異形の姿となってしまった。そんな睡蓮を家族は疎み、迫害する。唯一、睡蓮を変わらず可愛がっている兄は、彼女を心配して狼の妖を護りにつけてくれた。狼とひっそりと暮らす睡蓮だが、日照りが続いたある日、生贄に選ばれてしまう。兄と狼に説得されて逃げ出すが、次々と危険な目に遭い、その度に悲しい目をした狼鬼が現れ、彼女を助けてくれて……
文字数 133,622
最終更新日 2023.03.15
登録日 2023.03.15
【完結しました】【キャラ文芸大賞応援ありがとうございましたm(_ _)m】
妖の王の血を引く坂田琥太郎は、高校入学時に一人の美少女と出会う。彼女もまた、人ならざる者だった。一家惨殺された過去を持つ琥太郎は、妖刀童子切安綱を手に、怨敵の土御門翠流とその式神、七鬼衆に復讐を誓う。数奇な運命を辿る琥太郎のもとに集ったのは、学園で出会う陰陽師や妖達だった。
現代あやかし陰陽譚、開幕!
キャラ文芸大賞参加します!皆様、何卒応援宜しくお願いいたしますm(_ _)m投票、お気に入りが励みになります。
著者Twitter
https://twitter.com/@hiratakenameko7
文字数 72,572
最終更新日 2024.01.27
登録日 2023.12.31
廃業寸前だった小晴の飴細工店を救ったのは、突然現れた神様だった。
「ずっと傍にいたい。番になってほしい」
そう言い出したのは土地神である白蛇神、紫苑。
人外から狙われやすい小晴は、紫苑との一方的な婚約関係を結ばれてしまう。
紫苑は人間社会に疎いながらも、小晴の抱えていた問題である廃業寸前の店を救い、人間関係などのもめ事なども、小晴を支え、寄り添っていく。
小晴からのご褒美である飴細工や、触れ合いに無邪気に喜ぶ。
異種族による捉え方の違いもありすれ違い、人外関係のトラブルに巻き込まれてしまうのだが……。
白蛇神(土地神で有り、白銀財閥の御曹司の地位を持つ)
紫苑
×
廃業寸前!五代目飴細工店覡の店長(天才飴細工職人)
柳沢小晴
「私にも怖いものが、失いたくないと思うものができた」
「小晴。早く私と同じ所まで落ちてきてくれるといいのだけれど」
溺愛×シンデレラストーリー
#小説なろう、ベリーズカフェにも投稿していますが、そちらはリメイク前のです。
文字数 123,736
最終更新日 2024.01.28
登録日 2023.12.08