大賢者様の聖図書館

「堀川梨里さん。僕の図書館で、館長である僕の秘書をしてもらえませんか?」  

勤めていた古本屋が閉店してしまい、職を失った梨里。
次の仕事が見つからないままある日訪れたカフェで、古本屋の常連・焔と会う。
笑顔で告げられた言葉はとても有り難いけれど、勤務先はまさかの異世界?!  

毎朝異世界に出勤して、好きなときに元の世界に帰ってくる。
そんな自由気ままな生活は、果たして平和に過ぎてゆくのでしょうか。
「本が好き」――ただそれだけでぼんやりと毎日を過ごしていた梨里は、異世界で「誇り高い孤高のお嬢様」や、「伝えられない想いを抱えた青年」や、「高飛車で世間知らずな少年」達と出会い、悩み、そして恋をして、一歩ずつゆっくりと成長していきます。  

踏み出す勇気。  

それを手に入れた時、やっと顔を上げて前へ進んでいける。  

本にしか興味のない大賢者様と、その秘書として働く主人公の優しい恋愛ファンタジー。

「ようこそ、ここは国立大図書館リブラリカ。異世界一の蔵書を誇る、僕と君のための聖域だ」

※小説家になろうにて、最新第4章連載中です。
24h.ポイント 7pt
5
小説 33,475 位 / 184,699件 ファンタジー 5,148 位 / 42,485件