【完結】蓬莱の鏡〜若返ったおっさんが異世界転移して狐人に救われてから色々とありまして〜

二〇二一年初夏六月末早朝。

蝉の声で目覚めたカガミ・ユーゴは加齢で衰えた体の痛みに苦しみながら瞼を上げる。待っていたのは虚構のような現実。

呼吸をする度にコポコポとまるで水中にいるかのような泡が生じ、天井へと向かっていく。

泡を追って視線を上げた先には水面らしきものがあった。

ユーゴは逡巡しながらも水面に手を伸ばすのだが――。

おっさん若返り異世界ファンタジーです。

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